Yamaha Network Organizer (YNO) 操作マニュアル

$Date: 2017/06/06 06:49:18 $


概要

本サービスは、ご利用いただいているヤマハネットワーク機器をクラウド上で監視・管理することのできる統合管理環境をご提供するサービスです。本文書中では、Yamaha Network Organizerを便宜上YNOと呼びます。

YNOでは、管理対象となるヤマハネットワーク機器をYNOエージェント、クラウド上の管理サーバーをYNOマネージャーと呼びます。YNOマネージャーは、YNOエージェントの情報を収集したり 、設定変更やコマンド実行などの制御命令を管理対象機器に送信することができます。また、YNOマネージャーはネットワーク機器の管理者であるお客様に対し、ウェブインターフェースを提供します。ネットワーク管理者は、YNOのサイトにログインすることで、管理対象機器の状態を確認したり、設定変更等の操作を行うことができます。


本文書の目的

本文書では、これからYNOを利用してネットワーク機器の管理を開始するにあたり、基本となる操作手順について説明します。記載の文言やスクリーンショットにおいては、予告なく変更となることがありますのであらかじめご了承ください。


用語

名称 説明
YNO 本サービスをあらわします。
YNOマネージャー ヤマハネットワーク機器を管理・監視するクラウド上のサーバーです。
YNOエージェント 管理対象となるヤマハネットワーク機器です。
ライセンス YNOのご利用にはライセンスの購入が必要です。ご購入いただいたライセンス数が、YNOで管理できるYNOエージェントの台数となります。
オペレーターID 機器やユーザーの管理権限をもつアカウントのIDです。
ユーザーID 機器情報の閲覧権限のみをもつアカウントのIDです。
アクセスコード YNOマネージャーとYNOエージェント間の認証コードです。
ジョブ

YNOがYNOエージェントに対して行う作業のことです。

以下の機能はジョブを利用しています。

  • コマンド実行
  • ファームウェア更新
  • アクセスコード変更
  • CONFIGバックアップ
  • CONFIG適用
MFA

多要素認証(Multi-Factor Authentication)の略称です。

利用者の本人認証時に複数の要素を用いて確認します。

YNOではTOTP (Time-Based One-Time Password) 方式を使用した二要素認証を採用しています。


対応機種

機種 リビジョン
NVR510 Rev.15.01.06以降
NVR700W Rev.15.00.07以降
RTX1210 Rev.14.01.14以降
FWX120 Rev.11.03.22以降
RTX810 Rev.11.01.28以降

利用環境

推奨 Web ブラウザー

下記の Webブラウザーでのご利用を推奨します。

Web ブラウザー OS
Internet Explorer 11 Windows
Google Chrome
Mozilla Firefox

YNO操作手順

YNOをご利用になる前に

YNOのご利用を始める前に、管理したい機器の台数分のライセンスをご購入いただく必要があります。

初回ライセンスご購入時には、YNOのGUIにログインするためのオペレーターアカウントを発行いたします。

ライセンスのご購入に関しましては、ヤマハネットワーク製品販売店にお問い合わせください。

アカウントの種類について

YNOでは権限の異なる2種類のアカウントを利用することができます。

オペレーターは機器をユーザーに割り当てることで、ユーザーに特定の機器に絞って情報を見せることができます。
例えば、SIer(オペレーター)が、エンドユーザーの機器情報をエンドユーザーのシステム担当者(ユーザー)と共有することで、 異常発生時の検知、対応をスムーズに行うことができます。

オペレーターユーザー相関図

YNOの使用を開始する

YNOにログインする

  1. ブラウザで以下のURLにアクセスします。
    https://yno.netvolante.jp/
  2. 「ログイン」画面で、オペレーターIDとログインパスワードを入力し「ログイン」ボタンを押します。
    ユーザーIDでログインする場合は、ユーザーIDとオペレーターID、ログインパスワードを入力します。
    YNOにログインする_ログイン画面
  3. 認証に成功すると、「ダッシュボード」が表示されます。
    YNOにログインする_ダッシュボード
    管理対象機器の欄に、(現在のライセンス使用数)/(現在のライセンス保有数)が記載されています。
    現在のライセンス使用数と保有数が一致している場合には、これ以上新しい機器を管理対象とすることはできません。
    初めてログインした直後は画面上部に「アクセスコードが設定されていません。」とメッセージが表示されます。
    アクセスコードは、オペレーターIDと管理対象機器であるYNOエージェントを関連付けるために設定します。

アクセスコードを設定する

YNOエージェントとオペレーターIDの関連付けのため、アクセスコードを設定します。

まずYNOマネージャーで、アクセスコードを設定し、続いて機器のCONFIGにアクセスコードの設定を投入します。

機器から送信されたオペレーターIDとアクセスコードによる認証に成功すると、当該オペレーターの管理対象となります。

YNOマネージャーのアクセスコードを設定する
  1. サイドメニューの「機器管理」 -> 「アクセスコード」を選択すると、「アクセスコード」画面が開きます。
  2. 「設定」ボタンを押すと、「アクセスコード設定」画面が開きます。
    アクセスコードを設定する_アクセスコード画面
  3. アクセスコードを入力して「確認」ボタンを押します。
    アクセスコードを設定する_設定画面
    ご注意
    アクセスコードには次の制限があります。
  4. 「確定」ボタンを押して、サーバーにアクセスコードを登録します。
    アクセスコードを設定する_確定画面
YNOエージェントを設定する
  1. YNOの管理対象となる機器に以下の設定を投入します。
    # yno use on
    # yno access code OPERATOR_ID ACCESS_CODE
    

管理対象となっていることを確認する

YNOエージェントの設定が完了すると、自動的にYNOエージェントがYNOマネージャーに接続に行きます。オペレーターIDとアクセスコードによる認証が完了すると、「ダッシュボード」の管理対象機器やステータス一覧で管理対象となっているYNOエージェントの台数が確認できます。

管理対象となっていることを確認する_ダッシュボード

アクセスコードの設定が完了しても「ダッシュボード」の表示が変わらない場合、YNOマネージャーで設定したアクセスコードとYNOエージェントに設定されたアクセスコードが一致しているか、YNOエージェントはYNOクラウドサーバーへの到達性があるかなどを確認してください。

ログインセキュリティーを強化する

ログイン時のセキュリティーを高めるため、スマートデバイスを利用したMFA(多要素認証)を利用することができます。YNOご利用の環境にスマートデバイスを持ち込めないなど、特別の事情がない限りはMFAを有効にしセキュリティーを高めることをお勧めします。

MFA(多要素認証)とは

ログイン時に通常のIDとパスワードに加え、MFAコードを使用してログインすることで認証の安全性を高めます。

MFAコードはスマートデバイス上の認証アプリケーションを使用して表示させることができます。

YNOでは「Google Authenticator (Google 認証システム)」に対応しています。

MFA(多要素認証)を有効にする
  1. サイドメニューの「アカウント管理」 -> 「マイアカウント」の「編集」を選択すると、「アカウント管理」画面が開きます。
  2. 「アカウント管理」画面で、一番下の「MFA(多要素認証)」にチェックを入れてください。
    MFAを有効にする_アカウント管理画面
  3. 表示されたポップアップ画面にYNOへのログインパスワードを入力し「次へ」ボタンを押してください。
    MFAを有効にする_アカウント管理確認画面
  4. スマートデバイスにインストールされた認証アプリケーションを起動します。
  5. 認証アプリケーションを利用し、画面に表示されたバーコードをスキャンします。
    MFAを有効にする_バーコード表示画面
  6. 認証アプリケーションに表示されるMFAコード(6桁の数字)をフィールドへ入力し、「次へ」ボタンを押してください。
  7. プロフィールの変更を確認するポップアップが表示されるので、「確定」ボタンを押してください。
    スマートデバイスによる多要素認証が設定されます。
    次回以降のログイン時には、ログインIDとログインパスワードの入力後に、MFAコードを入力するフィールドが表示されます。
MFAを利用してログインする
  1. MFAを利用しないログインと同様に、ブラウザで以下のURLにアクセスします。
    https://yno.netvolante.jp/
  2. 「ログイン」画面で、オペレーターIDとログインパスワードを入力し「ログイン」ボタンを押すと、「MFAコード入力」画面が表示されます。
  3. スマートデバイスにインストールされた認証アプリケーションを起動します。
  4. 認証アプリケーションに表示されるMFAコード(6桁の数字)を、「MFAコード入力」画面のフィールドに入力します
    MFAを利用してログインする_ログイン画面
  5. 「送信」ボタンを押し、認証に成功すると「ダッシュボード」が表示されます。

機器の管理をする

機器一覧を確認する

サイドメニューから「機器管理」 -> 「機器一覧」を選択すると、「機器一覧」画面に現在管理対象となっている機器の一覧が表示されます。

機器一覧を確認する_機器一覧画面

「機器一覧」では、コマンド実行やCONFIGのバックアップ、ファームウウェア更新などの操作を複数の機器に対してまとめて実行ができます。

また、機器一覧テーブルの右端にあるアイコン( 機器一覧を確認する_詳細表示アイコン )を押すと別ウィンドウが開き、機器個別の詳細情報を表示することができます。

機器の説明を設定する

管理対象となる機器のCONFIGに以下のような設定を投入します。

# description yno "device01"

description yno コマンドを使用して、YNOの管理対象となる機器に識別用の説明を設定します。

ラベルを設定する

機器に「ラベル」を設定することができます。

ラベルを設定する

ラベルに設置場所や用途、お客様情報などを設定し、フィルターで絞り込むことで、特定の機器に対してコマンド実行や、ファームウェアの更新などの操作をまとめて実行できます。

  1. サイドメニューから「機器管理」 -> 「機器一覧」を選択し、「機器一覧」画面を開きます。
  2. 機器一覧テーブルで、対象機器をクリックして選択します。
  3. 「ラベル設定」ボタンを押すと、「ラベル設定」画面が表示されます。
  4. 新規ラベルを入力するか、既存ラベルを選択して、「確認」ボタンを押します。
    ご注意
    ラベルには次の制限があります
  5. 「確認」のポップアップ画面が表示されるので、間違いがなければ「確認」ボタンを押します。
  6. 機器一覧の「ラベル」列が変更され、フィルタリング時に使用できるようになります。

機器の表示をフィルタリングする

検索条件を指定すると、部分一致検索で表示する機器を絞り込むことができます。また、検索条件は名前をつけて保存することができ、フィルターメニューから選択して表示を切り替えることができます。

検索条件を保存しておくことで、お客様の管理単位に合わせて自由にグループ化することができます。

以下は「ラベル」でフィルタリングする方法を紹介します。

  1. 検索条件から「ラベル」を選択します。
  2. 検索値に「*大阪支店*」を入力します。
  3. フィルターの入力フィールドに、検索条件の名前を入力します。この例では「大阪支店」とします。
  4. 「保存して絞り込み」ボタンを押します。
  5. フィルターが左のフィルター欄に保存され、条件に合致する機器のみが表示されます。
    この例ではフィルター「大阪支店」が左のフィルター欄に保存され、「ラベル」に「大阪支店」を含む機器のみが一覧に表示されます。
  6. 保存したフィルターは、フィルター名を選択することでいつでも呼び出すことができ、お好みのフィルターを用意することで表示を素早く切り替えることができます。
  7. フィルタリングを解除する場合は、フィルターの入力フィールド右に表示されているアイコン( 機器の表示をフィルタリングする_キャンセルアイコン )を押してください。
    機器の表示をフィルタリングする_機器一覧画面

機器の詳細情報を見る

機器一覧のテーブル右端にあるアイコン( 機器の詳細情報を見る_詳細表示アイコン )を押すと、それぞれの機器の詳細情報が別ウィンドウで表示されます。

機器の詳細情報を見る_詳細表示画面

上部にはYNOマネージャーへの接続状態や、各種状態情報のサマリーが表示されます。

下部には個別の状態情報を確認するタブが並んでおり、それぞれのタブを押すことで表示を切り替えることができます。

例えば、タブメニュー「トンネル」を押すとトンネル状態のサマリー情報が表示されます。詳細表示を押すと当該機器で「show status tunnel」コマンドを実行した結果が最下部に表示されます。

機器の詳細情報を見る_トンネル

タブメニュー「一覧マップ」を開き、表示したいインターフェースを選択すると、一覧マップが表示されます。

機器の詳細情報を見る_一覧マップ

CONFIGを管理する

機器詳細画面のタブメニュー「CONFIG管理」で、機器の設定内容を確認したり、編集し機器に反映させることができます。

CONFIGを管理する_CONFIG管理画面

CONFIGの種類

ひとつの機器について、4つのCONFIGファイルをYNOマネージャー上に保存しておくことができます。

4つのCONFIGが保存される領域はそれぞれ別の意味を持っています。

種別 説明
Startup config 起動時に使用するCONFIG。
Previous config 現在のStartup configが保存される前にStartup configとして保存されていたCONFIG。
Backed-up config CONFIGのバックアップ機能を利用して保存されたCONFIG。
一時保存CONFIG タブメニュー「CONFIGの管理」で編集し、一時的に保存されているCONFIG。

CONFIGを確認する

それぞれのCONFIGの「CONFIGを表示」ボタンを押すと、下部のフィールドにCONFIG内容が表示されます。 

CONFIGを編集する

 「編集」ボタンを押すことで、表示されたCONFIGを書き換えることが可能となります。

ブラウザ上でCONFIGを編集し、「CONFIGの一時保存」ボタンを押すと一時保存CONFIGとして保存されます。

CONFIGを比較する

YNOマネージャー上に保存されたCONFIGを比較する場合は、以下の手順で操作します。

  1. 比較する2つのCONFIGを選び、左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
  2. 「表示」ボタンを押すと、CONFIGの差分情報が表示されます。
    CONFIGを比較する_CONFIG差分表示画面
    背景色に色が付いている部分が、差分のある箇所です。

Running configとその他のCONFIGを比較する場合は、以下の手順で操作します。

  1. Running configの「CONFIGを表示」ボタンを押し、下部のフィールドに内容を表示します。
  2. 「CONFIGの一時保存」ボタンを押し、Running configの内容を一時保存CONFIGとして保存します。
  3. Running configが保存された一時保存CONFIGと、比較するCONFIGの左にあるチェックボックスにチェックを入れます。
  4. 「表示」ボタンを押すと、Running configとの差分情報が表示されます。

CONFIGを機器に送信する

一時保存したCONFIGを機器に送信し、設定を反映させることができます。

CONFIGを機器に送信する_一時保存CONFIG

CONFIGを反映させるタイミングは、「即時」と「次回起動時」を選択することができ、「機器へ送信」ボタンを押すとCONFIG内容が機器に送信されます。

ファームウェアを更新する

  1. サイドメニューから「機器管理」 -> 「機器一覧」を選択し、「機器一覧」画面を開きます。
  2. 機器一覧テーブルで、ファームウェアを更新する対象機器の列をクリックして選択します。
    ファームウェアを更新する_機器一覧画面
    この例では3台の機器を選択します。

    メモ

  3. 「ファームウェア更新」ボタンを押すと、「ファームウェア更新」画面が開きます。
  4. ジョブ名称、ターゲット、スケジュールを入力し、「確認」ボタンを押してください。
    ジョブ名称は省略可能で、省略した場合はシステムにより自動的に決定されます。
    スケジュールで即時実行を選択した場合は、ジョブの作成後すぐに機器に対してファームウェア更新が指示されます。また、時刻指定実行を選択して任意の時間に更新処理を行うこともできます。例えば利用者の少ない夜間を指定しておけば、その時間になるとファームウェア更新が対象機器に指示されます。
    ファームウェアを更新する_ファームウェア更新画面
    この例では以下の値を入力します。

  5. 作成するジョブの内容を確認し、「確定」ボタンを押してください。
    ファームウェアを更新する_設定確認画面
    この例では、手順 4 で入力した値が表示されます。
  6. YNOマネージャーにファームウェアの更新ジョブが登録されます。登録されたジョブの一覧は、サイドメニューの「機器管理」 -> 「ジョブ一覧」から確認することができます。
    ファームウェアを更新する_ジョブ一覧画面
    この例では、手順 4で入力したジョブ名称とファームウェアの更新を開始する日時が、「ジョブ一覧」画面に表示されます。
  7. アクションの左のアイコン( ファームウェアを更新する_ジョブ詳細表示アイコン )を押し、タブメニュー「履歴」を選択するとジョブの実行結果が確認できます。
    ファームウェア更新ジョブでは、機器に対してhttp revision-upによるファームウェア更新を指示します。
    ファームウェアを更新する_ジョブ履歴画面
    この例では、手順 2で選択した3台の機器にファームウェアの更新が指示され、その結果が表示されます。

    上記画像の実行結果は以下のとおりです。

複数機器のCONFIGをひとつにまとめてバックアップ・復元する

複数機器のCONFIGをひとつにまとめてバックアップする

複数の機器のCONFIGに共通の名前をつけ、まとめてバックアップしておくことができます。

  1. サイドメニューから「機器管理」 -> 「機器一覧」を選択し、「機器一覧」画面を開きます。
  2. 機器一覧テーブルで、CONFIGをバックアップする機器の列をクリックして選択します。
    複数機器のCONFIGをひとつにまとめてバックアップする_機器一覧画面
    この例では4台の機器を選択します。
  3. 「CONFIGバックアップ」ボタンを押すと、「CONFIGバックアップ」画面が開きます。
  4. 名称を入力し、「確認」ボタンを押してください。
    名称は省略することができません。
    複数機器のCONFIGをひとつにまとめてバックアップする_CONFIGバックアップ画面
    この例では、名称に「顧客1の関東エリア」と入力します。
  5. 作成するジョブの内容を確認し、「確定」ボタンを押してください。
    複数機器のCONFIGをひとつにまとめてバックアップする_設定確認画面
    この例では、手順 2 で選択した機器の数「4」、手順 4で入力した名称「顧客1の関東エリア」が表示されます。
  6. YNOマネージャーにバックアップ取得のためのジョブが登録され、バックアップが取得されます。
    複数機器のCONFIGをひとつにまとめてバックアップする_ジョブ一覧画面

バックアップされたCONFIGを確認する

バックアップされたCONFIGは、サイドメニューの「機器管理」 -> 「CONFIGバックアップ一覧」から確認できます。

バックアップされたCONFIGを確認する_CONFIGバックアップ一覧画面

ここではバックアップされたCONFIGの中身を確認するだけでなく、それを一括で機器に投入してバックアップからの復元を行うことができます。

バックアップされたCONFIGは、同じ名称ごとにまとめて管理されています。「詳細表示」を押すと、その名前がつけられたCONFIGの一覧が表示されます。

バックアップされたCONFIGを確認する_CONFIGバックアップ詳細画面

「CONFIGバックアップ詳細」画面では、同じ名称でバックアップされた機器の一覧が表示されます。

それぞれのCONFIGの内容を確認するには、詳細表示を押します。

バックアップされたCONFIGを確認する_設定ファイル画面

バックアップされたCONFIGから復元する

バックアップされたCONFIGは、「CONFIGバックアップ詳細」から機器に復元することができます。

  1. 対象となる機器をテーブルから選び、テーブル右上の「復元」ボタンを押してください。
    バックアップされたCONFIGから復元する_CONFIGバックアップ詳細画面
  2. バックアップされたCONFIGを復元するか確認するポップアップが表示されるので、復元する機器の数を確認してください。
    バックアップされたCONFIGから復元する_復元確認画面
  3. 「確定」ボタンを押すと、即座に機器にCONFIGが送信され設定が復元されます。

アラームを確認する

YNOエージェントから通知されるアラームについて、YNOのGUIやメール通知機能を利用することで確認することができます。

アラームの種類

YNOエージェントから通知されるアラームの種類は機種ごとに異なります。以下に機種ごとに通知されるアラームを示します。以下の表のトリガー条件成立時に「発生」を、トリガー条件解消時に「解消」をそれぞれYNOマネージャーへ通知します。ただし「発生のみ通知」欄が「〇」のアラームについては「解消」通知を行いません。 「発生のみ通知」欄が「〇」のアラームについては、YNOのGUI「機器詳細」画面のタブメニュー「アラーム」の「解除」ボタンを押して解除してください。

YNOマネージャーでのアラームの保持期限は「発生のみ通知」欄が「〇」のアラームが発生から30日、解消も通知されるアラームはアラームが解消されてから30日です。保持期限を過ぎたアラームは自動的に削除されます。

RTX1210、RTX810、NVR700W、NVR510
カテゴリー 種別 重要度 トリガー 発生のみ通知
システム リブート 重大 不正なリブートを検出した
ファン 重大 ファンに異常を検出した
※ファン搭載機種のみ
リソース CPU 重大 CPU使用率が80%を超えた
メモリ 重大 メモリ使用率が80%を超えた
インターフェース キープアライブ 注意 キープアライブに失敗した
エラーパケット 注意 エラーパケットが検出された
過電流 注意 USBポートで過電流を検出した
トラフィック ループ 重大 LANでループが検出された
回線 ダウン 重大 常時接続回線がダウンした
トンネル ダウン 重大 常時接続トンネルがダウンした
NAT セッション 注意 NATのセッション数が最大同時セッション数の80%を超えた
ファストパス フロー 注意 ファストパスのフロー数が最大同時フロー数の80%を超えた
動的フィルター セッション 注意 動的フィルターのセッション数が最大同時セッション数の80%を超えた
不正アクセス 検出 重大 不正アクセスが検出された
LANマップ スナップショット 注意 ネットワーク接続状態とスナップショットに差分が発生した
※RTX1210, NVR700W, NVR510で対応
FWX120
カテゴリー 種別 重要度 トリガー 発生のみ通知
システム リブート 重大 不正なリブートを検出した
リソース CPU 重大 CPU使用率が80%を超えた
メモリ 重大 メモリ使用率が80%を超えた
インターフェース キープアライブ 注意 キープアライブに失敗した
エラーパケット 注意 エラーパケットが検出された
過電流 注意 USBポートで過電流を検出した
トラフィック ループ 重大 LANでループが検出された
回線 ダウン 重大 常時接続回線がダウンした
トンネル ダウン 重大 常時接続トンネルがダウンした
NAT セッション 注意 NATのセッション数が最大同時セッション数の80%を超えた
ファストパス フロー 注意 ファストパスのフロー数が最大同時フロー数の80%を超えた
ポリシーフィルター セッション 注意 ポリシーフィルターのセッション数が最大同時セッション数の80%を超えた
不正アクセス 検出 重大 不正アクセスが検出された
メールセキュリティー 検出 重大 メールからスパム、またはウィルスが検出された
YSL-MC120 有効期限間近 注意 ライセンスの有効期限が近づいている
有効期限切れ 注意 ライセンスの有効期限が切れた

管理している機器のアラームを同時に確認する

管理対象の機器から通知されたアラーム情報が「ダッシュボード」の下部、「アラーム一覧」に表示されます。

「ダッシュボード」には、すべての機器から通知されたアラームがまとめて最新500件まで表示されます。個別の機器のアラームを確認する場合は、機器詳細画面のタブメニュー「アラーム」から確認することができます。

管理している機器のアラームを同時に確認する_ダッシュボード画面

機器毎のアラームを確認する

「ダッシュボード」のアラーム一覧テーブルにある「詳細表示」を押すと、「機器詳細」画面のタブメニュー「アラーム」が開きます。タブメニュー「アラーム」では現在上がっているアラームと、解除されたアラームの一覧最新100件まで確認することができます。

現在上がっているアラームは、「解除」ボタンを押すことで解除することができます。

機器毎のアラーム確認する_アラーム

メール通知機能を利用する

YNOエージェントから通知されるアラームを、設定したメールアドレスに対してメールで通知することができます。

オペレーターのメール通知機能を有効にする
  1. サイドメニューの「アラーム管理」 -> 「メール通知設定」を選択すると、「メール通知設定」画面が開きます。
    メール通知機能を有効にする_メール通知設定画面
  2. 「オペレーター名」右の「詳細表示」を選択すると、オペレーターの「メール通知設定」画面が開きます。
    メール通知機能を有効にする_メール通知設定画面
  3. 「メール通知設定」画面で、通知先メールアドレスが設定されていることを確認してください。
    メール通知機能を有効にする_通知先メールアドレス確認

    設定されていない場合、「メールアドレスを登録してください」を選択し「通知用メールアドレス」を設定してください。

  4. 通知させるアラームにチェックを入れ、画面下部の確認ボタンを押してください。
    メール通知機能を有効にする_確認ボタン
  5. 表示されるポップアップ画面で 設定内容を確認してください。
    メール通知機能を有効にする_確認ポップアップ
  6. 「確定」ボタンを押すとメール通知設定が有効になり、通知対象のアラームの発生・解消を検知すると通知先メールアドレスに通知されます。

ユーザーのメール通知機能を有効にする
  1. サイドメニューの「アラーム管理」 -> 「メール通知設定」を選択すると、「メール通知設定」画面が開きます。
    メール通知機能を有効にする_メール通知設定画面
  2. 「ユーザー名」右端の「詳細表示」を選択すると、ユーザー別の「メール通知設定」が開きます。
    メール通知機能を有効にする_メール通知設定画面
  3. 「メール通知設定」画面で、通知先メールアドレスが設定されていることを確認してください。
    メール通知機能を有効にする_通知先メールアドレス確認

    設定されていない場合、「メールアドレスを登録してください」を選択し「通知用メールアドレス」を設定してください。

  4. 「ユーザーへの通知をオペレーターにも送信」にチェックを入れると、「オペレーターの通知先メールアドレス」にも通知されます。
    メール通知機能を有効にする_通知先メールアドレス確認

    オペレーターには、オペレーターの「メール通知設定」で設定したアラームと集約されたメールが通知されます。

  5. 通知させるアラームにチェックを入れ、画面下部の確認ボタンを押してください。
    メール通知機能を有効にする_確認ボタン
  6. 表示されるポップアップ画面で 設定内容を確認してください。
    メール通知機能を有効にする_確認ポップアップ
  7. 「確定」ボタンを押すとメール通知設定が有効になり、通知対象のアラームの発生・解消を検知すると通知先メールアドレスに通知されます。

メール通知の契機

YNOマネージャーのメール通知機能は、YNOエージェントで通知対象のアラームの発生・解消を検知したことを契機として動作します。

最初の契機のあと、以下の時間が経過するとメール通知されます。

重要度 メール通知されるタイミング
重大 アラームの発生・解消を検知してから5分
注意 アラームの発生・解消を検知してから30分

メール通知される前に別の通知対象のアラームの発生・解消を検知した場合は、通知までの時間が短いタイミングで、同一のメールで通知されます。

前回のメール通知後、YNOエージェントの状態に変化がない(新規のアラームの発生・解消を検知していない)場合は通知されません。

発生のみ通知するアラームは発生直後のメールでのみ通知されます。

それ以外のアラームは通知されるタイミングで解消されていなければ、その後の通知メールにも記載されます。

解消されたアラームは、解消後の通知メールにのみ記載されます。

通知内容

通知されるメールには以下の情報が含まれます。

フォーマット

通知内容は以下のフォーマットにしたがって通知されます。

YYYY/MM/DD hh:mm:ss 現在のアラーム情報

[アラーム詳細]

#  カテゴリー (種別) [重要度]
   発生日時        解消日時        機種     機器の説明                        
--------------------------------------------------------------------------------
*  MM/DD hh:mm:ss  --/-- --:--:--  機種名   機器の説明 or シリアルID
   MM/DD hh:mm:ss  MM/DD hh:mm:ss  機種名   機器の説明 or シリアルID

#  カテゴリー (種別) [重要度]
   発生日時        解消日時        機種     機器の説明                        
--------------------------------------------------------------------------------
   MM/DD hh:mm:ss  MM/DD hh:mm:ss  機種名   機器の説明 or シリアルID     
             ・
             ・
以降、すべてのアラームを表示するまで繰り返し

YNOへのアクセスはこちら
https://yno.netvolante.jp

---
このメールにお心当たりが無い場合は、メールアドレスが誤って登録されている可能性が
あります。お手数をおかけしますが、ヤマハルーターお客様ご相談センターまでご連絡く
ださい。
http://jp.yamaha.com/products/network/support/contact/

アラーム詳細

アラーム詳細に記載される情報について以下に示します。

項目 説明 備考
カテゴリー アラームの種類」を参照
種別
重要度
発生日時 アラームの発生を検知した日時
解消日時 アラームの解消を検知した日時 解消を検知していない場合は --/-- --:--:-- と表示される
機種 機器の種類
機器の説明 機器に設定した説明 機器に説明が設定されていない場合には、機器のシリアル番号が表示される

ユーザー管理機能

ユーザー管理機能を利用する

ユーザー管理機能では、ネットワーク管理者(オペレーター)が、配下に閲覧専用のユーザーアカウントを追加、削除することができます。

機器をユーザーアカウントに割り当て、特定の機器に絞ってユーザーに見せることができます。

ユーザーアカウントは下記の機能を利用することができます。

オペレーター ユーザー
ダッシュボード
ステータス一覧の表示 ○ (※1)
アラーム一覧の表示 ○ (※1)
機器管理
機器一覧の表示 ○ (※1)
ジョブ一覧の表示 ×
CONFIGバックアップ一覧の表示 ×
アクセスコードの設定 ×
管理対象外機器の表示 ×
コマンド実行 ×
ファームウェア更新 ×
CONFIGバックアップ ×
CONFIG適用 ×
機器へのユーザー割り当て ×
機器へのラベル設定 ×
機器の削除 ×
機器の詳細
状態情報の表示 ○ (※1)
一覧マップの表示 ○ (※1)
アラームの解除 ×
CONFIG管理 ×
Syslogの表示 ×
コマンド実行 ×
アラーム管理
メール通知設定 ×
アラーム通知メールの受信 ○ (※1)
アカウント管理
ユーザーの管理 ×
MFAの利用

※1 ユーザーに割り当てられた機器のみ可能です。

ユーザーを追加する
  1. サイドメニューの「アカウント管理」を選択し、「アカウント管理」画面を開きます。
    アカウント管理
  2. 「アカウントの新規作成」ボタンを押してください。
  3. 作成するユーザーアカウントの情報を入力し「作成」ボタンを押してください。
    アカウントの新規作成
    ご注意
    アカウント名には次の制限があります
  4. 表示されるポップアップ画面で設定内容を確認してください。
    作成確認
  5. 「確定」ボタンを押すとユーザーアカウントが作成されます。
    作成結果
ユーザーを削除する
  1. サイドメニューの「アカウント管理」を選択し、「アカウント管理」画面を開きます。
  2. 削除するユーザーアカウントのチェックボックスにチェックを入れてください。
  3. 「ユーザーの削除」ボタンを押してください。
    アカウントの削除
  4. 表示されるポップアップ画面で削除するユーザアカウントが表示されていることを確認してください。
    削除確認
  5. 「確定」ボタンを押すとユーザーアカウントが削除されます。

機器の割り当てと解除

オペレーターは機器をユーザーアカウントに割り当て、特定の機器に絞ってユーザーに見せることができます。

SIer(オペレーター)が、拠点の機器情報を顧客担当者(ユーザー)と共有することで、異常発生時の対応がよりスムーズになります。

機器の割り当てと解除

機器をユーザーに割り当てる
  1. サイドメニューから「機器管理」 -> 「機器一覧」を選択し、「機器一覧」画面を開きます。
  2. 機器一覧テーブルで、対象機器をクリックして選択します。
  3. 「ユーザー割り当て」ボタンを押すと、「ユーザー割り当て」画面が表示されます。
  4. 割り当てたいユーザーを選択して、「確認」ボタンを押します。
  5. 「確認」画面がポップアップしますので、間違いがなければ「確認」ボタンを押します。
  6. 機器一覧の「ユーザー」列が変更され、割り当てられたユーザーが機器情報を閲覧できるようになります。
機器のユーザー割り当てを解除する
  1. サイドメニューから「機器管理」 -> 「機器一覧」を選択し、「機器一覧」画面を開きます。
  2. 機器一覧テーブルで、対象機器をクリックして選択します。
  3. 「ユーザー割り当て」ボタンを押すと、「ユーザー割り当て」画面が表示されます。
  4. 「割り当てを解除する」を選択して、「確認」ボタンを押します。
  5. 「確認」画面がポップアップしますので、間違いがなければ「確認」ボタンを押します。
  6. 機器一覧の「ユーザー」列が変更され、ユーザーは機器情報を閲覧できなくなります。

管理対象外機器にする

YNOエージェント機能を停止する

YNOの管理対象となっている機器のコンソールで以下のコマンドを設定します。

# yno use off

または

# no yno use

YNOエージェント機能を停止した機器はYNOマネージャーの「管理対象外機器」に表示されます。

「管理対象外機器」からも削除したい場合は、「管理対象外機器」で機器を選択して「削除」ボタンを押してください。

YNOエージェント機能を停止した際にYNOエージェントがYNOマネージャーに接続していない場合、機器一覧に当該YNOエージェントが残ってしまい、ライセンス使用数も変化しません。

当該機器を管理対象からはずす場合、機器一覧から対象機器を選択し「機器の削除」ボタンを押します。一旦削除し管理対象からはずれた機器でも、再度YNOエージェント機能を有効にしてYNOマネージャーに接続すれば再び管理対象となり、機器一覧に表示されます。


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