無線LAN情報ボード
1. 概要
ウェルネスモニターの無線LAN情報ボードは、ヤマハ独自のアルゴリズムで本製品の周辺で無線LANに関わるトラブルが起こる可能性が高くなったことを検出します。問題検出したときには、自動的に本製品とその周辺の無線LANの状況についてスナップショットを保存します。また、最新の無線LANの状況に即した対策案を提案します。
無線ネットワークのトラブルは、問題の切り分け等が困難で解決までに時間がかかることが多く、ネットワークのダウンタイムが長い傾向にあります。無線LAN情報ボードは、そのような無線ネットワークトラブルの早期解決を支援します。
2. 注意事項
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ウェルネスモニターは、本製品のシステム時刻から過去14日間の情報を表示します。過去14日を超えた情報は削除されます。また、ウェルネスモニター内の各機能で表示できる情報量の上限があります。
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無線LAN情報ボードで表示する問題検出ログと付随するスナップショットの件数は、最大で2,000件です。2,000件を超えたものは、発生時刻の古いものから削除されます。
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各スナップショット内で保存する周辺のSSIDは、2.4GHzインターフェース、5GHzインターフェースそれぞれで、RSSIの大きいものから最大100件です。100件を超えたものは保存されません。
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ウェルネスモニターは、本製品の起動中は常時有効です。設定操作で無効にできません。
3. 対応ファームウェアリビジョン
このページで説明する内容は、以下のファームウェアを対象としています。
| モデル | ファームウェア |
|---|---|
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NWR100 |
Rev.26.00.04以降 |
4. 用語定義
- スナップショット
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無線LAN情報ボードは、ヤマハ独自のアルゴリズムで本製品の周辺で無線LANに関わるトラブルが起こる可能性が高くなったことを検出します。問題検出したときには、自動的に本製品とその周辺の無線LANの状況の情報を保存します。これらの情報を総称してスナップショットと呼びます。
5. 詳細
5.1. 無線LAN情報ボードの表示方法
無線LAN情報ボードは、ウェルネスモニターのトップページの「無線LAN情報ボード」で「表示」ボタンをクリックしたときに表示されます。
5.2. 画面構成
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(1) 対策案表示欄
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「検出した問題一覧」で表示されている最新の問題検出内容に基づいて、推奨する対策案を表示します。「検出した問題一覧」で問題検出されていない場合や、最新の問題検出ログが問題が解消したことを示すログの場合は、「対策案表示欄」自体が表示されません。
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(2) 検出した問題一覧
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本製品の周辺で無線LANに関わるトラブルが起こる可能性が高くなったことを検出したとき、問題検出ログとしてその日時と内容を表示します。また、問題が解消したことも表示します。
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現在時刻または問題検出ログの各行をクリックして選択できます。選択した日時のスナップショットを「選択した日時のスナップショット表示欄」で確認することができます。
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(3) 選択した日時のスナップショット表示欄
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「検出した問題一覧」で選択した現在時刻または問題検出ログの各行の日時のスナップショットを表示します。
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スナップショットは、2.4GHzインターフェース、5GHzインターフェースそれぞれに対して、「本製品の無線LAN情報」と「周辺のSSID一覧」を表示します。
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5.3. 対策案表示欄と検出した問題一覧の内容
「検出した問題一覧」では、ヤマハ独自のアルゴリズムで本製品の周辺で無線LANに関わるトラブルが起こる可能性が高くなったことを検出します。問題検出したときには、問題検出ログとしてその日時と内容を表示します。また、問題が解消したことも表示します。
「対策案表示欄」では、「検出した問題一覧」で表示されている最新の問題検出内容に基づいて、推奨する対策案を表示します。「検出した問題一覧」で問題検出されていない場合や、最新の問題検出ログが問題が解消したことを示すログの場合は、「対策案表示欄」自体が表示されません。
対策案表示欄と検出した問題一覧での表示内容は、以下のように対応します。
| 問題検出ログNo. | 問題検出内容 | 対策案 |
|---|---|---|
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1 |
接続している端末接続台数が接続上限に達したため、端末が接続に失敗する可能性があります。 |
以下のような対策が考えられます。
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2 |
接続している端末接続台数が接続上限未満になりました。 |
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3 |
他の無線LANアクセスポイントの電波干渉により通信が不安定になっている可能性があります。 |
以下のような対策が考えられます。
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4 |
他の無線LANアクセスポイントの電波干渉により通信が不安定になっている可能性は低くなりました。 |
- |
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5 |
AP以外の機器の電波干渉により通信が不安定になっている可能性があります。 |
以下のような対策が考えられます。
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6 |
AP以外の機器の電波干渉により不安定になっている可能性は低くなりました。 |
- |
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7 |
同時接続端末数が多いために端末一台あたりが使用できる通信量が少なくなっている可能性があります。 |
以下のような対策が考えられます。
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8 |
同時接続端末数が多いために端末一台あたりが使用できる通信量が少なくなっている可能性は低くなりました。 |
- |
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9 |
同一チャンネルを使用する無線LANアクセスポイントにより通信が不安定になっている可能性があります。 |
以下のような対策が考えられます。
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10 |
同一チャンネルを使用する無線LANアクセスポイントにより通信が不安定になっている可能性は低くなりました。 |
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5.4. 選択した日時のスナップショット表示欄の内容
「検出した問題一覧」で選択した現在時刻または問題検出ログの各行の日時のスナップショットを表示します。
スナップショットは、2.4GHzインターフェース、5GHzインターフェースそれぞれに対して、「本製品の無線LAN情報」と「周辺のSSID一覧」を表示します。
5.4.1. 本製品の無線LAN情報の内容
選択した日時における本製品の無線LAN情報を表示します。
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使用中のSSID
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選択した日時において当該無線インターフェースで使用中のSSID
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中心チャンネル
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選択した日時において当該無線インターフェースで使用中の中心チャンネル
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帯域幅
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選択した日時において当該無線インターフェースで使用中の帯域幅
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チャンネル使用率
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選択した日時における当該無線インターフェースで使用中の中心チャンネルでのチャンネル使用率
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当該チャンネルで単位時間あたり何%の無線LAN通信が行われていたかを示す
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CRCエラー率
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選択した日時における当該無線インターフェースでのCRCエラー率
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当該無線インターフェースで受信した無線フレームに対して破損していたフレームの割合を示す
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接続端末数
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選択した日時において当該無線インターフェースに接続中の無線端末数
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5.4.2. 周辺のSSID一覧の内容
選択した日時における本製品が検出した周辺のSSID一覧を表示します。
各スナップショットで表示する周辺のSSIDは、2.4GHzインターフェース、5GHzインターフェースそれぞれで、RSSIの大きいものから最大100件です。100件を超えたものは表示されません。
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電波干渉影響度
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選択した日時において本製品が検出した当該SSIDの電波干渉影響度
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本製品との電波干渉発生可能性を評価し、 赤色 、 黄色 、 緑色 で色分けして表示する
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ESSID
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選択した日時において本製品が検出した当該SSIDのSSID名
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中心チャンネル
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選択した日時において本製品が検出した当該SSIDで使用中の中心チャンネル
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帯域幅
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選択した日時において本製品が検出した当該SSIDで使用中の帯域幅
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RSSI
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選択した日時において本製品が検出した当該SSIDの受信信号強度
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