1. 概要

DNS(Domain Name System)は、人間が理解しやすいドメイン名(例: www.example.com)とコンピューターがネットワーク通信に利用するIPアドレスを対応づける機能です。
一般的にDNSサーバーに問い合わせてドメイン名からIPアドレスを問い合わせることを名前解決といいます。
本製品では、DNSに関連する以下の機能を提供しています。

リカーシブサーバー機能

クライアントからのDNSクエリを受け取ると、必要に応じて上位のDNSサーバーに問い合わせを行い、最終的な応答をクライアントに返す機能です。
本機能は、プロバイダーの設定後、常に有効の状態になります。

中継先DNSサーバーの選択

プロバイダー設定時、インターネット通信やVPN通信時で使用するDNSサーバーの優先順位や使用条件を詳細にに指定する機能です。
また、本製品ではDNSサーバーに問い合わせを行う際、IPv4とIPv6のどちらIPアドレスの名前解決をを優先して行うか設定可能です。

静的DNSレコード機能

特定のドメイン名とIPアドレスの対応を静的に設定することで、上位のDNSサーバーに問い合わせることなく、迅速に応答を返す機能です。

2. 注意事項

  • 宛先 DNS サーバーアドレスの設定は、プロバイダー設定時に併せて行います。DNS サーバー設定ページから設定することはできません。

3. 対応ファームウェアリビジョン

このページで説明する内容は、以下のファームウェアを対象としています。

モデル ファームウェア

NWR100

Rev.26.00.04以降

4. 設定・操作方法

4.1. 名前解決の優先度の設定

本製品が自発的にDNSサーバーへ問い合わせを行うとき、IPv4/IPv6のどちらの通信を優先して行うかを選択します。

  1. [詳細設定]-[DNSサーバー]を押して、DNSサーバーのトップページを開きます・

  2. DNSサーバーの基本設定の[設定]ボタンを押します。

    DNSサーバーの基本設定
    DNSサーバーの基本設定
  3. DNSサーバーへ問い合わせる際、IPv4とIPv6のどちらを優先して行うかを選択し、[確認]ボタンを押します。

    名前解決の優先度の設定
    名前解決の優先度の設定
    IPv4優先

    IPv4での名前解決を優先します。IPv4での名前解決に失敗した場合、IPv6での名前解決を行います。

    IPv6優先

    IPv6での名前解決にを優先して行います。IPv6での名前解決に失敗した場合、IPv4での名前解決を行います。

  4. 内容を確認して、問題がなければ[設定の確定]ボタンを押します。

    設定内容の確認
    設定内容の確認

4.2. 中継DNSサーバーの選択

  1. [詳細設定]-[DNSサーバー]を押して、DNSサーバーのトップページを開きます。

  2. DNSサーバーの一覧の[設定]ボタンを押します。

    中継サーバーの設定
    中継サーバーの設定
  3. プロバイダーおよびVPNで問い合わせを行うDNSサーバーを設定します。

    中継先サーバーの設定
    中継先サーバーの設定
    条件
    条件あり

    中継先 DNS サーバーを使用する条件を設定します。

    条件なし

    無条件で中継先 DNS サーバーへ問い合わせを行います

    プロトコル
    設定なし

    中継先 DNS 問い合わせ時、IPv4/IPv6のどちらでも問い合わせに行くことを許可します。

    IPv4

    IPv4でDNSサーバーへ問い合わせに行くことを許可します。

    IPv6

    IPv6でDNSサーバーへ問い合わせに行くこと許可します。

    ドメイン

    中継先DNSサーバーへ問い合わせる、ドメイン名のパターンを指定します。
    以下のパターンのみ入力が可能です。

    • FQDN

    • *

    • *.FQDN

      • FQDNには、英数字、-(ハイフン)、.(ドット)で表現し、253文字以内が入力可能です。

    接続状態

    中継先 DNSに問い合わせる条件として、対応するインターネット回線が接続状態もいれるかどうかを決定します。

    チェックをいれた場合

    対応するインターネット回線が接続中の場合のみ中継先DNSサーバーへ問い合わせを行います。

    チェックをはずした場合

    対応するインターネット回線に接続できていない場合は中継DNSサーバーへ問い合わせを行いません。

  4. 複数のDNSサーバーの設定がある場合、問い合わせに行くDNSサーバーの優先度を「↑」または「↓」ボタンで変更が可能です。

    複数プロバイダー設定時の中継先サーバーの優先度
    複数プロバイダー設定時の中継先サーバーの優先度
  5. 設定内容に問題がなければ、[設定の確定]ボタンを押します。

    設定の確認
    設定の確認

4.3. 静的DNSレコードの登録

  1. [詳細設定]-[DNSサーバー]を押して、DNSサーバーのトップページを開きます。

  2. 静的レコード一覧の[設定]ボタンを押します。

    静的レコードの一覧
    静的レコードの一覧
  3. 静的レコードの情報を入力します。

    新規の静的レコードを登録する場合
    • [+] ボタンを押下します。

      静的レコードの設定(新規追加01)
      静的レコードの設定(新規追加手順1)
    • FQDNと対応するIPアドレスを入力してください。

      静的レコードの設定(新規追加02)
      静的レコードの設定(新規追加手順2)
      FQDN

      英数字、-(ハイフン)、.(ドット)で表現し、253文字以内が入力可能です。

      IPアドレス

      IPv4/IPv6のいずれかのIPアドレスを入力してください。

    既存の静的レコードを登録する場合

    該当のFQDNおよびIPアドレスを編集してください。

    静的レコードの設定
    静的レコードの設定(編集)
  4. 設定内容に問題がなければ、[設定の確定]ボタンを押します。

    設定の確認
    設定の確認