ウェルネスモニター
1. 概要
ウェルネスモニターは、本製品やその周囲の無線LAN情報、本製品に接続・切断する端末の情報を可視化(見える化)するだけでなく、ヤマハが独自に策定したアルゴリズムを使ってネットワークトラブルの原因やその対策案を表示する機能です。
ウェルネスモニターは、「本体情報ボード」、「無線LAN情報ボード」、「接続切断フロー」、「端末一覧ビュー」で構成されています。
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「本体情報ボード」は、本製品自身やインターネット回線接続のトラブルの原因を表示するだけでなく、その対応策の提案まで行います。
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「無線LAN情報ボード」は、無線LANに関わるトラブルが起こる可能性が高くなったことを検出し、自動的に本製品とその周辺の無線LANの状況についてスナップショットを保存します。また、最新の無線LANの状況に即した対策案を提案します。
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「接続切断フロー」は、本製品に接続・切断した端末ごとの接続切断フローを、DHCP・DNSも含めてわかりやすく表示します。読み解くのに時間がかかるSYSLOGを確認することなく、端末ごとに接続切断フローが正常だったか、異常だったかを把握することが可能です。
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「端末一覧ビュー」は、本製品に接続した端末一覧を表示します。通信量が多い端末や通信速度が遅い端末などトラブルに繋がる可能性の高い端末をわかりやすく表示し、また、接続された端末だけでなく接続できなかった端末も表示することで、端末に関わるトラブルシューティングに役立てることができます。
2. 注意事項
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ウェルネスモニターは、本製品のシステム時刻から過去14日間の情報を表示します。過去14日を超えた情報は削除されます。また、ウェルネスモニター内の各機能で表示できる情報量の上限があります。
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ウェルネスモニターは、本製品の起動中は常時有効です。設定操作で無効にできません。
3. 対応ファームウェアリビジョン
このページで説明する内容は、以下のファームウェアを対象としています。
| モデル | ファームウェア |
|---|---|
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NWR100 |
Rev.26.00.04以降 |
4. 詳細
ウェルネスモニターは、「トップページ」、「本体情報ボード」、「無線LAN情報ボード」、「接続切断フロー」、「端末一覧ビュー」、「端末詳細情報」の6つの画面で構成されています。
4.1. トップページ
ウェルネスモニターのトップページは、本製品やその周囲の無線LAN情報、本製品に接続・切断する端末の情報を概要を把握し、ウェルネスモニター内の各機能へ移動するためのページです。
工場出荷状態の場合を除き、本製品にログインしたときに表示されます。
また、画面上部の「ウェルネスモニター」タブメニューをクリックしたときに表示されます。
ウェルネスモニターのトップページは、本製品のシステム情報と、ウェルネスモニター内の各機能の情報および「表示」ボタンを表示します。
4.1.1. システム情報
以下の情報を表示します。
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ファームウェアRev.
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本製品で起動中のファームウェアのリビジョン
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シリアル No.
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本製品のシリアル番号
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MACアドレス
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本製品のLANインターフェースごとのMACアドレス
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実行中設定ファイル
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内蔵FlashROM内の設定ファイルから起動している場合は「interal」
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外部メモリー内に保存されている設定ファイルから起動している場合は「backup-config.bin」など
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シリアルボーレート
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シリアルポートのボーレートの設定値
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システム時刻
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本製品の現在の日時
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起動時刻
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本製品が起動した日時
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起動理由
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本製品が起動した理由
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電源OFF状態からの起動、ユーザーによる再起動、リビジョンアップ、など
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4.2. 本体情報ボード
本体情報ボードは、本製品自身やインターネット回線接続のトラブルの原因を表示するだけでなく、その対応策の提案まで行います。
詳しくは、以下の文書を参照してください。
4.3. 無線LAN情報ボード
無線LAN情報ボードは、無線LANに関わるトラブルが起こる可能性が高くなったことを検出し、自動的に本製品とその周辺の無線LANの状況についてスナップショットを保存します。また、最新の無線LANの状況に即した対策案を提案します。
詳しくは、以下の文書を参照してください。
4.4. 接続切断フロー
接続切断フローは、本製品に接続・切断した端末ごとの接続切断フローを、DHCP・DNSも含めてわかりやすく表示します。読み解くのに時間がかかるSYSLOGを確認することなく、端末ごとに接続切断フローが正常だったか、異常だったかを把握することが可能です。
詳しくは、以下の文書を参照してください。
4.5. 端末一覧ビュー
端末一覧ビューは、本製品に接続した端末一覧を表示します。通信量が多い端末や通信速度が遅い端末などトラブルに繋がる可能性の高い端末をわかりやすく表示し、また、接続された端末だけでなく接続できなかった端末も表示することで、端末に関わるトラブルシューティングに役立てることができます。
詳しくは、以下の文書を参照してください。
4.6. 端末詳細情報
端末詳細情報は、本製品に接続・切断した特定の端末について、接続切断フローおよび端末一覧ビューで表示する情報を集約して表示します。
特定の端末についての各パラメーターの状態や接続・切断の状況について集約した情報を参照できることで、特定の端末に関するトラブルシューティングに役立ちます。
接続切断フローからアクセスする場合、接続切断フローで表示される端末のMACアドレスをクリックすることで、当該端末の端末詳細情報にアクセスできます。
端末一覧ビューからアクセスする場合、端末一覧ビューで表示される「端末詳細情報」ボタンをクリックすることで、当該端末の端末詳細情報にアクセスできます。
4.6.1. 無線端末の場合
表示する端末が無線端末の場合、以下の情報を表示します。
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評価
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当該端末が端末一覧ビューにおける「接続端末」の場合、「受信レート」、「送信レート」、「RSSI (STA)」、「RSSI (NWR)」の値に応じて、「 警告(赤色) 」、「 注意(黄色) 」、「 良好(緑) 」の三段階で評価する
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当該端末が端末一覧ビューにおける「接続失敗端末」の場合、「 警告(赤色) 」の評価となる
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MACアドレス
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当該端末のMACアドレス
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ベンダー
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当該端末のベンダー
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インターフェース
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当該端末が接続中 または 最後に接続していた本製品の無線インターフェース
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BSSID
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当該端末が接続中 または 最後に接続していた本製品のBSSID
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SSID
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当該端末が接続中 または 最後に接続していた本製品のSSID
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IPv4アドレス
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当該端末のIPv4アドレス
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IPv6アドレス
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当該端末のIPv6アドレス
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無線規格
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当該端末が本製品と通信中 または 最後に通信していた無線規格
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受信レート
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本製品が無線端末から受信したフレームの伝送速度(リンク速度)の現在値
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値により以下のしきい値で評価し色分けして表示する
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警告(赤色) :10Mbps以下
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注意(黄色) :11Mbps以上、35Mbps以下
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良好(緑色) :36Mbps以上
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送信レート
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本製品から無線端末へ送信したしたフレームの伝送速度(リンク速度)の現在値
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値により以下のしきい値で評価し色分けして表示する
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警告(赤色) :10Mbps以下
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注意(黄色) :11Mbps以上、35Mbps以下
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良好(緑色) :36Mbps以上
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RSSI (STA)
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本製品が観測した無線端末のフレームの受信信号強度の現在値
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値により以下のしきい値で評価し色分けして表示する
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警告(赤色) :-70dBm以下
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注意(黄色) :-69dBm以上、-50dBm以下
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良好(緑色) :-49dBm以上
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RSSI (NWR)
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無線端末が観測した本製品のフレームの受信信号強度の現在値
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値により以下のしきい値で評価し色分けして表示する
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警告(赤色) :-70dBm以下
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注意(黄色) :-69dBm以上、-50dBm以下
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良好(緑色) :-49dBm以上
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トラフィック
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当該端末と本製品との間の総トラフィック
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接続開始
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当該端末が本製品と接続開始した時刻
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接続終了
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当該端末が本製品と接続終了した時刻
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接続時間
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当該端末が本製品に接続している または していた時間
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接続切断フロー
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詳しくは、以下の文書を参照してください。
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4.6.2. 有線端末の場合
表示する端末が有線端末の場合、以下の情報を表示します。
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MACアドレス
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当該端末のMACアドレス
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ベンダー
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当該端末のベンダー
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インターフェース
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当該端末が接続中 または 最後に接続していた本製品の有線インターフェース
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IPv4アドレス
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当該端末のIPv4アドレス
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IPv6アドレス
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当該端末のIPv6アドレス
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トラフィック
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当該端末と本製品との間の総トラフィック
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接続切断フロー
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詳しくは、以下の文書を参照してください。
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