1. 概要

本製品はプロバイダー接続の設定を行うことで、インターネットへの接続を可能としています。
プロバイダー種別として、PPPoEやDHCP、IPv6 IPoEなど複数の接続種別に対応しています。

2. 注意事項

  • IPv4 プロバイダー接続、および IPv6 プロバイダー接続の設定は、それぞれ 同時に最大1つずつしか設定できません。

  • IPv4 over IPv6 のプロバイダーを設定済みのときは、IPv4 のプロバイダー接続の設定を追加することはできません。

3. 対応ファームウェアリビジョン

モデル ファームウェア

NWR100

Rev.26.00.04以降

4. 設定可能なプロバイダー種別一覧

本製品では以下の種別のプロバイダー接続に対応しています。

  • IPv4

    • DHCP または固定IPアドレスによる接続

    • IPv4 PPPoE

  • IPv6

    • IPv6 IPoE (IPv4 over IPv6 を含む)

    • IPv6 PPPoE

設定時は、まずトップページで IPv4 または IPv6 のいずれかのプロトコルを選択し、回線自動判別を経た後で接続種別の選択を行います。

5. 回線自動判別機能

プロバイダー接続トップページでプロトコル種別を選ぶと、接続しているWAN側回線の種別を自動的に判定し、使用可能と予想される回線の一覧を提示します。

[かんたん設定] - [プロバイダー接続] 回線自動判別

接続種別で IPv6 IPoE を選択した場合は、選択後の画面で IPv6 IPoE 回線における IPv4 over IPv6 の VNE種別も同様に提示され、回線種別と併せて、設定を行う際の参考にすることができます。

お使いの回線によっては、正しく判別されない可能性があります。その場合は、契約内容に従って手動で接続種別や VNE を選択してください。

6. 接続種別ごとの設定

6.1. IPv4 PPPoE 接続

IPv4 PPPoE タイプの回線を契約している場合に使用できます。

[かんたん設定] - [プロバイダー接続] IPv4 PPPoE
  • ユーザーID

    • プロバイダーから指定された接続用ユーザー ID を入力します。

    • ユーザー ID は、メールアドレスとは異なる場合がありますので、必ず契約書類を確認してください。プロバイダーによっては、「認証 ID 」、「アカウント名」などの呼び方をすることがあります。

  • 接続パスワード

    • プロバイダーのアクセスポイントへ接続するためのパスワードです。

    • プロバイダーによっては、「認証パスワード」、「初期パスワード」などの呼び方をすることがあります。

  • IP アドレス

    • IP アドレスの取得方式を選択します。

      • 自動取得する: IPCP で自動的に取得します

      • 指定する: 固定の IP アドレスを設定します

6.2. IPv4 DHCP または固定IPアドレスによる接続

プロバイダーから固定の IPv4 アドレスが割り振られている場合、または DHCP サーバーからアドレスが払い出される場合に使用できます。

[かんたん設定] - [プロバイダー接続] IPv4 固定/DHCP
  • WAN 側 IP アドレス

    • DHCPクライアント

      プロバイダーによる IP アドレス割り当て方式が「 DHCP クライアント」 ( 自動取得 ) のときに選択します。

      • DHCP クライアント識別名 (省略可)

  • IPアドレス

    • プロバイダーによる IP アドレス割り当て方式が「固定」や「指定」のときに選択します。

    • 固定 IP アドレス情報として以下を指定します。

      • WAN 側 IP アドレス

      • ネットマスク

      • デフォルトゲートウェイ

6.3. IPv6 PPPoE 接続

IPv6 PPPoE タイプの回線を契約している場合に使用できます。

[かんたん設定] - [プロバイダー接続] IPv6 PPPoE
  • ユーザーID

    • プロバイダーから指定された接続用ユーザー ID を入力します。

    • ユーザー ID は、メールアドレスとは異なる場合がありますので、必ず契約書類を確認してください。プロバイダーによっては、「認証 ID 」、「アカウント名」などの呼び方をすることがあります。

  • 接続パスワード

    • プロバイダーのアクセスポイントへ接続するためのパスワードです。

    • プロバイダーによっては、「認証パスワード」、「初期パスワード」などの呼び方をすることがあります。

6.4. IPv6 IPoE 接続

IPv6 IPoE タイプの回線をお使いの場合に使用できます。
IPv4 over IPv6 に関する設定も、本種別を選択した後の画面で行います。

[かんたん設定] - [プロバイダー接続] IPv6 IPoE

6.4.1. IPv6 プレフィックスの取得方法

以下の2通りのIPv6 アドレスの配布方式に対応しています。

  • DHCPv6-PD 方式 (DHCPv6-PD による IPv6 アドレス配布)

  • RA プロキシー方式 (RA 広告による IPv6 アドレス配布)

ひかり電話契約の有無や、ホームゲートウェイ(HGW) または オフィスゲートウェイ(OGW) のご利用有無に合わせて取得方法を選択してください。

  • HGW または OGW を利用している場合は、HGW または OGW からルーターへのアドレス配布方式に合わせて選択してください。

  • それ以外の場合は、ひかり電話を契約しているときは「DHCPv6-PD 方式」を、そうでない場合は「RA プロキシー方式」を選択してください。

6.4.2. IPv4 over IPv6 トンネルの設定

IPv4 over IPv6 トンネル接続サービスを使用する場合は「使用する」を選択し、VNE 種別を選択します。
各 VNE や接続方式により、入力が必要な内容が異なります。お使いの回線の契約内容をご確認の上、選択・入力してください。

「標準プロビジョニング接続」は、お使いのVNEや接続種別を自動判別し、自動的に設定を行う機能です。
お使いのサービスが対応している場合に使用できます。

VNE種別 接続種別 必要な入力項目

標準プロビジョニング接続

ユーザー認証なし

なし

ユーザー認証あり

  • ユーザー名
  • パスワード

BIGLOBE

IPv6 オプション

なし

IPv6サービス (IPIP)

  • アップデートサーバーの URL
  • ユーザー名
  • パスワード
  • インターフェース ID
  • IPv6 アドレス
  • IPv4 アドレス

OCNバーチャルコネクト

動的 IP 契約

なし

固定 IP1 契約

  • アドレス解決システム URL
  • 認証用 ID
  • 認証パスワード

OCX

OCX光 インターネット / v6IX

  • インターフェース ID
  • 固定 IP トンネル終端装置の IPv6 アドレス
  • 固定 IPv4 アドレス

transix

IPv4 接続 (DS-Lite)

  • AFTR の FQDN

IPv4 接続 (固定 IP)

  • アップデートサーバーの URL
  • ユーザー名
  • パスワード
  • インターフェース ID
  • IPv6 アドレス
  • IPv4 アドレス

v6コネクト

IPv4 over IPv6 接続 (DS-Lite)

  • AFTR の FQDN

IPv4 over IPv6 接続 (IPIP)

  • アップデートサーバーの URL
  • 認証キー
  • 認証パスワード
  • インターフェース ID
  • IPv6 アドレス
  • IPv4 アドレス

v6プラス

IPv6/IPv4 インターネットサービス

なし

固定 IP サービス

  • アップデートサーバーの URL
  • ユーザー名
  • パスワード
  • インターフェース ID
  • IPv6 アドレス
  • IPv4 アドレス

クロスパス (Xpass)

可変 IP 契約

なし

固定 IP1 契約

  • DDNS アップデート先 URL
  • FQDN
  • DDNS ID
  • DDNS パスワード
  • BASIC 認証 ID
  • BASIC 認証 パスワード
  • インターフェース ID
  • 固定 IP トンネル終端装置の IPv6 アドレス
  • 固定 IPv4 アドレス

6.5. その他 共通の設定

プロバイダー種別によらない設定項目です。

6.5.1. 設定名

設定をわかりやすく識別するための名前を付けることができます (省略可)。
省略した場合は、接続種別に応じて自動的に名前が付けられます。

6.5.2. DNS サーバー

[かんたん設定] - [プロバイダー接続] DNS サーバー

DNS サーバーを以下から設定できます。

  • DNS サーバーアドレスを指定しない、またはプロバイダーから自動取得

    • 特に指定がない場合はこちらを選択します。

  • プロバイダーとの契約書に DNS サーバーアドレスの指定がある

    • プライマリー DNS サーバー、セカンダリー DNS サーバーの両方を IP アドレス で指定することができます。1つしか指定がない場合は、プライマリーのみを入力してください。

7. その他のコンフィグの自動設定

プロバイダー接続の設定を行うと、以下の設定も併せて自動で投入されます。プロバイダー設定後の各設定の変更についてはそれぞれ各機能の技術情報ページを参照してください。

  • 静的IPフィルター

  • 動的IPフィルター

  • NAT (IPマスカレード)

    • IPv4 タイプのプロバイダーでのみ常に有効となり、無効化はできない。ただし、ポート開放の設定は追加可能。

  • 不正アクセス検知機能 (IDS)

    • 常に有効となり、無効化はできない。