Yamaha Network Organizer(YNO) 操作マニュアル
1. 概要
本サービスは、ご利用いただいているヤマハネットワーク機器をクラウド上で監視・管理することのできる統合管理環境をご提供するサービスです。本文書中では、Yamaha Network Organizerを便宜上YNOと呼びます。
YNOでは、管理対象となるヤマハネットワーク機器をYNOエージェント、クラウド上の管理サーバーをYNOマネージャーと呼びます。YNOマネージャーは、YNOエージェントの情報を収集したり、設定変更やコマンド実行などの制御命令を管理対象機器に送信したりできます。また、YNOマネージャーはネットワーク機器の管理者であるお客様に対し、ウェブインターフェースを提供します。ネットワーク管理者は、YNOのサイトにログインすることで、管理対象機器の状態を確認したり、設定変更等の操作をしたりできます。
2. 本文書の目的
本文書では、これからYNOを利用してネットワーク機器の管理を開始するにあたり、基本となる操作手順について説明します。
なお、記載の文言やスクリーンショットにおいては、予告なく変更となることがあります。あらかじめご了承ください。
3. 用語
名称 | 説明 |
---|---|
YNO |
本サービスをあらわします。 |
YNOマネージャー |
ヤマハネットワーク機器を管理・監視するクラウド上のサーバーです。 |
YNOエージェント |
管理対象となるヤマハネットワーク機器です。 |
ライセンス |
YNOのご利用にはライセンスの購入が必要です。ご購入いただいたライセンス数が、YNOで管理できるYNOエージェントの台数となります。 |
オペレーター |
YNOライセンスをご購入いただいた際に発行されるアカウントです。 |
ユーザー |
オペレーターが必要に応じて作成するアカウントです。 |
アクセスコード |
YNOエージェントとしてルーターを登録する場合に、YNOマネージャーとの認証に使用するコードです。 |
Device ID |
YNOエージェントとして無線APを登録する場合に、YNOマネージャーとの認証に使用するIDです。 |
クラスター |
同一ブロードキャストドメインに接続されている無線APが、自動的に形成する管理単位です。 |
グループ |
複数のクラスターをYNOマネージャーで一括管理するための単位です。
|
ジョブ |
YNOがYNOエージェントに対して行う作業のことです。
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4. 対応機種
YNOが動作保証・サポートする機種は以下のとおりです。
製品の修理対応終了日をもって動作保証・サポートを終了します。修理対応終了予定/生産完了品は以下を参照してください。 |
4.1. ルーター
機種 | リビジョン |
---|---|
RTX3510 |
すべてのリビジョン |
RTX1300 |
すべてのリビジョン |
RTX1220 |
すべてのリビジョン |
RTX830 |
Rev.15.02.01以降 |
NVR510 |
Rev.15.01.06以降 |
NVR700W |
Rev.15.00.07以降 |
RTX1210 |
Rev.14.01.14以降 |
RTX5000 |
Rev.14.00.26以降 |
RTX3500 |
Rev.14.00.26以降 |
FWX120 |
Rev.11.03.22以降 |
4.2. 無線AP
機種 | リビジョン |
---|---|
WLX323 |
Rev.25.01.02以降 |
WLX322 |
Rev.25.00.02以降 |
WLX222 |
Rev.24.00.01以降 |
WLX413 |
Rev.22.00.01以降 |
WLX212 |
Rev.21.00.02以降 |
5. 利用環境
5.1. 推奨 Web ブラウザー
下記の Webブラウザーでのご利用を推奨します。
OS | Web ブラウザー |
---|---|
Windows |
Microsoft Edge |
Google Chrome |
|
Mozilla Firefox |
Webブラウザーの言語設定が日本語の場合に限り、動作を保証いたします。 |