はじめに
1. はじめに
本章では、はじめにご確認いただきたい内容を以下で説明します。
| 項目 | |
|---|---|
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同梱されている付属品のご紹介 |
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別売品(オプション品)のご紹介 |
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マニュアルや製品情報のご紹介 |
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故障、損傷や誤動作、データの消失を防ぐため、お守りいただく内容 |
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電波障害自主規制、高調波規制、オープンソフトウェア、保証範囲、またはその他の重要なお知らせを掲載 |
1.1. 主な特長
本製品は、多拠点ネットワーク向けの10ギガアクセスVPNルーターです。
追加のオプションライセンスを適用することでVPN対地数を段階的に拡張できるため、拠点数の増加に応じて柔軟なスケーリングが可能です。また、10ギガビット光回線や10ギガビット/マルチギガビットに対応したスイッチと接続することで、WAN側とLAN側の両方において高速ネットワーク環境を構築できます。
現在運用中のネットワーク環境によっては、既存のルーターを本製品に置き換えるだけで、通信速度の改善が期待できます。
1.1.1. 多様なネットワークに対応
- モバイル通信に対応
-
USBポートに携帯電話網に対応したデータ通信端末を接続して、モバイルインターネット接続を利用できます。
- データコネクトに対応
-
フレッツ 光ネクストの「データコネクト」に対応しています。データコネクトを利用して、帯域が保証された通信で拠点間を接続できます。
- IPsec、L2TPに対応
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IPsec、L2TPに対応しています。インターネット回線を利用した仮想プライベートネットワーク (VPN)を構築して、より安全にデータを送受信できます。
- ネットボランチDNSサービスに対応
-
ヤマハが提供する無料のダイナミックDNSサービスである「ネットボランチDNSサービス」に対応しています。不定IPアドレス間でのVPN接続や、リモートアクセスなどに利用できます。
- VPN拡張ライセンスに対応
-
VPN拡張ライセンスYSL-VPN-EX3(別売品)に対応しています。適用するライセンス数に応じて、 VPN対地数を最大3000対地まで拡張できます。
1.1.2. 高いネットワークパフォーマンス
- 10ギガビット回線に対応
-
10ギガビットイーサネットに対応したポートを2つ搭載しています。それぞれRJ-45ポートとSFP+ スロットのコンボポートで構成されているため、接続される機器のLANインターフェースに応じた最適なポートを選択して使用可能です。
- 高いスループット
-
高性能CPUとハードウェアVPNアクセラレーター、および高速にパケット転送が可能な「ファストパス」機能を搭載しているため、高いスループットを実現します。
1.1.3. 管理負荷を軽減
- Yamaha Network Organizer(YNO)に対応
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有償のクラウド型管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」を使用すれば、遠隔地からでも簡単に機器の監視・管理ができます。また、「ゼロコンフィグ」を使用すると、本製品の新規設置や交換の手間を削減できます。「ゼロコンフィグ」は、初期CONFIGを設定した本製品をインターネット回線に接続して電源を入れることで、YNOに保存されたCONFIGをダウンロードして起動します。
- 外部メモリーに対応
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microSDスロットやUSBポートに、それぞれmicroSDHCカードやUSBメモリーを接続することで、本製品の管理作業に便利な以下の操作ができます。
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外部メモリーに保存されたファームウェアや設定ファイルを用いた操作
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外部メモリーへの設定ファイルのバックアップ
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外部メモリーへのログなどの保存
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本製品で使用可能な外部メモリーについては、microSDスロットやUSBポートの「 2.6. ハードウェア仕様 」をご覧ください。
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本製品で外部メモリーを使用する方法については、「 9.2. 外部メモリーの活用 」をご覧ください。
-
- mini USB CONSOLEポートを搭載
-
これまでのRJ-45 CONSOLEポートに加え、新たにmini USB CONSOLEポートを搭載しました。RS-232C端子(COMポート)を搭載していないパソコンでも、別途USBシリアル変換ケーブルを用意する ことなくコンソールを使って設定できます。
- 互換性のあるコマンド
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RTX3500/RTX5000の設定を引き継ぐことができます(ISDNなど非対応機能を除く)。また、1,000 以上のVPN対地数が必要なときは、VPN拡張ライセンス YSL-VPN-EX3をご購入ください。
- Luaスクリプトが利用可能
-
本製品はLuaスクリプトに対応しています。本製品の状態変化に応じた設定の変更やアクションをプログラミングすることで、高度な管理ができます。
本製品で利用できるLuaスクリプトについて、以下のURLをご覧ください。
https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/lua/ - 豊富な技術情報
-
ヤマハネットワーク周辺機器技術情報ページ では、本製品の詳しい使い方やトラブルシューティングなど、より高度な技術情報を参照できます。
1.1.4. 環境への配慮
- RoHS対応
-
鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニル)、PBDE(ポリ臭化ジフェニルエーテル)、DEHP(フタル酸ビス(2-エチルヘキシル))、DBP(フタル酸ジブチル)、BBP(フタル酸ブチルベンジル)、DIBP(フタル酸ジイソブチル)の使用を規制した、欧州のRoHS指令に適合しています。
- EEE(Energy Efficient Ethernet)に対応
-
EEE(Energy Efficient Ethernet)に対応し、イーサネット通信の省電力を実現できます。
EEE機能について詳しくは「 9.3. EEE機能を使用する 」をご覧ください。
1.2. 主な機能
実績のあるヤマハルーターの機能を継承し、さらに強化しました。
1.2.1. ルーター機能
- ルーティング
-
IPv4、IPv6パケットのルーティングを行います。以下のルーティングプロトコルに対応しています。
パケット種別 ルーティングプロトコル IPv4
RIP、RIP2、OSPF、BGP4(EBGP, IBGP)
IPv6
RIPng、OSPFv3
- フィルター型ルーティング
-
IPアドレスやプロトコル、ポート番号によってパケットの転送先を決定します。
複数のプロバイダーへ同時に接続できます。 - NAT/IPマスカレード
-
NATとIPマスカレードを使用して、アドレス変換ができます。
種別 機能 NAT
グローバルアドレスとプライベートアドレスを1対1に対応づけて変換します。
IPマスカレード
1つのグローバルアドレスに対して、複数のプライベートアドレスを対応づけて変換します。
- VPN接続
-
拠点同士をインターネットVPNで接続できます。以下のプロトコルに対応しています。
-
IPsec(AES128/256、3DES、DES、IKEv1、IKEv2、NATトラバーサル、XAUTH)
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L2TP/IPsec
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L2TPv3
-
- PPPoEクライアント機能
-
FTTHやADSL回線を利用したブロードバンドアクセス回線を利用するときに必要な、PPPoEクライアント機能を利用できます。
- IPv6接続機能
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IPv6 PPPoEやIPv6 IPoEによるIPv6インターネット接続、IPv6 IPoEを使用したIPv4インターネット接続(IPv4 over IPv6 MAP-E方式/DS-Lite方式)に対応しています。
- 回線のバックアップ機能
-
インターネットVPNの使用時に障害が発生した場合に、携帯電話網をバックアップ回線として使用するなど、多彩な構成で回線バックアップができます。
1.2.2. セキュリティー機能
- パケットフィルター
-
静的フィルターと動的フィルターを利用できます。
種別 機能 静的フィルター
送信元や送信先のIPアドレス、ポート番号、プロトコルによりパケットを制御します。
動的フィルター
IPパケットの流れをセッション単位で制御します。
FQDNフィルター
フィルター機能の始点IPアドレスと終点IPアドレスをFQDNで指定できます。
MACアドレスによるイーサネットフレームのフィルタリングもできます。 - 不正アクセス検知(IDS)機能
-
侵入や攻撃を目的とした不正なパケットや、P2Pソフトウェアなどを検知します。
検知した不正なパケットの破棄や、帯域の制限ができます。 - 端末認証機能
-
DHCPを利用した端末認証機能を使用して、ネットワーク上の端末ごとにアクセス範囲を設定できます。
特定のMACアドレスを持つ機器以外のネットワーク接続を禁止したり、端末が接続可能なネットワークを制限したりできます。 - URLフィルター
-
内部データベース参照型URLフィルター機能を搭載しています。本製品に設定されたデータベースを参照して、アクセス可能なURLを制限します。
1.2.3. QoS(Quality of Service)機能
以下の基本的なQoS機能とヤマハ独自の適応型QoS機能を搭載しています。
| QoS種別 | QoS機能 |
|---|---|
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基本的なQoS |
優先制御、帯域制御、階層型QoS |
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ヤマハ独自の適応型QoS |
Dynamic Traffic Control、Dynamic Class Control、帯域検出機能、負荷通知機能 |
1.2.4. 運用と管理に便利な機能
- 複数のファームウェアと設定ファイルを保存可能
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-
本製品の不揮発性メモリーに複数のファームウェアと設定ファイルを保存できます。本製品を起動するときに、任意のファームウェアや設定ファイルを選択できます。
「 使用するファームウェアと設定ファイルを選択して起動する 」をご覧ください。 -
設定ファイルの履歴も保存されます。元の設定に戻したいときに便利です。
「 5.1. プログラムと設定情報について (設定ファイル、退避ファイル)」をご覧ください。 -
microSDHCカードおよびUSBメモリーに保存したファームウェアや設定ファイルで本製品を起動できます。設定を一時的に試したい場合などに便利です。
「 外部メモリーのファームウェアと設定ファイルを使用して起動する 」をご覧ください。
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- リモートセットアップ
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NTT東日本株式会社またはNTT西日本株式会社が提供しているデータコネクトを利用して、遠隔地のヤマハルーターの設定変更やログ取得などができます。
- メール通知機能
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バックアップ回線へ切り替わった場合や不正アクセスを検知した場合などに、メールで通知できます。
- パワーオフログ保存機能
-
POWERスイッチをSTANDBY(
)にしたときに、ログを自動的に本製品の不揮発性メモリーに退避します。電源切断後もログが消えないので、本製品を再起動したあとに電源切断前のログを確認できます。
「 5.3.1. パワーオフログ保存機能 」をご覧ください。
- リブートログ保存機能
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設定間違いやファームウェアのバグなどにより意図しないリブート(再起動)が発生した場合、直前のリブート原因を解析できます。
「 5.3.2. リブートログ保存機能 」をご覧ください。
- ファームウェア更新処理 / 設定ファイルセーブ処理のフェールセーフ
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本製品の不揮発性メモリーのファームウェア / 設定ファイルを更新している最中に、電源コードの抜けや停電が発生して、更新処理が正常に終了しなかった場合は、ファームウェア / 設定ファイルを更新前のものへ戻します。これにより、ファームウェアが消失して起動不能に陥ったり、設定ファイルが消失して誤作動を起こしたりするといった事態を抑止します。
1.3. 付属品
以下の付属品が同梱されているか、ご確認ください。
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はじめにお読みください(保証書含む):1枚
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AC100 V用電源コード:1本
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電源コード抜け防止金具(付属AC100 V用電源コード専用):1個
電源コードの取り付けに使用します。取り付け方は「 4.1. 電源コードを接続する 」をご覧ください。
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ゴム足:4個
水平置きの設置をする場合に使用します。取り付け方は「 3.1. 水平置きで設置する 」をご覧ください。
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ダストカバー(工場出荷時、SFP+スロットに取り付け済み):2個
工場出荷時に SFP+スロット に取り付け済みです。ほこりなどの侵入を防止するため、未使用スロットは、ダストカバーを取り付けたままご使用ください。
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ラックマウント用金具:2個
19インチラック(1Uサイズ)への設置をする場合に使用します。取り付け方は「 3.2. 19インチラックに設置する 」をご覧ください。
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ラックマウント用金具取り付けネジ(皿ネジ、3×10、黒色):8本
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以下のケーブルは同梱されていません。各規格をご確認のうえ、別途ご用意ください。
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1.4. 別売品
以下の別売品(オプション品)をご用意しています。
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RJ-45/DB-9コンソールケーブル:YRC-RJ45C
RJ-45 CONSOLEポートに接続するケーブルです。本製品のRJ-45 CONSOLEポートからログインする場合 に使用します。設定用パソコンにシリアルポートのない場合は、市販のUSBシリアル変換ケーブルなどをご用意ください。 -
SFP+モジュール:YSFP-10G-SR/YSFP-10G-LR
10GBASE-SR/10GBASE-LRに適合した光ファイバーケーブルの接続に使用します。SFP+スロットへの 取り付け方法は「 4.4. SFP+/SFPモジュールを着脱する 」をご覧ください。SFP+モジュールの取扱説明書を参照し、適合する光ファイバーケーブルを使用してください。 -
SFPモジュール:YSFP-G-SXA/YSFP-G-LXA
1000BASE-SX/1000BASE-LXに適合した光ファイバーケーブルの接続に使用します。SFP+スロットへの 取り付け方法は「 4.4. SFP+/SFPモジュールを着脱する 」をご覧ください。SFPモジュールの取扱説明書を参照し、適合する光ファイバーケーブルを使用してください。 -
ダイレクトアタッチケーブル:YDAC-10G-3M、YDAC-10G-1M
ヤマハ製品のSFP+スロット間を直接接続する場合に使用します。距離は限定されますが、安価に10ギガビット・イーサネット環境の構築が可能です。SFP+スロットへの取り付け方法は「 4.5. ダイレクトアタッチケーブルを着脱する 」をご覧ください。
以下の別売品(ソフトウェア/サービス)をご用意しています。
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ネットワーク統合管理サービス Yamaha Network Organizer(YNO)
「Yamaha Network Organizer(YNO)」は、多拠点のヤマハネットワーク機器をクラウド上で監視・ 管理することのできる統合管理環境を提供するサービスです。 -
VPN拡張ライセンス YSL-VPN-EX3
「VPN拡張ライセンス」は、ヤマハルーターに適用することでVPN対地数を拡張できます。本製品の拡張機能としてライセンス提供します。 -
VPNクライアントソフトウェア YMS-VPN8 ソフトウェアライセンス版
Windows PCからL2TP/IPsecで安全な通信ができるようにするためのVPNクライアントソフトウェア です。ソフトウェアライセンス版は、Windows PCにライセンスを付与します。 -
VPNクライアントソフトウェア YMS-VPN8 同時接続ライセンス版
Windows PCからL2TP/IPsecで安全な通信ができるようにするためのVPNクライアントソフトウェア です。同時接続ライセンス版は、本製品に同時接続できる台数分のライセンスを付与します。
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別売品の最新情報や詳細については、以下のウェブサイトをご覧ください。
https://network.yamaha.com/products/options/ |
1.5. マニュアルのご案内
マニュアル、製品情報、技術情報を用意しています。本製品の取り扱いシーンに適したマニュアルをお読みください。
- 各マニュアルの想定利用シーン概要
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- マニュアルの一覧
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はじめにお読みください(本製品に付属、保証書含む、ウェブサイト)
本製品をお使いになるうえでの注意事項、保証書、保証規定が記載されています。
本製品を設置するときは、「 1.7. 安全上のご注意 」を必ず守ってください。 -
ユーザーガイド(本ガイド、ウェブサイト)
本製品と本製品を接続するネットワークを管理する人を対象にして、製品概要と、ハードウェア仕様、各部の名称、サポート窓口、本製品や別売品の注意事項・設置方法・接続方法・設定方法などが記載されています。 -
コマンドリファレンス(ウェブサイト)
本製品のコマンドの使い方や、設定するための書式、説明、使用例が記載されています。
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上記のマニュアルの最新版は、 ウェブサイト に掲載しています。 |
- 技術情報
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本製品の詳細な設定方法や管理方法、技術資料、製品情報については、以下のウェブサイトもご覧ください。
項目 内容 技術情報、マニュアル、ファームウェア、FAQなどを公開
PDFやHTMLのマニュアルを配布
各種機能の詳しい説明、障害発生時の切り分け方法など
「コンソール」へのログイン方法
パソコン上でヤマハスイッチやヤマハ無線LANアクセスポイントの情報や接続機器を監視、制御するソフトウェア
ネットワークの管理と運用を実現する製品への組み込みソフトウェア
クラウドから監視・管理できる統合管理サービス
障害切り分け手順
リブートログ保存機能
パワーオフログ保存機能
sshd
NGN(ひかり電話、 NGN リモートセットアップ )
sftpd
SCP
外部メモリー
TFTP リビジョンアップ
RT-Tftpクライアント
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これらのマニュアルを確認しても問題が解決しない場合は、「 8.3. お客様サポートについて 」を参照して、弊社のサポート窓口までご連絡ください。 |
1.6. 本ガイドの表記
本ガイドの表記に関する注意事項などをまとめています。予めご参照ください。
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本ガイドでは、インターネットやネットワークに関する基礎知識は解説しておりません。
「ヤマハネットワーク技術者認定試験(YCNE)」 のための 学習書籍 や 市販の解説書 などを参考にしてください。
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本ガイドの記載内容の一部または全部を無断で転載することを禁じます。
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本ガイドに記載されているイラストや画面は、すべて説明のためのものです。
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本ガイドの内容および本製品の仕様は、改良のため予告なく変更されることがあります。
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本ガイドは、本製品のファームウェアやYNO(Yamaha Network Organizer)の発行時点の仕様をもとに説明しています。
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ファームウェアの最新版は、 ウェブサイト から ダウンロードできます。
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略称、商標、記述形式、安全のための注意喚起の記号などは、以下の項目を参照ください。
項目 概要 社名や製品名や用語の略称表記
各社の製品やサービスの登録商標あるいは商標の表記
表記ルールやグローバルIPアドレスの例示
安全のための注意喚起の記号表記
1.6.1. 略称について
本ガイドでは、それぞれの社名や製品名や用語について、以下のように略称で記載します。
| 略称 | ヤマハの製品やサービス、技術用語 |
|---|---|
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本製品 |
ヤマハ 10ギガアクセスVPNルーター RTX3510 |
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セグメント
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端末同士が直接通信できる範囲です。ブロードキャストドメインとも言われます。 |
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ネットワーク
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端末同士がIPアドレスで通信できる範囲です。異なるネットワークの端末と通信する場合には、ルーターやL3スイッチがデータを仲介します。 |
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LANケーブル |
100BASE-TX、1000BASE-T、2.5GBASE-T、5GBASE-T、10GBASE-T 対応イーサネットケーブル |
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YNO |
ヤマハのクラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer」 |
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YNOマネージャー |
YNOのサーバーです。 |
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YNOエージェント |
YNOの管理対象機器、または管理対象機器に組み込まれたYNOマネージャーとの通信機能です。 |
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【Web GUI搭載モデル】 |
Web GUI機能(Web GUIによる設定機能)搭載モデルに関する記述です。RTX3510には、Web GUI機能が搭載されておりません。 |
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略称 |
各社の社名、製品、サービスなど |
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Windows |
Microsoft ® Windows ® |
1.6.2. 商標について
本ガイドに記載されている会社名、製品名は各社の登録商標あるいは商標です。
-
本製品は「RC4」を使用しています。RC4は、RSA Security LLCの米国およびその他の国における登録商標です。
-
フレッツ 光ネクスト、データコネクトは、NTT東日本株式会社およびNTT西日本株式会社の登録商標です。
1.6.3. 記述形式について
内容の理解を助けるために、本文では以下のルールで表記します。
-
表記ルール
記載内容 ルール 例 本文中の注意事項
アンダーラインで強調
通信を遮断する
コマンド
小文字の太字
show config コマンド
キーボードのキー
大括弧[ ]で囲む
[Enter]キー
複数のキーを同時に押す場合
同時に押すキーを列挙して、「+」でつなげる
[Ctrl]+[X]
-
IPアドレスを例示するときは、以下のIPアドレスを使用します。
IPアドレス範囲 記載用途 203.0.113.0/24
グローバルIPアドレスの例示
このIPアドレスは、通信には使用できません。実際に設定するときは、ご利用環境に合わせたものをお使いください。 RFC6890 (Special-Purpose IP Address Registries) では、192.0.2.0/24 、 198.51.100.0/24 、 203.0.113.0/24 、 2001:db8::/32 などの文書作成用グローバルIPアドレスを予約しています。
1.6.4. 安全のための記号について
本ガイドの本文中では、本製品を安全にお使いいただくための重要な情報を以下のような記号を付けて表記します。
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「 1.7. 安全上のご注意 」の「 1.7.1. 警告 」や「 1.7.2. 注意 」に用いる記号も参考にしてください。
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死亡する可能性または重傷を負う可能性が想定される内容です。
「 1.7. 安全上のご注意 」の「 1.7.1. 警告 」と同等の内容です。 |
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傷害を負う可能性が想定される内容です。
「 1.7. 安全上のご注意 」の「 1.7.2. 注意 」と同等の内容です。 |
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製品の故障、損傷や誤動作、データの損失を防ぐため、お守りいただく内容です。
「 1.8. 使用上のご注意 」と同等の内容です。 |
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製品を正しく操作、運用するために、知っておいていただきたい内容です。 |
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操作や運用の参考情報です。 |
1.7. 安全上のご注意
本項に示した注意事項は、本製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害を未然に防止するためのものです。以下の注意事項をよくお読みになり、必ずお守りください。
- 「警告」と「注意」について
-
本項では、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害の大きさと切迫の程度
を明示するために、「 1.7.1. 警告 」と「 1.7.2. 注意 」に区分して掲載しています。「 死亡する可能性または重傷を負う可能性が想定される 」内容です。
「 傷害を負う可能性が想定される 」内容です。
- 記号表示について
-
本項に表示されている記号には、次のような意味があります。
禁止
分解禁止
接触禁止
ぬれ手禁止
必ず実行
必ず実行(保護接地されている適切なコンセントに接続する)
必ず実行(電源プラグを手で持ってコンセントから取り外す)
必ず実行(電源プラグを手で持ってコンセントにしっかり押し込む)
1.7.1. 警告
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- 異常に気付いたら
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次のような異常が発生した場合、すぐに電源を遮断する。
電源を遮断するための操作は次のとおりです。
そのまま使用を続けると、火災・感電・故障の原因になります。至急、点検や修理をご依頼ください。 |
- 電源
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電源コードが破損するようなことをしない。
芯線がむき出しのまま使用すると、火災・感電・故障の原因になります。 |
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落雷のおそれがあるときは、本製品や電源プラグやコードに触らない。
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電源は本製品に表示している電源電圧で使用する。
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日本国内AC100V(50/60Hz)の電源電圧で使用する場合は、必ず付属の電源コードを使用する。
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次の付属品を他の機器に使用しない。
火災・やけど・故障の原因になります。 |
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電源プラグを定期的に確認し、ほこりが付着している場合はきれいに拭き取る。
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電源プラグは根元まで確実に差し込む。
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電源プラグは、見える位置で、手が届く範囲のコンセントに接続する。
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長期間使用しないときは、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
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- 接続
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電源プラグは保護接地されている適切なコンセントに接続する。
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- 分解禁止
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本製品を分解したり改造したりしない。
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- 水に注意
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水などの液体がかかるような場所で使用しない。
内部に水などの液体が入ると、火災・感電・故障の原因になります。 |
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ぬれた手で電源プラグを抜き差ししない。また、ぬれた手で本製品を扱わない。
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- 火に注意
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本製品の近くで、火気を使用しない。
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- 取り扱い
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本製品を落としたり、強い衝撃を与えたりしない。
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- バックアップバッテリー
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バックアップバッテリーを自分で交換しない。
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1.7.2. 注意
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- 電源
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電源プラグを差し込んだとき、ゆるみがあるコンセントを使用しない。
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電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必ず電源プラグを持って引き抜く。
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- 設置
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不安定な場所や振動する場所に置かない。
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本製品を設置する際は、放熱を妨げない。
機器内部に熱がこもり、火災・故障・誤動作の原因になります。 |
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次のマニュアルで指示された方法で設置する。
放熱が不十分だと機器内部に熱がこもり、火災・故障・誤動作の原因になります。
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付属のゴム足またはラックマウント用金具を使用して水平に設置する。
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塩害や腐食性ガスが発生する場所、油煙や湯気の多い場所に設置しない。
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本製品を移動する前に、必ずすべての接続ケーブルを外す。
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ラックに取り付けるときは、必ず付属品を使用して、専門知識を持った人が取り付ける。
不適切な取り付けは、けが・故障・破損の原因になります。 |
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据え置き設置する場合は、必ずゴム足を取り付ける。
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- 接続
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外部機器を接続する場合は、各機器の取扱説明書をよく読み、説明に従って接続する。
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各ポートの規格に適合したケーブルを接続する。
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- お手入れ
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お手入れをする前に、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
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- 取り扱い
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本製品に長時間触れない。
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本製品のすき間に手や指を入れない。
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本製品のすき間に金属や紙片などの異物を入れない。
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小さな部品は、乳幼児の手の届くところに置かない。
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次のような、無理な力がかかることをしない。
けが・感電・故障・破損の原因になります。 |
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接続されたケーブルを引っ張らない。
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1.8. 使用上のご注意
- ご注意
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本製品の故障、損傷や誤動作、データの消失を防ぐため、お守りいただく内容です。
- 設置
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本製品を他の機器と重ねて置かないでください。熱がこもり、故障の原因になります。
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周囲の環境によっては電話、ラジオ、テレビなどに音声や画面の乱れが入る場合があります。その場合は、本製品の設置場所、向きや周囲の環境を変えてください。
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直射⽇光の当たる場所、極端に温度が⾼い場所や低い場所、ほこりが多い場所に設置しないでください。
故障・変形・動作不良の原因になります。 -
周囲温度が極端に変化するなど、結露が発生しそうな場所には設置しないでください。
結露した状態で使用すると故障の原因になります。
結露しているおそれがある場合は、電源を入れずに数時間放置し、結露がなくなってから使用してください。 -
本製品を強い電磁波がある場所に設置しないでください。
動作不良の原因になります。 -
通信ケーブルを電源コードなどに近づけて配線しないでください。
大きな電圧が誘起され、動作不良の原因になります。
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- 接続
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本製品を接続している電源ラインにノイズを発生する機器を接続しないでください。
故障・動作不良の原因になります。 -
1000BASE-T/2.5GBASE-T/5GBASE-Tでご使用になる場合は、エンハンスドカテゴリー5(CAT 5e)以上のLANケーブルを使用ください。10GBASE-Tでご使用になる場合は、カテゴリー6(CAT 6)以上のLANケーブルをご使用ください。ただし、2.5GBASE-T/5GBASE-T/10GBASE-Tでご 使用になる場合は、隣接したケーブルや外部からのノイズの影響により最大伝送距離が規格値より短くなる場合があります。詳細については「 11.1. LANケーブル 」をご確認ください。
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ダイレクトアタッチケーブルやSTPケーブルを使用して接続する場合は、機器同士のアースが同電位となるように接続してください。
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- 取り扱い
-
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本製品の上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製品などを置かないでください。
接触したところの変色・変質の原因になります。 -
本製品に触れるときは、身体や衣服から静電気を除去してください。
静電気によって故障するおそれがあります。 -
端子の内部に指や⾦属で触れないでください。
故障・接触不良の原因になります。 -
「ユーザーガイド」(ウェブサイト)を必ず読んでから、SFP+スロットには必ず指定の(クラス1レーザーの)SFP+/SFPモジュール(別売)やダイレクトアタッチケーブル(別売)を装着してください。
指定以外のSFP+/SFPモジュールやダイレクトアタッチケーブルを装着した場合は動作の保証はできません。 -
使用しないSFP+スロットにはダストカバーを取り付けておいてください。異物が入り、故障の原因になります。外したダストカバーは、なくさないように保管してください。
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ダイレクトアタッチケーブル(別売)は取り外しにくい場合がありますので、「 4. 接続する 」を参照して正しく取り外してください。無理に引き抜くと、本製品やダイレクトアタッチケーブルを破損させる原因になります。
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本製品のUSBポートにUSBデータ通信端末を接続することで、携帯電話網を利用したワイヤレスWAN接続ができます。データ通信端末のご契約が定額制であっても、設定を誤って使用すると従量制の通信料金がかかる場合があります。
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USBデバイス(USBメモリーなど)をUSBポートに接続するときは、延長ケーブルを使わないでください。
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本製品のmicroSDスロットおよびUSBポートは、すべての外部メモリーの動作を保証するものではありません。
-
microSDHCカードおよびUSBメモリーの動作確認は、 external-memory performance-test go コマンドで行うことができます。また、microSDHCカードおよびUSBメモリーについて詳しくは、以下のURLを参照してください。
https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/external-memory/ -
microSDHCカードおよびUSBメモリー上のデータは定期的にバックアップすることをお勧めします。本製品のご利用にあたりデータが消失、データが破損したことによる被害については、弊社ではいかなる責任も負いかねます。あらかじめご了承ください。
-
- お手入れ
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お手入れのときは、乾いた柔らかい布を使用してください。ベンジン、シンナー、洗剤、化学ぞうきんなどで本製品の表面を拭かないでください。変色・変質の原因になります。
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- 譲渡/廃棄について
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本製品を譲渡する際は、「はじめにお読みください」(本製品に付属)も併せて譲渡してください。
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本製品では、時計機能の電源バックアップのためにリチウム電池を使用しています。廃棄する際はお住まいの自治体の指示に従ってください。
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本製品を譲渡/廃棄する場合は、「 9.6. 譲渡/廃棄について 」を参照し、初期化操作を実施してください。
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1.9. 重要なお知らせ
- 電波障害自主規制について
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この装置は、クラスA機器です。この装置を住宅環境で使用すると電波妨害を引き起こすことがあります。この場合には使用者が適切な対策を講ずるよう要求されることがあります。 |
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VCCI-A |
- 高調波規制について
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高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 適合品 |
- 本製品で使用しているオープンソフトウェア
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本製品のファームウェアにはオープンソースソフトウェアが含まれています。各オープンソースソフトウェアの著作権情報と使用条件は以下のコマンドで確認できます。 > show copyright detail |
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ライセンス条文については、「 ヤマハネットワーク機器サポート(ウェブサイト) 」でも公開され ています。 |
- 本製品の保証範囲について
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本製品を使用した結果により発生した情報の消失などの損失については、弊社ではいかなる責任も負いかねます。保証は本製品の物損の範囲に限ります。あらかじめご了承ください。 |
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保証や修理、保証書、保証規定など、詳しくは、「 8.3. お客様サポートについて 」を参照してください。 |
- セキュリティー対策と本製品のファイアウォール機能について
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インターネットを利用すると、ホームページで世界中の情報を集めたり、メールでメッセージを交換したりできて、とても便利です。一方で、お使いのパソコンが世界中から不正アクセスを受ける危険にさらされることになります。特にインターネットに常時接続したり、サーバーを公開したりする場合には、不正アクセスの危険性を理解して、セキュリティー対策を行う必要があります。本製品はセキュリティー対策のためにファイアウォール機能を搭載していますが、不正アクセスの手段や抜け道(セキュリティーホール)は、日夜新たに発見されており、不正アクセスやセキュリティーホールを防ぐ完璧な手段はありません。 インターネット接続には危険が伴うことをご理解いただくとともに、常に新しい情報を入手し、自己責任でセキュリティー対策を行ってください。 |
- 通信料金について
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本製品を従量課金型回線サービス(携帯電話網、データコネクトなど)でお使いになる場合には、自動発信の機能をよくご理解のうえご使用ください。
以下の場合に、予想外の通信料金がかかっている場合があります。
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- 料金情報や累積接続時間管理について
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本製品を従量課金型回線サービス(携帯電話網、データコネクト)に接続して使用する場合、料金情報に基づく累積料金額による発信制限や、累積接続時間による発信制限をかけることができます。
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