TFTPを利用してヤマハルーターのファームウェアを更新する具体的な手順を解説します。
Web GUIを使用したリビジョンアップについては、機種ごとのWeb GUI操作マニュアル(http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual.html)をお読みください。
ここではヤマハルーターを動作させている内部プログラムのことを示します。
ファームウェアを最新のものに書き換えることです。最新のものにすることで不具合が解消されたり、新しい機能を使うことができるようになります。常に最新状態にしておくことをおすすめします。
ルーターにファームウェアを送るための通信方式(プロトコル)です。ファームウェアのファイルを用意し、パソコンからの操作でルーターに転送します。WindowsやMac OSで利用できます。
最新のファームウェアは以下のヤマハネットワーク機器技術情報ページからダウンロードできます。
ご利用の機種のファームウェアをダウンロードしてください。ファームウェア配信ページ
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/firmware/index.php
Windows Vista以降ではTFTPとTelnet、Mac OS High Sierra以降ではTelnetが初期状態で使用できないようになっています。各クライアントを有効化する方法を以下で解説します。
※ 動作を保証するものではありません。
ヤマハ RTシリーズ専用のRT-Tftp
Client(http://www.rtpro.yamaha.co.jp/archive/RT/utility/rt-tftp.html)をご使用いただくことも可能です。
対応のOSをよくご確認のうえご利用ください。
※192.168.100.1はルーターのIPアドレス例です。
Finderから「アプリケーション」-「ユーティリティ」-「ターミナル」の順にクリックし、ターミナルを開きます。
「telnet 192.168.100.1」と入力し、Enterキーを押します。
※192.168.100.1はルーターのIPアドレス例です。
※192.168.100.2はパソコンのIPアドレス例です。
※パソコンのIPアドレスは、
Windows ⇒ コマンドプロンプトから"ipconfig"コマンド
Mac OS ⇒ ターミナルから"ifconfig"コマンドを実行することで確認できます。
その他の設定についてはコマンドリファレンス(http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual/rt-common/index.html)をお読みください。
※「firmware」はファームウェアをダウンロードしたフォルダの例です。実際にファームウェアをダウンロードしたフォルダ名を入力してください。
※192.168.100.1はルーターのIPアドレス例です。
※rtx830.binはファイル名の例です。ダウンロードしたファイル名を入力してください。
※192.168.100.1はルーターのIPアドレス例です。
※rtx830.binはファイル名の例です。ダウンロードしたファイル名を入力してください。
「スタート」メニューから「Windowsシステムツール」-「 ファイル名を指定して実行」の順にクリックします。
検索バーに「Telnet 192.168.100.1」と入力し、Enterキーを押します。
Finderから「アプリケーション」-「ユーティリティ」-「ターミナル」の順にクリックし、ターミナルを開きます。
「Telnet 192.168.100.1」と入力し、Enterキーを押します。
※192.168.100.1はルーターのIPアドレス例です。
以上でファームウェアのリビジョンアップは完了になります。
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