2. 各部の名称と機能

本章では、各部の名称と機能や「 2.6. ハードウェア仕様 」について説明します。

2 rtx3510 direction

項目

各部の名称と機能

インジケーター、インターフェース、通気孔などが配置されています。

Device IDラベル、製品ラベル、電源インレットなどが配置されてい ます。

ゴム足取り付けガイドが配置されています。

ラックマウント用金具取り付け穴が配置されています。

機器名、製造番号、認証番号などが記載されています。

項目

インターフェースの仕様などを掲載します。

2.1. 前面

2 rtx3510 front
① POWERスイッチ

本製品の電源を入(ON)/切(STANDBY)します。

POWERスイッチ 説明

ON ( icon power on

  • 本製品を起動するときは、本製品に電源コードを接続してから、POWERスイッチをON( icon power on )にします。

STANDBY ( icon power standby

  • 本製品を停止するときは、POWERスイッチをSTANDBY( icon power standby )にします。

  • POWERスイッチをON( icon power on )から、STANDBY( icon power standby )に切り替えたとき、「 5.3.1. パワーオフログ保存機能 」が働きます。ログ(SYSLOG)の保存などの終了処理後、自動的に電源が切れます。

  • POWERスイッチをSTANDBY( icon power standby )にした状態でも微電流が流れています。

Note
  • 本製品を起動する手順、および停止する手順について、詳しくは「 6.4. 起動手順と停止手順 」をご覧ください。

  • CONSOLEポートを認識しないなどの問題が発生したときに、POWERスイッチをSTANDBY( icon power standby )にしてから再度ON( icon power on )にして本製品を起動すると、問題が解決する場合があります。

② POWERインジケーター

本製品の電源の状態を示します。

POWERインジケーター 状態

消灯

電源が切れています。

点灯(緑色)

動作中です。

点滅(緑色)

POWERスイッチをON( icon power on )にした直後の起動中です。
または、POWERスイッチをSTANDBY( icon power standby )にした直後のシャットダウン中です。

③ ALARMインジケーター

本製品の障害情報を示します。

ALARMインジケーター 状態

消灯

正常に動作中です。

点灯(赤色)

以下のいずれかの状態です。
・本製品の内部温度の上昇により、ハードウェア保護機能が作動した
・ファンの異常停止を検出した

詳しくは、「 ALARMインジケーター状態の確認 」をご覧ください。

④ STATUSインジケーター

回線のバックアップの状態を示します。

STATUSインジケーター 状態

消灯

メイン回線が通信可能な状態です。

点灯(橙色)

メイン回線が通信不可能な状態です。

詳しくは、「 STATUSインジケーター状態の確認 」をご覧ください。

⑤ 通風孔(吸気孔)

前面の多数の孔は外気を取り込むための通風孔(吸気孔)です。

Warning 通風孔をふさいだり、周囲に物を置いたりしない。
火災や故障の原因になります。
⑥ mini USB CONSOLEポート

設定用のmini USBポートです。コネクターの形状は、 mini USB Type-B(5ピン) です。パソコンのUSBポートと、mini USB Type B(5ピン)コネクターを接続する USBケーブル を使用してください。

⑦ RJ-45 CONSOLEポート

設定用のRJ-45ポートです。パソコンのRS-232C端子(COMポート)と、弊社別売品のYRC-RJ45C、またはYRC-RJ45Cと同じ規格の RJ-45/DB-9コンソールケーブル で接続します。

⑧ LANポート
位置 インターフェース 仕様

上段

LAN1

  • 10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T ポート

  • 4 ポートスイッチングハブ

下段

LAN2

  • 10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-T ポート

  • 4 ポートスイッチングハブ

⑨ LAN/SFP+コンボポート

LANポートまたはSFP+スロットのどちらかを使用できます。

位置 インターフェース 仕様

上段

LAN3

  • LANポート、またはSFP+スロット

下段

LAN4

  • LANポート、またはSFP+スロット

  • LANポート
    100BASE-TX、1000BASE-T、2.5GBASE-T、5GBASE-T、10GBASE-T 対応のポートです。

  • SFP+スロット
    1000BASE-SX、1000BASE-LX、10GBASE-SR、10GBASE-LR 対応のスロットです。
    SFP+/SFPモジュール(別売)やダイレクトアタッチケーブル(別売)を取り付けて使用します。取り付け方法は、「 4.4. SFP+/SFPモジュールを着脱する 」または「 4.5. ダイレクトアタッチケーブルを着脱する 」をご覧ください。

    Important LANポートとSFP+スロットは排他利用となります。同じポート番号のLANポートとSFP+スロットを、両方同時に使用しないでください。誤動作の原因になることがあります。
    Tip

    本ガイドでは、用語「SFP+スロット」と「SFP+ポート」を、それぞれ以下の意味で使い分けています。

    • 「SFP+スロット」とは
      SFP+/SFPモジュールやダイレクトアタッチケーブルを取り付けるインターフェース

    • 「SFP+ポート」とは
      SFP+/SFPモジュールを取り付けて、光ファイバーケーブルを接続できるインターフェース

⑩ LINK/DATAインジケーター

LANポートまたはSFP+スロットの状態を示します。

LINK/DATAインジケーター 状態

消灯

リンクを喪失しています(使用不可)。

点灯(緑色)

リンクを確立しています(使用可能)。

点滅(緑色)

データを転送しています。

Important すべてのLINK/DATAインジケーターが 点滅(緑色) 、かつALARMインジケーターが 点灯(赤色) している場合は、 ハードウェア保護機能 が作動している可能性があります。詳しくは、「 ALARMインジケーター状態の確認 」をご覧ください。
⑪ SPEEDインジケーター(LANポート)

LANポートの接続速度を示します。

SPEEDインジケーター
(LANポート)
状態

消灯

未接続です。
または、10BASE-T、100BASE-TXのいずれかで接続しています。

点灯(橙色)

1000BASE-Tで接続しています。

点灯(緑色)

2.5GBASE-T、5GBASE-T、10GBASE-Tのいずれかで接続しています。

Important すべてのSPEEDインジケーターが 点滅(緑色) 、かつALARMインジケーターが 点灯(赤色) している場合は、 ハードウェア保護機能 が作動している可能性があります。詳しくは、「 ALARMインジケーター状態の確認 」をご覧ください。
⑫ SPEEDインジケーター(SFP+スロット)

SFP+スロットの接続速度を示します。

SPEEDインジケーター
(SFP+スロット)
状態

消灯

未接続です。

点灯(橙色)

1000BASE-SX、1000BASE-LXのいずれかで接続しています。

点灯(緑色)

10GBASE-SR、10GBASE-LRのいずれかで接続しています。
または、ダイレクトアタッチケーブルを使用して接続しています。

Important すべてのSPEEDインジケーターが 点滅(緑色) 、かつALARMインジケーターが 点灯(赤色) している場合は、 ハードウェア保護機能 が作動している可能性があります。詳しくは、「 ALARMインジケーター状態の確認 」をご覧ください。
⑬ microSDスロットとボタン

microSDHCカードを挿入するスロットです。
microSDHCカードを取り外すときは、microSDボタンを2秒以上押し続けて、microSDインジケーターが消灯してから取り外してください。

Important microSDHCカードは本体正面から水平方向に挿入してください。microSDHCカードを斜めに挿入すると抜けなくなる場合があります。
⑭ microSDインジケーター

microSDHCカードの接続、使用状態を示します。

microSDインジケーター 状態

消灯

microSDHCカードがスロットに挿入されていません。
または、microSDHCカードを取り外すことができる状態です。

点灯(緑色)

microSDHCカードが接続されています。

点滅(緑色)

microSDHCカードにアクセスしています。

⑮ USBポートとボタン

USBメモリーや携帯電話網に対応したデータ通信端末を挿入するポートです。
USBデバイスを取り外すときは、USBボタンを2秒以上押し続けて、USBインジケーターが消灯してから取り外してください。

⑯ USBインジケーター

USBデバイスの接続、使用状態を示します。

USBインジケーター 状態

消灯

USBデバイスがポートに挿入されていません。
または、USBデバイスを取り外すことができる状態です。

点灯(緑色)

USBデバイスが接続されています。

点滅(緑色)

USBデバイスにアクセスしています。

⑰ FUNCボタン

FUNCボタンに割り当てられた機能を実行します。
初期設定ではHTTPリビジョンアップ機能が割り当てられていますが、無効化されています。

FUNCボタンに割り当てる機能選択コマンド 設定値 初期値

operation button function func

http revision-up

http revision-up

execute batch

mobile signal-strength

execute lua

FUNCボタン操作の関連機能 コマンド 初期値

HTTPリビジョンアップ許可

http revision-up permit

on

HTTPリビジョンアップの操作許可

operation http revision-up permit

off

バッチファイルの実行許可

operation execute batch permit

off

電波の受信レベル取得機能

mobile signal-strength

on

Tip 各コマンドの詳細は「コマンドリファレンス」(ウェブサイト)をご覧ください。
⑱ FUNCインジケーター

FUNCボタンに割り当てられた機能の実行状態を示します。

FUNCインジケーター 状態

消灯

実行していません。

点滅(緑色)

実行中です。

2.2. 背面

2 rtx3510 rear
⑲ Device IDラベル

この部分に、2025年9月30日まで提供していた「最大1年間無料で使えるYNO(Yamaha Network Organizer)ライセンス」利用時に必要なIDが記載されています。現在はご利用いただくことはできません。
無償で体験いただける試用ライセンスも提供しています。詳しくは以下をご確認ください。
https://network.yamaha.com/lp/yno_trial

⑳ 冷却ファン(排気)

内部で発生する熱をファンで強制的に排出します。

Warning 通風孔(排気孔)をふさいだり、周囲に物を置いたりしない。
火災や故障の原因になります。
㉑ 製品ラベル

本製品の機器名、製造番号、MACアドレスなどが記載されています。詳しくは、「 2.5. 製品ラベル 」をご覧ください。

㉒ 電源インレット(3極コネクター、C14タイプ)

付属の電源コードを差し込みます。電源プラグをAC100 V、50/60 Hzの電源コンセントに接続します。
AC200 Vで使用する場合は、AC200 Vに対応した市販の電源コードをご使用ください。

㉓ 電源コード抜け防止金具取り付け穴

付属の電源コード抜け防止金具(コの字型)を取り付けます。取り付け方法は「 4.1. 電源コードを接続する 」をご覧ください。

2.3. 底面

[width=600
㉔ ゴム足取り付けガイド

付属のゴム足を取り付けます。

Important 本製品の設置方法によって、ゴム足の取り付けの有無が異なります。詳しくは、「 3.1. 水平置きで設置する 」をご覧ください。

2.4. 側面と上面

[width=600
㉕ ラックマウント用金具取り付け穴

付属のラックマウント用金具を取り付けます。取り付け方法は「 3.2. 19インチラックに設置する 」をご覧ください。

2.5. 製品ラベル

本製品の「 2.2. 背面 」に貼られた製品ラベルには、機器名、製造番号、MACアドレスなどが記載されています。

2 rtx3510 product label
㉖ 製造番号

この部分に、製品を管理/区分するための製造番号が記載されています。

㉗ MACアドレス

この部分に、本製品が保有するMACアドレスの範囲が記載されています。

  • MACアドレスの適用例

    製品ラベルのMACアドレス記載サンプル

    2 rtx3510 product label sample

    各LANインターフェースへのMACアドレス適用イメージ

    適用インターフェース 適用MACアドレス

    LAN1

    AC:44:F2:??:??:16

    LAN2

    AC:44:F2:??:??:17

    LAN3

    AC:44:F2:??:??:18

    LAN4

    AC:44:F2:??:??:19

㉘ 機器名

この部分に、製品の機器名が記載されています。

㉙ 認証番号

この部分に、製品の認証番号が記載されています。

2.6. ハードウェア仕様

項目 仕様および特性

LANポート

LANポート規格

IEEE802.3 (10BASE-T)
IEEE802.3u (100BASE-TX)
IEEE802.3ab (1000BASE-T)
IEEE802.3az (EEE: Energy Efficient Ethernet)

ポート数

8

通信モード

オートネゴシエーションまたは固定設定

コネクター

RJ-45

極性

ストレート/クロス自動判別またはストレート固定

LAN/SFP+
コンボポート

LANポート

ポート数

2 (SFP+スロットと排他利用)

規格

IEEE802.3u (100BASE-TX)
IEEE802.3ab (1000BASE-T)
IEEE802.3bz (2.5GBASE-T/5GBASE-T)
IEEE802.3an (10GBASE-T)
IEEE802.3az (EEE: Energy Efficient Ethernet)

通信モード

オートネゴシエーション

極性

ストレート/クロス自動判別またはストレート固定

SPF+スロット

スロット数

2 (LANポートと排他利用)

規格

IEEE802.3z (1000BASE-SX/1000BASE-LX)
IEEE802.3ae (10GBASE-SR/10GBASE-LR)

CONSOLEポート

規格

USB 2.0 / RS-232C

コネクター

mini USB Type-B / RJ-45

データ転送速度

9600(初期値)/19200/38400/57600/115200 bit/s

キャラクタービット長

8

パリティーチェック

なし

ストップビット長

1

フロー制御

Xon/Xoff

USBポート

規格

USB 2.0

給電電流

最大500 mA

ファイルシステム

FATまたはFAT32

microSDスロット

規格

microSDHC対応(スピードクラスUHS-I以上)、
microSDXCは未対応

ファイルシステム

FAT32

インジケーター

POWER、ALARM、STATUS、LINK/DATA(12個)、SPEED(12個)、microSD、USB、FUNC

ボタン

microSD, USB, FUNC

ファン数

2

MACアドレス

背面の 2.5. 製品ラベル に表示

認証番号

D22-0092001 LM22-0012

外形寸法(突起物、ゴム足を除く)

330 mm (W) × 250 mm (D) × 44 mm (H)

質量(付属品含まず)

2.3 kg

電源電圧、周波数

AC100 ~ 240 V、50/60 Hz
(付属の電源コードを使用する場合は、日本国内 AC100 Vのみ使用可能)

最大消費電力 / 最大消費電流

29.2 W / 0.55 A

電波障害規格

VCCIクラス A

動作環境条件

周囲温度

0 ~ 45 °C

周囲湿度

15 ~ 80%(結露しないこと)

保管環境条件

周囲温度

-20 ~ 50 °C

周囲湿度

10 ~ 90%(結露しないこと)