オンプレミス管理の始め方

本章では、オンプレミス管理を開始する設定手順を説明します。
設定の目的や、設置先のネットワーク環境によって、設定手順が異なります。本章では、以下の設定手順を紹介します。

1. オンプレミス管理の概要

クラスター管理機能を利用して、オンプレミスで集中管理できます。

5 cluster1
クラスター管理機能を利用したオンプレミス管理
オンプレミス管理の特徴
  • オンプレミス管理では、ひとつの拠点(同一のL2セグメント)内の複数台の無線APを集中管理できます。

オンプレミス管理の注意事項
  • 異なる拠点(異なるL2セグメント)間の集中管理はできません。

  • 生産完了品の「無線LANコントローラー機能」とは、互換性がありません。

  • 設定用パソコンで、管理対象のネットワークに直接アクセスできる環境が必要です。

Web GUIへのアクセス方法
  • ウェブブラウザーで本製品のIPアドレスを指定してアクセスします。
    アクセスしたWeb GUIから、設定や管理を行います。

  • LANマップのHTTPプロキシー機能経由でも、Web GUIにアクセスできます。

クラスター管理:Web GUIへのアクセス方法と設定・操作
対象Web GUI アクセス方法 主な設定や操作

無線AP

  • 直接

  • LANマップ経由

<無線AP(1台だけ)の操作>
[ここです]、無線LAN機能の動作状態・通信状態、
ログ出力、レポート出力、ネットワークコマンド
ファームウェア更新、再起動、初期化

仮想コントローラー

  • 直接

  • LANマップ経由

<クラスターに共通する設定や操作>
管理パスワード、基本設定、無線設定
管理機能、拡張機能、機器交換、
RO機能、設定の保存や復元、
ファームウェア更新、災害時モード、
設定送信

詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」画面、「技術資料」をご覧ください。

2. 1台目の初期設定

本製品をオンプレミス管理で利用開始するための、初期設定の手順を説明します。

1台目の初期設定手順
概要 Web GUIによる設定手順 CONSOLE

説明に用いる設定環境を確認する。「接続する」を参考に本製品をネットワークへ接続する。

想定ネットワーク環境

環境

設定環境に合わせて設定用パソコンのネットワーク設定をする。

パソコンのネットワーク設定

準備

仮想コントローラーのWeb GUIにログインし、オンプレミス管理を選択する。

IPアドレス調査

無線APにログイン

ログイン

仮想コントローラーにログイン

管理形態の選択

管理パスワードを初期設定する。

管理パスワードの初期設定

ログイン

設置先ネットワーク環境に合わせてIPアドレスを設定する。

無線APや仮想コントローラーのIPアドレス変更

アドレス変更

インターネット上のサービスと通信するために必要なネットワーク設定をする。

共通ネットワーク設定

ネットワークコマンドでネットワーク設定の動作を確認する。

ネットワークの疎通確認

仮想コントローラーのWeb GUIで無線設定をする。

無線設定

無線設定の動作を確認する。

無線設定の動作確認

設定や動作確認が完了したら、設置する。

設置する

Web GUIによる初期設定手順でIPアドレスなどの設定が複雑になってしまう場合には、CONSOLEポートを利用したコマンド設定で代替することで簡潔に設定できます。

2.1. 想定ネットワーク環境

本ガイドでは、次のように想定したネットワーク環境で説明します。

6 explain network dhcp
IPアドレスの割り当てと説明での役割
IPアドレス 説明での役割

192.168.1.1/24

L3スイッチなどで動作しているDHCPサーバーやLANマップ

DHCP自動取得 (192.168.1.2/24)

設定用パソコンのIPアドレス

DHCP自動取得 (192.168.1.3/24)

無線APのIPアドレス

DHCP自動取得 (192.168.1.4/24)

仮想コントローラーのIPアドレス

設定に使用するウェブブラウザーは、「 使用可能なウェブブラウザー情報 」をご確認ください。本ガイドでは、Windows 11のMicrosoft Edgeを例に説明します。

2.2. パソコンのネットワーク設定

設定に用いるパソコンを準備します。DHCPサーバーの動作状況に合わせて、「パソコンのネットワーク設定」の設定内容を選びます。
本ガイドでは、「DHCP環境」に設定されていることとします。

  • DHCP環境(DHCPサーバーが動いている環境用に設定する)

    8 explain network dhcp 1st unit
    DHCP環境例

    DHCP環境とは?

    • IPアドレスを「DHCP自動取得」で運用している。

    • ネットワーク内でDHCPサーバーが動作している。

  • 固定IPアドレス環境(DHCPサーバーが動いていない環境用に設定する)

    8 explain network static 1st unit
    固定IPアドレス環境例

    固定IPアドレス環境とは?

    • IPアドレスを「固定」して運用している。

    • ネットワーク内でDHCPサーバーが動作していない、または存在しない。

    • DHCP自動取得に失敗する。

2.3. IPアドレスの調査

Web GUIで設定を始める前に、本製品(無線AP)のIPアドレスを調査します。調査方法については、「IPアドレスを調査」をご覧ください。

本ガイドでは、次のようにIPアドレスが割り当てられていることとします。

IPアドレスの割り当てと説明での役割
IPアドレス 説明での役割

192.168.1.1/24

L3スイッチなどで動作しているDHCPサーバーやLANマップ

DHCP自動取得 (192.168.1.2/24)

設定用パソコンのIPアドレス

DHCP自動取得 (192.168.1.3/24)

無線APのIPアドレス

DHCP自動取得 (192.168.1.4/24)

仮想コントローラーのIPアドレス

2.4. 無線APにログイン

仮想コントローラーのWeb GUIにログインするために、まずは無線APのWeb GUIにログインします。本製品と同じネットワークに接続した設定用のパソコンで以下の操作を行い、Web GUIを開いてください。

  • 設定に使用するウェブブラウザーは、「 使用可能なウェブブラウザー情報 」をご確認ください。
    本ガイドでは、Windows 11のMicrosoft Edgeを例に説明します。

  • ウェブブラウザーの[戻る]、[進む]ボタンは使用しないでください。使用すると意図しない動作につながることがあります。

  1. ウェブブラウザー(Microsoft Edge)を起動します。

  2. ウェブブラウザーのアドレスバーに、「IPアドレスの調査」で確認した無線APのIPアドレスを半角英数字で入力し、[Enter]キーを押します。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

  3. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄は空欄のまま[サインイン]ボタンをクリックします。

    6 192 168 1 3 login admin

    無線APのWeb GUIの「トップ」画面が表示されます。

    6 ap top 1st
    • クラスター管理機能は、同じL2ネットワークに接続されているクラスター管理機能対応無線APを検出し、自動的にクラスターを構成します。クラスターに属させず、単独で動作させる場合は、「クラスター動作モード」画面で「スタンドアローン」を選んでください。

      6 ap top cluster mode

2.5. 仮想コントローラーにログイン

仮想コントローラーのWeb GUIにログインします。

仮想コントローラーのWeb GUIの起動には数分かかります。起動中の場合は、しばらく待ってから再びアクセスしてください。
  1. 無線APのWeb GUIの「トップ」画面で[仮想コントローラー]ボタンをクリックします。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

    6 ap top vwlc
    • 仮想コントローラーが起動中のため「IPアドレスが取得できていない」という注意情報が表示された場合には、しばらく待ってから画面を再読み込み(リロード)し、[仮想コントローラー]ボタンをクリックしなおしてください。

      6 ap top vwlc dont
  2. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄は空欄のまま[サインイン]ボタンをクリックします。

    6 192 168 1 4 login admin

2.6. 管理形態の選択

仮想コントローラーのWeb GUIを初めて開いた(工場出荷時の状態)場合には、「管理形態の選択」ダイアログ(オンプレミス管理とクラウド管理の選択画面)が表示されます。
オンプレミス管理を行う場合は、[オンプレミスで管理する]ボタンをクリックします。

6 vwlc select mgmt

管理形態を変更したい場合は、仮想コントローラーのWeb GUIの[基本設定]-[管理モード]から変更できます。

6 vwlc select yno mgmt
管理方法の選択肢
管理方法 「管理モード」のYNOエージェント機能

クラウド管理

使用する

オンプレミス管理

使用しない

2.7. 管理パスワードの初期設定

仮想コントローラーのWeb GUIを初めて開いた(工場出荷時の状態)場合には、仮想コントローラーの管理パスワードの設定画面が表示されます。以下の手順で、初期設定をしてください。

  1. 仮想コントローラーの管理パスワードを入力し、[設定]ボタンをクリックします。

    6 notice password2

    設定保存中のメッセージが表示されます。

    6 notice password3

    保存が終わると、「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

  2. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄に設定した管理パスワードを入力して、[サインイン]ボタンをクリックします。

    6 192 168 1 4 login admin pass

    仮想コントローラーのWeb GUIの「トップ」画面が表示されます。

    6 vwlc top check on premises
    • 管理形態の設定によって、メニューの項目表示が異なります。

      • 左メニューの表示内容

      • 右上の[通知ベルアイコン](icon bell)の有無(メッセージボードの表示)

      • YNOエージェント機能が有効になっている表示

  3. 仮想コントローラーの設定送信を実行し、管理パスワードを管理下の無線APに送信します。

  • Web GUIの表示例:「オンプレミスで管理する」(YNOエージェント機能を使用しない)選択時の、無線APの「トップ」画面

    6 ap top check on premises

2.8. 無線APや仮想コントローラーのIPアドレス変更

無線APや仮想コントローラーのIPアドレスを、「基本設定」の以下の画面で変更します。

設定画面 設定内容

クラスター設定(共通ネットワーク設定

仮想コントローラーのIPアドレス

クラスターAP管理(名称や設置場所)

無線APのIPアドレス

本ガイドで想定する設定内容(IPアドレスの割り当て方)
  • 仮想コントローラーのIPアドレスを固定割り当てに変更します。

  • 無線APのIPアドレスは、自動割り当てのままにしておきます。

  • 仮想コントローラーのIPアドレスを固定割り当てに変更すると、障害などでLeader-APが切り替わったとき、仮想コントローラーのIPアドレスの切り替わりを防ぐことができます(同じIPアドレスで継続してアクセスできます)。

    • 仮想コントローラーのIPアドレスを自動割り当てのまま運用した場合:
      Leader-APが切り替わると、その仮想コントローラーのMACアドレスも変わります。
      MACアドレスが変わると、DHCPサーバーから新しい仮想コントローラーに付与されるIPアドレスも変わります。

8 explain network dhcp 1st unit
「仮想コントローラー」のIPアドレスを「192.168.1.200/24」に設定する
仮想コントローラーのIPアドレス変更
  1. 仮想コントローラーのWeb GUIで[基本設定]-[クラスター設定]を順にクリックします。
    「クラスター設定」画面が表示されます。

    6 vwlc cluster1 ip1
  2. 「仮想コントローラーのネットワーク設定」の内容を次のように変更します。

    項目 初期設定 入力内容

    DHCP (IPv4)

    有効

    無効

    IPアドレス (IPv4)

    192.168.1.200

    ネットマスク

    24

    6 vwlc cluster1 ip2
    設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」画面をご覧ください。
  3. [設定]ボタンをクリックします。

    6 vwlc cluster1 ip4

    IPアドレスの設定が終わると、新しいIPアドレスで仮想コントローラーにアクセスするよう求められます。

    6 vwlc cluster1 ip4 2
  4. ウェブブラウザーのアドレスバーに、仮想コントローラーの新しいIPアドレスを半角英数字で入力し、[Enter]キーを押します。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

  5. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄に仮想コントローラーの管理パスワードを入力して、[サインイン]ボタンをクリックします。

    6 192 168 1 200 login admin pass

    仮想コントローラーのWeb GUIの「トップ」画面が表示されます。

    6 vwlc cluster1 ip5
    仮想コントローラーから管理下の無線APに未送信の設定がある場合、画面の上部に「設定送信」の注意情報が表示されます。
  6. 仮想コントローラーの設定送信を実行します。

無線APのIPアドレス変更

無線APのIPアドレスを指定したい場合は「クラスターAP管理」画面で変更します。

  1. 仮想コントローラーのWeb GUIで[基本設定]-[クラスターAP設定]を順にクリックします。
    「クラスターAP設定」画面が表示されます。

    6 vwlc cluster2 ap ip1
  2. 「AP情報設定」の内容を次のように変更します。

    項目 初期設定 入力内容

    DHCP (IPv4)

    有効

    無効

    IPアドレス (IPv4)

    192.168.1.201

    ネットマスク

    24

    6 vwlc cluster2 ap ip2
    設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」画面をご覧ください。
  3. [設定]ボタンをクリックします。

    6 vwlc cluster2 ap ip3
  4. 仮想コントローラーの設定送信を実行します。

2.9. 共通ネットワーク設定

仮想コントローラーや無線APがインターネット上のサービス(時刻サーバーなど)と通信するための設定を行います。「ご用意いただく情報」で準備した情報を設定してください。

  1. [基本設定]-[クラスター設定]を順にクリックします。
    「クラスター設定」画面が表示されます。

    6 vwlc cluster3 nw1
  2. 「仮想コントローラーとクラスターAPの共通ネットワーク設定」に「ご用意いただく情報」で準備した次の情報を入力します。

    • デフォルトゲートウェイ

    • DNSサーバー

    • Proxyサーバー

    • Proxyサーバーのポート番号

    6 vwlc cluster3 nw2
  3. [設定]ボタンをクリックします。

    6 vwlc cluster3 nw3
  4. 仮想コントローラーの設定送信を実行します。

2.10. ネットワークの疎通確認

無線APのWeb GUIからネットワークコマンド(ping, arping, traceroute)を実行して、LAN機器やインターネットなどへ疎通を確認できます。ネットワークコマンドの操作方法は、「ネットワーク設定の動作確認」を参照してください。

8 ap nwcmd2

2.11. 無線設定する

仮想コントローラーのWeb GUIにログインして無線設定を行います。

設定対象と設定方法の概要
管理方法 設定対象 設定方法

オンプレミス管理

仮想コントローラー

仮想コントローラーのWeb GUIを開く

  1. 仮想コントローラーのWeb GUIにログインします。

  2. 【WLX232】
    [無線設定]-[共通]-[基本無線設定]を順にクリックします。
    「基本無線設定」画面が表示されます。

    6 vwlc wireless basic frequency band1
  3. 【WLX232】
    「周波数帯の切り替え」の「5GHz(1)と6GHz(1)の切り替え」で、「5GHz帯(1)」か「6GHz帯(1)」を選択します。

    6 vwlc wireless basic frequency band2
  4. 【WLX232】
    [設定]ボタンをクリックします。

    6 vwlc wireless basic frequency band3
    仮想コントローラーから管理下の無線APに未送信の設定がある場合、画面の上部に「設定送信」の注意情報が表示されます。
  5. [無線設定]-[共通]-[SSID管理]を順にクリックします。
    「SSID」画面が表示されます。

    6 vwlc ssid2 vap1 default1
  6. 無線設定を追加する番号の[追加]ボタンをクリックします。
    選択したVAPの設定画面が表示されます。

    6 vwlc ssid2 vap1 default2
  7. 無線設定を入力します。

    無線設定の入力例
    項目 入力内容 補足

    バインドする無線モジュール

    2.4GHz、5GHz(1)、5GHz(2)、6GHz(1)

    すべての項目にチェックを入れる

    MLO

    使用する

    MLO機能を使用する場合、有効にする

    SSID

    yamaha

    文字を入力する

    認証方式

    WPA3-SAE

    プルダウンメニューから選択する

    PSK(事前認証鍵)

    YMH.pass

    入力したパスワードは●●●で表示される

    • 実際に運用するPSK(事前認証鍵)には、必ず上の例とは異なる文字列を設定してください。

    • SSIDには半角英数字、記号、スペースを使用できます。
      ただし、「any」、「off」、「on」、「-」、「--」、空欄(スペースのみの入力も含む)は設定できません。

    • 認証方式・セキュリティ方式など詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」画面や「技術資料」、「設定例」をご覧ください。

      6 vwlc ssid3 vap1 input security
    6 vwlc ssid3 vap1 input 1

    …(中略)…

    6 vwlc ssid3 vap1 input 2
  8. 画面を下にスクロールして、[設定]ボタンをクリックします。

    6 vwlc ssid4 set
  9. 仮想コントローラーの設定送信を実行します。

    6 vwlc ssid5 done

    === 無線設定の動作確認

無線設定が終わったら、無線設定の動作確認を行います。

確認項目例 補足事項

WLANインジケーター

消灯している(無線LANが利用可能)

Wellness OnStage

今後のファームウェア更新にて追加予定の機能。

LANマップ

L3スイッチなどの「LANマップ」を開き、無線APや無線端末の表示などを確認する。
※端末が表示されるまで時間がかかる場合があります。

3. Wellness OnStageを開く

今後のファームウェア更新にて追加予定の機能です。

4. 2台目の追加設定

運用中のクラスターと同じネットワークに本製品を接続すると、運用中のクラスターの設定内容が自動送信されます。
その後、必要に応じて、追加した本製品の設定を手動で変更します。

4.1. DHCP環境に2台目を追加する

追加したい本製品を、運用中のクラスターと同じネットワークに接続するだけです。手動での設定は必要ありません。

2台目を追加する環境
9 explain network dhcp 2nd unit
DHCP環境に追加する設定手順
概要 操作手順

ネットワークに接続する。

接続する

無線設定の動作確認を行う。

無線設定の動作確認(1台目の初期設定と同様)

動作確認が完了したら、設置する。

設置する

4.2. 固定IPアドレス環境に2台目を追加する

本製品と設定用のパソコンを、運用中のクラスターと同じネットワークに接続します。その後、仮想コントローラーでIPアドレスを設定します。

2台目を追加する環境
9 explain network static 2nd unit
固定IPアドレス環境に追加する設定手順
概要 操作手順

ネットワークに接続する。

接続する

設定用パソコンを固定IPアドレスに設定する。

パソコンを固定IPアドレスに設定

仮想コントローラーのWeb GUIにログインし、2台目の無線APのIPアドレスを変更する。

無線APのIPアドレス変更

無線設定の動作確認を行う。

無線設定の動作確認(1台目の初期設定と同様)

設定や動作確認が完了したら、設置する。

設置する

4.3. 仮想コントローラーから2台目の無線APのIPアドレスを変更する

固定IPアドレス環境下のクラスターに2台目を追加した場合は、手動で固定のIPアドレスを割り当てます。ここでは、仮想コントローラーから2台目のIPアドレスを「192.168.100.202/24」に変更します。

IPアドレス

説明での役割

192.168.100.1/24

L3スイッチ(ゲートウェイ)のIPアドレス

192.168.100.2/24

設定用パソコンのIPアドレス

192.168.100.200/24

仮想コントローラーのIPアドレス

192.168.100.201/24

1台目の無線APのIPアドレス

192.168.100.202/24

2台目の無線APに設定するIPアドレス

192.168.100.240/24

DHCP自動取得に失敗したときの無線APのIPアドレス

  1. 2台目の無線APをネットワークに接続してから、電源を入れます。

  2. 起動完了するまで数分待ってから、仮想コントローラーのWeb GUIにログインします。

    • 起動完了をインジケーターで確認する方法は、「起動プロセス」をご覧ください。

  3. [基本設定]-[クラスターAP管理]の順にクリックします。

    • 「クラスターAP管理」画面が表示されます。

    • 追加した無線APの情報が、「AP情報設定」に表示されていることを確認してください。

      • 追加した無線APの情報が表示されていない場合は、数分待ってから再読み込み(リロード)してください。

    6 vwlc cluster4 ip1
  4. 「DHCP(IPv4)」のプルダウンメニューから「無効」を選び、IPアドレスとネットマスクを入力します。

    6 vwlc cluster4 ip2
  5. [設定]ボタンをクリックします。
    IPアドレスの設定が終わると、「クラスターAP管理」画面に設定送信の注意情報が表示されます。

    6 vwlc cluster4 ip5
  6. 仮想コントローラーの設定送信を実行します。

    6 vwlc cluster4 ip6

    設定送信を実行後、しばらくすると、2台目の無線APに新しいIPアドレスが適用されます。

    6 vwlc cluster4 ip7
    設定送信前
    6 vwlc cluster4 ip8
    設定送信後
    設定送信を実行後は、前の設定が見えている場合があります。その場合は、数秒待って再読み込み(リロード)してください。