9. 付録A:コンソール操作

本章では、コンソールによる設定の操作方法を説明します。

コンソールへのログイン方法

コンソールでのコマンド操作方法

「ライン入力」によるコマンド実行の説明

エラーメッセージの表示説明

画面表示を制御するmode機能やless機能の説明

コンソールの操作環境の説明

コマンドを一覧表示する機能の説明

キーボード入力の補助機能

入力編集の機能説明 [←][→][Delete]など

完結候補の表示機能の説明 [?]

コマンド名称の補完機能の説明 [Tab]

コマンドの履歴表示の説明 [↑][↓]

Tip

9.1. コンソールへのログイン

コンソールは、パソコンで動作するターミナルソフトウェアなどからアクセスして使用する対話型インターフェースのことです。

659
ターミナルソフトウェア「TeraTerm」によるログイン画面例

本製品のコンソールにログインするには、以下の2つの方法があります。

コンソールへのログイン方法

CONSOLE ポート

CONSOLEポート(シリアルポート)からログインする手段

TELNETまたはSSH

ネットワーク経由でTELNETやSSHによりログインする手段

app console overview
Note
  • 複数のユーザーが管理ユーザーとしてアクセスし、異なるホストから同時に操作できます。

  • 各ユーザーは、現在アクセスしている全ユーザーのアクセス状況を確認できます。

  • 管理ユーザーは、他のユーザーの接続を強制的に切断できます。

  • TELNETまたはSSHによる同時アクセスは、最大3ユーザーまで可能です。

Tip

9.1.1. CONSOLEポートに接続したパソコンからログイン

パソコンを本製品のCONSOLEポートに接続して、本製品にログインします。

5 setting method console
用意するもの
  • パソコンには、シリアル(COM)ポートを制御するターミナルソフトウェアが必要です。

    • ターミナルソフトウェアをご用意ください。

    • フリーソフトウェアの「Tera Term」であれば、TELNETやSSHにも利用できます。

  • CONSOLE ポートに対応するケーブルを使用して接続してください。

    CONSOLEポート ケーブル

    RJ-45 CONSOLEポート

    RJ-45/DB-9コンソールケーブル

RJ-45 CONSOLEケーブルの接続

RJ-45 CONSOLEケーブルで設定用パソコンを本製品のCONSOLEポートに接続して、コンソール端末として使用します。「RJ-45コンソールケーブル YRC-RJ45C」は、本製品のCONSOLEポート(RJ-45)と設定用パソコン(D-sub 9ピン メス)などを接続するRS-232C規格に準拠したコンソールケーブルです。設定用パソコンにシリアルポートのない場合は、市販のUSBシリアル変換ケーブルなどをご用意ください。

5 nwr100 rj45 console cable
RJ-45 CONSOLEポートによるログイン
  • ターミナルソフトウェアのパラメーターを、以下のように設定します。

    端末パラメーター 設定値

    データ転送速度

    9600 bit/s

    キャラクタービット長

    8

    パリティチェック

    なし

    ストップビット数

    1

    フロー制御

    Xon/Xoff

    文字セット

    UTF8 (ja.utf8)

    Tip

    データ転送速度 の設定値「9600 bit/s」は、本製品のCONSOLEポートにおける初期値です。CONSOLEポートのデータ転送速度の設定を変更した場合は、ターミナルソフトウェア側のデータ転送速度も変更する必要があります。

9.1.2. LAN上のパソコンからTELNETまたはSSHでログイン

LAN上のパソコンから本製品のコンソールにログインできます。

接続方法の概要

LAN上のパソコン(クライアント)から、本製品(サーバー)のコンソールにログインできます。通信方式は、TELNETとSSHが利用可能です。安全性を考慮して、SSH利用を推奨します。

TELNET SSH

暗号機能

なし

あり

ネットワーク構成

5 setting method telnet
5 setting method ssh

クライアント

  • OSに付属するtelnetクライアント

    • Windows11ならtelnetクライアントを有効化

  • ターミナルソフトウェア「Tera Term」

  • OSに付属するsshクライアント

    • Windows11ならOpenSSHクライアントを追加

  • ターミナルソフトウェア「Tera Term」

サーバー
(本製品)

  • 工場出荷時の状態は、無効(使用しない)になっています。

  • 使用する場合は、有効化(使用する)して、アクセス制限を設定してください。

サーバーの有効化とアクセス制限

TELNETやSSHで接続する場合は、事前にWeb GUIでサーバー機能を有効化(使用しない→使用する)して、アクセス制限を許可します。

  • 「Web GUI」>「管理」>「アクセス管理」>「各種サーバーの設定」を開くと、「Web GUI」、「TELNET」、「SSH」のアクセス許可状態を設定できます。「TELNET」や「SSH」を有効にし、アクセス制限を許可してください。

    app a access management menu
    Tip アクセス制限を緩和する方法は、 活用ガイド の「本体管理」>「アクセスを制限する」をご覧ください。

9.2. コンソール操作の流れ

本製品のコンソール画面にコマンドを入力して操作する「コンソール操作」の流れを説明します。

設定情報の保存エリアの相関関係
5 storage location config
登録済みのユーザーアカウントの例
ユーザー名 パスワード administrator 権限 作成方法

admin

製品ラベルのログインパスワード

製品ラベルの管理パスワード

管理ユーザー

初期管理ユーザー

user1

Web GUIで設定

製品ラベルの管理パスワード

管理ユーザー

Web GUIで設定

user2

Web GUIで設定

昇格不可

一般ユーザー

Web GUIで設定

コンソール操作の手順

管理ユーザー(「admin」または「user1」)でログインし、操作する手順を示します。

手順 概要

1 ログイン

ユーザーIDとパスワードを入力してコンソールにログインする

2 管理ユーザーに昇格

管理ユーザーに昇格する

3 設定

設定コマンドを入力する

4 動作の確認

内部状態や接続性を確認する

5 管理ユーザーからログアウト

管理ユーザーからログアウトする

6 一般ユーザーからログアウト

一般ユーザーからログアウトする

6 console operation instructions
Important

管理ユーザーが誤った設定を行うと、ネットワーク全体に大きな被害を与える危険性があります。その危険性を十分認識したうえで、設定を行ってください。

9.2.1. ログイン

ユーザーIDとパスワードを入力してコンソールにログインし、管理ユーザーに昇格します。

  1. 本製品とパソコンをコンソールケーブルで接続します。

    Note TELNETまたはSSHでログインする場合は、本製品のLANインターフェース(ポート1~4のいずれか)とパソコンをLANケーブルで接続してください。
  2. パソコンでターミナルソフトウェアを起動します。

  3. [Enter]キーを押します。

    Note

    TELNETでログインする場合は、手順2で起動したターミナルソフトウェアに応じた操作方法で、本製品のIPアドレスにアクセスしてください。

    • ユーザー名入力待ちのプロンプトが表示されます。

  4. ユーザー名「admin」を入力して、[Enter]キーを押します。

    Username: admin
    • パスワード入力待ちのプロンプトが表示されます。

  5. 手順4で入力したユーザーのパスワードを入力して、[Enter]キーを押します。

    Password:
    Note パスワードとして入力した文字列は、コンソール画面に表示されません。
    • パスワードが間違っていた場合、エラーが表示されます。

      Username: admin
      Password:
      
      Login failed. Please try again.
      Note

      ユーザー名やパスワードを3回連続で間違えた場合は、以下のエラーメッセージが表示されます。1分間は正しいパスワードを入力しても同じエラーメッセージが表示され、ログインできません。その場合は、1分以上時間を空けてから、手順3からやり直してください。

      Username: admin
      Password:
      
      Login failed three times within one minute.
      please try again after one minute.
    • パスワードが正しい場合、本製品にログインします。

      • 画面が消去されて、バナーが表示されたところで、一般ユーザー用のプロンプトが表示される。

        cli>

9.2.2. 管理ユーザーに昇格

設定を行う場合には、 administrator コマンド で管理ユーザーに昇格します。

  • 管理ユーザーに昇格すると、プロンプトが変わる。

    cli#
  • 一般ユーザーとしてログインした後、 administrator コマンドで管理ユーザーにログイン(昇格)します。

    cli> administrator 1
    Password:          2
    Switch to administrator permission.
    
    cli#
    1 コマンド名称補完機能 を使用した"administrator"入力
    [a][d][Tab]の順でキー操作すると、「 コマンド名称補完機能 」が働き、「administrator」に置き換わります。
    2 管理パスワードの入力要求
  • administrator コマンドを入力後、続けて[?]キーを入力してヘルプを表示する。

    cli> administrator 1
    Switch to administrator permission.
    
    cli>
    1 コマンドを入力後、続けて[?]キーを入力してヘルプを表示
アクセスレベルによる動作の違い
  • 「管理ユーザー」の権限が必要なコマンドを一般ユーザーで実行した場合は、エラー表示される。

    cli> console character en.ascii
    Permission deny. Please switch to administrator user. 1
    cli>
    1 管理者権限がないため、設定不可
  • 権限が「管理ユーザー」の場合は、管理パスワードで認証され、管理ユーザーに昇格できる。

    cli> administrator
    Password:           1
    Switch to administrator permission.
    
    cli#
    1 管理パスワードの入力要求
  • 権限が「一般ユーザー」の場合は、管理パスワードが正しくても、管理ユーザーに昇格できない。

    cli> administrator
    Password:       1
    Error: 'administrator' not allowed with user attribute 2
    cli>
    1 管理パスワードの入力要求
    2 管理パスワードが正しいとき、管理者モードへの昇格が拒否されたことを示すメッセージが表示される。

9.2.3. 設定

管理ユーザーで、設定コマンドを入力します。

  • たとえば、LAN1インターフェースにIPアドレス「192.168.100.1/24」を設定します。

    cli# console character en.ascii 1
    cli#
    1 文字セットをASCIIコード(en.ascii)に変更した。

9.2.4. 動作の確認

意図どおり設定できているか、 ping コマンド traceroute コマンド nslookup コマンド などを確認します。

Tip

9.2.5. 管理ユーザーからログアウト

設定が完了したら、 exit コマンド で管理ユーザーからログアウトします。

  • 管理ユーザーからのログアウトは、 exit コマンド を実行します。

    cli# exit 1
    Switch to genenal user permission.
    
    cli# exit 2
    Quit the session
    
    cli>
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力してヘルプを表示する。
    2 管理ユーザーをログアウトして、一般ユーザーに降格する。

9.2.6. 一般ユーザーからログアウト

操作が完了したら、 exit コマンド で一般ユーザーからログアウトします。

  • 一般ユーザーからのログアウトは、 exit コマンド を実行します。

    cli> exit 1
    Switch to genenal user permission.
    
    cli> exit 2
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力してヘルプを表示する。
    2 一般ユーザーからログアウトする。

9.3. コマンド入力形式

入力形式

コマンド入力形式は一般的なライン入力です。プロンプトの後ろにコマンドを1行入力し、[Enter]キーを押すとコマンドが実行されます。

cli> [Enter]  1
cli> show environment [Enter]  2
...
cli>
1 何も入力しないで、[Enter]キーを押したときは、改行する。
2 show environment コマンドを実行する。
大文字と小文字の区別

本製品では、キーボードから入力された文字について、大文字と小文字を区別します。

コマンド入力 コマンドの判定

show environment

コマンドとして適切に認識される。

cli> show environment
...
cli>

SHOW ENVIRONMENT

コマンドとして認識されない。
(小文字で入力すべきところを、大文字で入力してしまったため)

cli> SHOW ENVIRONMNET
wrong command: SHOW ENVIRONMENT
cli>

9.4. エラーメッセージ

コマンドが不適切な場合や、コマンドのパラメーター数が不適当な場合や、パラメーターが指定できる範囲を超えた場合などには、[Enter]キーを押した後に、コンソール画面にエラーである旨が表示されます。

  • 表示例)「管理ユーザー」権限が必要なコマンドを一般ユーザーで実行した。

    cli> console character en.ascii
    Permission deny. Please switch to administrator user. 1
    cli> administrator
    Password:
    Switch to administrator permission. 2
    cli# console character en.ascii 3
    cli#
    1 「管理ユーザー」権限がないので、設定を拒否された。
    2 administrator コマンドで管理者モードに移行した。
    3 文字セットをASCIIコード(en.ascii)に変更できた。
  • 表示例)必須パラメーターの入力が足りなかった。

    cli> console lines
    wrong command: console lines
    cli>
  • 表示例)入力コマンドが誤っていた。大文字と小文字を間違えた。

    cli> SHOW ENVIRONMNET
    wrong command: SHOW ENVIRONMENT
    cli>
  • 表示例)ログインタイマーによりログアウトした。

    . . . . . . .
    . . . Session timed out. Logging out...
Tip

本製品が表示するエラーメッセージには、上記のコマンド操作に関するもののほかに、通信上のエラーメッセージがあります。通信上のエラーメッセージは 通信ログ(SYSLOG) として記録されます。

9.5. 画面表示のページ制御

コンソールの1ページ(1画面)に表示する行数を制御できます。これをページ制御と呼びます。

機能 概要

1ページ(1画面)に表示する行数

初期値は24行、 console lines コマンド で設定

ページ制御を無効にする

アプリケーションなどからコンソールにログイン(巡回)して、1ページに収まりきらないconfigやログなどのコンソール出力を一度に取得する場合など、ページ制御を無効にできます。

  • ページ制御を無効にするには、以下のように console lines コマンド の引数に「infinity」を指定 します。

    cli# console lines infinity
    Console lines set successfully.
    cli#

9.6. コンソール操作環境を整える

利用環境に合わせて、コンソールの表示制御のためのコンソール操作環境に関連するパラメーターを調整できます。

  • console に続くコマンド候補リストを[?]キー( コマンド完結候補表示機能 )で表示

    cli> console 1
     - character
     - columns
     - lines
    
    cli> console
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。

9.6.1. 表示する文字セットの選択

コンソールに表示する文字セットは、 console character コマンドで変更します。

  • コマンドヘルプの表示

    cli> console character 1
    [入力形式]
      console character 文字コード
    [パラメーター]
      文字コード = 'en.ascii', 'ja.sjis', 'ja.euc' or 'ja.utf8'
    [説明]
      出力文字コードを選択します
    [デフォルト値]
      ja.utf8
    
    cli> console character
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 初期値は、「ja.utf8」です。

  • 権限:管理ユーザー

文字セット
  • 文字セットによって、エラーメッセージやヘルプメッセージ、 show コマンドの表示言語が切り替わります。

  • 文字セットは、en.ascii、ja.sjis、ja.euc、ja.utf8のいずれかが選択できます。初期値は「ja.utf8」です。

    文字セット 文字種 メッセージ表示言語 備考

    en.ascii

    ASCII

    英語

    ja.sjis

    SJIS

    日本語

    ja.euc

    EUC

    ja.utf8

    UTF8

    工場出荷時の設定

設定例
  • 文字セットをASCIIコード(en.ascii)に変更するには、以下のように設定します。

    cli> console character en.ascii
    Permission deny. Please switch to administrator user. 1
    cli> administrator
    Password:
    Switch to administrator permission. 2
    cli# console character en.ascii 3
    cli#
    1 管理者権限がないので、設定が拒否された。
    2 administrator コマンドで管理者モードに移行した。
    3 文字セットをASCIIコード(en.ascii)に変更できた。

9.6.2. コンソール画面の行数を設定

1画面(1ページ)に表示する行数は、 console lines コマンドで設定します。

  • ページ制御を無効にするには、「infinity」を指定します。

  • コマンドヘルプの表示

    cli> console lines 1
    [入力形式]
      console lines 行数
      console lines infinity
    [パラメーター]
      行数 = 10-100
    [説明]
      コンソール画面に表示する行数を設定します
    [デフォルト値]
      24
    
    cli> console lines
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 初期値:24行

  • 権限:管理ユーザー

9.6.3. コンソール画面の1行の文字数を設定

1行に表示する文字数は、 console columns コマンドで設定します。

  • コマンドヘルプの表示

    cli> console columns 1
    [入力形式]
      console columns カラム数
    [パラメーター]
      COLUMNS = 80-4096
    [説明]
      出力文字コードを選択します
    [デフォルト値]
      80
    
    cli> console columns
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 初期値:80文字

  • 権限:管理ユーザー

9.6.4. シリアルポートのボーレートを設定

シリアルポートのボーレート(データ転送速度)は、 set-serial-baudrate コマンドで設定します。

  • コマンドヘルプの表示

    cli> set-serial-baudrate 1
    [入力形式]
      set-serial-baudrate ボーレート
    [パラメーター]
      ボーレート = 9600, 19200, 38400, 57600 or 115200
    [説明]
      シリアルポートのボーレートを設定します
    [デフォルト値]
      9600
    
    cli> set-serial-baudrate 115200
    Permission deny. Please switch to administrator user. 2
    cli> administrator
    Password:
    Switch to administrator permission. 3
    cli# set-serial-baudrate 115200 4
    
     5
    
    cli#
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
    2 管理者権限がないので、設定が拒否された。
    3 administrator コマンドで管理者モードに移行した。
    4 ボーレート変更ができた。
    5 ボーレート変更は即時反映される。ターミナルソフトウェアのボーレートを変更して再開する。
  • ボーレートは、9600 / 19200 / 38400 / 57600 / 115200のいずれかを選択できます。

  • 初期値は:9600

  • 権限:管理ユーザー

9.7. 入力可能なコマンド一覧

Tip

9.7.1. exit コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> exit 1
    Switch to genenal user permission.
    
    cli> exit
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

9.7.2. administrator コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> administrator 1
    Switch to administrator permission.
    
    cli> administrator
    Password:
    Switch to administrator permission.
    
    cli# exit
    Quit the session
    
    cli>
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

9.7.3. show コマンドのコマンド一覧

  • コマンドヘルプの表示

    cli> show 1
     - techinfo
     - environment
    
    cli> show
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。

9.7.4. show environment コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> show environment 1
    [入力形式]
      show environment
    [説明]
      システムに関する情報を表示します
    
    cli> show environment  【入力・表示の書式例】
    NWR100 <Boot ROM version>
    NWR100 <Firmware version>
    serial=<Serial number> MAC-Address=
    CPU: <CPU usage in 5 sec>%(5sec) <CPU usage in 1 min>%(1min) <CPU usage in 5 min>%(5min) Memory: <memory usage>% used
    実行中設定ファイル: <CONFIG source>
    シリアルボーレート: <Baudrate (bps)>
    起動時刻: <Boot-up time>
    現在の時刻: <Current time>
    起動からの経過時間: 
    cli>
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

659

9.7.5. ping コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> ping 1
    [入力形式]
      ping [-s データ長] [-c 回数] [-sa 始点アドレス] [-w 送信間隔] 宛先
    [パラメーター]
      データ長 = 1-65535, 回数 = 1-21474836, 始点アドレス = IP address, 送信間隔 = 1
    -10, 宛先 = IP アドレス or ホスト名
    [説明]
      指定した宛先にpingコマンドを実行します
    
    cli> ping
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

9.7.6. ping6 コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> ping6 1
    [入力形式]
      ping6 [-s データ長] [-c 回数] [-sa 始点アドレス] [-w 送信間隔] 宛先
    [パラメーター]
      データ長 = 1-65535, 回数 = 1-21474836, 始点アドレス = IPv6アドレス, 送信間隔 =
     1-10, 宛先 = IPv6アドレス or ホスト名
    [説明]
      指定した宛先にping6コマンドを実行します
    
    cli> ping6
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

9.7.7. traceroute コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> traceroute 1
    [入力形式]
      traceroute 宛先 [-sa 始点アドレス]
    [パラメーター]
      宛先 = IPアドレス or ホスト名, 始点アドレス = IPアドレス
    [説明]
      指定した宛先までの経路を調べます
    
    cli> traceroute
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

9.7.8. traceroute6 コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> traceroute6 1
    [入力形式]
      traceroute6 宛先 [-sa 始点アドレス]
    [パラメーター]
      宛先 = IPv6アドレス or ホスト名, 始点アドレス = IPv6アドレス
    [説明]
      指定した宛先までの経路を調べます
    
    cli> traceroute6
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

9.7.9. nslookup コマンドのヘルプ表示例

  • コマンドヘルプの表示

    cli> nslookup 1
    [入力形式]
      nslookup 宛先
    [パラメーター]
      DESTINATION = IPv4アドレス or IPv6アドレス or ホスト名
    [説明]
      DNSを解決します
    
    cli> nslookup
    1 コマンドを入力後、[?]キーを入力する。
  • 権限:一般ユーザー

9.8. キーボード入力の編集

キーボード入力を編集する機能は、入力ミスを訂正したいとき、同じコマンドを繰り返し入力したいときなどに便利です。

  • キーボード入力した文字を1文字分訂正する場合には、キーボードの[Backspace]キーや[Delete]キーを押して1文字削除します。

  • 文字入力中に[←]キーや[→]キーでカーソルを移動した場合、次に入力する文字はカーソルの位置に挿入されます。

    Note

    矢印キーは、コンソール端末の種類によっては正しく動作しない場合があります。その場合は、以下の表のキー操作を使用してください。

  • キーボード入力の編集では、以下のキー操作が利用できます。

    キー操作 コマンドヒストリー機能

    [↑]キー

    過去に入力したコマンドの呼び出し

    [↓]キー

    次のコマンドの呼び出し

    キー操作

    カーソル移動

    [←]キー

    カーソルを左へ1文字分移動

    [→]キー

    カーソルを右に1文字分移動

    キー操作

    入力修正

    [Backspace]キー

    カーソルより前の1文字を削除
    ※ユーザー名入力時の編集機能はない。無効の場合は「^H」とエコー表示される。

    [Delete]キー

    カーソルより前の1文字を削除

9.9. コマンド完結候補表示機能

コマンド完結候補表示機能は、コマンド名が不確かなとき、対話しながらコマンド入力できます。

  • コマンドを入力する前、または入力途中で[?]キーを入力すると、続けて入力可能なコマンドの一覧が表示されます。新しいコマンドラインには、[?]キーを入力する前の部分まで表示されます。

    • (例)コンソールに「console」まで入力してから[?]キーを入力した場合
      「console」というキーワードが確定しているので、「console」に続くキーワードの候補が表示されます。

      cli> console 1
       - character 2
       - columns
       - lines
      cli> console 3
      1 コマンド名の入力後に[?]キーを入力
      2 コマンド名に続く、キーワードの候補表示
      3 [?]キーを入力する前の部分まで再表示
  • コマンド名称が確定した後で[?]キーを入力すると、コマンドの入力形式と説明が表示されます。

    cli> console character 1
    [入力形式]
      console character 文字コード
    [パラメーター]
      文字コード = 'en.ascii', 'ja.sjis', 'ja.euc' or 'ja.utf8'
    [説明]
      出力文字コードを選択します
    [デフォルト値]
      ja.utf8
    
    cli> console character 2
    1 確定したコマンド名の後に[?]キーを入力
    2 [?]キーを入力する前の部分まで再表示

9.10. コマンド名称補完機能

コマンド名称補完機能は、長いコマンド名を省略して入力できます。

  • コマンド名称を入力している途中で[スペース]キー、または[Tab]キーを押すと、コマンド名称の未入力部分や、コマンドに続くパラメーターのキーワードを補完できます。補完の候補が複数ある場合は、確定部分までが補完されます。

操作例
キー操作 補完されたコマンド名

ad[Tab]

administrator

sh[Tab]en[Tab][Enter]

show environment

9.11. コマンドヒストリー機能

それまでに入力・実行したコマンドを、順次過去にさかのぼってコマンドラインに呼び出すことができます。呼び出したコマンドを編集することもできます。

  • [↑]キーで、それまでに入力実行したコマンドを順次過去にさかのぼってコマンドラインに呼び出すことができます。

  • [↓]キーで、現在表示されているコマンドの次に実行したコマンドをコマンドラインに呼び出すことができます。

  • 呼び出したコマンドは直接入力するコマンドの場合と同様に、削除や編集、カーソル移動ができます。
    操作方法は、「 キーボード入力の編集 」をご覧ください。

操作例
キー操作 補完されたコマンド名

[↑]キー

過去に入力したコマンドの呼び出し

[↓]キー

次のコマンドの呼び出し