本製品の概要
2. 本製品の概要
2.1. 主な機能
実績のあるヤマハルーターの機能を継承し、さらに強化しました。
2.1.1. ルーター機能
- ルーティング
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IPv4、IPv6パケットのルーティングを行います。以下のルーティングプロトコルに対応しています。
パケット種別 ルーティングプロトコル IPv4
RIP(※)、RIP2、OSPF、BGP4
IPv6
RIPng、OSPFv3
※ LANインターフェースでは使用不可。
- フィルター型ルーティング
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IPアドレスやプロトコル、ポート番号によってパケットの転送先を決定します。 複数のプロバイダーへ同時に接続できます。
- NAT/IPマスカレード
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NATとIPマスカレードを使用して、アドレス変換ができます。
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NAT: グローバルアドレスとプライベートアドレスを1対1に対応づけて変換します。
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IPマスカレード: 1つのグローバルアドレスに対して、複数のプライベートアドレスを対応づけて変換します。
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- VPN接続
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拠点同士をインターネットVPNで接続できます。以下のプロトコルに対応しています。
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IPsec(AES、3DES、DES)
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L2TP
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2.1.2. セキュリティー機能
- パケットフィルター
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静的フィルターと動的フィルターを利用できます。
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静的フィルター: 送信元や送信先のIPアドレス、ポート番号、プロトコルによりパケットを制御します。
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動的フィルター: IPパケットの流れをセッション単位で制御します。
MACアドレスによるフィルタリングもできます。
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- 不正アクセス検知(IDS)機能
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侵入や攻撃を目的とした不正なパケットや、P2Pソフトウェアなどを検知します。 検知した不正なパケットの破棄や、帯域の制限ができます。
- 端末認証機能
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DHCPを利用した端末認証機能を使用して、ネットワーク上の端末ごとにアクセス範囲を設定できます。 特定のMACアドレスを持つ機器以外のネットワーク接続を禁止したり、端末が接続可能なネットワークを制限したりできます。
2.1.3. QoS(Quality of Service)機能
以下の基本的なQoS機能とヤマハ独自の適応型QoS機能を搭載しています。
| QoS種別 | QoS機能 |
|---|---|
|
基本的なQoS |
優先制御、帯域制御 |
|
ヤマハ独自の適応型QoS |
Dynamic Traffic Control、Dynamic Class Control |
2.1.4. 運用と管理に便利な機能
- 複数の設定ファイルを保存可能
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本製品のディスクに複数の設定ファイルを保存できます。
-
設定ファイルの履歴も保存されます。 元の設定に戻したいときに便利です。
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- メール通知機能
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バックアップ回線へ切り替わった場合や不正アクセスを検知した場合などに、メールで通知できます。
2.2. 動作環境
本製品はパブリッククラウド「さくらのクラウド」の仮想サーバーとして動作します。
以下の仮想サーバーでの動作を保証します。
|
仮想コア |
2コア |
|---|---|
|
メモリ |
2 GB / 3 GB / 4 GB |
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ディスク |
SSDプラン 20 GB(準仮想化モード有効) |
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NIC |
1~4個(準仮想化モード有効) |
|
キーボード |
US配列 |
2.3. ライセンス
本製品ではLANインターフェースの送信帯域と、確立できるVPN対地数に制限を設けています。 「基本ライセンス」および「VPNオプションライセンス」を投入することで、これらの制限を緩和または解除することができます。
各ライセンスはさくらのクラウドのコントロールパネルで購入することができます。 詳しくは「 🔗さくらのクラウド マーケットプレイス サービスマニュアル 」を参照してください。
有効なライセンスを投入していない場合、LANインターフェースの送信帯域は「512 kbit/s」に、確立できるVPN対地数は「0本」に、それぞれ制限されます。