5. 本製品に周辺機器を接続する

本章では、以下の接続方法を説明します。

5.1. 電源コードを接続する

本製品の電源インレットと、コンセントを、付属の電源コードで接続します。

  1. 本製品のPOWERスイッチをSTANDBY( icon power standby )にします。

  2. 付属の電源コード抜け防止金具を、本製品の電源コード抜け防止金具取り付け穴に差し込みます。

    4 swx2210p power cable1
    Important 付属の電源コード抜け防止金具は、付属の電源コード専用です。
    付属の電源コード以外では、コードが破損する可能性や、十分な固定ができない可能性があります。
  3. 付属の電源コードを本製品に接続し、電源コード抜け防止金具で固定します。

    4 swx2210p power cable2
  4. 電源プラグをコンセントに差し込みます。

5.2. ネットワーク機器やパソコンを接続する

ネットワーク機器やパソコンを、本製品のLANインターフェースに接続します。

Important LANポートとSFP+スロットは排他利用となります。同じポート番号のLANポートとSFP+スロットを、両方同時に使用しないでください。誤動作の原因になることがあります。
Tip 本製品のLANインターフェースはいずれも、WAN回線接続用インターフェースとしても使用できます。

5.2.1. LANポートに接続する場合

ネットワーク機器やパソコンのLANポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。LANケーブルは、「 10.4. LANケーブル 」を参照し、各LANポートのリンク速度や配線の条件に適したLANケーブルを使用してください。

4 rtx3510 lan cable
Important
  • LANポートとRJ-45 CONSOLEポートのコネクター形状は、同じ8ピンコネクターです。十分に確認してから接続してください。
    これらを間違えて接続すると、ハードウェアの破壊や故障につながります。

  • LAN/SFP+コンボポートは、LANポートとSFP+スロットは排他利用となります。同じインターフェースのLANポートとSFP+スロットを、両方同時に使用しないでください。
    誤動作の原因になることがあります。

Note
  • 本製品のLANインターフェースはいずれも、WAN回線接続用インターフェースとしても使用できます。

  • ケーブルの束ね方などによる周囲ノイズの影響(エイリアンクロストーク)によって、最大伝送距離が短くなることがあります。

  • 本製品はLANポートのストレート/クロス自動判別機能を搭載しているため、ストレートケーブル、クロスケーブルのどちらでも使用できます。また、ストレート/クロス自動判別機能が働かないように設定することもできます。

5.2.2. SFP+スロットに接続する場合

以下のいずれかの方法で接続します。

  • 本製品のSFP+スロットにSFP+/SFPモジュールを取り付けて、光ファイバーケーブルで接続します。SFP+/SFPモジュールの取り付け方法は、 「 5.5. SFP+/SFPモジュールを取り付ける 」をご覧ください。

  • 本製品のSFP+スロットと接続相手のSFP+スロットをダイレクトアタッチケーブルで直接接続します。ダイレクトアタッチケーブルの取り付け方法は、 「 5.7. ダイレクトアタッチケーブルを取り付ける 」を ご覧ください。

5.3. USB接続型データ通信端末を接続する

USB接続型のデータ通信端末を本製品のUSBポートに接続します。
動作確認済みのUSB接続型データ通信端末については、以下のウェブサイトをご覧ください。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/mobile-internet/index.html#cellphones

Important データ通信端末は、本製品のUSBポートに直接挿入して使用してください。
USB延長ケーブルを介して接続した場合は、USB延長ケーブルの種類によっては正常に動作しないことがあります。

5.4. コンソール端末を接続する

パソコンを本製品のCONSOLEポートに接続して、コンソール端末として使用します。
本製品のCONSOLEポートには、以下の2種類があります。それぞれ、必要なケーブルが異なります。

CONSOLEポート ケーブル

mini USB CONSOLEポート

mini USB Type B(5ピン)コネクターのUSBケーブル

RJ-45 CONSOLEポート

RJ-45/DB-9コンソールケーブル
設定用パソコンにシリアルポートのない場合は、別途、市販のUSBシリアル変換ケーブルなどをご用意ください。

  • mini USB CONSOLEポート接続イメージ図(パソコン側がUSB Type-Aの場合)

    4 rtx3510 usb console cable
  • RJ-45 CONSOLEポート接続イメージ図

    4 rtx3510 rj45 console cable

接続方法やパソコンの事前設定は、「 7.1.1. CONSOLEポートに接続したパソコンからログイン 」 をご覧ください。

5.5. SFP+/SFPモジュールを取り付ける

本製品のSFP+スロットに SFP+/SFPモジュール(別売品) を取り付けます。

Warning SFP+/SFPモジュールを取り付けるときは、光源をのぞきこまない。
SFP+/SFPモジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光が放射されているおそれがあります。レーザー光が目に入ると、視覚に障害を及ぼすおそれがあります。
Important
  • 取り外したダストカバー(本製品の付属品)や保護キャップ(SFP+/SFPモジュールの付属品)は、なくさないように保管してください。

  • LANポートとSFP+スロットは排他利用となります。同じポート番号のLANポートとSFP+スロットを、両方同時に使用しないでください。誤動作の原因になることがあります。

Note
  • 取り付け方法や注意事項などについて、各SFP+/SFPモジュールに付属の取扱説明書もご覧ください。

  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにSFP+/SFPモジュールを取り付けることができます。

  1. 本製品のSFP+スロットに取り付けてあるダストカバーを取り外し、SFP+/SFPモジュールをしっかりと差し込みます。

    Important 外したダストカバーは、なくさないように保管してください。
  2. SFP+/SFPモジュールから保護キャップを外します。

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    Important 外した保護キャップは、なくさないように保管してください。
  3. 各モジュールに対応した光ファイバーケーブルを、SFP+ポート(SFP+/SFPモジュールのコネクター)に接続します。

    4 rtx3510 sfp2

5.6. SFP+/SFPモジュールを取り外す

本製品のSFP+スロットに取り付けられたSFP+/SFPモジュールを取り外します。

Warning SFP+/SFPモジュールを取り外すときは、光源をのぞきこまない。
SFP+/SFPモジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光が放射されているおそれがあります。レーザー光が目に入ると、視覚に障害を及ぼすおそれがあります。
Important 保管してあるSFP+スロット用ダストカバー(本製品の付属品)とSFP+/SFPモジュール用保護キャップ(SFP+/SFPモジュールの付属品)をご用意ください。
保護しないでおくと、異物が入り、故障の原因になります。
Note
  • 取り外し方法や注意事項などについて、各SFP+/SFPモジュールに付属の取扱説明書もご覧ください。

  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにSFP+/SFPモジュールを取り外すことができます。

  1. SFP+ポート(SFP+/SFPモジュールのコネクター)から、光ファイバーケーブルを取り外します。

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  2. SFP+/SFPモジュールを上段のSFP+スロットに接続している場合は、SFP+/SFPモジュールのレバーを下げます。下段のSFP+スロットに接続している場合は、レバーを上げます。

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  3. レバーを持ってSFP+/SFPモジュールを引き抜きます。

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  4. SFP+スロットにダストカバーを、SFP+/SFPモジュールに保護キャップを取り付けて保護します。

    Important ダストカバーや保護キャップを取り付けず保護しないでおくと、異物が入り、故障の原因になります。

5.7. ダイレクトアタッチケーブルを取り付ける

本製品のSFP+スロットに ダイレクトアタッチケーブル(別売品) を取り付けます。

Important
  • ダイレクトアタッチケーブルで接続する場合には、必ず接続する機器同士のアースが同電位となるように機器を接続してください。アースの電位が異なる機器同士をダイレクトアタッチケーブルで接続すると、誤動作や故障の原因となるおそれがあります。

  • 取り外したダストカバー(本製品の付属品)や保護キャップ(ダイレクトアタッチケーブルの付属品)は、なくさないように保管してください。

  • LANポートとSFP+スロットは排他利用となります。同じポート番号のLANポートとSFP+スロットを、両方同時に使用しないでください。誤動作の原因になることがあります。

Note
  • 取り付け方法や注意事項などについて、各ダイレクトアタッチケーブル付属の取扱説明書もご覧ください。

  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにダイレクトアタッチケーブルを取り付けることができます。

  1. 本製品のSFP+スロットに取り付けてあるダストカバーと、ダイレクトアタッチケーブルの保護キャップを取り外します。

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    Important 外したダストカバーや保護キャップは、なくさないように保管してください。
  2. ダイレクトアタッチケーブルの本体を持ち、本製品のSFP+スロットにしっかりと差し込みます。

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5.8. ダイレクトアタッチケーブルを取り外す

本製品のSFP+スロットに取り付けられたダイレクトアタッチケーブルを取り外します。

Important
  • ダイレクトアタッチケーブルは引き抜きにくい場合がありますので、下記手順を参照して正しく取り外してください。無理に引き抜くと、本製品やダイレクトアタッチケーブルを破損させる原因になります。

  • 保管してあるSFP+スロット用ダストカバー(本製品の付属品)とダイレクトアタッチケーブル用保護キャップ(ダイレクトアタッチケーブルの付属品)をご用意ください。
    保護しないでおくと、異物が入り、故障の原因になります。

Note
  • 取り外し方法や注意事項などについて、各ダイレクトアタッチケーブル付属の取扱説明書もご覧ください。

  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにダイレクトアタッチケーブルを取り外すことができます。

  1. 片方の手でダイレクトアタッチケーブルのSFP+モジュール相当部分を奥側に押さえながら、もう片方の手で引き抜きタグを手前に引き、ロックを解除します。

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  2. ロックが解除されたら、引き抜きタグを引いたまま、ダイレクトアタッチケーブルのSFP+モジュール相当部分をゆっくり引き抜きます。

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  3. SFP+スロットにダストカバーを、ダイレクトアタッチケーブルに保護キャップを取り付けて保護します。

    Important 保護しないでおくと、異物が入り、故障の原因になります。