YNO登録解除
1. 概要
YNOを使って本製品を管理している場合、YNOでの管理が不要になった機器については、通常は下記に記載している手順でYNOマネージャーの「AP登録/グループ管理」から削除します。
YNO操作マニュアル - 機器を削除する
YNOマネージャーの画面にログインできないなど、やむを得ない理由でAP側からYNOの登録解除を行いたい場合は、YNOエージェント機能を使ってAPの登録を解除することができます。AP側からYNOの登録解除を行うには、APのWeb GUIの [保守]-[再起動と初期化]のYNO登録解除の「実行」ボタンを押したあとに、本体のCONFIGボタンを60秒間長押しをします。全LED点滅後にCONFIGボタンを離すとYNOへの通知が行われ、APの登録が解除されます。
2. 注意事項
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本機能は、YNOエージェント機能が”使用する”に設定されている、かつYNOに登録済みのAPに対してのみ動作をします。
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YNO登録解除の一連の操作を行っているときは、WPSのプッシュボタン方式による設定はできません。
3. 対応ファームウェアリビジョン
このページで説明する内容は、以下のファームウェアを対象としています。
機種 | ファームウェア |
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WLX212 |
Rev.21.00.14以降 |
WLX413 |
Rev.22.00.07以降 |
WLX222 |
Rev.24.00.03以降 |
WLX322 |
Rev.25.00.02以降 |
WLX323 |
Rev.25.01.02以降 |
4. 詳細
4.1. 本製品がYNOに接続できるネットワーク環境に置かれている場合
以下の手順でYNO登録解除ができます。
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APのWeb GUIの[保守]-[再起動と初期化]のYNO登録解除の「実行」ボタンを押す
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本体のCONFIGボタンを60秒間長押しをして、全LEDが点滅を開始したらCONFIGボタンを離す
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APからYNOにYNO登録解除のリクエストが通知されて、YNOの登録が解除される
4.2. 本製品がYNOに接続できないネットワーク環境に置かれている場合
以下の手順でYNO登録解除ができます。
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APのWeb GUIの[保守]-[再起動と初期化]のYNO登録解除の「実行」ボタンを押す
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本体のCONFIGボタンを60秒間長押しをして、全LEDが点滅を開始したらCONFIGボタンを離す
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APをYNOに接続できるネットワーク環境に移す
※ 途中で本体の再起動を行っても、次回のYNO接続時にYNOの登録解除が実行される -
YNOに接続すると、APからYNOにYNO登録解除のリクエストが通知されて、YNOの登録が解除される
4.3. 本製品に設定された管理パスワードが不明な場合
以下の手順でYNO登録解除ができます。
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5. 設定・操作方法
5.1. YNO登録解除の操作が実行可能な状態にする
1.APのWeb GUIの[保守]-[再起動と初期化]のYNO登録解除の「実行」ボタンを押します。
2.ダイアログが表示されますので「OK」ボタンを押します。
3.画面上部にメッセージが表示されて、YNO登録解除の操作が実行可能な状態になります。
YNO登録解除を実行するには次項の
「YNO登録解除を実行する」
を参照してください。
YNO登録解除の操作が可能な状態になっている間は「実行」ボタンはグレーアウト表示になります。
5.2. YNO登録解除を実行する
1.前項の 「YNO登録解除の操作が可能な状態にする」 から10分以内にAP本体のCONFIGボタンを60秒間長押しをしてください。
2.全LEDが点滅を開始したら、CONFIGボタンを離してください。
LEDの点滅パターンについては以下のページを参照してください。
LED表示 - AP登録の解除を実施するとき
3.YNOに接続できるネットワーク環境に置かれている場合、YNOへの通知は即時に行われYNOの登録が解除されます。
YNOに接続できないネットワーク環境に置かれている場合、次回YNOに接続したときにYNOの登録が解除されます。
6. SYSLOGメッセージ一覧
以下の文書を参照してください。