4. 接続

本章では、以下の接続方法を説明します。

4.1. 電源コードを接続する

本製品には電源スイッチはありません。本製品の電源インレットと、コンセントを、付属の電源コードで接続すると、電源が入ります。

  1. 付属の 電源コード抜け防止金具(付属品) を取り付けます。
    下図のように金具の両端を外側に引っ張って 電源コード抜け防止金具取り付け穴 に差し込みます。

    connection power1 swx2210p

    Important 付属の電源コード抜け防止金具は、付属の電源コード専用です。付属品ではない電源コードを利用した場合は、電源コードが破損したり十分に固定できない可能性があります。
  2. 付属の電源コードを電源インレットに接続し、電源コードの不意の脱落を防止するために付属の電源コード抜け防止金具で固定します。

    connection power2 swx2210p

  3. 電源プラグをコンセントに接続します。
    POWERインジケーター が緑色で点灯します。

    Caution POWERインジケーターが 点滅(橙色) している場合は、本製品に異常が発生しています。異常の状態を確認して、適切に対応してください。詳しくは「 POWERインジケーター 」をご確認ください。

4.2. パソコンやネットワーク機器をLANケーブルで接続する

パソコンやネットワーク機器のLANポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。

600
Important 本製品をインターネットに接続する場合は、セキュリティーを保つため必ずルーターなどを経由し接続してください。経由するルーターなどには適切なパスワードを設定してください。電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インターネットプロバイダーなど)の通信回線(公衆無線LANを含む)には直接接続しないでください。
Tip
  • LANケーブルで接続するときは、LANポートのリンク速度に応じた LANケーブル をご使用ください。

  • 光ファイバーケーブルで接続するときは、SFP+スロットにSFP+/SFPモジュールを取り付けます。取り付け手順については「 SFP+/SFPモジュールを取り付ける 」をご覧ください。

  • ポートインジケーターを「 LINK/ACTモード 」に変更すると、 パソコンやネットワーク機器との 接続状態を確認できます。

4.3. PoE受電機器を接続する

【PoE対応モデル】
PoE受電機器のLANポートと、本製品のLANポートを、PoE給電に対応したLANケーブルで接続します。

600

Warning
  • 本製品とPoE受電機器の接続には、PoE対応LANケーブル(カテゴリー5e以上)を使用してください。
    規格に適合していないケーブルや、フラットタイプまたはスリムタイプのケーブルを接続すると、火災・故障の原因になります。

  • PoE給電中のLANケーブルを大量に束ねないでください。
    束ねた部分の温度が上昇し、火災・故障・動作不良の原因になります。
    ケーブルの温度定格を超えないように、束ねる本数を制限してください。

Tip ポートインジケーターを「 PoEモード 」に変更すると、PoE受電機器との給電状態を確認 できます。

4.4. SFP+/SFPモジュールを着脱する

4.4.1. SFP+/SFPモジュールを取り付ける

本製品のSFP+スロットに SFP+/SFPモジュール(別売品) を取り付けます。

Caution SFP+/SFPモジュールを取り付けるときは光源をのぞきこまないでください。SFP+/SFPモジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光線が放射されているおそれがあります。レーザー光線が目に入ると、視覚に障害を及ぼすおそれがあります。
Important 以下の手順で取り外したダストカバー(本製品の付属品)や保護キャップ(SFP+/SFPモジュールの付属品)は、なくさないように保管してください。
Tip
  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにSFP+/SFPモジュールを取り付けられます。

  • 取り付け、取り外し方法や注意事項などは各モジュールの取扱説明書もご覧ください。

  1. 本製品のSFP+スロットに取り付けてあるダストカバーを取り外し、SFP+/SFPモジュールを差し込みます。

  2. SFP+/SFPモジュールから保護キャップを外します。

    swx2221p sfp1

  3. 取り付けたSFP+/SFPモジュールに対応した光ファイバーケーブルをSFP+ポート(SFP+モジュールのLCコネクター)に接続します。

    swx2221p sfp2

4.4.2. SFP+/SFPモジュールを取り外す

本製品のSFP+スロットに取り付けられたSFP+/SFPモジュールを取り外します。

Caution SFP+/SFPモジュールを取り外すときは光源をのぞきこまないでください。SFP+/SFPモジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光線が放射されているおそれがあります。レーザー光線が目に入ると、視覚に障害を及ぼすおそれがあります。
Important 保管してあるSFP+スロット用ダストカバー(本製品の付属品)とSFP+/SFPモジュール用保護キャップ(SFP+/SFPモジュールの付属品)をご用意ください。保護しないでおくと、異物が入り、故障の原因になります。
Tip
  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにSFP+/SFPモジュールを取り外せます。

  • 取り付け、取り外し方法や注意事項などは各SFP+/SFPモジュールの取扱説明書もご覧ください。

  1. 光ファイバーケーブルを取り外します。

    swx2221p sfp3

  2. SFP+/SFPモジュールのレバーを下げます。

    swx2221p sfp4

  3. レバーを持ってSFP+/SFPモジュールを手前にゆっくり引き抜きます。

    swx2221p sfp5

  4. SFP+スロットにダストカバーを、SFP+/SFPモジュールに保護キャップを取り付けて保護します。

4.5. ダイレクトアタッチケーブルを着脱する

4.5.1. ダイレクトアタッチケーブルを取り付ける

本製品のSFP+スロットに ダイレクトアタッチケーブル(別売品) を取り付けます。

Important
  • ダイレクトアタッチケーブルで接続する場合には、必ず接続する機器同士のアースが同電位となるように機器を接続してください。アースの電位が異なる機器同士をダイレクトアタッチケーブルで接続すると、誤動作や故障の原因となるおそれがあります。

  • 以下の手順で取り外したダストカバー(本製品の付属品)や保護キャップ(ダイレクトアタッチケーブルの付属品)は、なくさないように保管してください。

Tip
  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにダイレクトアタッチケーブルを取り付けられます。

  • 取り付け、取り外し方法や注意事項などはダイレクトアタッチケーブルの取扱説明書もご覧ください。

  1. 本製品のSFP+スロットに取り付けられているダストカバーとダイレクトアタッチケーブルの保護キャップを取り外します。

    swx2221p dac1

  2. ダイレクトアタッチケーブルの本体を持ち、本製品のSFP+スロットにしっかりと差し込みます。

    swx2221p dac2h

4.5.2. ダイレクトアタッチケーブルを取り外す

本製品のSFP+スロットに取り付けられたダイレクトアタッチケーブルを取り外します。

Important
  • ダイレクトアタッチケーブルは引き抜きにくい場合がありますので、下記手順を参照して正しく取り外してください。無理に引き抜くと、本製品やダイレクトアタッチケーブルを破損させる原因になります。

  • 保管してあるSFP+スロット用ダストカバー(本製品の付属品)とダイレクトアタッチケーブル用保護キャップ(ダイレクトアタッチケーブルの付属品)をご用意ください。保護しないでおくと、異物が入り、故障の原因になります。

Tip
  • 本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにダイレクトアタッチケーブルを取り外すことができます。

  • 取り付け、取り外し方法や注意事項などは各ダイレクトアタッチケーブルの取扱説明書もご覧ください。

  1. 片方の手でダイレクトアタッチケーブルの本体を奥側に押さえながら、もう片方の手で引き抜きタグを手前に引き、ロックを解除します。

    swx2221p dac3

  2. ロックが解除されたら、引き抜きタグを引いたまま、ダイレクトアタッチケーブルの本体をゆっくり引き抜きます。

    swx2221p dac4

  3. SFP+スロットにダストカバーを、ダイレクトアタッチケーブルに保護キャップを取り付けて保護します。