[LANマップ] タグVLANページ

$Date: 2022/04/12 08:12:31 $

  1. 1. 概要
  2. 2. ページ構成
  3. 3. 詳細
    1. 3-1. タグVLAN グループの作成/設定
    2. 3-2. タグVLAN グループの削除
    3. 3-3. タグVLAN グループへの参加
    4. 3-4. タグVLAN グループの設定確認
    5. 3-5. タグVLAN 間フィルター
  4. 4. 関連情報

1. 概要

VLAN を作成してエージェントスイッチやエージェントAPのポートをグループ分けすることができます。 VLAN ごとに IP アドレスを付加したり、 すべてのVLAN 間の通信を遮断することができます。

タグVLAN は、エージェントのうちSWX2100シリーズを除いたヤマハスイッチ、およびヤマハ無線APに設定することができます。

マネージャーが以下の機種、およびファームウェアである場合はSWX2300シリーズのタグVLANを設定することはできません。SWX2300シリーズのタグVLANの設定を変更する場合は、各機器のWeb 設定画面から設定を行ってください。

機種 ファームウェア
RTX830 Rev.15.02.03より前
NVR510 Rev.15.01.13より前
NVR700W Rev.15.00.14より前
RTX1210 Rev.14.01.28より前

2. ページ構成

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    「新規」ボタン
    VLAN グループを新たに作成します。 ポートを VLAN グループに参加させるには、事前に VLAN グループを作成しておく必要があります。
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    「VLAN間フィルター」ボタン
    すべての VLAN 間の通信について、全開放または全遮断を行います。
    新たに作成した VLAN と既存 VLAN 間の通信は開放されています。必要があれば全遮断を行ってください。
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    「表示の更新」ボタン
    トポロジー情報と VLAN 設定情報を取得し、タグVLAN グループ一覧とトポロジーを再描画します。
    エージェントの台数によっては、エージェントの VLAN 設定情報が反映されるまでに数秒から数十秒かかることがあります。
  4. 4
    タグVLANグループ一覧
    登録されている VLAN グループの一覧を表示します。VLAN グループごとにポートの色が割り当てられます。
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    「参加ポート選択」ボタン
    ポートをタグVLAN グループに参加させることができます。ボタンを押した後、トポロジー内にあるエージェントのポートを選択する必要があります。
  6. 6
    「設定」ボタン
    該当のタグ VLAN グループの設定を変更します。名前、ルーターのIPアドレスを変更することができます。
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    「削除」ボタン
    該当のタグ VLAN グループを削除します。
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    トポロジー
    マネージャーを起点としたエージェントのトポロジーを表示します。
    エージェントのポートの色を確認することによって、どの VLAN グループに参加しているかわかります。
    スタックを構成している機器の場合、スタックID 1 についてのみ描画されます。

3. 詳細

3-1. タグVLAN グループの作成/設定

「新規」ボタンを押すと、新たにタグVLAN グループを作成することができます。

項目名 説明
VLAN-ID VLAN の ID を設定します。
名前 VLAN-IDに名前をつけることができます。
ルーターの IP アドレス VLAN で使用する IP アドレスを設定します。
DHCPサーバー機能 VLAN でDHCPサーバー機能を使用するか否かを設定します。
使用する場合は、DHCPサーバーで割り当てるアドレスの範囲を指定します。
スコープIDは、LAN1はVLANID + 10000、LAN2はVLANID + 20000、LAN3はVLANID + 30000を利用します。

新たに作成した VLAN と既存 VLAN 間の通信は開放されています。必要があれば全遮断を行ってください。

また、「タグVLAN グループ一覧」の右側の列にある「設定」ボタンを押すと、登録済みのタグVLAN グループの設定を変更することができます。

マネージャーがRev.14.01.09より前のRTX1210である場合、DHCPサーバー機能の設定を行うことはできません。

3-2. タグVLAN グループの削除

「タグVLAN グループ一覧」の右側の列にある「削除」ボタンを押すと、タグVLAN グループを削除することができます。 指定の VLAN グループを削除するとともに、エージェントに適用された VLAN グループの設定も削除します。 ただし、VLANグループがSWX2200シリーズに適用されていて、かつ、当該エージェントがダウン中の場合は、VLAN グループを削除することはできません。

3-3. タグVLAN グループへの参加

「タグVLAN グループ一覧」の右側の列にある「参加ポート選択」ボタンを押すと トポロジー内にあるエージェントのポートを選択できるようになります。 ポートの色によってタグ VLAN グループの設定状況を確認することができます。

ポートをクリックして色を変え、タグ VLAN グループに参加させることができ、ふたたびポートをクリックすると、参加をキャンセルすることができます。 最後に、「確定」ボタンを押すと設定が反映されます。

3-4. タグVLAN グループの設定確認

「タグVLAN グループ一覧」では VLAN グループごとにポートの色が割り当てられています。 トポロジー内にあるエージェントのポートの色を見て、どの VLAN グループに参加しているか確認することができます。

また、SWX2300、SWX2310P、SWX3100、SWX3200 の設定に関する補足情報を以下に示します。

3-5. タグVLAN 間フィルター

「 VLAN 間フィルター」ボタンを押すと、登録されているすべてのVLAN 間の通信について開放、遮断することができます。 ダイアログがひらいたら全開放、または全遮断を選択し「確定」ボタンを押して設定します。 全遮断を選択した場合、すべての VLAN 間の通信を遮断するIPフィルターが登録されます。 全開放を選択した場合、全遮断した際に追加した IP フィルターがすべて削除されます。


4. 関連情報


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