$Date: 2023/11/10 08:12:31 $
エージェントスイッチのポートを複数のマルチプルVLAN グループに分けて、グループ間の通信を遮断することができます。 ポートを複数のグループに分けるだけでなく、ひとつのポートを複数のグループに参加させることもできます。 たとえば、「サーバーやルーターなど全グループと通信を行う必要がある端末が接続されるポートは、全てのグループに重複して参加させる」といった使い方をします。
なお、マルチプルVLAN ではグループが異なっても同じ IP アドレスが割り振られます。
マルチプルVLAN はエージェントスイッチのみに設定することができます。マルチプルVLAN に対応しているエージェント、およびエージェントごとに設定可能なグループの最大数は以下の通りです。
対応エージェント | グループの最大数 |
---|---|
SWX2220P-26NT | 26 |
SWX2220P-18NT | 18 |
SWX2221P-10NT | 10 |
SWX2220-26NT | 26 |
SWX2220-18NT | 18 |
SWX2220-10NT | 10 |
SWX2210P-28G | 28 |
SWX2210P-18G | 18 |
SWX2210P-10G | 10 |
SWX2210-24G | 24 |
SWX2210-16G | 16 |
SWX2210-8G | 8 |
SWX2200-24G | 24 |
SWX2200-8G | 8 |
SWX2200-8PoE | 8 |
マルチプルVLAN グループの設定を行う対象のエージェントスイッチを「ツリービュー」から選択すると、「マルチプルVLANの設定ビュー」内に「マルチプルVLAN グループ設定一覧」が表示され、グループごとの参加ポートの設定を行うことができます。
表内の黒いポートアイコン ( ) は、そのポートがそのマルチプルVLAN グループに参加していない状態を表しています。 表内の各ポートアイコンを押すと、対象のグループに対する対象のポートのを参加状態を変更でき、参加状態になったポートアイコンは、グループに対応した色に変化します ( 例: ) 。参加状態のポートアイコンを再度押すと、参加していない状態に戻ります。 また、ポートアイコンに マークが付いているポートはアップリンクポートを表しています。
最後に、「確定」ボタンを押すと、設定を反映します。
なお、表内のポートアイコンだけでなく、以下のボタンを押すことでもポートの参加状態を変更することができます。
すでに設定済みのマルチプルVLAN グループは、「マルチプルVLANの設定ビュー」下部に表示されているスイッチ画像で確認することができます。 左側のプルダウンリストから確認したいグループを選択することで、そのグループに参加しているポートが、グループに対応した色に変化します。
ここに表示される設定内容は、「確定」ボタンを押して実際にエージェントスイッチに反映済みの設定内容です。現在「マルチプルVLAN グループ設定一覧」で編集中の内容は表示には反映されません。
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