プロバイダ接続の接続型選択
具体的なプロバイダ接続設定をする前にプロバイダとの接続型式を選択します。
一般的な端末型ダイヤルアップ接続契約であれば、 端末型接続を選択してください。 プロバイダから固定的にIPアドレスを付与して貰う場合は、 ネットワーク型接続を選択します。
アイコン 内容 個人でプロバイダに加入している場合にはほとんどがこの接続型です。
ダイヤルアップするたびに与えられるひとつのグローバルIPアドレスを LAN側のプライベートIPアドレス機器で共有できるようにルータを設定します。
常時接続(フレッツ・ISDN, IP接続サービス)の設定も行えます。
利用可能な回線は、ISDN回線です。プロバイダから固定的に複数のグローバルIPアドレスを与えられている場合の 接続型です。ルータのIPアドレスを変更した場合には、LAN側機器のIPアドレ ス変更も必要です。
常時接続(フレッツ・ISDN, IP接続サービス)の設定も行えます。
利用可能な回線は、ISDN回線、64kbit/sと128kbit/sの専用線です。
ISDN回線を利用した場合は「ネットワーク型ダイヤルアップによるプロバ イダ接続」などと 呼ばれることもあります。
専用線を利用した場合には「専用線によるプロバイダ接続」や 「専用線による常時接続」などと呼ばれることもあります。
[ 設定内容の分類 ]
TCP/IP接続形式 | 端末型 | ネットワーク型 | 予約 フィルタ 番号 |
|||
回線種別 | ISDN回線 | ISDN回線 | 専用線 | |||
回線接続形式 | ダイヤルアップ | 常時接続 | ダイヤルアップ | 常時接続 | 常時接続 | |
登録数 | ||||||
最大登録 | 30組まで | 1組まで | 1組まで | 1組まで | 1組まで | |
接続と切断 | ||||||
自動-接続 | ○ | ○ | ○ | ○ | 必要ない | |
自動-切断 | ○ | × | ○ | × | 必要ない | |
手動-接続 | ○ | ○ | △ | △ | 必要ない | |
手動-切断 | ○ | ○ | △ | △ | 必要ない | |
基本設定 | ||||||
発呼抑止フィルタ (NetBIOS) |
● | ● | ● | ● | × | 1〜2 |
発呼抑止フィルタ (tcpfin,tcfest) |
● | ● | ● | ● | × | 3〜4 |
セキュリティフィルタ (手動/自動選択) |
× | ○ | ○ | ○ | ○ | |
セキュリティフィルタ (primary) |
× | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 10〜19 |
セキュリティフィルタ (secondary) |
× | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 20〜29 |
オプション設定 | ||||||
切断タイマ | ○ | × | ○ | × | × | − |
発信制限 | ○ | × | ○ | × | × | − |
MP設定 | ○ | × | ○ | × | × | − |
NTPサーバ設定 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 5 |
静的NAT | 必要ない | 動的アドレス変換機能(NAT)による (詳細) | 30〜39 | |||
静的IPマスカレード | ○ | ◎ | 40〜49 |
×: 設定・操作の必要がない △: コンソールコマンドなどにより設定・操作可能 ●: 自動設定 ○: 設定・操作可能 ◎: 設定・操作可能 + セキュリティフィルタの自動/手動設定
[ 補足 ]