ファームウェアを更新する

LAN Monitorでは以下の2つの方法でファームウェアを更新することができます。

エージェント機器のLAN Monitorからのファームウェア更新への対応状況は、下記のURLをご覧ください。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/swctl/l2ms_gui_comparison.html#FUNCTION_LIST2

  • ファームウェア更新にはL2MSを使用するため、IPアドレスが設定されていない状態でも簡単にファームウェアを更新することができます。

  • LAN Monitorからのファームウェア更新に対応していない機器は、Web GUIを使用してファームウェアを更新することができます。

1. 1台ずつファームウェアを更新する

ファームウェアを更新するには、以下の手順で操作します。

  1. 以下のいずれかの方法で、ファームウェア更新に対応した機器の「機器設定」ダイアログを表示します。

    • マップ画面の「機器設定」ボタン

      firmware update 1

    • リスト画面の「L2MSエージェント一覧」タブの「設定」ボタン

      firmware update 2

  2. 「PCからのファームウェア更新」ボタンまたはファームウェア更新の行の「実行」ボタンをクリックします。

    firmware update 3

  3. 「ファイル選択」ボタンをクリックしてファームウェアファイルを選択します。

    firmware update 4

  4. ファイルを選択した後、「更新」ボタンをクリックします。

    firmware update 5

  5. プログレスバーが100%になるまで待ちます。

    firmware update 6

  6. ファームウェアを更新した機器の再起動が完了したら、更新した機器のファームウェアリビジョンを確認します。

2. 複数台一括でファームウェアを更新する

ファームウェアを一括で更新するには、以下の手順で操作します。

ファームウェア更新はLAN Monitorから見て遠い機器から順に実行されるため、カスケード接続をしたままでファームウェアを一括で更新することができます。

list update

  1. 「リスト」ボタンを押してリスト画面を開きます。

    firmware update 7

  2. 「ファームウェア更新」タブを押します。

    firmware update 8

  3. ファームウェアを更新したい機器のチェックボックスにチェックを入れます。

    firmware update 9

  4. 「ファームウェア更新」ボタンを押します。

    firmware update 10

  5. 「参照」ボタンを押して機種ごとにファームウェアファイルを選択します。

    firmware update 11

  6. ファイルの選択が完了したら、ファイルのファームウェアリビジョンを確認します。

    firmware update 12

  7. ファイルの送付後にリビジョン確認を実施するか否かを選択し、「実行」ボタンを押します。

    firmware update 12 2

    チェックボックスにチェックを入れると、すべての機器にファームウェアファイルが送付された後、それらの機器に対しファームウェアの適用状態を確認します。
  8. プログレスバーが100%になるまで待ちます。

    firmware update 13

    プログレスバーは、ファームウェアファイルの転送が完了した時点で50%に、更新後のファームウェアリビジョンの確認が完了した時点で100%となります。
  9. 実行結果を確認し、必要に応じて実行結果をファイルに出力します。

    firmware update 13 2

    • ファームウェア更新の実行結果については「ファームウェア/CONFIG一括操作時の実行結果」を参照してください。

    • 実行結果のファイルは以下の場所にも自動的に保存されます。
      ~/Library/Application Support/Yamaha/LANMonitor/result