Yamaha LAN Monitorのインストール / アンインストール

1. インストール方法

Yamaha LAN Monitorは、以下の手順でインストールします。

  1. ダウンロードしたzipファイルをダブルクリックし、任意の場所に展開します。

  2. 展開されたディレクトリの中の「Yamaha LAN Monitor VX.X.X.pkg(Xはバージョン番号)」をダブルクリックします。
    Yamaha LAN Monitorのセットアップダイアログが表示されます。

  3. 画面の指示に従ってインストールを実行します。

    • 以下のダイアログが表示されたときは、[OK]をクリックします。

      install permission

    • インストール作業の途中で、Dante Control and Monitoring機能のインストールを促すダイアログが表示されます。ヤマハスイッチをDanteネットワークで使用し、Dante Control and Monitoring機能をインストールしていない場合は、こちらもインストールしてください。

    • Rosettaのインストールを促すダイアログが表示された場合、ダイアログの指示に従ってRosettaをインストールしてください。
      RosettaがインストールされていないApple silicon環境では、Yamaha LAN Monitorを使用することはできません。

  4. パソコンを再起動します。

2. アンインストール方法

  1. インストール時にダウンロードした圧縮ファイルの解凍先にある「Uninstall LAN Monitor」をダブルクリックします。
    Yamaha LAN Monitorのアンインストールダイアログが表示されます。

  2. 画面の指示に従ってアンインストールを実行します。

    Dante Control and Monitoring機能を他のアプリケーションで使用していない場合、Dante Control and Monitoring機能も同時にアンインストールされます。
  3. パソコンを再起動します。

3. Dante Controllerのインストール

Yamaha LAN MonitorからDante Controllerを起動する場合は、Dante Controllerもインストールしておく必要があります。Dante Controllerのインストール方法については「Dante Controllerユーザーガイド」を参照してください。
Dante ControllerおよびDante Controllerユーザーガイドは、下記ウェブサイトのダウンロードページからダウンロードできます。
https://www.audinate.com/products/software/dante-controller

Yamaha LAN Monitorは、Dante Controllerで選択されているネットワークアダプターと同一のネットワークアダプターを使用し、Dante対応機器を検出します。そのため、Dante Controllerがインストールされている環境では、Dante Controllerでネットワークアダプターを適切に選択してからYamaha LAN Monitorを起動してください。
Dante Controllerでネットワークアダプターを選択する際は、"Use Shared Dante Interface"にチェックを入れておく必要があります。また、Yamaha LAN Monitorでネットワークアダプターの選択を変更すると、Dante共有インターフェースを使用する他のアプリケーション(Dante Controllerなど)のネットワークアダプター選択状態も併せて変更されます。

4. インストーラーを実行したユーザー以外のユーザーで使用する場合

Yamaha LAN Monitorを使用するためには、ユーザーがパケットキャプチャ可能なグループに参加している必要があります。
インストーラーを実行したユーザーに関しては、パケットキャプチャ可能なグループ(lan_monitor_bpf)に自動的に参加しますが、そうでないユーザーについては、以下の操作を実施し、lan_monitor_bpfというグループに参加させる必要があります。

  1. [システム環境設定] → [ユーザーとグループ]で、画面下部のカギをクリックし、管理者ユーザーのユーザー名とパスワードを入力します。

  2. グループの一覧から、lan_monitor_bpfをクリックし、メンバーシップとしてLAN Monitorを使用したいユーザーにチェックを入れます。

5. WireSharkをインストールしているパソコンで使用する場合

WireSharkとYamaha LAN Monitorを同時に使用する場合、使用したいユーザーをaccess_bpfとlan_monitor_bpfの両方のグループに参加させる必要があります。