RTシリーズのインストールとリビジョンアップに関するFAQ


リビジョンアップの手順を具体的に教えてください


最終変更日 2015/Jul/23
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リビジョンアップの手順を具体的に教えてください


おおまかには、以下のような手順を踏みます。
  1. ファームウェアの更新内容を確認する
  2. ファームウェアのバイナリファイルを入手する
  3. ファームウェアの正しさを確認する
  4. tftpにより、RTシリーズルータにファームウェアを書き込む
  5. ファームウェアのリビジョンを確認する
  6. 誤ったファームを書き込んでしまったら...
イメージ:
                          www.rtpro.yamaha.co.jpのあるネットワーク
            ------+-----------------------------+---------------
                  :                             |
              ↑  :             +---------------+---------------+
  インターネット  :             |    www.rtpro.yamaha.co.jp     |
              ↓  :             |         (WWW サーバ)          |
                  :             +-------------------------------+
    ------+-------+-----   
          |  プロバイダなど
          :        
          :                      ファームウェア (rt80i.binなど)
          :                                    ↓
    +------------+                             ↓ 
    | RTシリーズ |                     ファームウェア入手
    +-----+------+                             ↓
          |                                    ↓
          | 192.168.0.1/24
    ------+-------------------------------------+-----------------
                                                | 192.168.0.2/24
                                                |
                                    +-----------+-----------+
                                    | Windows/Mac/UNIX/...  |
                                    +-----------------------+
    (tftp サーバ)                      (tftp クライアント)

                          (put)
  ・execファイル   ←リビジョンアップ←   ・rt80i.binなど
  1. ファームウェアの更新内容を確認する

    ファームウェアの各リビジョンには、一緒に リリースノートが用意されています。 リビジョンアップの前には必ずリリースノートを読んで、どのような変更や修正、 機能追加が行われたか確認しておいてください。

  2. ファームウェアのバイナリファイルを入手する

    ファームウェアは、以下のURLから入手することができます。ファームウェア 本体であるバイナリファイルと、その内容が正しいかどうかを確認するための MD5ファイルがあるので両方をダウンロードしてください。

    ファームウェア http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/firmware/index.html
    リリースノート http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/index.html
  3. ファームウェアの正しさを確認する

    バイナリファイルが正しく入手できたかどうかをMD5チェックサムで確認しま す。

    入手したバイナリファイルのMD5チェックサムを計算するには、md5sumやある いは、md5というツールが必要です。RedHat Linuxにはmd5sumが、FreeBSDには md5が用意されていることは確認しています。その他のOSで、md5sumあるいは md5を持っていない場合は、MD5SUM配布ページからmd5sumを入手してください。

    入手したバイナリファイルをMD5チェックサムでチェックする方法

    C:\> dir rt80i.*
    
     〜〜〜〜
    
    RT80I    BIN    983,040  98-01-XX XX:XX rt80i.bin
    RT80I    MD5         44  98-01-XX XX:XX rt80i.md5
    
     〜〜〜〜
    
    C:\> type rt80i.md5
    9f7d899efc5a28c4d1803a3998620b70 *rt80i.bin
    
    C:\> md5sum -cv rt80i.md5
    rt80i.bin   OK
    
    C:\>
    

    入手したバイナリファイルのMD5チェックサム値を表示させる方法

    C:\> md5sum -bv rt80i.bin
    9f7d899efc5a28c4d1803a3998620b70 *rt80i.bin
    
    C:\>
    

    ファイル名をオリジナルから変更しても、MD5チェックサム値は変りません。 ただし、ファイル名を変更した場合には、md5sumの-cオプションではチェック できなくなりますので、MD5チェックサム値を表示させた上で、正しいチェッ クサムと比較してください。

  4. tftpにより、ルータにファームウェアを書き込む

    おおまかに2つの手続きが必要です。

    1. リビジョンアップ対象のRTシリーズルータの設定で、tftpクライアントか らのアクセスを許可する。
    2. tftpクライアントからRTシリーズルータへファームウェアを転送する。

      ※Windows XPからTFTPを利用する手順については こちらのPDFファイル を参照してください。

    【重要】リビジョンアップの途中で電源を落してしまうと故障してしまいます。 自然に再起動するまで絶対に電源をOFFにしないでください。
    以下のようなところで紹介していますので、参照してください。

    リビジョンアップ(tftp)の失敗に関する傾向と対策

  5. ファームウェアのリビジョンを確認する

    リビジョンアップが完了すると自動的に再起動します。

  6. 誤ったファームを書き込んでしまったら...

    RTシリーズではTFTPで受信した時にバイナリファイルの正当性をチェックして いますので、誤ったバイナリファイルを書き込むことはできないようになって います。誤ったバイナリファイルを受信した場合には、TFTPの段階でエラーを 返すようにしています。

    正しい場合の設定用シリアルの出力例 (改行位置変更,tftp→再起動)
    Update file receiving...
    Testing received file...
    Writing to Nonvolatile Memory...
    done
    
    RT80i Rev.2.02.15 (Thu Oct 23 14:36:27 1997)
    00:a0:de:xx:xx:xx
    Memory 4Mbytes, 1BRI
    
    誤った場合の設定用シリアルの出力例 (改行位置変更,tftp→廃棄)
    Update file receiving...
    Testing received file...
    Fail!!
    

    もし、リビジョンアップに失敗した場合には、ファームウェアは書き変わって いませんから、リビジョンアップをやりなおして下さい。

    ただし、リビジョンアップの途中でRTシリーズの電源を落としてしまったりし て、どうしても起動しない場合は、ヤマ ハの問い合わせ窓口に連絡して下さい。



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