周波数帯の切り替え
1. 概要
本製品は、2.4GHz帯に対応した無線LANチップを1基と5GHz帯に対応した無線LANチップを1基、そして5GHz帯と6GHz帯に対応した無線LANチップを1基搭載しています。
3つ目の無線モジュールは5GHz帯と6GHz帯のいずれかで使用することができます。
5GHz帯で使用する場合、本製品で2.4GHz帯(2.4GHz)、5GHz帯(5GHz(1)と5GHz(2))を利用できます。
6GHz帯で使用する場合、本製品で2.4GHz帯(2.4GHz)、5GHz帯(5GHz(1))、6GHz帯(6GHz(1))を利用できます。
2. 注意事項
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本製品は5GHz(2)と6GHz(1)を切り替えて使用するものであり、5GHz(2)と6GHz(1)を同時に使用することはできません。ただし、無線設定自体はどちらの設定も保持しておくことができます。
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SSID 管理では5GHz(2)と6GHz(1)を共にバインドしたVAP(仮想アクセスポイント)を作成できます。ただし、実際に有効となるのは使用する設定になっている無線モジュールだけです。
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5GHz(2)を使用しているときは、各APのWeb GUIに6GHz(1)に関するメニューは表示されません。同様に、6GHz(1)を使用しているときは、5GHz(2)に関するメニューは表示されません。
3. 対応ファームウェアリビジョン
このページで説明する内容は、以下のファームウェアを対象としています。
モデル | ファームウェア |
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WLX323 |
Rev.25.01.02以降 |
4. 設定・操作方法
5GHz(2)と6GHz(1)の切り替えは、仮想コントローラーのWeb GUIの [無線設定] - [共通] - [基本無線設定] で行うことができます。
設定された内容は、 [設定送信] - [設定送信] で設定を送信することで、初めてAPに適用されます。
実際に本製品に無線LAN端末を接続して通信するためには、無線機能を有効にし、VAP (仮想アクセスポイント) を作成する必要があります。以下を参考にしてください。
トライバンド - 設定・操作方法 |