かんたん設定の基本操作例
フィルタの設定操作
作成日 | 2000/Feb/23 |
最終変更日 | 2023/Jan/10 |
文書サイズ | 8.1KB |
[ 概要 ]
フィルタの設定方法を説明する題材として、 Windowsのネットワーク共有に欠かせない「NetBIOSのフィルタ」に 関する情報を説明しておきます。
いろいろな状態のかんたん設定のフィルタ設定画面を紹介します。
ルータのLAN側の入力(IN)にNetBIOSのフィルタを適用する 手順を説明します。
このフィルタ設定は、かんたん設定の端末型ダイヤルアップ接続設定を 行なうことにより自動的に追加されるフィルタと同等です。
「ルータのLAN側の入力(IN)に適用」されたNetBIOSのフィルタで落とされたパケットをログに残す設定を追加して、 落とされたパケットのログを観測します。
工場出荷状態のルータにルータのLAN側の入力(IN)方向と出力(OUT)方向に
通過するパケットのログを残すように設定する。
そして、LAN側機器からルータへアクセスしている様子をログを見て観測する。
かんたん設定の端末型ダイヤルアップ接続設定で設定された NetBIOSのフィルタの ルータのLAN側の入力(IN)への適用を外す手順を説明します。
擬似LAN機能を利用してい
る環境で「ルータのLAN側の入力(IN)に適用」
されたNetBIOSのフィルタにより擬似LAN
接続された機器とLANに接続された機器で、Windowsのネットワーク機能が
利用できません。
もし、意図しない発呼が別の方法で十分に抑制できるように設定されて
いれば、「NetBIOSのフィルタの適用を
外す」ことにより、擬似LAN接続された機器でも
Windowsのファイル共有などの機能が利用できるようになります。
また、プロバイダに接続している環境で、 擬似LAN機能を 利用している場合は、「NetBIOSのフィルタの適用を ルータの回線側の出力(OUT)に移す」措置も 有効です。
かんたん設定の端末型ダイヤルアップ接続設定で設定された NetBIOSのフィルタの適用を ルータの回線側の出力(OUT)に移す手順を説明します。
以前、ルータのかんたん設定機能によるNetBIOSのフィルタは、「ルータの回線側の出力(OUT)」に適用 されていましたが、 ルータのDNSリカーシブサーバ機能を利用される環境で、 WindowsがNetBIOSの名前解決のためにDNSサーバへ問い合せすることによる 意図しない発呼を抑え込む為に 「ルータのLAN側の入力(IN)」に適用されるようになりました。
また、擬似LAN機能を利用してい
る環境で「ルータのLAN側の入力(IN)に適用」
されたNetBIOSのフィルタにより擬似LAN
接続された機器とLANに接続された機器で、Windowsのネットワーク機能が
利用できません。
もし、意図しない発呼が別の方法で十分に抑制できるように設定されて
いれば、「NetBIOSのフィルタの適用を
ルータの回線側の出力(OUT)に移す」ことにより、擬似LAN接続された機器でも
Windowsのファイル共有などの機能が利用できるようになります。
「ルータのLAN側の入力(IN)」に適用されたNetBIOSのフィルタの定義を変更することで、 遠隔地のWindowsとネットワークファイル共有が可能となります。 そのフィルタ定義の変更手順を説明します。
かんたん設定の端末型ダイヤルアップ接続設定で自動設定された NetBIOSのフィルタの定義を ルータの回線側の出力(OUT)と入力(IN)にも適用する手順を説明します。
[ 関連設定例 ]
[ 関連情報 ]
[ RTA50i (FAQ , 設定例集 / かんたん設定の基本操作 (files) ]