4. 接続

4.1. ネットワーク機器やパソコンを接続する

ネットワーク機器やパソコンのLANポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。
connection computer

光ファイバーケーブルで接続するときは、SFP/SFP+ポートにSFPモジュールを装着します。装着手順については「 SFPモジュールを装着する 」をご覧ください。

注意

  • 本製品をインターネットに接続する場合は、セキュリティーを保つため必ずルーターなどを経由し接続してください。経由するルーターなどには適切なパスワードを設定してください。電気通信事業者(移動通信会社、固定通信会社、インターネットプロバイダーなど)の通信回線(公衆無線LANを含む)には直接接続しないでください。

  • LANポートとRJ-45 CONSOLEポートのコネクター形状は、同じ8ピンコネクターです。これらを間違えて接続すると、ハードウェアの破壊や故障につながります。十分に確認してから接続してください。

メモ :初期表示モードの切り替えでLINK/ACTモードにすると、ネットワーク機器やパソコンとの接続状態を確認できます。モードの切り替えや接続状態の詳細は「 表示モードの切り替え 」および「 ポートのランプ 」をご覧ください。

4.2. SFPモジュールを装着する

SWX2310-10GのSFPポートには、SFPモジュール(YSFP-G-SXA、YSFP-G-LXA)を装着することができます。
SWX2310-52GT、SWX2310-28GT、SWX2310-18GTのSFP+ポートには、SFPモジュール(YSFP-10G-SR、YSFP-10G-LR、YSFP-G-SXA、YSFP-G-LXA)を装着することができます。

メモ :取り付け、取り外し方法や注意事項など、詳細については各モジュール付属の「YSFP-G-SXA YSFP-G-LXA 取扱説明書」、「YSFP-10G-SR YSFP-10G-LR 取扱説明書」をご覧ください。

  1. 本製品のSFP/SFP+ポートに付いているダストカバーを取り外し、SFPモジュールを差し込みます。
    connection sfp 1

    メモ :本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにSFPモジュールを装着することができます。

  2. SFPモジュールから保護キャップを外します。

    注意 SFPモジュールを装着したときは光源をのぞきこまない。
    弊社別売のSFPモジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光線が放射されているおそれがあります。レーザー光線が目に入ると、視覚に障害を及ぼすおそれがあります。

  3. 各モジュールに対応した光ファイバーケーブルをコネクターに接続します。
    connection sfp 2

4.3. SFPモジュールを取り外す

本製品のSFP/SFP+ポートに装着したSFPモジュールを取り外します。

メモ :取り付け、取り外し方法や注意事項など、詳細については各モジュール付属の「YSFP-G-SXA YSFP-G-LXA 取扱説明書」、「YSFP-10G-SR YSFP-10G-LR 取扱説明書」をご覧ください。

  1. 光ファイバーケーブルを取り外します。
    connection sfp 3

  2. SFPモジュールを上段のポートに接続している場合は、SFPモジュールのレバーを下げます。
    下段のポートに接続している場合は、レバーを上げます。
    connection sfp 4

    注意 SFPモジュールを装着したときは光源をのぞきこまない。
    弊社別売のSFPモジュールはクラス1レーザー機器です。目に見えないレーザー光線が放射されているおそれがあります。レーザー光線が目に入ると、視覚に障害を及ぼすおそれがあります。

  3. レバーを持ってSFPモジュールを引き抜きます。
    connection sfp 5

    メモ :本製品は、ホットスワップに対応しているため、電源を切らずにSFPモジュールを取り外すことができます。

4.4. ダイレクトアタッチケーブルを装着する【SWX2310-52GT】【SWX2310-28GT】【SWX2310-18GT】

SWX2310-52GT、SWX2310-28GT、SWX2310-18GTのSFP+ポートには、ダイレクトアタッチケーブル(YDAC-10G-3M、YDAC-10G-1M)を装着することができます。

  1. ダイレクトアタッチケーブルのSFP+モジュール部の保護キャップと本製品のSFP+ポートのダストカバーを取り外します。

  2. ダイレクトアタッチケーブルのSFP+モジュール部を持ち、本製品のSFP+ポートにしっかりと差し込みます。

    connection dac 1

    注意 ダイレクトアタッチケーブル(YDAC-10G-3M、YDAC-10G-1M)を使用してスタック接続する場合は、必ず接続する機器同士のアースが同電位となるように機器を接続する。
    アースの電位が異なる機器同士をダイレクトアタッチケーブルで接続すると、誤動作や故障の原因となるおそれがあります。

    メモ :本製品はホットスワップに対応しているため、電源を切らずにダイレクトアタッチケーブルを装着することができます。

4.5. ダイレクトアタッチケーブルを取り外す【SWX2310-52GT】【SWX2310-28GT】【SWX2310-18GT】

SWX2310-52GT、SWX2310-28GT、SWX2310-18GTのSFP+ポートに装着したダイレクトアタッチケーブルを取り外します。

  1. 片方の手でSFP+モジュール部を奥側に押さえながら、もう片方の手で引き抜きタグを手前に引き、ロックを解除します。

  2. ロックが解除されたら、引き抜きタグを引いたまま、SFP+モジュール部をゆっくり引き抜きます。

    connection dac 2

    注意

    • 本製品のケーブルを持って引き抜かないでください。
      故障の原因になります。

    • 引き抜きタグのみを引っ張って引き抜かないでください。
      故障の原因になります。

    • ロックが解除されたことを確認してから、引き抜いてください。
      無理に引き抜くと、本製品の故障や本製品を装着する製品の破損の原因になります。

    メモ :本製品は、ホットスワップに対応しているため、電源を切らずにダイレクトアタッチケーブルを取り外すことができます。

4.6. スタック接続する【SWX2310-52GT】【SWX2310-28GT】

SWX2310-52GT、SWX2310-28GTのSFP+ポートにダイレクトアタッチケーブル(YDAC-10G-3M、YDAC-10G-1M)または、SFPモジュール(YSFP-10G-SR、YSFP-10G-LR)を装着します。SFPモジュールを使用する場合は、別途SFPモジュールに適応した光ファイバーケーブルをご用意ください。
ダイレクトアタッチケーブルの装着、取り外し手順については「 ダイレクトアタッチケーブルを装着する【SWX2310-52GT】【SWX2310-28GT】【SWX2310-18GT】 」、「 ダイレクトアタッチケーブルを取り外す【SWX2310-52GT】【SWX2310-28GT】【SWX2310-18GT】 」をご覧ください。
SFPモジュールの装着手順については「 SFPモジュールを装着する 」をご覧ください。

メモ :取り付け、取り外し方法や注意事項など、詳細についてはダイレクトアタッチケーブル付属の「YDAC-10G-3M YDAC-10G-1M 取扱説明書」、SFPモジュール付属の「YSFP-10G-SR YSFP-10G-LR 取扱説明書」をご覧ください。

スタック接続について、詳しくは以下のWebサイトより本製品のページをご覧ください。
ヤマハネットワーク機器の技術資料: http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/

4.7. 電源コードを接続する

本製品の電源インレットとコンセントを、付属の電源コードで接続します。

メモ :本製品には電源スイッチはありません。本製品に接続した電源コードのプラグをコンセントに差し込むことで、電源が入ります。

  1. 付属の電源コード抜け防止金具を取り付けます。
    電源コードの不意の脱落を防止するために、付属の電源コード抜け防止金具(以下のイラストでは「付属の金具」)を電源コード抜け防止金具取り付け穴(以下のイラストでは「本体の穴」)に取り付けて電源コードを固定します。

    connection power 1

    注意 :付属の電源コード抜け防止金具は、付属の電源コード専用です。付属の電源コード以外では、コードが破損したり十分に固定されない可能性があります。

  2. 付属の電源コードを電源インレットに接続し、金具で固定します。

    connection power 2

  3. 電源プラグをコンセントに接続します。
    POWERランプが緑色で点灯します。

    注意 POWERランプが橙色で点灯している場合は、以下のいずれかの異常が発生しています。異常状態を確認して、適切に対応してください。

    • ファンの停止
      すぐに使用を中止し、必ずご購入の販売店に修理や点検をご依頼ください。

    • 本製品内部温度の異常
      本製品内部の温度が適正になるように、設置環境を見直して本製品を正しく設置してください。

  4. ポートのランプを確認します。
    show led-mode コマンドで本製品の表示モードを確認します。
    表示モードがLINK/ACTモードであれば、ネットワーク機器やパソコンを接続したポートの左ランプ(LINK/ACT)が緑点灯または緑点滅していれば正常です。

    メモ :ポートの左ランプ(LINK/ACT)が緑点灯または緑点滅しない場合は、ポートにケーブルが正しく接続されているかどうか、接続したネットワーク機器やパソコンの電源が入っているかどうか確認してください。
    表示モードや接続状態の詳細は、「 表示モードの切り替え 」および「 ポートのランプ 」をご覧ください。