https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.22.00/relnote_22_00_07.html
Revision : 22.00.07
Release : Mar. 2024, ヤマハ株式会社

Rev.22.00.07 リリースノート


ファームウェアのリビジョンアップを行う前に必ずお読みください


・本ファームウェアには、管理パスワードが設定必須となるログインに関わる重要な変更が含まれています。

リビジョンアップを行う場合は必ず事前に以下の仕様書を確認してください。

https://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx413/login-security.html


WLX413 Rev.22.00.06 からの変更点


■機能追加

  1. 適応型ローミングアシスト機能を追加した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx413/adaptive-roaming-assist.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  2. アクセス制御機能を追加した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx413/access-control.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  3. フォロワーAPのL2MSエージェント機能を無効にする機能を追加した。クラスター内のAPがL2MSエージェントの推奨管理台数を超過するときに使用する。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx413/l2ms-agent.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  4. APのWeb GUIの[保守]-[再起動と初期化]にYNOの登録を解除するためのボタンを追加した。このボタンを押したあとに、本体のCONFIGボタンを長押しすることでYNOからAPの登録が解除される。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx413/yno_unregistration.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

■仕様変更

  1. 仮想コントローラーのWeb GUIで、WLX322とWLX323に対応した。

  2. HTTPリビジョンアップによるファームウェア更新時、ファームウェアの「現在のリビジョン」と「更新可能なリビジョン」を表示するようにした。

  3. RADIUSサーバー機能で、証明書のZIPファイルにパスワードを設定するか否かを選択できるようにした。

  4. 設定送信後に自動チャンネル変更機能が起動するように変更した。

  5. APの起動後に、接続中の端末のチャンネルを変更するか否かを選択できるようにした。

  6. フォロワーAPに対する設定送信のリクエストがフォロワーAPに届かずに失敗したときに、2回まで再送を行うようにした。

  7. 自動チャンネル変更機能で、チャンネルの自動再選択を「状況に応じて定期的に再選択する」にしたときの処理を変更し、再選択にかかる時間を短縮した。

  8. メール通知機能で、通知内容を以下の設定にしたとき、通知されるメールの内容にメールを送信したAPの情報も含めるように変更した。

■バグ修正

  1. FastDFS機能で、レーダー波を検出したあと、5GHzのVAPに接続できなくなることがあるバグ修正した。

  2. CLIからshow techinfoコマンドを短時間で繰り返し実行すると、まれにクラスターを構成できなくなるバグを修正した。

  3. 工場出荷状態のとき、APのWeb GUIの[保守]-[ファームウェア更新]でヤマハWebサイトからファームウェア更新すると、エラーが発生するバグを修正した。

  4. 仮想コントローラーのWeb GUIの[基本設定]-[クラスターAP管理]-[AP情報設定]の「名称」または「設置場所」に、' または \ を含む文字列を設定したとき、ネットワークの設定が適切に反映されなくなるバグを修正した。

  5. 内蔵RADIUSサーバーと外部RADIUSサーバーで認証するVAPがそれぞれ設定されているとき、クラスターが再構成されると、外部RADIUSサーバーで認証するVAPに接続できなくなるバグを修正した。

  6. 以下のすべての条件に該当するとき、リーダーAPが切り替わった後にRADIUSサーバー機能およびDHCPサーバー機能が機能しないことがあるバグを修正した。

  7. YNOエージェント機能で、YNOマネージャーと接続したあと長時間経過すると、YNOマネージャーとの接続が切れることがあるバグを修正した。

  8. MACアドレスフィルタリング機能で、MACアドレスリストをCSVファイルからインポートすると、大文字と小文字で同一のMACアドレスを指定することができるバグを修正した。

  9. RADIUSサーバー機能で、RADIUS認証が成功しているにもかかわらず、RADIUSサーバーに到達できない旨のログメッセージ<0220>が表示されることがあるバグを修正した。

  10. メール通知機能で、SMTP認証をしない設定にしたとき、SMTP認証機能をサポートしているSMTPサーバーへのメール送信が失敗することがあるバグを修正した。

  11. メール通知機能で、SMTPサーバーアドレスが全角で入力できるバグを修正した。

  12. メール通知機能で、RADIUSサーバーの証明書発行通知の送信元メールアドレスに、本来メールアドレスとして不正な文字を設定できるバグを修正した。

  13. 同時に複数のレポートファイルを取得しようとしたとき、リブートする可能性を排除した。

  14. 仮想コントローラーのWeb GUIの[トップ]-[クラスターAP一覧]で、端末数によるソートが適切に行われないバグを修正した。

  15. 仮想コントローラーのWeb GUIの[トップ]-[クラスターAP一覧]で、統計情報表示を選択したとき、51番目以降のクラスターAPのグラフが表示されないバグを修正した。

  16. 仮想コントローラーのWeb GUIの[拡張機能]-[メール通知]-[SMTPサーバーの設定]/[POPサーバーの設定]で、設定不可能な文字を設定したときに表示するエラーメッセージの誤記を修正した。

  17. ロギング機能で、以下のログメッセージが出力されないことがあるバグを修正した。

  18. 自動チャンネル選択範囲の設定が、Web GUI上の表示とコンフィグの設定値とで一致しないことがあるバグを修正した。

  19. LAN-無線連動機能により無線が停止したとき、実際に有効なVAPが存在しないにも関わらず、APのWeb GUIの[トップ]-[無線情報]または[保守]-[システム / ステータス情報]-[無線情報]の「無線状態」が有効と表示されるバグを修正した。

  20. LAN-無線連動機能により無線が停止したとき、WDS機能が有効なVAPが存在するにも関わらず、APのWeb GUIの[トップ]-[無線情報]または[保守]-[システム / ステータス情報]-[無線情報]の「無線状態」が無効と表示されるバグを修正した。

  21. 仮想コントローラーのWeb GUIの[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]で、Radio Optimization機能を「使用する」に設定しているとき、ローミング検出による自動切断で常に「切断する」が選択された状態になるバグを修正した。なお、このバグはあくまで表示上の問題であり、実際の動作には影響しない。

  22. CLIで管理パスワードを設定したあとに、仮想コントローラーのWeb GUIにアクセスすると「管理形態ダイアログ」が表示されるバグを修正した。

  23. FastDFS機能で、リブートすることがあるバグを修正した。

  24. 5GHz(1)または5GHz(2)モジュールのチャンネルに、チャンネル幅40MHzの140+144が設定されているとき、仮想コントローラーのWeb GUIの[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]または[無線設定]-[個別]-[詳細設定]-[基本無線設定]で、「5GHz(1)基本」または「5GHz(2)基本」の「チャンネル」に「自動」と表示されるバグを修正した。


■更新履歴

Mar. 2024, Rev.22.00.07 リリース

Mar. 2024, バグ修正[23]を追加

Apr. 2024, バグ修正[24]を追加

以上