5. 設定(YNOで管理する場合)

メモ

  • 本章には、以下のYNOの用語が登場します。

    • YNOマネージャー

    • オペレーター

    • グループ

    • グループCONFIG

    • クラスターCONFIG

    それぞれの用語について詳しくは、「YNO操作マニュアル」をご覧ください。
    YNO操作マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/yno/manual/index.html

管理形態が「クラウド」の場合(すなわち、YNOを利用する場合)における、本製品の設定手順を説明します。
設定の目的や、設置先のネットワーク環境によって、設定手順が異なります。本章では、以下の4パターンの設定手順を紹介しています。

メモ

  • グループCONFIGの登録 ができるのは、YNOのオペレーターに限ります。

  • 本製品は、Rev.22.00.03以前とRev22.00.05以降とで、設定手順が異なります。
    本ガイドの設定手順は、Rev.22.00.05以降のファームウェアに対応しています。

5.1. YNOに接続する(DHCP環境)

重要

  • YNOを利用するには、「ライセンスキー」と「規約の同意」が必要です。無償で体験いただける試用ライセンスも提供しています。詳しくは以下をご確認ください。
    https://network.yamaha.com/lp/yno_trial

メモ

  • 本節には、以下のYNOの用語が登場します。

    • YNOマネージャー

    • オペレーター

    • グループ

    • グループCONFIG

    それぞれの用語について詳しくは、「YNO操作マニュアル」をご覧ください。
    YNO操作マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/yno/manual/index.html

YNOを利用して本製品を管理する場合は、以下の流れで初期設定を行います。

  1. 本製品をインターネットに接続するための設定をする
    設定操作は、本製品に接続したパソコンのウェブブラウザーから、本製品の仮想コントローラーのWeb GUIを開いて行います。

  2. 本製品をYNOに登録する
    登録操作は、YNOマネージャーのGUIを開いて行います。

    メモ

    • YNOのオペレーターに限り、操作が可能です。

  3. 本製品をYNOに接続する
    本製品をインターネットに接続した状態で、本製品をYNOに登録すると、自動でYNOマネージャーに接続します。
    YNOマネージャーとの認証に成功すると、本製品がYNOの管理対象になります。

  4. YNOから、グループCONFIGを自動取得する
    手動の操作は必要ありません。本製品がYNOの管理対象になっている場合は、自動で、設定の取得・更新が行われます。

  5. (グループCONFIGを登録していない場合)グループCONFIGをYNOに登録する
    YNOマネージャーにグループCONFIGを登録していない場合(「2. 本製品をYNOに登録する」 で、新規作成したグループを本製品に割り当てた場合など)は、YNOマネージャーのGUI経由で登録を行います。

    メモ

    • YNOのオペレーターに限り、操作が可能です。

本節では、DHCP環境のネットワーク配下で本製品を利用する場合に、本製品をYNOに接続するまでの手順を説明します。

5.1.1. 本製品をネットワークに接続する

用意したすべての本製品を、設置先のネットワークに接続してください。

■PoE給電機器を使用する場合

本製品は、IEEE802.3atやIEEE802.3btに対応したPoE給電機器からの給電に対応しています。PoE給電機器を使用する場合は、以下の手順に従って接続してください。本ガイドでは、弊社別売のPoEインジェクター(品番:YPS-PoE-BT)を例に説明します。

重要

  • 手順を始める前に、YPS-PoE-BTの電源を切っておいてください。
    YPS-PoE-BTの電源を入れた状態で手順を始めると、本製品がIPアドレスの自動取得に失敗する可能性があります。IPアドレスの自動取得に失敗した場合、本製品は固定IPアドレス「192.168.100.240/24」で起動します。

メモ

  • YPS-PoE-BTのPoE給電機能について詳しくは、YPS-PoE-BTの取扱説明書をご覧ください。

  • IEEE802.3bt非対応でIEEE802.3atに対応したPoE給電機器で給電する場合、工場出荷時状態では無線機能を使用できません。設定後使用可能になります。詳しくは、「技術資料」(ウェブサイト)をご覧ください。
    ヤマハネットワーク機器の技術資料:
    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/

  1. YPS-PoE-BTのLAN+PoEポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。

    setting connect ap poe 413
  1. 設置先のネットワーク機器(ルーター)のLANポートと、YPS-PoE-BTのLANポートを、LANケーブルで接続します。
    同様の手順を行い、用意したすべての本製品を、設置先のネットワーク機器(ルーター)に接続してください。

    setting connect ap poe nw 413
  1. YPS-PoE-BTの電源プラグを、コンセントに接続します。
    YPS-PoE-BTから給電がされると、本製品の電源が入ります。

■電源アダプターを使用する場合

別売の電源アダプター(YPS-12V3A)を使用する場合は、以下の手順に従って接続してください。

警告

  • 電源アダプターは、必ずヤマハのYPS-12V3Aを使用する。
    他の電源アダプターを使用すると、火災や感電、故障の原因になります。

  1. 設置先のネットワーク機器(ルーター)のLANポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。
    同様の手順を行い、用意したすべての本製品を、設置先のネットワーク機器(ルーター)に接続してください。

    setting connect ap nw 413
  1. 電源アダプターを本製品に接続します。

  1. 電源プラグをコンセントに接続します。
    本製品の電源が入ります。

    setting connect ap dc 413

5.1.2. 本製品の接続状態を確認する

本体天面のインジケーターで、本製品の接続状態を確認します。

重要

本製品をYNOに登録した状態でインターネット接続に成功すると、本製品は自動でYNOマネージャーに接続します。

  • YNOマネージャーとの認証に成功すると、本製品がYNOの管理対象になります。その後は自動で、YNOマネージャーからグループCONFIGを取得し、本製品の設定が更新されます。

  • 本製品がYNOマネージャーに接続を開始してから接続処理が終わるまでに、10分程度かかることがあります。

重要

YNOマネージャーからグループCONFIGを取得すると、本製品の設定が更新されます。それに伴い、管理パスワードもグループCONFIGの管理パスワードで上書きされます。

  • 本製品へのログイン中に管理パスワードが上書きされた場合は、再ログインを要求されます。

  • グループCONFIGの設定内容によって、次回のログイン操作が異なります。

    • グループCONFIGに管理パスワードが設定されていない場合:
      仮想コントローラーのWeb GUIを開く 」と同様に、ユーザー名は「admin」と入力し、パスワードは空欄のまま「サインイン」をクリックするとログインできます。ログイン後に、管理パスワードの設定画面が表示されます。

    • グループCONFIGに管理パスワードが設定されている場合:
      ユーザー名「admin」とグループCONFIGの管理パスワードでログインできます。

      • グループCONFIGの管理パスワードは、YNOオペレーターにお問い合わせください。

  1. 本体天面の左下にある、インジケーター3つ(POWERインジケーター、LANインジケーター、YNOインジケーター)の点灯状態を確認します。

    メモ

    • 各インジケーターの位置および点灯状態について、詳しくは「 各部の名称と機能 」をご覧ください。

    以下の表に従って、次の手順に進んでください。

    インジケーターの点灯状態 本製品の接続状態、および次の手順

    すべてのインジケーターが青色点灯

    YNOマネージャーとの認証に成功しています。
    以下のうち、当てはまる項目の手順に進んでください。

    LANインジケーターが青色点灯でない(点滅、または色が青以外)

    インターネットに接続していません。
    以降の手順 に進み、インターネット接続に必要な設定を行ってください。

    また、設置先のネットワーク環境に問題がないか、確認してください。

    LANインジケーターは青色点灯だが、YNOインジケーターが青色点灯でない(点滅、または色が青以外)

    本製品がYNOに登録されていない、もしくは、YNOマネージャーとの認証に失敗しています。
    YNOインジケーターの点灯状態を参考に、失敗の原因を特定・解消してください。

    また、必要に応じて、以下の操作を行ってください。

    • YNOのオペレーター
      手順「 本製品をYNOに登録する 」に進んでください。

    • YNOのオペレーターでない方
      本製品のシリアル番号とDevice IDをご確認のうえ、YNOのオペレーターにお問い合わせください。

      メモ

5.1.3. パソコンのネットワーク設定をする

本製品の設定を行うためのパソコンを、本製品と同じネットワークに接続します。
仮想コントローラーのWeb GUIを開くために、設定用のパソコンのIPアドレスを一時的に変更してください。
なお、パソコンのIPアドレスの設定方法は、OSにより異なります。本ガイドでは、Windows 11を例に説明します。

ご注意

  • パソコンには管理者権限をもつユーザー名でログオンしてください。管理者権限については、OSのヘルプなどをご覧ください。

  • パソコンのIPアドレスを変更する前に、忘れないように元のIPアドレスをメモするなどして保管してください。

  • 本製品の設定が終わったら、パソコンのIPアドレスを元に戻してください。

  1. 設定用のパソコンと、本製品を接続したネットワーク機器(ルーター)のLANポートを、LANケーブルで接続します。

    setting connect pc nw 413
  1. パソコンのキーボードの「Windows」キーを押しながら「R」キーを押します。
    「ファイル名を指定して実行」画面が表示されます。

  1. テキストボックスに「control」と入力し、「OK」をクリックします。
    コントロールパネルが表示されます。

    setting pc windows2
  1. 表示方法で、「大きいアイコン」を選択します。
    すべてのコントロールパネルの項目が表示されます。

    setting pc windows3
  1. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。
    「基本ネットワーク情報の表示と接続のセットアップ」が表示されます。

    setting pc windows4
  1. 「アダプターの設定の変更」をクリックします。

    setting pc windows5
  1. 変更するアダプターを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
    変更するアダプターのプロパティ画面が表示されます。

    setting pc windows6
  1. 「この接続は次の項目を使用します」項目で「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されます。

    setting pc windows7
  1. 「IPアドレスを自動的に取得する」と、「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」を選択します。

    setting dhcp pc windows8
  1. 「OK」をクリックします。
    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が閉じます。

  1. 「閉じる」をクリックします。
    変更したアダプターのプロパティ画面が閉じます。

  1. (以降の手順で、パソコンがIPアドレスを正常に取得できていることを確認します)
    手順7.と同じアダプターを右クリックし、「状態」をクリックします。

    setting1 dhcp pc windows5
  1. 「詳細」をクリックします。
    「ネットワーク接続の詳細」画面が表示されます。

    setting1 dhcp pc windows6 413

    IPアドレスを正常に取得できている場合は、以下のように表示されます。

    • 「DHCP 有効」が「はい」になっている

    • 「IPv4 アドレス」「IPv4 デフォルトゲートウェイ」「IPv4 DHCP サーバー」の、IPアドレスが表示されている

    setting1 dhcp pc windows7

5.1.4. 仮想コントローラーのWeb GUIを開く

本製品の設定変更は、仮想コントローラーのWeb GUIから行います。本製品と同じネットワークに接続した設定用のパソコンで以下の操作を行い、Web GUIを開いてください。

ご注意

  • Web GUIを使用するにはウェブブラウザーが必要です。推奨ウェブブラウザーは、以下のウェブサイトをご覧ください。
    ヤマハネットワーク製品Web GUIのWebブラウザー対応状況:
    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/gui/browser.html

  • 本ガイドでは、Windows 11のMicrosoft Edgeを例に説明します。他の環境の場合は、画面表示が多少異なりますが、操作は同じです。

メモ

  • ウェブブラウザーの「戻る」、「進む」ボタンは使用しないでください。使用すると意図しない動作につながることがあります。

  1. 本製品(複数台接続した場合は、どれか1台)が取得しているIPアドレスを確認します。
    以降の設定内容は、本製品のIPアドレスが「192.168.1.2/24」である場合を例に説明します。

    メモ

  1. Microsoft Edgeを起動します。

  1. アドレスバーに「http://(手順1.で確認したIPアドレス)/」を半角英数字で入力し、Enterキーを押します。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

    setting addressbar 1 2
  1. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄は空欄のまま「サインイン」をクリックします。
    本製品のWeb GUIのトップページが表示されます。

    setting dhcp login nopass
  1. 「仮想コントローラー」をクリックします。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

    メモ

    • 「仮想コントローラーのIPアドレスが取得できていません」と表示された場合は、仮想コントローラーがまだ起動していません(本製品を起動してから仮想コントローラーが起動するまでに、数分かかります)。
      数分後にウェブブラウザーの画面表示を更新し、「仮想コントローラー」をクリックしなおしてください。

    setting dchp open1 413
  1. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄は空欄のまま「サインイン」をクリックします。
    本製品が工場出荷状態の場合は、「管理形態の選択」ダイアログが表示されます。

    setting dhcp login nopass
  1. 「クラウドから管理する」をクリックします。
    「管理パスワード」画面が表示されます。

    setting2 open6

    メモ

    • 手順7.を実行した後は、「管理形態の選択」ダイアログは表示されません。
      以降、管理形態の設定を変更したい場合は、Web GUIのメニュー「基本設定」-「管理モード」から操作できます。

  1. YNOに接続するまでの間に利用する、 仮の管理パスワードを入力します。
    入力したパスワードは、●で表示されます。

    setting2 password2

    重要

    • 本製品がYNOの管理対象になった後、自動でYNOマネージャーからグループCONFIGを取得します。その後、本製品の設定が更新されます。
      管理パスワードもグループCONFIGの管理パスワードで上書きされるため、この手順では仮の管理パスワードを設定します。

  1. 手順8.で入力した仮の管理パスワードを、もう一度入力します。
    入力したパスワードは、●で表示されます。

    setting2 password3
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存され、仮の管理パスワードが変更されます。
    それに伴い、「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

  1. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄に手順8.で入力した仮の管理パスワードを入力して、「サインイン」をクリックします。

    setting dhcp login inpass

    仮想コントローラーのWeb GUIのトップページが表示されます。

    setting2 dhcp static controller top

    メモ

    • 管理形態の設定によって、メニューの項目表示が異なります。
      上の画像は、「管理形態の選択」ダイアログで「クラウドから管理する」を選択した場合の画面表示です。

5.1.5. 仮想コントローラーのネットワーク設定をする

本製品を接続するネットワークに合わせて、インターネット接続に必要な情報を設定します。
インターネット接続にプロキシサーバーを利用する場合は、以下の手順に従って設定をしてください。

  1. Web GUIのメニューから、「基本設定」-「クラスター設定」を順にクリックします。
    「クラスター設定」画面が表示されます。

    setting2 claster1
  1. 「仮想コントローラーとクラスターAPの共通ネットワーク設定」の内容を変更します。
    ここでは例として、以下の設定を入力しています。

    項目 入力内容

    Proxyサーバーのアドレス

    192.168.2.1

    Proxyサーバーのポート番号

    8080

    メモ

    • 設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」をご覧ください。

    setting2 claster2
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存されます。

5.1.6. 設定送信をする

「設定送信」を行い、変更した設定を、用意したすべての本製品に反映してください。

  1. 「設定送信」をクリックします。
    「設定送信」画面が表示されます。

    メモ

    • Web GUIのメニュー「設定送信」-「設定送信」からもアクセスできます。

    setting2 dhcp send1 413
  1. 「送信」をクリックします。
    「送信先」に表示されているすべての無線LANアクセスポイントに、設定内容が送信されます。

    setting dhcp send2 413

    重要

    本製品をYNOに登録した状態でインターネット接続に成功すると、本製品は自動でYNOマネージャーに接続します。

    • YNOマネージャーとの認証に成功すると、本製品がYNOの管理対象になります。その後は自動で、YNOマネージャーからグループCONFIGを取得し、本製品の設定が更新されます。

    • 本製品がYNOマネージャーに接続を開始してから接続処理が終わるまでに、10分程度かかることがあります。

    重要

    YNOマネージャーからグループCONFIGを取得すると、本製品の設定が更新されます。それに伴い、管理パスワードもグループCONFIGの管理パスワードで上書きされ、もう一度ログイン操作を要求されます。

    • グループCONFIGに管理パスワードが設定されていない場合:
      仮想コントローラーのWeb GUIを開く 」と同様に、ユーザー名は「admin」と入力し、パスワードは空欄のまま「サインイン」をクリックするとログインできます。
      ログイン後に、管理パスワードの設定画面が表示されます。

      • 以降は、ここで設定する管理パスワードで仮想コントローラーのWeb GUIにログインします。

    • グループCONFIGに管理パスワードが設定されている場合:
      ユーザー名「admin」とグループCONFIGの管理パスワードでログインできます。

      • グループCONFIGの管理パスワードは、YNOオペレーターにお問い合わせください。

    その後、手順「 本製品の接続状態を確認する 」に進んでください。

5.1.7. 本製品をYNOに登録する

YNOを利用して本製品を管理するために、YNOマネージャーへの機器登録を行います。
機器登録は、YNOマネージャーのGUIで行います。

重要

  • YNOのオペレーターに限り、機器登録の操作が可能です。
    (YNOのオペレーターでない方は、以下の手順を行う必要はありません)

  1. 用意したすべての本製品の、シリアル番号(製造番号)とDevice IDを確認します。

    重要

    • シリアル番号とDevice IDは、端末ごとに異なります。

    シリアル番号とDevice IDは、以下の箇所に記載されています。

  1. YNOマネージャーのGUIに、オペレーターのアカウントでログインします。

  1. 「APの登録」画面で、用意したすべての本製品を登録します。
    登録する機器の情報として、以下を入力してください。

    • 手順1.で確認した、シリアル番号とDevice ID

    • グループ名

    メモ

    その後、手順「 本製品の接続状態を確認する 」に進んでください。

5.1.8. 設置する

設置 」を参考に、本製品を設置してください。

重要

  • 日付と時刻の設定は、本製品を運用する前に手動またはNTPサーバー(時刻配信サーバー)で必ず行ってください。

5.2. YNOに接続する(固定IPアドレス環境)

重要

  • YNOを利用するには、「ライセンスキー」と「規約の同意」が必要です。無償で体験いただける試用ライセンスも提供しています。詳しくは以下をご確認ください。
    https://network.yamaha.com/lp/yno_trial

メモ

  • 本節には、以下のYNOの用語が登場します。

    • YNOマネージャー

    • オペレーター

    • グループ

    • グループCONFIG

    それぞれの用語について詳しくは、「YNO操作マニュアル」をご覧ください。
    YNO操作マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/yno/manual/index.html

YNOを利用して本製品を管理する場合は、以下の流れで初期設定を行います。

  1. 本製品をインターネットに接続するための設定をする
    設定操作は、本製品に接続したパソコンのウェブブラウザーから、本製品の仮想コントローラーのWeb GUIを開いて行います。

  2. 本製品をYNOに登録する
    登録操作は、YNOマネージャーのGUIを開いて行います。

    メモ

    • YNOのオペレーターに限り、操作が可能です。

  3. 本製品をYNOに接続する
    本製品をインターネットに接続した状態で、本製品をYNOに登録すると、自動でYNOマネージャーに接続します。
    YNOマネージャーとの認証に成功すると、本製品がYNOの管理対象になります。

  4. YNOから、グループCONFIGを自動取得する
    手動の操作は必要ありません。本製品がYNOの管理対象になっている場合は、自動で、設定の取得・更新が行われます。

  5. (グループCONFIGを登録していない場合)グループCONFIGをYNOに登録する
    YNOマネージャーにグループCONFIGを登録していない場合(「2. 本製品をYNOに登録する」 で、新規作成したグループを本製品に割り当てた場合など)は、YNOマネージャーのGUI経由で登録を行います。

    メモ

    • YNOのオペレーターに限り、操作が可能です。

本節では、固定IPアドレス環境のネットワーク配下で本製品を利用する場合に、本製品をYNOに接続するまでの手順を説明します。

5.2.1. 本製品とパソコンを接続する

本製品の初期設定を行うために、用意したすべての本製品と、設定用のパソコンを、同一のネットワークに接続してください。

■PoE給電機器を使用する場合

本製品は、IEEE802.3atやIEEE802.3btに対応したPoE給電機器からの給電に対応しています。PoE給電機器を使用する場合は、以下の手順に従って接続してください。本ガイドでは、弊社別売のPoEインジェクター(品番:YPS-PoE-BT)を例に説明します。

重要

  • 手順を始める前に、YPS-PoE-BTの電源を切っておいてください。

メモ

  • YPS-PoE-BTのPoE給電機能について詳しくは、YPS-PoE-BTの取扱説明書をご覧ください。

  • IEEE802.3bt非対応でIEEE802.3atに対応したPoE給電機器で給電する場合、工場出荷時状態では無線機能を使用できません。設定後使用可能になります。詳しくは、「技術資料」(ウェブサイト)をご覧ください。
    ヤマハネットワーク機器の技術資料:
    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/

  1. YPS-PoE-BTのLAN+PoEポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。

    setting connect ap poe 413
  1. (本製品を2台以上導入する場合)
    別途用意したスイッチのLANポートと、YPS-PoE-BTのLANポートを、LANケーブルで接続します。
    同様の手順を行い、用意したすべての本製品をスイッチに接続してください。

    setting connect ap poe sw 413

    メモ

    • 本製品を1台だけ導入する場合は、この手順は不要です(スイッチを使わなくても設定できます)。

  1. 以下の手順を行い、設定用のパソコンと本製品を、同一のネットワークに接続します。

    • 本製品を1台だけ導入する場合:
      設定用のパソコンのLANポートと、YPS-PoE-BTのLANポートを、LANケーブルで接続します。

      setting connect ap poe pc 413
    • 本製品を2台以上導入する場合:
      設定用のパソコンのLANポートと、手順2.のスイッチのLANポートを、LANケーブルで接続します。

      setting connect pc sw 413
  1. YPS-PoE-BTの電源プラグを、コンセントに接続します。
    YPS-PoE-BTから給電がされると、本製品の電源が入ります。

■電源アダプターを使用する場合

別売の電源アダプター(YPS-12V3A)を使用する場合は、以下の手順に従って接続してください。

警告

  • 電源アダプターは、必ずヤマハのYPS-12V3Aを使用する。
    他の電源アダプターを使用すると、火災や感電、故障の原因になります。

  1. (本製品を2台以上導入する場合)
    別途用意したスイッチのLANポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。
    同様の手順を行い、用意したすべての本製品をスイッチに接続してください。

    setting connect ap sw 413

    メモ

    • 本製品を1台だけ導入する場合は、この手順は不要です(スイッチを使わなくても設定できます)。

  1. 以下の手順を行い、設定用のパソコンと本製品を、同一のネットワークに接続します。

    • 本製品を1台だけ導入する場合:
      設定用のパソコンのLANポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。

      setting connect ap pc 413
    • 本製品を2台以上導入する場合:
      設定用のパソコンのLANポートと、手順1.のスイッチのLANポートを、LANケーブルで接続します。

      setting connect pc sw 413
  1. 電源アダプターを本製品に接続します。

  1. 電源プラグをコンセントに接続します。
    本製品の電源が入ります。

    setting connect ap dc 413

5.2.2. パソコンのネットワーク設定をする

工場出荷状態の本製品を、DHCPサーバーが存在しないネットワークに接続すると、仮想コントローラーのIPアドレスが「192.168.100.241/24」になります。
仮想コントローラーのWeb GUIを開くために、設定用のパソコンのIPアドレスを一時的に変更してください。
なお、パソコンのIPアドレスの設定方法は、OSにより異なります。本ガイドでは、Windows 11を例に説明します。

ご注意

  • パソコンには管理者権限をもつユーザー名でログオンしてください。管理者権限については、OSのヘルプなどをご覧ください。

  • パソコンのIPアドレスを変更する前に、忘れないように元のIPアドレスをメモするなどして保管してください。

  • 本製品の設定が終わったら、パソコンのIPアドレスを元に戻してください。

  1. キーボードの「Windows」キーを押しながら「R」キーを押します。
    「ファイル名を指定して実行」画面が表示されます。

  1. テキストボックスに「control」と入力し、「OK」をクリックします。
    コントロールパネルが表示されます。

    setting pc windows2
  1. 表示方法で、「大きいアイコン」を選択します。
    すべてのコントロールパネルの項目が表示されます。

    setting pc windows3
  1. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。
    「基本ネットワーク情報の表示と接続のセットアップ」が表示されます。

    setting pc windows4
  1. 「アダプターの設定の変更」をクリックします。

    setting pc windows5
  1. 変更するアダプターを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
    変更するアダプターのプロパティ画面が表示されます。

    setting pc windows6
  1. 「この接続は次の項目を使用します」項目で「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されます。

    setting pc windows7
  1. 「次のIPアドレスを使う」を選択し、「IPアドレス」欄に「192.168.100.1」、「サブネットマスク」欄に「255.255.255.0」を入力します。

    setting static pc windows8
  1. 「OK」をクリックします。
    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が閉じます。

  1. 「閉じる」をクリックします。
    変更したアダプターのプロパティ画面が閉じます。

5.2.3. 仮想コントローラーのWeb GUIを開く

本製品の設定変更は、仮想コントローラーのWeb GUIから行います。本製品に接続した設定用のパソコンで以下の操作を行い、Web GUIを開いてください。

ご注意

  • Web GUIを使用するにはウェブブラウザーが必要です。推奨ウェブブラウザーは、以下のウェブサイトをご覧ください。
    ヤマハネットワーク製品Web GUIのWebブラウザー対応状況: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/gui/browser.html

  • 本ガイドでは、Windows 11のMicrosoft Edgeを例に説明します。他の環境の場合は、画面表示が多少異なりますが、操作は同じです。

メモ

  • ウェブブラウザーの「戻る」、「進む」ボタンは使用しないでください。使用すると意図しない動作につながることがあります。

  1. Microsoft Edgeを起動します。

  1. アドレスバーに「http://192.168.100.241/」を半角英数字で入力し、Enterキーを押します。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

    setting addressbar 100 241

    メモ

    • 手順を実行しても画面が表示されなかった場合は、数分後に、もう一度手順を実行してください。
      (本製品の電源を入れてから仮想コントローラーが起動するまでに、数分かかります)

  1. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄は空欄のまま「サインイン」をクリックします。
    本製品が工場出荷状態の場合は、「管理形態の選択」ダイアログが表示されます。

    setting static login 1 241 nopass
  1. 「クラウドから管理する」をクリックします。
    「管理パスワード」画面が表示されます。

    setting2 open6

    メモ

    • 手順4.を実行した後は、「管理形態の選択」ダイアログは表示されません。
      以降、管理形態の設定を変更したい場合は、Web GUIのメニュー「基本設定」-「管理モード」から操作できます。

  1. YNOに接続するまでの間に利用する、仮の管理パスワードを入力します。
    入力したパスワードは、●で表示されます。

    setting2 password2

    重要

    • 本製品がYNOの管理対象になった後、自動でYNOマネージャーからグループCONFIGを取得します。その後、本製品の設定が更新されます。
      管理パスワードもグループCONFIGの管理パスワードで上書きされるため、この手順では仮の管理パスワードを設定します。

  1. 手順5.で入力した仮の管理パスワードを、もう一度入力します。
    入力したパスワードは、●で表示されます。

    setting2 password3
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存され、仮の管理パスワードが変更されます。
    それに伴い、「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

  1. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄に手順5.で入力した仮の管理パスワードを入力して、「サインイン」をクリックします。

    setting static login 1 241 inpass

    仮想コントローラーのWeb GUIのトップページが表示されます。

    setting2 dhcp static controller top

    メモ

    • 管理形態の設定によって、メニューの項目表示が異なります。
      上の画像は、「管理形態の選択」ダイアログで「クラウドから管理する」を選択した場合の画面表示です。

5.2.4. 仮想コントローラーのネットワーク設定をする

本製品を接続するネットワークに合わせて、インターネット接続に必要な情報と、仮想コントローラーのIPアドレスを設定します。本ガイドでは、以下の内容を設定する場合を例に説明します。

設置先のネットワークの情報

デフォルトゲートウェイ

192.168.1.1

DNSサーバー

192.168.1.1

プロキシサーバー

利用する

  • IPアドレス:192.168.2.1

  • ポート番号:8080

仮想コントローラーのIPアドレス

192.168.1.200/24

  1. Web GUIのメニューから、「基本設定」-「クラスター設定」を順にクリックします。
    「クラスター設定」画面が表示されます。

    setting2 claster1
  1. 「仮想コントローラーとクラスターAPの共通ネットワーク設定」の内容を変更します。
    ここでは例として、以下の設定を入力しています。

    項目 入力内容

    デフォルトゲートウェイ

    192.168.1.1

    DNSサーバー(プライマリ)

    192.168.1.1

    Proxyサーバーのアドレス

    192.168.2.1

    Proxyサーバーのポート番号

    8080

    重要

    • インターネット接続にプロキシサーバーを利用している場合は、Proxyサーバーの設定を入力してください。

    メモ

    • 設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」をご覧ください。

    setting2 dhcp claster2
  1. 「仮想コントローラーのネットワーク設定」の内容を変更します。
    ここでは例として、以下の設定を入力しています。

    項目 入力内容

    DHCP (IPv4)

    無効

    IPアドレス (IPv4)

    192.168.1.200

    ネットマスク

    24

    メモ

    • 設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」をご覧ください。

    setting claster2
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存されます。それに伴い、Web GUIへのアクセスが中断されます。
    (手順5.以降で、仮想コントローラーのWeb GUIを開き直します)

    ご注意

    • 手順3.でネットワークアドレスが異なるIPアドレスを設定した場合、そのまま手順5.に進んでも、パソコンは本製品の仮想コントローラーと通信できません。
      設定内容に合わせて パソコンのネットワーク設定を変更 してから、手順5.に進んでください。

  1. アドレスバーに「http://(手順3.で設定したIPアドレス)/」を半角英数字で入力し、Enterキーを押します。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

    setting addressbar 1 200
  1. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄に「 仮想コントローラーのWeb GUIを開く 」で設定した仮の管理パスワードを入力して「サインイン」をクリックします。
    仮想コントローラーのWeb GUIが表示されます。

    setting static login 1 200 inpass

5.2.5. IPアドレスを設定する

本製品を接続するネットワークに合わせて、本製品のIPアドレスの設定を変更してください。本ガイドでは、2台の本製品に対して「192.168.1.201/24」と「192.168.1.202/24」を設定する場合を例に説明します。

  1. Web GUIのメニューから、「基本設定」-「クラスターAP管理」を順にクリックします。
    「クラスターAP管理」画面が表示されます。

    setting2 ip1 413
  1. それぞれの無線アクセスポイントに対して、IPアドレスの設定を変更します。
    ここでは例として、以下の設定を入力しています。

    設定対象の機器 DHCP (IPv4) IPアドレス (IPv4) ネットマスク Leader-AP優先選出

    1台目

    無効

    192.168.1.201

    24

    標準

    2台目

    無効

    192.168.1.202

    24

    標準

    メモ

    • 設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」をご覧ください。

    setting ip2 413
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存されます。

5.2.6. 設定送信をする

「設定送信」を行い、変更した設定を、用意したすべての本製品に反映してください。

  1. 「設定送信」をクリックします。
    「設定送信」画面が表示されます。

    メモ

    • Web GUIのメニュー「設定送信」-「設定送信」からもアクセスできます。

    setting add send1 413
  1. 「送信」をクリックします。
    「送信先」に表示されているすべての無線LANアクセスポイントに、設定内容が送信されます。

    setting static send2 413

5.2.7. 本製品をネットワークに接続する

スイッチに接続しているすべての本製品を、設置先のネットワークに接続してください。

5.2.8. 本製品の接続状態を確認する

本体天面のインジケーターで、本製品の接続状態を確認します。

重要

本製品をYNOに登録した状態でインターネット接続に成功すると、本製品は自動でYNOマネージャーに接続します。

  • YNOマネージャーとの認証に成功すると、本製品がYNOの管理対象になります。その後は自動で、YNOマネージャーからグループCONFIGを取得し、本製品の設定が更新されます。

  • 本製品がYNOマネージャーに接続を開始してから接続処理が終わるまでに、10分程度かかることがあります。

重要

YNOマネージャーからグループCONFIGを取得すると、本製品の設定が更新されます。それに伴い、管理パスワードもグループCONFIGの管理パスワードで上書きされます。

  • 本製品へのログイン中に管理パスワードが上書きされた場合は、再ログインを要求されます。

  • グループCONFIGの設定内容によって、次回のログイン操作が異なります。

    • グループCONFIGに管理パスワードが設定されていない場合:
      仮想コントローラーのWeb GUIを開く 」と同様に、ユーザー名は「admin」と入力し、パスワードは空欄のまま「サインイン」をクリックするとログインできます。ログイン後に、管理パスワードの設定画面が表示されます。

      • 以降は、ここで設定する管理パスワードで仮想コントローラーのWeb GUIにログインします。

    • グループCONFIGに管理パスワードが設定されている場合:
      ユーザー名「admin」とグループCONFIGの管理パスワードでログインできます。

      • グループCONFIGの管理パスワードは、YNOオペレーターにお問い合わせください。

  1. 本体天面の左下にある、インジケーター3つ(POWERインジケーター、LANインジケーター、YNOインジケーター)の点灯状態を確認します。

    メモ

    • 各インジケーターの位置および点灯状態について、詳しくは「 各部の名称と機能 」をご覧ください。

    以下の表に従って、次の手順に進んでください。

    インジケーターの点灯状態 本製品の接続状態、および次の手順

    すべてのインジケーターが青色点灯

    YNOマネージャーとの認証に成功しています。
    以下のうち、当てはまる項目の手順に進んでください。

    LANインジケーターが青色点灯でない(点滅、または色が青以外)

    インターネットに接続していません。
    以下の設定を正しく行っているか、確認してください。

    また、設置先のネットワーク環境に問題がないか、確認してください。

    LANインジケーターは青色点灯だが、YNOインジケーターが青色点灯でない(点滅、または色が青以外)

    本製品がYNOに登録されていない、もしくは、YNOマネージャーとの認証に失敗しています。
    YNOインジケーターの点灯状態を参考に、失敗の原因を特定・解消してください。

    また、必要に応じて、以下の操作を行ってください。

    • YNOのオペレーター
      手順「 本製品をYNOに登録する 」に進んでください。

    • YNOのオペレーターでない方
      本製品のシリアル番号とDevice IDをご確認のうえ、YNOのオペレーターにお問い合わせください。

      メモ

5.2.9. 本製品をYNOに登録する

YNOを利用して本製品を管理するために、YNOマネージャーへの機器登録を行います。
機器登録は、YNOマネージャーのGUIで行います。

重要

  • YNOのオペレーターに限り、機器登録の操作が可能です。
    (YNOのオペレーターでない方は、以下の手順を行う必要はありません)

  1. 用意したすべての本製品の、シリアル番号(製造番号)とDevice IDを確認します。

    重要

    • シリアル番号とDevice IDは、端末ごとに異なります。

    シリアル番号とDevice IDは、以下の箇所に記載されています。

    • 機器本体の裏にあるラベル(画像赤枠内)

      setting2 register1 413
    • 機器のWeb GUIのトップページ(画像赤枠内)

      setting2 static register2 413

      メモ

      • 機器のWeb GUI を開く場合は、ウェブブラウザーのアドレスバーに「http://(本製品のIPアドレス)/」を半角英数字で入力してください。

  1. YNOマネージャーのGUIに、オペレーターのアカウントでログインします。

  1. 「APの登録」画面で、用意したすべての本製品を登録します。
    登録する機器の情報として、以下を入力してください。

    • 手順1.で確認した、シリアル番号とDevice ID

    • グループ名

    メモ

    その後、手順「 本製品の接続状態を確認する 」に進んでください。

5.2.10. 設置する

設置 」を参考に、本製品を設置してください。

重要

  • 日付と時刻の設定は、本製品を運用する前に手動またはNTPサーバー(時刻配信サーバー)で必ず行ってください。

5.3. YNOマネージャーにグループCONFIGを登録する

メモ

  • 本節には、以下のYNOの用語が登場します。

    • YNOマネージャー

    • オペレーター

    • グループ

    • グループCONFIG

    • クラスターCONFIG

    それぞれの用語について詳しくは、「YNO操作マニュアル」をご覧ください。
    YNO操作マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/yno/manual/index.html

YNOマネージャーで作成したグループに対して、グループCONFIGを登録する手順を説明します。
YNOのオペレーターは、新規作成したグループを本製品に割り当てた場合、初期設定の一環として以下の手順を行ってください。

重要

  • YNOのオペレーターに限り、グループCONFIGの登録が可能です。
    (YNOのオペレーターでない方は、以下の手順を行う必要はありません)

重要

  • 同様の流れで、クラスターCONFIGも設定できます。ただし、以下の点にご注意ください。

    • グループCONFIGとクラスターCONFIGとで、設定できる項目(仮想コントローラーのWeb GUIに表示されるメニュー項目)が異なります。

    • クラスターCONFIGの設定内容は、YNOマネージャーには登録されません。

    クラスターCONFIG、および操作手順について、詳しくは「YNO操作マニュアル」をご覧ください。
    YNO操作マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/yno/manual/index.html

5.3.1. 仮想コントローラーのWeb GUIを開く

YNOマネージャーのGUIから、仮想コントローラーのWeb GUIにアクセスします。

  1. YNOマネージャーのGUIに、オペレーターのアカウントでログインします。

  2. 本製品が所属するグループを選択して、「グループCONFIGの設定」ボタンを押します。
    仮想コントローラーのWeb GUIが表示されます。
    グループCONFIGの管理パスワードが設定されていない場合は、「管理パスワード」画面が表示されます。

    メモ

  1. 新しい管理パスワードを入力します。
    入力したパスワードは、●で表示されます。

    setting2 password2
  1. 手順3.で入力した管理パスワードを再度入力します。
    入力したパスワードは、●で表示されます。

    setting2 password3
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存され、管理パスワードが変更されます。
    その後、仮想コントローラーのWeb GUIが表示されます。

    setting2 config controller top

5.3.2. 無線設定をする

本製品(および、グループ内のすべての無線LANアクセスポイント)の無線設定を行います。ここでは、認証方式として「WPA2-PSK / WPA3-SAE」を設定する場合を例に説明します。

メモ

  1. Web GUIのメニューから、「無線設定(共通)」-「SSID 管理」を順にクリックします。
    表示された「SSID 管理」画面で、無線設定を追加する番号の「追加」をクリックします。

    setting2 gconfig wlan1
  2. 設定内容を入力します。
    ここでは例として、以下の設定を入力しています。

    項目 入力内容

    バインドする無線モジュール

    2.4GHz、5GHz(1)、5GHz(2)

    SSID

    yamaha

    認証方式

    WPA2-PSK / WPA3-SAE

    PSK(事前認証鍵)

    YMH.pass
    ※入力したパスワードは、●で表示されます。

    ご注意

    • PSK(事前認証鍵)には、必ず、上の例とは異なる文字列を設定してください。

    • SSIDには半角英数字、記号、スペースを使用できます。
      ただし、「any」、「off」、「on」、「-」、「--」、空欄(スペースのみの入力も含む)は設定できません。

    メモ

    • 設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」をご覧ください。

    setting wlan2 413

    …(中略)…

    setting wlan3 413
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存されます。

5.3.3. 設定送信をする

「設定送信」を行い、変更した設定を、YNOマネージャー(および、グループ内のすべての無線LANアクセスポイント)に反映してください。

  1. 「設定送信」をクリックします。
    「設定送信」画面が表示されます。

    メモ

    • Web GUIのメニュー「設定送信」-「設定送信」からもアクセスできます。

    setting send1 413
  1. 「送信」をクリックします。
    YNOマネージャー(および、グループ内のすべての無線LANアクセスポイント)に、設定内容が送信されます。

    setting2 gconfig send2

5.4. 運用中のクラスターに本製品を追加する

重要

  • YNOを利用するには、「ライセンスキー」と「規約の同意」が必要です。無償で体験いただける試用ライセンスも提供しています。詳しくは以下をご確認ください。
    https://network.yamaha.com/lp/yno_trial

メモ

  • 本節には、以下のYNOの用語が登場します。

    • YNOマネージャー

    • オペレーター

    • グループ

    • グループCONFIG

    それぞれの用語について詳しくは、「YNO操作マニュアル」をご覧ください。
    YNO操作マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/yno/manual/index.html

運用中のクラスターと同じネットワークに本製品を接続すると、運用中のクラスターの設定内容が自動送信されます。その後、必要に応じて、追加した本製品の設定を手動で変更します。
設置先のネットワーク環境によって、設定手順が異なります。

5.4.1. 本製品をネットワークに接続する

用意したすべての本製品を、運用中のクラスターと同じネットワークに接続してください。

■PoE給電機器を使用する場合

本製品は、IEEE802.3atやIEEE802.3btに対応したPoE給電機器からの給電に対応しています。PoE給電機器を使用する場合は、以下の手順に従って接続してください。本ガイドでは、弊社別売のPoEインジェクター(品番:YPS-PoE-BT)を例に説明します。

重要

  • DHCP環境のネットワーク配下に接続する場合は、手順を始める前に、YPS-PoE-BTの電源を切っておいてください。
    YPS-PoE-BTの電源を入れた状態で手順を始めると、本製品がIPアドレスの自動取得に失敗する可能性があります。IPアドレスの自動取得に失敗した場合、本製品は固定IPアドレス「192.168.100.240/24」で起動します。

メモ

  • YPS-PoE-BTのPoE給電機能について詳しくは、YPS-PoE-BTの取扱説明書をご覧ください。

  • IEEE802.3bt非対応でIEEE802.3atに対応したPoE給電機器で給電する場合、工場出荷時状態では無線機能を使用できません。設定後使用可能になります。詳しくは、「技術資料」(ウェブサイト)をご覧ください。
    ヤマハネットワーク機器の技術資料:
    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/

  1. YPS-PoE-BTのLAN+PoEポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。

    setting connect ap poe 413
  1. 設置先のネットワーク機器(ルーター)のLANポートと、YPS-PoE-BTのLANポートを、LANケーブルで接続します。
    同様の手順を行い、用意したすべての本製品を、設置先のネットワーク機器(ルーター)に接続してください。

    setting connect ap poe nw 413
  1. YPS-PoE-BTの電源プラグを、コンセントに接続します。
    YPS-PoE-BTから給電がされると、本製品の電源が入ります。

  1. そのまま数分待ちます。

    メモ

    • 本製品が起動してからYNOへの接続処理が終わるまでに、10分程度かかることがあります。

    その後、次の手順に進みます。以下のうち、当てはまる項目の手順に進んでください。

■電源アダプターを使用する場合

別売の電源アダプター(YPS-12V3A)を使用する場合は、以下の手順に従って接続してください。

警告

  • 電源アダプターは、必ずヤマハのYPS-12V3Aを使用する。
    他の電源アダプターを使用すると、火災や感電、故障の原因になります。

  1. 設置先のネットワーク機器(ルーター)のLANポートと、本製品のLANポートを、LANケーブルで接続します。
    同様の手順を行い、用意したすべての本製品を、設置先のネットワーク機器(ルーター)に接続してください。

    setting connect ap nw 413
  1. 電源アダプターを本製品に接続します。

  1. 電源プラグをコンセントに接続します。
    本製品の電源が入ります。

    setting connect ap dc 413
  1. そのまま数分待ちます。

    メモ

    • 本製品が起動してからYNOへの接続処理が終わるまでに、10分程度かかることがあります。

    その後、次の手順に進みます。以下のうち、当てはまる項目の手順に進んでください。

5.4.2. パソコンのネットワーク設定をする

設置先のネットワークが固定IPアドレス環境の場合は、本製品の設定を行うためのパソコンを、本製品と同じネットワークに接続します。
仮想コントローラーのWeb GUIを開くために、設定用のパソコンのIPアドレスを一時的に変更してください。本ガイドでは、仮想コントローラーのIPアドレスが「192.168.1.200/24」である場合を例に説明します。
なお、パソコンのIPアドレスの設定方法は、OSにより異なります。本ガイドでは、Windows 11を例に説明します。

ご注意

  • パソコンには管理者権限をもつユーザー名でログオンしてください。管理者権限については、OSのヘルプなどをご覧ください。

  • パソコンのIPアドレスを変更する前に、忘れないように元のIPアドレスをメモするなどして保管してください。

  • 本製品の設定が終わったら、パソコンのIPアドレスを元に戻してください。

  1. 設定用のパソコンと、設置先のネットワーク機器(ルーター)のLANポートを、LANケーブルで接続します。

    setting connect pc nw 413
  1. キーボードの「Windows」キーを押しながら「R」キーを押します。
    「ファイル名を指定して実行」画面が表示されます。

  1. テキストボックスに「control」と入力し、「OK」をクリックします。
    コントロールパネルが表示されます。

    setting pc windows2
  1. 表示方法で、「大きいアイコン」を選択します。
    すべてのコントロールパネルの項目が表示されます。

    setting pc windows3
  1. 「ネットワークと共有センター」をクリックします。
    「基本ネットワーク情報の表示と接続のセットアップ」が表示されます。

    setting pc windows4
  1. 「アダプターの設定の変更」をクリックします。

    setting pc windows5
  1. 変更するアダプターを右クリックし、「プロパティ」をクリックします。
    変更するアダプターのプロパティ画面が表示されます。

    setting pc windows6
  1. 「この接続は次の項目を使用します」項目で「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」をクリックします。
    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が表示されます。

    setting pc windows7
  1. 「次のIPアドレスを使う」を選択し、「IPアドレス」欄と「サブネットマスク」欄を入力します。
    ここでは例として、「IPアドレス」欄に「192.168.1.100」、「サブネットマスク」欄に「255.255.255.0」を入力しています。

    setting1 add pc windows8
  1. 「OK」をクリックします。
    「インターネットプロトコルバージョン 4(TCP/IPv4)のプロパティ」画面が閉じます。

  1. 「閉じる」をクリックします。
    変更したアダプターのプロパティ画面が閉じます。

5.4.3. 仮想コントローラーのWeb GUIを開く

本製品の設定変更は、仮想コントローラーのWeb GUIから行います。本製品と同じネットワークに接続した設定用のパソコンで以下の操作を行い、Web GUIを開いてください。

ご注意

  • Web GUIを使用するにはウェブブラウザーが必要です。推奨ウェブブラウザーは、以下のウェブサイトをご覧ください。
    ヤマハネットワーク製品Web GUIのWebブラウザー対応状況: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/gui/browser.html

  • 本ガイドでは、Windows 11のMicrosoft Edgeを例に説明します。他の環境の場合は、画面表示が多少異なりますが、操作は同じです。

メモ

  • ウェブブラウザーの「戻る」、「進む」ボタンは使用しないでください。使用すると意図しない動作につながることがあります。

  1. Microsoft Edgeを起動します。

  1. アドレスバーに「http://(仮想コントローラーのIPアドレス)/」を半角英数字で入力し、Enterキーを押します。
    「ユーザー名」と「パスワード」を入力する画面が表示されます。

    setting addressbar 1 200
  1. 「ユーザー名」欄に「admin」と半角で入力し、「パスワード」欄に「(管理パスワード)」を入力して、「サインイン」をクリックします。

    setting static login 1 200 inpass

    仮想コントローラーのWeb GUIのトップページが表示されます。

    setting2 add controller top

5.4.4. IPアドレスを設定する

本製品を接続するネットワークに合わせて、本製品のIPアドレスの設定を変更してください。本ガイドでは、今回追加する本製品に対して「192.168.1.203/24」を設定する場合を例に説明します。

  1. Web GUIのメニューから、「基本設定」-「クラスターAP管理」を順にクリックします。
    「クラスターAP管理」画面が表示されます。

    setting2 add ip1 413
  1. 今回追加する本製品に対して、IPアドレスの設定を変更します。
    ここでは例として、以下の設定を入力しています。

    設定対象の機器 DHCP (IPv4) IPアドレス (IPv4) ネットマスク Leader-AP優先選出

    3台目

    無効

    192.168.1.203

    24

    標準

    メモ

    • 今回追加する本製品がテーブルに表示されていない場合は、数分後にウェブブラウザーの画面表示を更新してから、設定を入力してください。

    • 設定内容について詳しくは、Web GUIの「ヘルプ」をご覧ください。

    setting add ip2 413
  1. 「設定」をクリックします。
    設定内容が保存されます。

5.4.5. 設定送信をする

「設定送信」を行い、変更した設定を、クラスター内のすべての無線LANアクセスポイントに反映してください。

  1. 「設定送信」をクリックします。
    「設定送信」画面が表示されます。

    メモ

    • Web GUIのメニュー「設定送信」-「設定送信」からもアクセスできます。

    setting add send1 413
  1. 「送信」をクリックします。
    「送信先」に表示されているすべての無線LANアクセスポイントに、設定内容が送信されます。

    setting add send2 413

5.4.6. 本製品の接続状態を確認する

本体天面のインジケーターで、YNOへの接続状態を確認します。

重要

本製品をYNOに登録した状態でインターネット接続に成功すると、本製品は自動でYNOマネージャーに接続します。

  • YNOマネージャーとの認証に成功すると、本製品がYNOの管理対象になります。

  • 本製品がYNOマネージャーに接続を開始してから接続処理が終わるまでに、10分程度かかることがあります。

  1. 本体天面の左下にある、インジケーター3つ(POWERインジケーター、LANインジケーター、YNOインジケーター)の点灯状態を確認します。

    メモ

    • 各インジケーターの位置および点灯状態について、詳しくは「 各部の名称と機能 」をご覧ください。

    以下の表に従って、次の手順に進んでください。

    インジケーターの点灯状態 本製品の接続状態、および次の手順

    すべてのインジケーターが青色点灯

    YNOマネージャーとの認証に成功しています。
    手順「 設置する 」に進んでください。

    LANインジケーターが青色点灯でない(点滅、または色が青以外)

    インターネットに接続していません。
    以下のうち、当てはまる項目の手順に進んでください。

    • 設置先のネットワークがDHCP環境の場合
      手順「 本製品をネットワークに接続する 」をやり直してください。
      また、設置先のネットワーク環境に問題がないか、確認してください。

    • 設置先のネットワークが固定IPアドレス環境の場合
      以下の設定を正しく行っているか、確認してください。

      また、設置先のネットワーク環境に問題がないか、確認してください。

    LANインジケーターは青色点灯だが、YNOインジケーターが青色点灯でない(点滅、または色が青以外)

    本製品がYNOに登録されていない、もしくは、YNOマネージャーとの認証に失敗しています。
    YNOインジケーターの点灯状態を参考に、失敗の原因を特定・解消してください。

    また、必要に応じて、以下の操作を行ってください。

    • YNOのオペレーター
      手順「 本製品をYNOに登録する 」に進んでください。

    • YNOのオペレーターでない方
      本製品のシリアル番号とDevice IDをご確認のうえ、YNOのオペレーターにお問い合わせください。

      メモ

5.4.7. 本製品をYNOに登録する

YNOを利用して本製品を管理するために、YNOマネージャーへの機器登録を行います。
機器登録は、YNOマネージャーのGUIで行います。

重要

  • YNOのオペレーターに限り、機器登録の操作が可能です。
    (YNOのオペレーターでない方は、以下の手順を行う必要はありません)

  1. 用意したすべての本製品の、シリアル番号(製造番号)とDevice IDを確認します。

    重要

    • シリアル番号とDevice IDは、端末ごとに異なります。

    シリアル番号とDevice IDは、以下の箇所に記載されています。

  1. YNOマネージャーのGUIに、オペレーターのアカウントでログインします。

  1. 「APの登録」画面で、用意したすべての本製品を登録します。
    登録する機器の情報として、以下を入力してください。

    • 手順1.で確認した、シリアル番号とDevice ID

    • グループ名

    メモ

    その後、手順「 本製品の接続状態を確認する 」に進んでください。

5.4.8. 設置する

設置 」を参考に、本製品を設置してください。

重要

  • 日付と時刻の設定は、本製品を運用する前に手動またはNTPサーバー(時刻配信サーバー)で必ず行ってください。