v6 コネクト接続設定例

$Date: 2024/04/01 19:34:17 $


概要

株式会社 朝日ネットが提供する v6 コネクト を利用したインターネット接続の設定例です。

( ※ ) v6 コネクトは、株式会社 朝日ネットの登録商標 ( または商標 ) です。

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注意事項

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対応機種とファームウェアリビジョン

ヤマハ RT シリーズでは、以下の機種およびファームウェアで、 v6 コネクトのサービスが動作可能です。

機種 ファームウェア
IPv4 over IPv6 接続
( DS-Lite )
IPv4 over IPv6 接続
( IPIP )
RTX3510 すべてのリビジョン すべてのリビジョン
RTX1300
RTX1220
RTX830 Rev.15.02.20 以降
NVR510 Rev.15.01.21 以降
NVR700W Rev.15.00.22 以降
RTX1210 Rev.14.01.40 以降
RTX5000 Rev.14.00.26 以降
RTX3500 Rev.14.00.26 以降

v6 コネクトのサービス利用下における IPv4 の VPN 接続は、以下の機種およびファームウェアで動作可能です。

機種 ファームウェア
IPv4 over IPv6 接続
( DS-Lite )
IPv4 over IPv6 接続
( IPIP )
IPsec
( イニシエーター )
IPsec L2TP/IPsec L2TPv3/IPsec
L2TPv3
RTX3510 すべてのリビジョン すべてのリビジョン すべてのリビジョン すべてのリビジョン
RTX1300
RTX1220 Rev.15.04.03 以降 Rev.15.04.03 以降
RTX830 Rev.15.02.03 以降 Rev.15.02.03 以降 Rev.15.02.20 以降 Rev.15.02.20 以降
NVR510 - - Rev.15.01.21 以降 -
NVR700W Rev.15.00.14 以降 Rev.15.00.14 以降 Rev.15.00.22 以降 Rev.15.00.22 以降
RTX1210 Rev.14.01.28 以降 Rev.14.01.28 以降 Rev.14.01.40 以降 Rev.14.01.40 以降
RTX5000 Rev.14.00.32 以降 Rev.14.00.32 以降 Rev.14.00.32 以降 Rev.14.00.32 以降
RTX3500 Rev.14.00.32 以降 Rev.14.00.32 以降 Rev.14.00.32 以降 Rev.14.00.32 以降

v6 コネクトのサービス利用下における IPv4 の VPN 接続は、以下の VPN 接続の設定例を参考に、v6 コネクトのサービスと組み合わせてご利用ください。

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詳細

( ※ ) DS-Lite は、IPIP トンネリング ( IPv4 over IPv6トンネル接続 ) を利用して行います。この時、ルーターは IPv4 パケットを IPv6 でカプセル化し、 IPv6 ネットワークに設置された AFTR ( Address Family Transition Router ) に IPv6 パケットを転送します。 AFTR にて、カプセル化された IPv4 パケットを IPv6 パケットから取り出し、 IP マスカレードによる変換を行い、 IPv4 インターネットへと IPv4 パケットを転送します。

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設定例


設定例の選択

光回線 契約 WAN側の接続機器 確認事項 設定例
フレッツ 光ネクスト IPv4 over IPv6接続 ( DS-Lite ) ONU ひかり電話契約 なし 1
ひかり電話契約 あり 2
ホームゲートウェイ - 1
IPv4 over IPv6接続 ( IPIP ) ONU ひかり電話契約 なし 3
ひかり電話契約 あり 4
ホームゲートウェイ - 3
フレッツ 光クロス IPv4 over IPv6接続 ( DS-Lite ) ONU - 2
ホームゲートウェイ - 1
IPv4 over IPv6接続 ( IPIP ) ONU - 4
ホームゲートウェイ - 3


【 設定例 1 : IPv4 over IPv6接続 ( DS-Lite ) RA プロキシ 】

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【 設定例 2 : IPv4 over IPv6接続 ( DS-Lite ) DHCPv6-PD 】

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【 設定例 3 : IPv4 over IPv6接続 ( IPIP ) RA プロキシ 】

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【 設定例 4 : IPv4 over IPv6接続 ( IPIP ) DHCPv6-PD 】

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IPv6 マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式 ( HB46PP )

一部の機種では、HB46PP により、v6 コネクトを利用したインターネット接続ができます。

HB46PP では IPv4 over IPv6 トンネル接続が自動的に行われるため、v6 コネクト固有の Config 設定を不要とし、容易に設定ができます。

ご利用の際は、 IPv6 マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式対応機能 の設定例をご利用ください。

HB46PP による v6 コネクト利用下における注意事項は、本技術資料の 注意事項 と同様です。

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関連技術資料

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