IPv6 マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式対応機能

$Date: 2024/05/09 16:39:29 $


概要

IPv6 マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式 ( 以下、HB46PP ) による IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続サービスを利用してインターネット接続をする機能を提供します。

(※) 方式名称 HB46PP : HTTP-Based IPv4 over IPv6 Provisioning Protocol

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対応機種とファームウェアリビジョン

ヤマハルーターでは以下の機種およびファームウェアで、 IPv6 マイグレーション技術の国内標準プロビジョニング方式対応機能をサポートしています。

機種 ファームウェア
RTX3510 Rev.23.01.02 以降
RTX1300 Rev.23.00.12 以降
NVR700W Rev.15.00.25 以降

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詳細

HB46PP

HB46PP は、 VNE 事業者が提供する IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続サービスを利用するための方式です。

従来の方式では、トンネルや NAT に対し VNE 事業者毎の固有の Config 設定が必要でしたが、HB46PP ではそのような設定は必要とせず、AFTR の FQDN や インターフェース ID、固定 IPv4 アドレス といった必要な各種パラメータ情報をプロビジョニングサーバーより自動的に取得し IPIP トンネリングを行います。

HB46PP の詳細な仕様は こちら のページをご確認ください。

サポートしているマイグレーション技術は以下のとおりです。

ユーザー / パスワード

HB46PP の利用にあたり、プロバイダーより書面等を通じてユーザーとパスワードが通知されます。

HB46PP の処理におけるプロビジョニングサーバーへの認証に使用します。

設定・操作方法 に記載した tunnel hb46pp auth myname コマンドを設定してください。

一部の IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続サービスにおいて、サービス側の仕様上、ユーザーとパスワードが不要により通知されない場合があります。その場合は、tunnel hb46pp auth myname コマンドの設定は不要です。プロビジョニングサーバーへの認証がスキップされ、HB46PP の処理が継続されます。

動作確認状況

ヤマハルーターシリーズにおける動作確認済みの HB46PP による IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続サービスは以下のとおりです。

プロビジョニングデータの管理

プロビジョニングサーバーから正常に取得したプロビジョニングデータ ( 各種パラメータ情報 ) が RTFS 領域に保存されます。こちらは主に障害発生等でプロビジョニングサーバーに接続できない場合などに利用されます。RTFS 領域に保存されたプロビジョニングデータのファイルを削除する場合は以下のコマンドを実行してください。

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注意事項

IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続サービス毎の技術資料に記載された注意事項をご確認ください。

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設定・操作方法

設定

状態表示

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設定例

設定例の選択

IPv4 over IPv6 接続サービス毎の技術資料に記載された「設定例の選択」より RA プロキシ または DHCPv6-PD を選択してください。

設定例の関する補足事項

すべての IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続サービスおよび契約形態で同一の Config を設定します。

tunnel hb46pp auth myname コマンドのユーザーとパスワードは、詳細 に記載されたとおり、プロバイダーより通知されていない場合は設定不要です。

DS-Lite の場合、仕様上、ルーターに以下の IP マスカレードの設定は不要ですが、設定が存在しても動作に影響はありません。

nat descriptor type (NAT ディスクリプタ番号) masquerade
nat descriptor address outer (NAT ディスクリプタ番号) hb46pp

固定 IP 契約などで必要な Lua スクリプトによるアップデートサーバーへのアドレス通知は、本機能内で自動的に行われるため不要です。


【 設定例 1 : RA プロキシ 】

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▲ 設定例の選択へ

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【 設定例 2 : DHCPv6-PD 】

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SYSLOG メッセージ一覧

本機能において出力される SYSLOG メッセージを以下に示します。
出力されるメッセージには "[HB46PP]" というプレフィックスが付加されます。

レベル 出力メッセージ 意味
INFO [HB46PP] [TUNNEL_NUM] Provisioning sequence is RESULT. プロビジョニングが終了した(成功/失敗)
DEBUG [HB46PP] [TUNNEL_NUM] Provisioning sequence is started. プロビジョニングを開始した
[HB46PP] [TUNNEL_NUM] The Provisioning server could not discovered. DNS サーバーから、プロビジョニングサーバーの URL が取得できなかった
[HB46PP] [TUNNEL_NUM] The provisioning data could not received. プロビジョニングサーバーから、プロビジョニング情報を取得できなかった
[HB46PP] [TUNNEL_NUM] The Provisioning server is requesting authentication. プロビジョニングサーバーから、認証を要求された
[HB46PP] [TUNNEL_NUM] Authentication is failed. プロビジョニングサーバーの認証に失敗した
[HB46PP] [TUNNEL_NUM] The provisioning data recovered from RTFS. RTFS に保存済みのファイルから、プロビジョニング情報を取得した
[HB46PP] [TUNNEL_NUM] The Provisioning server did not proposed any supported protocols. 取得したプロビジョニング情報に、サポートしている IPIP プロトコルが含まれていなかった

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関連技術資料

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