トライバンド
1. 概要
本製品は、2.4GHz帯に対応した無線LANチップを1基と5GHz帯に対応した無線LANチップを2基搭載しています。
2つ目の5GHz帯無線モジュールは「ノーマルモード」「Fast DFSモード」「WDSブリッジ」の3種類の使用方法があります。
ノーマルモードは3つのバンドを同時に利用し、各バンドに50台、合計150台の無線LAN端末を接続できます。
Fast DFSモード
は2つ目の5GHz帯無線モジュールでレーダー検出を常に行うことで、DFSによる通信不能時間を短縮する機能です。
WDSブリッジ
は2つ目の5GHz帯無線モジュールを使用して、AP間を無線接続する機能です。
本ページでは150台接続を実現するノーマルモードについて説明します。
2. 注意事項
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Fast DFS機能およびWDSブリッジ機能を使用する場合、2つ目の5GHz帯無線モジュールを無線端末の接続に使用することはできません。
これらの機能を使用した場合、無線端末の最大接続数は100台となります。
3. 対応ファームウェアリビジョン
このページで説明する内容は、以下のファームウェアを対象としています。
ファームウェア |
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Rev.18.00.02以降 |
4. 設定・操作方法
設定はすべてController-APのWeb設定画面から
無線LANコントローラー機能
で設定します。
グループの設定については、
無線LANコントローラー機能
を参照してください。
4.2. SSID 管理
[5GHz(2) 基本]の[動作モード]を「ノーマルモード」としている場合にかぎり、[無線設定] - [共通] - [SSID 管理]で[バインドするモジュール]に「5GHz(2) (ノーマルモード)」を設定できます。
3つの無線モジュールをすべてバインドすることで、接続できる無線端末数が無線モジュールごとに50台、合計150台となります。