ネットボランチ RT60wのFAQ
パスワードなんて要らない! (の?)
新規作成日 | 2000/Oct/13 |
最終変更日 | 2023/Jan/10 |
文書サイズ | 13KB |
WWW設定のパスワードがじゃまです
[ WWW設定のパスワード ]
[ ログインパスワード(login password) ]
[ 管理パスワード(administrator password) ]
[ WWWブラウザでアクセスした時のパスワード入力画面の区別 ]
WWWブラウザでRT60wにアクセスしたときには、 パスワード入力が求められます。このパスワード入力画面には、 2種類あり、入力する必要のあるパスワードを区別することができます。
ログインパスワードと管理パスワードのどちらかが入力可能で、
ログインパスワードでアクセスできる画面であることを示しています。
ログインパスワードの設定が省略されていると、パスワード入力を求める
画面は現れず、パスワードなしでアクセスすることができます。
管理パスワードが入力可能で、ログインパスワードでは、
アクセスできない画面であることを示しています。
[ パスワードが要らない時は、どうしたらいいの? ]
コンソール(シリアルかtelnet)で設定していただければ、 パスワードの無いまま利用することもできます。 (不可能ではありません。)
しかし、リモート・セットアップとWWW設定では、パスワードが必要です。
WWWブラウザで192.168.0.1へアクセスします。
http://192.168.0.1/
すると、ネットボランチにパスワードの入力後、設定ページにログインできます。
URLの書式例
http://<ユーザ名>:<パスワード>@<FQDNやIPアドレス>/
http://:RT60w@192.168.0.1/
Internet Exploler 4.0では、ユーザ名を省略できませんので、
ユーザ名として何らかのダミーの文字列を設定しておきます。
例えば、ユーザ名を「Dummy」として、パスワードが「RT60w」のとき、
WWW設定ページへアクセスするには?
http://Dummy:RT60w@192.168.0.1/
[ 接続と切断の管理のために設定画面に入らなければならないの? ]
[手動接続/切断]画面なら、ログインパスワードでアクセスできます。 ログインパスワードは省略することができますので、 パスワードなしで接続と切断をすることができます。
ダイヤルアップを監視するためのユーティリティを利用すると、
WWWブラウザを使用することなく、接続や切断の管理と接続状態の監視を
行なうことができます。
RTシリーズには、RT-Monitorやユーザさんの作られたユーティリティなどが利用
可能です。
[ パスワードはどのような状況を想定しているの? ]
ネットボランチは、10人のユーザさんが居たら10通り、 いや、それ以上の使い方があるのです。 そのいろいろなユーザさんの環境で安心してご利用頂けるように 配慮しているのですが、場合によっては、不満に思われるところが あるかもしれません。
RT60wには、WWWブラウザを利用した設定が可能です。 もし、プロバイダに常時接続したり、WAN接続やダイヤルアップサーバなどに 利用されているルータが、WWWブラウザで操作(誤った操作やイタズラ)された ら、安定したサービスができなくなってしまいます。
RTシリーズには、リモート・セットアップという
ISDN回線を介して遠隔操作することができる機能がありますが、
アナログ電話のためのTAとして利用しているユーザさんの
環境を考えてみましょう。
ルータ機能を使わず、アナログTAとしてしか利用していれば、 パスワードが設定されておりません。 この状態でリモートセットアップを許可されていると、 イタズラの対象として狙われる可能性があります。 作り手として、RTシリーズが、イタズラの道具にされたくないし、 イタズラの対象にされたくもありません。
という訳で、パスワードが設定されていない状態では、 リモート・セットアップを禁止させて頂きました。
リモート・セットアップは、TCP/IPなどの一般のプロトコルに依存しない仕組で、 ISDN回線を介したコンソールによるRT同士で遠隔操作を可能とするものです。
ユーザサポート(問題の切り分け、状態の確認など)や遠隔保守などに利用されています。
また、RTシリーズの設定コマンドでは、
[ 関連情報 ]
[ RT60w / RT60w's FAQ (files) / RT60wの設定例集 ]
[ マニュアル ]
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