5. 設定

以下の方法で本製品の設定を行うことができます。

本製品へのログインには、一般ユーザーでログインする場合と、管理ユーザーでログインする場合があります。本章では、管理ユーザーでログインする手順を説明します。

また、使用するファームウェアによって、ログイン可能なユーザーが異なります。本製品が工場出荷時の状態の場合は、以下のユーザーでログインできます。

ファームウェア ユーザー(工場出荷時の状態の場合) 備考

Rev.1.03.14以降

初期管理ユーザー「admin」
(初期パスワード「admin」)

ログイン後、パスワードを「admin」以外に変更する必要があります。

Rev.1.03.12以前

無名ユーザー
(ユーザー名、パスワードともに空)

以降、本章では、Rev.1.03.14以降のファームウェアを使用する場合のログイン手順を説明します。

重要

本製品の運用中に、ファームウェアをRev.1.03.12以前からRev.1.03.14以降にアップデートすると、ユーザーの設定が自動で変更される場合があります。

  • 管理ユーザーを登録していない状態でアップデートした場合:
    初期管理ユーザー「admin」が自動で追加されるため、初回は「admin」でログインする必要があります。

  • ユーザーのパスワードを設定していない状態でアップデートした場合:
    ユーザー名と同じパスワードでログインできます(セキュリティーの観点から、ログイン後のパスワード変更を推奨します)。

詳しくは、以下のWebサイトで本製品のページをご覧ください。
ヤマハネットワーク機器の技術資料: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/

本製品で使用するコマンドの詳細は、コマンドリファレンスをご覧ください。
コマンドリファレンスは、以下のWebサイトで公開されています。
ヤマハネットワーク機器マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual.html

5.1. Web GUIを使用して設定する

Web GUIを使用して本製品にログインするまでの手順を説明します。
使用可能なWebブラウザーについては、以下のWebサイトをご覧ください。
ヤマハネットワーク製品Web GUIのWebブラウザー対応状況: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/gui/browser.html

5.1.1. Webブラウザーを使用して本製品にログインする

  1. 本製品とパソコンをLANケーブルで接続します。

  2. 本製品の電源を確認します。
    本製品の電源が入っていないときは、「 電源コードを接続する 」を参照して電源を入れます。電源が入っているときは、手順3に進みます。

  3. パソコンでWebブラウザーを起動し、「http://(本製品のIPアドレス)/」にアクセスします。
    アクセスに成功すると、ユーザー名とパスワードを入力するログイン画面が表示されます。

    メモ

    • 本製品のIPアドレスは、工場出荷時の状態では192.168.100.240/24が設定されています。

    • 本製品をネットワークに接続していない場合は、設定に使用するパソコンのIPアドレスを、192.168.100.0/24のセグメントとなるように変更します。
      パソコンのIPアドレスの変更方法は、パソコンのマニュアルをご覧ください。

  4. ユーザー名とパスワードを入力して、「Login」ボタンをクリックします。
    工場出荷時の状態の場合は、初期管理ユーザーのユーザー名「admin」とパスワード「admin」を入力します。
    工場出荷時の状態でログインに成功すると、言語変更画面が表示されます。

    メモ :ユーザー名やパスワードを3回連続で間違えると、その後1分間、本製品にログインできなくなります。その場合は、1分以上時間を空けてから、手順4をやり直してください。
  5. 使用する言語を選択します。
    工場出荷時の状態でログインした場合は、パスワード変更画面が表示されます。

    メモ :使用する言語は、ログイン後のWeb GUIでも変更できます。
  6. 新しいパスワードを2つの欄に入力して、「Save」ボタンをクリックします。
    パスワード変更が成功すると、Web GUIのトップ画面が表示されます。

5.2. Telnetを使用してコマンドラインで設定する

LAN上のホストから、Telnetクライアントを使用して本製品にログインするまでの手順を説明します。

5.2.1. Telnetクライアントを使用して本製品にログインする

パソコンなどのTelnetクライアントを使用して、本製品のTelnetサーバーに接続します。
例として、WindowsのTelnetクライアントを使用して本製品のTelnetサーバーに接続する手順を説明します。

メモ :Windowsの場合、初期設定ではTelnet機能は無効になっています。Telnet機能を使用するには、Telnetクライアントを有効にしてください。

  1. 本製品とパソコンをLANケーブルで接続します。

  2. 本製品の電源を確認します。
    本製品の電源が入っていないときは、「 電源コードを接続する 」を参照して電源を入れます。電源が入っているときは、手順3に進みます。

  3. Windowsのコマンドプロンプトを起動します。

  4. telnet コマンドで本製品のIPアドレスを入力して、[Enter]キーを押します。
    本製品が工場出荷時の状態のときは、 telnet コマンドの後に“192.168.100.240”を入力します。

    telnet 192.168.100.240

    ユーザー名入力待ち状態になります。

  5. ユーザー名を入力して、[Enter]キーを押します。
    工場出荷時の状態の場合は、初期管理ユーザーのユーザー名「admin」を入力します。

    Username: admin

    パスワード入力待ち状態になります。

  6. 手順5で入力したユーザーのパスワードを入力して、[Enter]キーを押します。
    工場出荷時の状態の場合は、初期管理ユーザーのパスワード「admin」を入力します。

    Password:

    メモ

    • パスワードとして入力した文字列は、コンソール画面に表示されません。
      (以降の手順でも同様です)

    • パスワードを3回連続で間違えると、その後1分間、本製品にログインできなくなります。その場合は、1分以上時間を空けてから、手順5からやり直してください。

    初期管理ユーザーの初期パスワード変更前:

    パスワード認証が成功すると、新しいパスワードの入力待ち状態になります。
    手順7に進み、パスワードを変更してください。

    SWX2210P-10G Rev.1.03.14 (Fri Aug  2 19:08:24 2024)
    Copyright (c) 2018-2025 Yamaha Corporation. All Rights Reserved.
    
    Please change the default password for admin.
    New Password:
    初期管理ユーザーの初期パスワード変更後:

    パスワード認証が成功するとコマンドプロンプトが表示され、コマンドを入力できるようになります。以上で、ログインの手順は完了です(以降の手順は不要です)。

    SWX2210P>
  7. 新しいパスワードを入力して、[Enter]キーを押します。

    New Password:

    新しいパスワードの再入力待ち状態になります。

  8. 手順7と同じパスワードをもう一度入力して、[Enter]キーを押します。

    New Password(Confirm):

    パスワード変更が成功するとコマンドプロンプトが表示され、コマンドを入力できるようになります。

    Saving ...
    Succeeded to write configuration
    
    SWX2210P>

コマンドの詳細は、コマンドリファレンスをご覧ください。
コマンドリファレンスは、以下のWebサイトで公開されています。
ヤマハネットワーク機器マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual.html

5.3. 本製品の設定を工場出荷時の状態に戻す

本製品の設定を、工場出荷時の状態に戻すまでの手順を説明します。

注意 :工場出荷時の状態へ戻す場合は、以下の点にご注意ください。

  • 実行した直後にすべての通信が切断されます。

  • 本製品のIPアドレスが初期設定値(192.168.100.240)に戻ります。

  • 工場出荷時の状態に戻した後は、設定内容を復元できません。必要に応じて、事前にパソコンなどに設定内容を退避してください。
    Configファイルの読み出し方法については、ヤマハWebサイトの「コマンドリファレンス」をご覧ください。コマンドリファレンスは、以下のWebサイトで公開されています。
    ヤマハネットワーク機器マニュアル: https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/manual.html

メモ :工場出荷時の状態に戻した後のログイン手順については、「 設定 」をご覧ください。

5.3.1. 本製品のWeb GUIから工場出荷時の状態に戻す

Web GUIから設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。

重要 :管理パスワードが初期設定の状態では、この手順は実行できません。事前に管理パスワードを変更してください。
メモ :ここでは、「 Webブラウザーを使用して本製品にログインする 」でログインしたことを前提に説明します。
  1. 「管理」タブ-「保守」-「再起動と初期化」を順に選択します。
    「再起動と初期化」画面が表示されます。

  2. 「初期化」項目の「進む」ボタンをクリックします。
    「初期化」画面が表示されます。

  3. 管理パスワードを入力し、「確認」ボタンをクリックします。
    「実行内容の確認」画面が表示されます。

  4. 内容を確認し、「実行」ボタンをクリックします。
    本製品が工場出荷時の状態へ戻ります。また、「初期化」ダイアログが表示され、本製品が再起動します。

  5. 本製品の再起動が完了した後、Web GUIに再度アクセスします。

メモ

  • 再起動中は、Web GUIを開いているパソコンが本製品と通信できない状態になります(パソコンのネットワークアダプターの状態表示で「ネットワークケーブルが接続されていない」と表示されます)。再起動が完了すると通信状態が復旧します。本製品のランプの点滅終了後に、パソコンの通信状態が復旧していることを確認してから「192.168.100.240/24」をクリックしてください。

  • 本製品のIPアドレスが192.168.100.240に戻ります。Web GUIを再表示するときは、192.168.100.240にアクセスしてください。

5.3.2. cold startコマンドで工場出荷時の状態に戻す

Telnetを使用して、コマンドラインから設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。

注意 :Telnetでログインしている場合は、その通信が切断されます。

重要 :管理パスワードが初期設定の状態では、この手順は実行できません。事前に enable password コマンドで管理パスワードを変更してください。

メモ :ここでは、「 Telnetを使用してコマンドラインで設定する 」でログインしたことを前提に説明します。

  1. enable を入力し、[Enter]キーを押します。
    特権EXECモードに変更されます。

    SWX2210P>enable
    SWX2210P#
  2. cold start コマンドを入力し、[Enter]キーを押します。
    管理パスワードの入力が要求されます。

    SWX2210P#cold start
    Password:
  3. 管理パスワードを入力し、[Enter]キーを押します。
    本製品が工場出荷時の状態に戻り、再起動します。

5.3.3. LED MODEボタンで工場出荷時の状態に戻す

電源OFF時に、前面のLED MODEボタンを押した状態で電源を入れると、設定を工場出荷時の状態に戻すことができます。

メモ :本製品には電源スイッチはありません。本製品に接続した電源コードのプラグをコンセントに差し込むことで、電源が入ります。

  1. 指で前面のLED MODEボタンを押した状態で、電源を入れます。
    本製品が起動します。

  2. 指で前面のLED MODEボタンを押した状態で、10秒間ほど待ちます。

  3. POWERランプとSTATUSランプを除くすべてのランプが橙色に点灯したら、LED MODEボタンから指を離します。
    本製品が工場出荷時の状態に戻ります。

© 2019 Yamaha Corporation
2026年6月 発行
YJ-B0