https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.20.01/relnote_20_01_03.html
Revision : 20.01.03
Release : Jul. 2026, ヤマハ株式会社

vRX Rev.20.01.03 リリースノート


【重要】vRX Rev.20系への移行のお願い


2028年3月31日をもって、Rev.19系で使用可能なライセンスの販売を終了します。計画的にRev.20系へ移行してください。
詳しくはこちらをご覧ください。


Rev.19.01.08 からの変更点


■脆弱性対応

  1. OpenSSLの以下の脆弱性対応を行った。

■機能追加

  1. ヘアピンNAT機能を追加した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/nat-descriptor/hairpin_nat.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  2. LANパススルー機能を追加した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/lan_pass-through/index.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  3. DHCPv6-PDサーバー機能を追加した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/dhcpv6/index.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  4. FQDNフィルター機能のIPv6対応を行った。

  5. Luaスクリプト機能で、LuaSocketに対応した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/lua/index.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  6. IKEv2で、Configuration Payloadに対応した。
    この変更により、Android と iOS の端末でIKEv2を使ったリモートアクセスVPN接続が可能になる。

  7. フィルター型ルーティングで、IPv6に対応した。

  8. IKEv1で、受信したIDを基とした経路を自動的に追加できるようにした。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/ipsec/ipsec-auto-route-add.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  9. BGPで、MD5認証機能に対応した。

    ○BGP で使用する TCP MD5認証の事前共有鍵の設定

    [書式]
    bgp neighbor pre-shared-key neighbor_id text text_key
    no bgp neighbor pre-shared-key neighbor_id [text text_key]
    [設定値及び初期値]
    • neighbor_id
      • [設定値] : 近隣ルーターの番号 (1...2147483647)
      • [初期値] : -
    • text_key
      • [設定値] : ASCII文字列で表した鍵 (80文字以内)
      • [初期値] : -
    [説明]
    BGP で使用する TCP MD5認証の事前共有鍵を設定する。設定した事前共有鍵が一致するピア間のみ、BGPのコネクションが成立する。
    [ノート]
    vRX VMware ESXi 版は Rev.20.01.03 以降で使用可能。 ★
  10. IPv6の経路情報に変化があった時にログに記録するか否かを設定するコマンドを追加した。

    ○IPv6の経路情報に変化があった時にログに記録するか否かの設定

    [書式]
    ipv6 route change log log
    no ipv6 route change log [log]
    [設定値及び初期値]
    • log
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on IPv6経路の変化をログに記録する
        off IPv6経路の変化をログに記録しない
      • [初期値] : off
    [説明]
    IPv6の経路情報に変化があった時にそれをログに記録するか否かを設定する。
    ログはINFOレベルで記録される。
  11. ipsec ike durationコマンドで、古くなったSAの寿命を強制的に短縮する時間を設定できるようにした。

    ○SA の寿命の設定

    [書式]
    ipsec ike duration sa gateway_id second [kbytes] [rekey rekey] [forced-reduction=del_time] ★
    no ipsec ike duration sa gateway_id [second [kbytes] [rekey rekey] [forced-reduction=del_time]] ★
    [設定値及び初期値]
    • sa
      • [設定値] :
        設定値 説明
        ipsec-sa (もしくは child-sa) IPsec SA (CHILD SA)
        isakmp-sa (もしくは ike-sa) ISAKMP SA (IKE SA)
      • [初期値] : -
    • gateway_id
      • [設定値] : セキュリティー・ゲートウェイの識別子
      • [初期値] : -
    • second
      • [設定値] : 秒数(300..691200)
      • [初期値] : 28800
    • kbytes
      • [設定値] : キロ単位のバイト数(100..100000)
    • rekey : SAを更新するタイミング
      • [設定値] :
        設定値 説明
        70% - 90% パーセント
        off 更新しない(saパラメーターでisakmp-sa (ike-sa) を指定したときのみ設定可能)
      • [初期値] : 75%
    • del_time
      • [設定値] : 古くなったSAの寿命を強制的に短縮する時間(1..691200) ★
      • [初期値] : -
    [説明]
    各 SA の寿命を設定する。
    kbytes パラメーターを指定した場合には、 second パラメーターで指定した時間が経過するか、指定したバイト数のデータを処理した後に SA は消滅する。 kbytes パラメーターは sa パラメーターとして ipsec-sa (child-sa) を指定したときのみ有効である。SA の更新は kbytes パラメーターに設定したバイト数の 75% を処理したタイミングで行われる。また、IPsec SA (CHILD SA) が更新されたとき、古くなった既存の IPsec SA (CHILD SA) の寿命が 30 秒以上である場合は、寿命が 30 秒に短縮される。

    rekey パラメーターは SA を更新するタイミングを決定する。例えば、 second パラメーターで 20000 を指定し、 rekey パラメーターで75%を指定した場合には、 SA を生成してから 15000 秒経過したときに新しい SA を生成する。 rekey パラメーターは second パラメーターに対する比率を表すもので、 kbytes パラメーターの値とは関係がない。

    sa パラメーターで isakmp-sa (ike-sa) を指定したときに限り、rekey パラメーターで 'off' を設定できる。このとき、 IPsec SA (CHILD SA) を作る必要がない限り、 ISAKMP SA (IKE SA) の更新を保留するので、 ISAKMP SA (IKE SA) の生成を最小限に抑えることができる。

    その他、動作するIKEのバージョンによって異なる、本コマンドの影響、注意点については以下の通り。
    • IKEv1
      始動側として働く場合に、このコマンドで設定した寿命値が提案される。応答側として働く場合は、このコマンドの設定に関係なく相手側から提案された寿命値に合わせる。

      また、 ISAKMP SA に対する rekey パラメーターを off に設定した場合、その効果を得るためには、次の2点に注意して設定する必要がある。
      1. IPsec SAよりも ISAKMP SA の寿命を短く設定する。
      2. ダングリングSAを許可する。すなわち、ipsec ike restrict-dangling-saコマンドの設定を off にする。
    • IKEv2
      IKEv2 では SA 寿命値は折衝されず、各セキュリティー・ゲートウェイが独立して管理するものとなっている。従って、確立された SA には、常にこのコマンドで設定した寿命値がセットされる。ただし、相手側セキュリティー・ゲートウェイの方が SA 更新のタイミングが早ければ、 SA はその分早く更新されることになる。

    forced-reduction オプションに時間を指定すると、SA を更新した際に古くなった既存の SA の寿命を強制的に設定値に変更し、消滅までの時間を早めることができる。ただし、IPsec SA (CHILD SA) で kbytes パラメーターにバイト寿命値を指定している場合は、del_time パラメーターで 31 秒以上の値を設定していても、短縮される値は 30 秒となる。また、IKEv1 では寿命が設定値よりも短い場合は変更しない。 ★

    ISAKMP SA (IKE SA) の寿命が IPsec SA (CHILD SA) の寿命より先に尽きた場合は、ISAKMP SA (IKE SA) の寿命値を IPsec SA (CHILD SA) の寿命値に合わせる。

    なお、このコマンドを設定しても、すでに存在するSAの寿命値は変化せず、新しく作られる SA にのみ、新しい寿命値が適用される。
    [ノート]
    forced-reduction オプションは以下の機種およびリビジョンで使用可能。
    vRX VMware ESXi版 は Rev.20.01.03以降。
  12. bgp export filterコマンドのpreferenceオプションが比較するBGP経路の種別を変更するコマンドを追加した。

    ○BGPで受信した経路に対するbgp export filterのpreferenceオプションを使用した経路選択プロセスの動作を設定 ★

    [書式]
    bgp export route selection rule rule
    no bgp export route selection rule [rule]
    [設定値及び初期値]
    • rule
      • [設定値] : ebgp-only, all
        設定値 説明
        ebgp-only EBGPで受信した同じ宛先の経路を比較対象とする
        all 全てのBGPで受信した同じ宛先の経路を比較対象とする
      • [初期値] : ebgp-only
    [説明]
    BGP で同じ宛先の経路を複数の相手から受信した際、一方を選択するための優先度による経路選択の規則を設定する。

    本コマンドの設定により bgp export filter コマンドの preference で比較する経路の種別が変更される。
    rule に ebgp-only を設定した場合、EBGP で受信した経路に対してのみ preference による比較が働く。
    rule に all を設定した場合、全ての BGP で受信した経路に対して preference による比較が働く。このため、IBGP で受信した経路に対しても、preference による比較が働く。これにより、IBGP で受信した経路の優先度を EBGP で受信した経路よりも高くすることが可能になる。

    IBGP のみを使用した構成では、本コマンドの設定によって選択される経路が変わることはない。

    同じ近隣ルーター番号をもつ近隣ルータから複数の同一宛先経路を受信する場合、本コマンドによって規則を変更した経路選択の優先度に差を設けることはできない。この場合、EBGP であれば med を、IBGP であれば Local Preference を使用して経路の優先度を設定できる。

    本コマンドに対応していないリビジョンでは、rule が ebgp-only のときの動作をする。
    [ノート]
    本コマンドで動作を設定可能な経路選択プロセスは以下の URL を参照してくださ い。 EBGPとIBGP間で同じ宛先の経路を受信する環境下で特定の経路を優先するよう制御したい場合、本コマンドを設定することで実現できる。
    vRX VMware ESXi 版は、Rev.20.01.03 以降で使用可能
  13. NATのポートセービングIPマスカレード機能で、UDPパケットに対応した。

    ○NAT 機能の動作タイプの設定

    [書式]
    nat descriptor backward-compatibility type
    no nat descriptor backward-compatibility [type]
    [設定値及び初期値]
    • type
      • [設定値] :
        設定値 説明
        1 ポートセービング IP マスカレード機能を無効にする
        2 TCP パケットに対してポートセービング IP マスカレード機能を有効にする
        3 TCP パケットおよび UDP パケットに対してポートセービング IP マスカレード機能を有効にする ★
      • [初期値] :
        • 1 (RTX5000、RTX3500)
        • 2 (上記以外)
    [説明]
    NAT 機能全体の動作タイプを設定する。

    RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.32 以降、および、Rev.14.01 系以降の機種では、ポートセービング IP マスカレード機能に対応しており、IP マスカレードにおいて同一のポート番号を使用して複数の接続先とのセッションを確立できる。 また、type パラメーターに 3 を設定した場合は、TCP パケットおよび UDP パケットの両方をポートセービング IP マスカレード機能の対象にできる。

    本コマンドでtype パラメーターを 1 に設定した場合の NAT 機能の動作は、Rev.14 系以前の、本コマンドを搭載していない機種及びファームウェアにおける NAT 機能の動作と同等となる。 type パラメーターを 2 または 3 に設定して動作させた場合に問題が生じる場合は、typeパラメーターを 1 にして NAT 機能を使用する必要がある。
    [ノート]
    本コマンドによる設定の変更を反映するには、ルーターの再起動が必要となる。

    type パラメーター 3 は、Rev.15.04 系以前、vRX Amazon EC2版 Rev.19.00.08 以前、vRX VMware ESXi版 Rev.19.01.09 以前、vRX さくらのクラウド版 Rev.19.02.10 以前、RTX1300 Rev.23.00.16 以前、RTX3510 Rev.23.01.03 以前、および、RTX840 Rev.23.02.02 以前では指定不可能。
  14. RFC3021に対応した。
    この変更により、/31のネットマスクを設定したIPv4アドレスが使用可能になる。

    ○IP アドレスの設定

    [書式]
    ip interface address ip_address/mask [broadcast broadcast_ip]
    ip interface address dhcp
    ip wan address PDP
    ip pp address ip_address[/mask]
    ip loopback address ip_address[/mask]
    ip bridge_interface address ip_address/mask [broadcast broadcast_ip]
    ip bridge_interface address dhcp [autoip=switch]
    no ip interface address [ip_address/mask [broadcast broadcast_ip]]
    no ip interface address [dhcp]
    no ip wan address [PDP]
    no ip pp address [ip_address[/mask]]
    no ip loopback address [ip_address[/mask]]
    no ip bridge_interface address [ip_address/mask [broadcast broadcast_ip]]
    no ip bridge_interface address [dhcp]
    [設定値及び初期値]
    • interface
      • [設定値] : LAN インターフェース名、ONU インターフェース名
      • [初期値] : -
    • wan
      • [設定値] : WAN インターフェース名
      • [初期値] : -
    • loopback
      • [設定値] : LOOPBACK インターフェース名
      • [初期値] : -
    • bridge_interface
      • [設定値] : ブリッジインターフェース名
      • [初期値] : -
    • ip_address
      • [設定値] : IP アドレス xxx.xxx.xxx.xxx(xxx は十進数 )
      • [初期値] : -
    • dhcp : DHCP クライアントとして IP アドレスを取得することを示すキーワード
      • [初期値] : -
    • mask
      • [設定値] :
        • xxx.xxx.xxx.xxx(xxx は十進数 )
        • 0x に続く十六進数
        • マスクビット数
      • [初期値] : -
    • broadcast_ip
      • [設定値] : ブロードキャスト IP アドレス
      • [初期値] : -
    • switch
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on AutoIP 機能を使う
        off AutoIP 機能を使わない
      • [初期値] : off
    [説明]
    インタフェースの IP アドレスとネットマスクを設定する。“broadcast broadcast_ip" を指定すると、ブロードキャストアドレスを指定できる。省略した場合には、RFC3021 に対応している機種ではネットマスクのマスクビット数が 31 ビットならリミテッドブロードキャストアドレスが、それ以外ならディレクティッドブロードキャストアドレスが使われる。 ★
    dhcp を指定すると、設定直後に DHCP クライアントとして IP アドレスを取得する。また dhcp を指定している場合にno ip interface address を入力すると、取得していた IP アドレスの開放メッセージを DHCP サーバーに送る。
    [ノート]
    LAN インタフェースに IP アドレスを設定していない場合には、RARP により IP アドレスを得ようとする。
    PP インタフェースに IP アドレスを設定していない場合には、そのインタフェースは unnumbered として動作する。
    DHCP クライアントとして動作させた場合に取得したクライアント ID は、show status dhcpc コマンドで確認することができる。

    工場出荷状態およびcold start コマンド実行後の本コマンドの設定値については「1.x 工場出荷設定値について」を参照してください。

    以下の機種は RFC3021 に対応している。
    • vRX VMware ESXi版 Rev.20.01.03 以降 ★
  15. IPヘッダーおよびIPv6ヘッダーのDSフィールドを書き換えるコマンドを追加した。

    ○IPパケットのDSフィールドの書き換えの設定

    [書式]
    ip dscp supersede id dscp filter_num [filter_num_list]
    no ip dscp supersede id [dscp]
    [設定値及び初期値]
    • id
      • [設定値] : 識別番号 (1..65535)
      • [初期値] : -
    • dscp
      • [設定値] :
        • 書き換えるDSCP値 (0..63)
        • 以下のニーモニックが利用できる
          • cs1/cs2/cs3/cs4/cs5/cs6/cs7/af11/af12/af13/af21/af22/af23/af31/af32/af33/af41/af42/af43/ef
      • [初期値] : -
    • filter_num
      • [設定値] : 静的フィルターの番号 (1..21474836)
      • [初期値] : -
    • filter_num_list
      • [設定値] : 静的フィルターの番号 (1..21474836) の並び
      • [初期値] : -
    [説明]
    IP パケットを中継する場合に DS フィールドを指定した値に書き換える。
    識別番号順にリストをチェックし、filter_num リストのフィルターを順次適用していく。そして、最初にマッチした IP フィルターが pass、pass-log、pass-nolog、restrict、restrict-log、restrict-nolog のいずれかであれば DS フィールドが書き換えられる。
    reject、reject-log または reject-nolog である場合は書き換えずに処理を終わる。

    ip tos supersede の設定と本コマンドの設定で条件が同じ場合、本コマンドの設定が優先される。
    [ノート]
    vRX Amazon ESXi版 は Rev.20.01.03以降で使用可能。

    ○IPv6パケットのDSフィールドの書き換えの設定

    [書式]
    ipv6 dscp supersede id dscp filter_num [filter_num_list]
    no ipv6 dscp supersede id [dscp]
    [設定値及び初期値]
    • id
      • [設定値] : 識別番号 (1..65535)
      • [初期値] : -
    • dscp
      • [設定値] :
        • 書き換えるDSCP値 (0..63)
        • 以下のニーモニックが利用できる
          • cs1/cs2/cs3/cs4/cs5/cs6/cs7/af11/af12/af13/af21/af22/af23/af31/af32/af33/af41/af42/af43/ef
      • [初期値] : -
    • filter_num
      • [設定値] : 静的フィルターの番号 (1..21474836)
      • [初期値] : -
    • filter_num_list
      • [設定値] : 静的フィルターの番号 (1..21474836) の並び
      • [初期値] : -
    [説明]
    IPv6 パケットを中継する場合に DS フィールドを指定した値に書き換える。
    識別番号順にリストをチェックし、filter_num リストのフィルターを順次適用していく。そして、最初にマッチした IPv6 フィルターが pass、pass-log、pass-nolog、restrict、restrict-log、restrict-nolog のいずれかであれば DS フィールドが書き換えられる。
    reject、reject-log または reject-nolog である場合は書き換えずに処理を終わる。
    [ノート]
    vRX Amazon ESXi版 は Rev.20.01.03以降で使用可能。
  16. RFC3164およびRFC5424形式のSYSLOGヘッダーに対応した。

    ○SYSLOGパケットの形式の設定

    [書式]
    syslog format type type
    no syslog format type [type]
    [設定値及び初期値]
    • type
      • [設定値]:
        設定値 説明
        rfc3164 RFC3164 形式の SYSLOG パケットを送信する
        rfc5424 RFC5424 形式の SYSLOG パケットを送信する
        yamaha 従来形式 (PRI+MSG) の SYSLOG パケットを送信する
      • [初期値]:yamaha
    [説明]
    本機が送信する SYSLOG パケットの形式を設定する。
    タイムスタンプは自動的に設定され、ホスト名は syslog header hostname コマンドで設定している名前が使用される。
    vRX はホスト名の初期値が "vRX" であるため、syslog format hostname コマンドでそれぞれ異なるホスト名を設定することを推奨する。

    RFC3164 形式は次の要素で構成された形式となる。
    要素 内容
    PRI Facility+Severities
    TIMESTAMP "Mmm dd hh:mm:ss" 形式のタイムスタンプ
    HOSTNAME ホスト名 (1..63文字)
    MSG SYSLOG メッセージ (最大半角231文字)

    RFC5424 形式は次の要素で構成された形式となる。
    要素 内容
    PRI Facility+Severities
    VERSION "1" で固定
    TIMESTAMP "yyyy-mm-ddThh:mm:ss±offset" 形式のタイムスタンプ
    HOSTNAME ホスト名 (1..63文字)
    APP-NAME "-" で固定
    PROCID "-" で固定
    MSGID "-" で固定
    STRUCTURED-DATA "-" で固定
    MSG SYSLOG メッセージ (最大半角231文字)

    yamaha 形式は次の要素で構成された形式となる。
    要素 内容
    PRI Facility+Severities
    MSG SYSLOG メッセージ (最大半角231文字)

    ○RFC形式の SYSLOG ヘッダーのホスト名の設定

    [書式]
    syslog format hostname text name
    no syslog format hostname [text [name]]
    [設定値及び初期値]
    • name
      • [設定値]:ホスト名 (半角 1...63 文字)
      • [初期値]:"機種名-シリアル番号"
    [説明]
    本機が送信するSYSLOG ヘッダーのホスト名を設定する。
    syslog format type コマンドが rfc3164 または rfc5424 に設定されているとき、本コマンドで設定した値が使用される。
    name パラメーターにはアルファベット、数字、ハイフンのみが使用できる。
    複数の vRX が RFC形式の SYSLOG を送信する場合、本コマンドでそれぞれ異なるホスト名を設定することを推奨する。
  17. 省電力制御機能の設定コマンドを追加した。

    ○省電力制御機能を使用するか否かの設定

    [書式]
    system power-saving use sw
    no system power-saving use [sw]
    [設定値及び初期値]
    • sw
      • [設定値]:
        設定値 説明
        on 使用する
        off 使用しない
      • [初期値]:on
    [説明]
    省電力制御機能を使用するか否かを設定する。 「使用する」に設定すると、以下の制御が有効になる。
    • 無受信時スリープ制御
      • インターフェースに到着するトラフィックが途切れた際にパケット受信に関するソフトウェア処理を休止させることで、CPUの使用を抑制する。 制御の効果を得るためには、CPUスケジューリング方式として「ロードバランス」以外の方式を選択する必要がある。

    ○無受信時スリープ制御を特定のインターフェースに適用するか否かの設定

    [書式]
    system power-saving rx-idle-sleep interface sw
    no system power-saving rx-idle-sleep interface [sw]
    [設定値及び初期値]
    • interface
      • [設定値]:LANインターフェース名
    • sw
      • [設定値]:
        設定値 説明
        on 適用する
        off 適用しない
      • [初期値]:on
    [説明]
    省電力制御機能の無受信時スリープ制御を特定のインターフェースに適用するか否かを設定する。
    制御を適用するLANインターフェースと適用しないLANインターフェースを混在させる場合は、それぞれの受信処理が別々のCPUコアで実施されるようにCPUスケジューリング機能を設定する必要がある。
    [ノート]
    無受信時スリープ制御の概要についてはsystem power-saving useコマンドのリファレンスを参照のこと。
  18. コマンドラインから以下を設定したとき、再起動を促す注意喚起メッセージを表示するようにした。

  19. コマンドラインからOSPF、BGPを設定したとき、configure refreshコマンドの実行を促す注意喚起メッセージを表示するようにした。

  20. シリアルポート経由でコンソールにアクセスできるようにした。

    ○シリアルポートのボーレートの設定

    [書式]
    set-serial-baudrate rate
    [設定値及び初期値]
    • rate
      • [設定値] : ボーレート (9600 / 19200 / 38400 / 57600 / 115200)
      • [初期値] :
        • 115200 (vRX Amazon EC2 版)
        • 9600 (vRX VMware ESXi 版)
    [説明]
    シリアルポートのボーレートを設定する。
    [ノート]
    vRX Amazon EC2 版 は Rev.20.00.03 以降で使用可能。
    vRX VMware ESXi 版 は Rev.20.01.03 以降で使用可能。
  21. 本機にアクセスするときのセキュリティーを強化した。

    1. ログイン時のユーザー認証を必須にした。
      • 無名ユーザーが廃止されるため、login passwordコマンドは使用できなくなる
      • パスワード認証または公開鍵認証(SSH、SFTPのみ)を必須にした
    2. 工場出荷状態で利用できる初期管理ユーザー (ユーザー名:ec2-user、パスワード:admin ) を新設した。
      初期パスワードによるログインはシリアルコンソール、およびLAN1が属するIPセグメントからのみ可能。
    3. ログインに3回連続で失敗したとき、1分間ログインできなくなるようにした。
    4. 非常用パスワードを廃止した。
  22. IPsecで、SHA384、およびSHA512に対応した。

    ○IKE が用いるハッシュアルゴリズムの設定

    [書式]
    ipsec ike hash gateway_id algorithm
    no ipsec ike hash gateway_id [algorithm]
    [設定値及び初期値]
    • gateway_id
      • [設定値] : セキュリティ・ゲートウェイの識別子
      • [初期値] : -
    • algorithm
      • [設定値] :
        設定値 説明
        md5 MD5
        sha SHA-1
        sha256 SHA-256
        sha384 SHA-384 ★
        sha512 SHA-512 ★
      • [初期値] : sha
    [説明]
    IKE が用いるハッシュアルゴリズムを設定する。
    始動側として働く場合に、本コマンドで設定されたアルゴリズムを提案する。応答側として働く場合は本コマンドの設定に関係なく、サポートされている任意のアルゴリズムを用いることができる。
    ただし、IKEv1 で ipsec ike negotiate-strictly コマンドが on の場合は、応答側であっても設定したアルゴリズムしか利用できない。
    [ノート]
    IKEv2 では、 IKEv1のハッシュアルゴリズムに相当する折衝パラメーターとして、認証アルゴリズム (Integrity Algorithm) と PRF(Pseudo-Random Function)がある。IKEv2 で ipsec ike proposal-limitation コマンドが on に設定されているとき、本コマンドで設定されたアルゴリズムを提案する。ipsec ike proposal-limitation コマンドが off に設定されているとき、または、ipsec ike proposal-limitation コマンドに対応していない機種では、本コマンドの設定にかかわらず、サポートするすべてのアルゴリズムを同時に提案し、相手側セキュリティ・ゲートウェイに選択させる。また応答側として働く場合は、提案されたものからより安全なアルゴリズムを選択する。

    IKEv2 でサポート可能な認証アルゴリズム及び応答時の選択の優先順位は以下の通り。
    HMAC-SHA2-512-256 > HMAC-SHA2-384-192 > HMAC-SHA2-256-128 > HMAC-SHA-1-96 > HMAC-MD5-96 ★

    また、 IKEv2 でサポート可能な PRF 、及び応答選択時の優先順位は以下の通り。
    HMAC-SHA2-512 > HMAC-SHA2-384 > HMAC-SHA2-256 > HMAC-SHA-1 > HMAC-MD5 ★

    ○SA のポリシーの定義

    [書式]
    ipsec sa policy policy_id gateway_id ah [ah_algorithm] [local-id=local-id] [remote-id=remote-id] [anti-replay-check=check]
    ipsec sa policy policy_id gateway_id esp [esp_algorithm] [ah_algorithm] [anti-replay-check=check]
    no ipsec sa policy policy_id [gateway_id]
    [設定値及び初期値]
    • policy_id
      • [設定値] : ポリシーID(1..2147483647)
      • [初期値] : -
    • gateway_id
      • [設定値] : セキュリティ・ゲートウェイの識別子
      • [初期値] : -
    • ah : 認証ヘッダ (Authentication Header) プロトコルを示すキーワード
      • [初期値] : -
    • esp : 暗号ペイロード (Encapsulating Security Payload) プロトコルを示すキーワード
      • [初期値] : -
    • ah_algorithm : 認証アルゴリズム
      • [設定値] :
        設定値 説明
        md5-hmac HMAC-MD5
        sha-hmac HMAC-SHA-1
        sha256-hmac HMAC-SHA2-256
        sha384-hmac HMAC-SHA2-384 ★
        sha512-hmac HMAC-SHA2-512 ★
      • [初期値] :
        • sha-hmac ( AHプロトコルの場合 )
        • - ( ESPプロトコルの場合 )
    • esp_algorithm : 暗号アルゴリズム
      • [設定値] :
        設定値 説明
        3des-cbc 3DES-CBC
        des-cbc DES-CBC
        aes-cbc AES128-CBC
        aes256-cbc AES256-CBC
      • [初期値] : aes-cbc
    • local-id
      • [設定値] : 自分側のプライベートネットワーク
      • [初期値] : -
    • remote-id
      • [設定値] : 相手側のプライベートネットワーク
      • [初期値] : -
    • check
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on シーケンス番号のチェックを行う
        off シーケンス番号のチェックを行わない
      • [初期値] : on
    [説明]
    SA のポリシーを定義する。
    この定義はトンネルモードおよびトランスポートモードの設定に必要である。この定義は複数のトンネルモードおよびトランスポートモードで使用できる。

    local-idremote-id には、カプセル化したいパケットの始点/終点アドレスの範囲をネットワークアドレスで記述する。これにより、1 つのセキュリティ・ゲートウェイに対して、複数の IPsec SA を生成し、IP パケットの内容に応じて SA を使い分けることができるようになる。

    CHECK=on の場合、受信パケット毎にシーケンス番号の重複や番号順のチェックを行い、エラーとなるパケットは破棄する。 破棄する際には debug レベルで
    [IPSEC] sequence difference
    [IPSEC] sequence number is wrong
    といったログが記録される。
    相手側が、トンネルインタフェースでの優先/帯域制御を行っている場合、シーケンス番号の順序が入れ替わってパケットを受信することがある。その場合、実際にはエラーではないのに上のログが表示され、パケットが破棄されることがあるので、そのような場合には設定を off にするとよい。

    IKEv2 では、ipsec ike proposal-limitation コマンドが on に設定されているとき、本コマンドの ah_algorithm、および esp_algorithm パラメーターで設定されたアルゴリズムを提案する。ipsec ike proposal-limitation コマンドが off に設定されているときは、本コマンドの設定にかかわらず、サポートするすべてのアルゴリズムを同時に提案し、相手側セキュリティ・ゲートウェイに選択させる。また応答側として働く場合は受け取った提案から以下の優先順位でアルゴリズムを選択する。
    • 認証アルゴリズム

      HMAC-SHA2-512 > HMAC-SHA2-384 > HMAC-SHA2-256 > HMAC-SHA-1 > HMAC-MD5 ★

    • 暗号アルゴリズム

      AES256-CBC > AES192-CBC > AES128-CBC > 3DES-CBC > DES-CBC

      ※IKEv2でのみAES192-CBCをサポートする。ただし、コマンドでAES192-CBCを選択することはできない。

    また、IKEv2 では local-idremote-id パラメーターに関しても効力を持たない。
    [ノート]
    双方で設定する local-idremote-id は一致している必要がある。
  23. 以下のコマンドで、ルーター広告で配布するRDNSSオプションに任意のDNSサーバーアドレスを指定できるようにした。

    ○ルーター広告で配布するRDNSSオプション の定義

    [書式]
    ipv6 nd ra-rdnss RDNSS_ID DNS_IPV6_ADDRESS [DNS_IPV6_ADDRESS...] [OPTION=VALUE]
    no ipv6 nd ra-rdnss RDNSS_ID [...]
    [設定値及び初期値]
    • RDNSS_ID
      • [設定値] : RDNSSオプション番号(1..21474836)
      • [初期値] : -
    • DNS_IPV6_ADDRESS
      • [設定値] :
        設定値 説明
        dhcpv6 DHCPv6で通知されたDNSサーバーのIPv6アドレス
        ipv6_address 任意のDNSサーバーのIPv6アドレス
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUE の列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        lifetime 秒数、infinity DNSサーバーの有効時間 (0..4294967294 秒)infinity はDNSサーバーを無期限で使用できることを示す。
      • [初期値] :
        • lifetime = ipv6 rtadv sendコマンドのルーター広告を送信する最大間隔(max-rtr-adv-interval)の3倍
    [説明]
    ルーター広告で配布するRDNSSオプションを定義する。実際に広告するためには、ipv6 rtadv send コマンドの RDNSSオプションの設定が必要である。
    DNS_IPV6_ADDRESS は最大3つまで指定可能。

    ○ルーター広告の送信の制御

    [書式]
    ipv6 INTERFACE rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    ipv6 pp rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    no ipv6 INTERACE rtadv send [...]
    no ipv6 pp rtadv send [...]
    [設定値及び初期値]
    • INTERFACE
      • [設定値] : LAN インタフェース名
      • [初期値] : -
    • PREFIX_ID
      • [設定値] : プレフィックス番号
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUE の列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        m_flag on、off managed address configuration フラグ。
        ルーター広告による自動設定とは別に、DHCP6 に代表されるルーター広告以外の手段によるアドレス自動設定をホストに許可させるか否かの設定。
        o_flag on、off other stateful configuration フラグ。
        ルーター広告以外の手段により IPv6 アドレス以外のオプション情報をホストに自動的に取得させるか否かの設定。
        max-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最大間隔 (4-1,800 秒 )
        min-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最小間隔 (3-1,350 秒 )
        adv-default-lifetime 秒数 ルーター広告によって設定される端末のデフォルト経路の有効時間 (0-9,000 秒 )
        adv-reachable-time ミリ秒数 ルーター広告を受信した端末が、ノード間で確認した到達性の有効時間(0-3,600,000 ミリ秒 )
        adv-retrans-time ミリ秒数 ルーター広告を再送する間隔 (0-4,294,967,295 ミリ秒 )
        adv-cur-hop-limit ホップ数 ルーター広告の限界ホップ数(0-255)
        mtu auto、off、バイト数 ルーター広告に MTUオプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。
        auto の場合はインタフェースの MTU を採用する。
        rdnss rdnss、off、dhcpv6、RDNSSオプション番号★ ルーター広告に RDNSSオプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。
        rdnss の場合はRAのRDNSSオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。
      • [初期値] :
        • m_flag = off
        • o_flag = off
        • max-rtr-adv-interval = 600
        • min-rtr-adv-interval = 200
        • adv-default-lifetime = 1800
        • adv-reachable-time = 0
        • adv-retrans-time = 0
        • adv-cur-hop-limit = 64
        • mtu = auto
        • rdnss = rdnss
    [説明]
    インタフェースごとにルーター広告の送信を制御する。送信されるプレフィックスとして、ipv6 prefix コマンドで設定されたものが用いられる。
    また、オプションとして m_flag および o_flag を利用して、管理するホストがルーター広告以外の自動設定情報をどのように解釈するかを設定することができる。オプションでは、送信するルーター広告の送信間隔や、ルーター広告に含まれる情報の設定を行うこともできる。
  24. IPv6の経路情報に変化があった時にメールで通知するか否かをmail notifyコマンドのオプションで設定できるようにした。

    ○メール通知のトリガーの設定

    [書式]
    mail notify id template_id trigger backup if_b [[range_b] if_b ...]
    mail notify id template_id trigger route route [route ...]
    mail notify id template_id trigger route6 route6 [route6 ...] ★
    mail notify id template_id trigger filter ethernet if_f dir_f [if_f dir_f ...]
    mail notify id template_id trigger status type [type ...]
    mail notify id template_id trigger intrusion if_i [range_i] dir_i [if_i [range_i] dir_i ...]
    mail notify id template_id trigger lan-map
    no mail notify id [...]
    [設定値及び初期値]
    • id
      • [設定値] : 設定番号(1..10)
      • [初期値] : -
    • template_id
      • [設定値] : テンプレートID(1..10)
      • [初期値] : -
    • if_b : メール通知を行うバックアップ対象のインターフェース
      • [設定値] :
        設定値 説明
        pp PPバックアップ
        lanN LANバックアップ
        tunnel TUNNELバックアップ
      • [初期値] : -
    • range_b
      • [設定値] :
        • インターフェース番号および範囲指定
        • pp,tunnelのみ(*,xx-yy,zz etc)
      • [初期値] : -
    • route
      • [設定値] :
        • ネットマスク付きの経路
        • default
      • [初期値] : -
    • route6
      • [設定値] :
        • プレフィックス長付きの経路
        • default
      • [初期値] : -
    • if_f
      • [設定値] : メール通知を行うイーサネットフィルタの設定されたLANインターフェース
      • [初期値] : -
    • dir_f : フィルタ設定の方向
      • [設定値] :
        設定値 説明
        in 受信方向
        out 送信方向
      • [初期値] : -
    • type : メール通知で通知する情報
      • [設定値] :
        設定値 説明
        all 全ての内容
        interface インターフェースの情報
        routing ルーティングの情報
        vpn VPN の情報
        nat NAT の情報
        firewall ファイアウォールの情報
        config-log 設定情報とログ
      • [初期値] : -
    • if_i : 不正アクセス検知設定のインターフェース
      • [設定値] :
        設定値 説明
        pp PPインターフェース
        lanN(N,M,N/M) LANインターフェース
        wan1 WANインターフェース
        tunnel TUNNELインターフェース
        * 全てのインターフェース
      • [初期値] : -
    • range_i
      • [設定値] :
        • インターフェース番号および範囲指定
        • lan(*,x)
        • pp,tunnel(*,x,xx-yy,zz etc)
      • [初期値] : -
    • dir_i : 不正アクセス検知設定の方向
      • [設定値] :
        設定値 説明
        in 受信方向
        out 送信方向
        in/out 受信/送信方向
      • [初期値] : -
    [説明]
    メール通知の行うトリガ動作の設定を行う。バックアップ、経路変更、イーサネットフィルタのログ表示、mail notify status exec コマンド実行時、および不正アクセス検知時をトリガとして指定できる。

    バックアップおよび経路については以下で設定されたものが対象となる。
    PPバックアップ pp backupコマンド
    LANバックアップ lan backupコマンド
    TUNNELバックアップ tunnel backupコマンド
    経路に対するバックアップ(IPv4) ip routeコマンド
    経路に対するバックアップ(IPv6) ipv6 routeコマンド ★
    イーサネットフィルタについてはログ表示されるものが対象となる。
    イーサネットフィルタ....... pass-log,reject-logパラメーターの定義
    内部状態を通知する場合は、mail notify status execコマンドを実行する必要がある。

    不正アクセス検知についてはip interface intrusion detectionコマンドの設定により検出されたものが通知対象となる。

    LAN マップによる異常検知については switch control use interface コマンドが設定された LAN インターフェースが対象となる。スナップショット機能による異常を含める場合は lan-map snapshot use interface コマンドを設定する必要がある。

    また、一つのテンプレートIDに所属するメール通知設定はまとめて処理される。
  25. ipv6 routeコマンドで、ゲートウェイにRAにて決定されるデフォルトゲートウェイの指定を追加した。

    ○IPv6 の経路情報の追加

    [書式]
    ipv6 route NETWORK gateway GATEWAY [PARAMETER] [gateway GATEWAY [PARAMETER]]
    no ipv6 route NETWORK [gateway...]
    [設定値及び初期値]
    • NETWORK
      • [設定値]
        設定値 説明
        IPv6 アドレス/プレフィックス長 送り先のホスト
        default デフォルト経路
      • [初期値] : -
    • GATEWAY : ゲートウェイ
      • [設定値] :
        • IP アドレス % スコープ識別子
        • pp peer_num [dlci=dlci] : PP インタフェースへの経路。"dlci=dlci" が指定された場合は、フレームリレーの DLCI への経路
          • peer_num
            • 相手先情報番号
            • anonymous
        • pp anonymous name=name
          設定値 説明
          name PAP/CHAP による名前
        • ra interface ★
          設定値 説明
          interface RA にて決定されるデフォルトゲートウェイを使う場合の、RAクライアントとして動作する LAN インタフェース名、ブリッジインタフェース名(送り先がDefaultの時のみ有効)
        • dhcp interface
          設定値 説明
          interface DHCP にて与えられるデフォルトゲートウェイを使う場合の、DHCP クライアントとして動作する LAN インタフェース名、ブリッジインタフェース名(送り先がDefaultの時のみ有効)
        • tunnel tunnel_num : トンネルインタフェースへの経路
        • LOOPBACK インタフェース名、NULL インタフェース名
      • [初期値] : -
    • PARAMETER : 以下のパラメータを空白で区切り複数設定可能
    • [設定値]
      設定値 説明
      metric metric メトリックの指定
      • metric
        • メトリック値 (1..15)
        • 省略時は 1
      hide 出力インタフェースが LAN インタフェース、または PP インタフェース、TUNNEL インタフェースの場合のみ有効なオプションで、回線が接続されている場合だけ経路が有効になることを意味する
    • [初期値] : -
    [説明]
    IPv6 の経路情報を追加する。
    LAN インタフェースが複数ある機種ではスコープ識別子でインタフェースを指定する必要がある。スコープ識別子には LAN インタフェース名を用いる。 LAN インタフェースがひとつである機種に関しては、スコープ識別子が省略されると LAN1 が指定されたものとして扱う。

    なお LOOPBACK インタフェース、NULL インタフェースは常にアップ状態なので、hide オプションは指定はできるものの意味はない。
    [ノート]
    PP インタフェースの dlci= オプションは、RTX5000、RTX3500 で指定可能。
    ra interface は、vRX Amazon EC2 版 Rev.19.00.08 以前、vRX VMware ESXi 版 Rev.19.01.09 以前、RTX5000、RTX3500、RTX1300 Rev.23.00.04 以前、RTX1220 Rev.15.04.04 以前、RTX1210、および RTX830 Rev.15.02.26 以前では指定不可能。
    ブリッジインタフェースは、vRX Amazon EC2 版、および RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.11 以前では指定不可能。
  26. IPv6 RAプロキシ機能で、DNSSLオプションに対応した。

    ○ルーター広告で配布するDNSSLオプションの定義

    [書式]
    ipv6 nd ra-dnssl DNSSL_ID DOMAIN_NAME [DOMAIN_NAME...] [OPTION=VALUE]
    no ipv6 nd ra-dnssl DNSSL_ID [...]
    [設定値及び初期値]
    • DNSSL_ID
      • [設定値] : DNSSLオプション番号(1..21474836)
      • [初期値] : -
    • DOMAIN_NAME
      • [設定値] :
        設定値 説明
        DOMAIN_NAME DNSSLオプションで通知するドメイン名
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUE の列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        lifetime 秒数、infinity DNSサーバーの有効時間 (0..4294967294 秒 )infinity はDNSサーバーを無期限で使用できることを示す。
      • [初期値] : lifetime = ipv6 interface rtadv sendコマンドのルーター広告を送信する最大間隔(max-rtr-adv-interval)の3倍
    [説明]
    ルーター広告で配布するDNSSLオプションを定義する。実際に広告するためには、 ipv6 interface rtadv send コマンドの dnsslオプションの設定が必要である。
    DOMAIN_NAME は最大3つまで指定可能。

    ○ルーター広告の送信の制御

    [書式]
    ipv6 INTERFACE rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    ipv6 pp rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    no ipv6 INTERACE rtadv send [...]
    no ipv6 pp rtadv send [...]
    [設定値及び初期値]
    • INTERFACE
      • [設定値] : LAN インタフェース名
      • [初期値] : -
    • PREFIX_ID
      • [設定値] : プレフィックス番号
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUE の列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        m_flag on、off managed address configuration フラグ。ルーター広告による自動設定とは別に、DHCP6 に代表されるルーター広告以外の手段によるアドレス自動設定をホストに許可させるか否かの設定。
        o_flag on、off other stateful configuration フラグ。ルーター広告以外の手段により IPv6 アドレス以外のオプション情報をホストに自動的に取得させるか否かの設定。
        max-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最大間隔 (4-1,800 秒 )
        min-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最小間隔 (3-1,350 秒 )
        adv-default-lifetime 秒数 ルーター広告によって設定される端末のデフォルト経路の有効時間 (0-9,000 秒)
        adv-reachable-time ミリ秒数 ルーター広告を受信した端末が、ノード間で確認した到達性の有効時間(0-3,600,000 ミリ秒 )
        adv-retrans-time ミリ秒数 ルーター広告を再送する間隔 (0-4,294,967,295 ミリ秒 )
        adv-cur-hop-limit ホップ数 ルーター広告の限界ホップ数(0-255)
        mtu auto、off、バイト数 ルーター広告に MTU オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。auto の場合はインタフェースの MTU を採用する。
        rdnss rdnss、off、dhcpv6、RDNSSオプション番号 ルーター広告に RDNSS オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。rdnss の場合はRAのRDNSSオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。
        dnssl dnssl、off、DNSSLオプション番号 ルーター広告に DNSSL オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。dnssl の場合はRAのDNSSLオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。・・・★
      • [初期値] :
        • m_flag = off
        • o_flag = off
        • max-rtr-adv-interval = 600
        • min-rtr-adv-interval = 200
        • adv-default-lifetime = 1800
        • adv-reachable-time = 0
        • adv-retrans-time = 0
        • adv-cur-hop-limit = 64
        • mtu = auto
        • rdnss = rdnss
        • dnssl = dnssl ・・・★
    [説明]
    インタフェースごとにルーター広告の送信を制御する。送信されるプレフィックスとして、ipv6 prefix コマンドで設定されたものが用いられる。
    また、オプションとして m_flag および o_flag を利用して、管理するホストがルーター広告以外の自動設定情報をどのように解釈するかを設定することができる。
    オプションでは、送信するルーター広告の送信間隔や、ルーター広告に含まれる情報の設定を行うこともできる。
  27. IPv6 RAプロキシ機能で、経路情報オプションに対応した。

    ○ルーター広告で配布する経路情報オプションの定義

    [書式]
    ipv6 nd ra-route-info ROUTE_INFO_ID PREFIX/PREFIX_LEN [OPTION=VALUE]
    no ipv6 nd ra-route-info ROUTE_INFO_ID [...]
    [設定値及び初期値]
    • ROUTE_INFO_ID
      • [設定値] : 経路情報オプション番号(1..21474836)
      • [初期値] : -
    • PREFIX
      • [設定値] : プレフィックス
      • [初期値] : -
    • PREFIX_LEN
      • [設定値] : プレフィックス長
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUE の列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        prf_flag high、medium、low Route Preferenceフラグ。経路の優先度を示す設定。
        lifetime 秒数、infinity 経路情報の有効時間 (0..4294967294 秒 )infinity は経路情報を無期限で使用できることを示す。
      • [初期値] :
        • prf_flag = medium
        • lifetime = ipv6 interface rtadv sendコマンドのルーター広告を送信する最大間隔(max-rtr-adv-interval)の3倍
    [説明]
    ルーター広告で配布する経路情報オプションを定義する。実際に広告するためには、ipv6 interface rtadv send コマンドの route-infoオプションの設定が必要である。

    ○ルーター広告の送信の制御

    [書式]
    ipv6 INTERFACE rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    ipv6 pp rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    no ipv6 INTERACE rtadv send [...]
    no ipv6 pp rtadv send [...]
    [設定値及び初期値]
    • INTERFACE
      • [設定値] : LAN インタフェース名
      • [初期値] : -
    • PREFIX_ID
      • [設定値] : プレフィックス番号
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUE の列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        m_flag on、off managed address configuration フラグ。ルーター広告による自動設定とは別に、DHCP6 に代表されるルーター広告以外の手段によるアドレス自動設定をホストに許可させるか否かの設定。
        o_flag on、off other stateful configuration フラグ。ルーター広告以外の手段により IPv6 アドレス以外のオプション情報をホストに自動的に取得させるか否かの設定。
        max-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最大間隔 (4-1,800 秒 )
        min-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最小間隔 (3-1,350 秒 )
        adv-default-lifetime 秒数 ルーター広告によって設定される端末のデフォルト経路の有効時間 (0-9,000 秒 )
        adv-reachable-time ミリ秒数 ルーター広告を受信した端末が、ノード間で確認した到達性の有効時間 (0-3,600,000 ミリ秒 )
        adv-retrans-time ミリ秒数 ルーター広告を再送する間隔 (0-4,294,967,295 ミリ秒 )
        adv-cur-hop-limit ホップ数 ルーター広告の限界ホップ数 (0-255)
        mtu auto、off、バイト数 ルーター広告に MTU オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。auto の場合はインタフェースの MTU を採用する。
        route-info route-info、off、経路情報オプション番号 ルーター広告に経路情報オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。route-infoの場合はRAの経路情報オプションで割り当てられた経路情報を通知する。 ★
        rdnss rdnss、off、dhcpv6、RDNSSオプション番号 ルーター広告に RDNSS オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。rdnss の場合はRAのRDNSSオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。
        dnssl dnssl、off、DNSSLオプション番号 ルーター広告に DNSSL オプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。dnssl の場合はRAのDNSSLオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。
      • [初期値] :
        • m_flag = off
        • o_flag = off
        • max-rtr-adv-interval = 600
        • min-rtr-adv-interval = 200
        • adv-default-lifetime = 1800
        • adv-reachable-time = 0
        • adv-retrans-time = 0
        • adv-cur-hop-limit = 64
        • mtu = auto
        • route-info = route-info ★
        • rdnss = rdnss
        • dnssl = dnssl
    [説明]
    インタフェースごとにルーター広告の送信を制御する。送信されるプレフィックスとして、ipv6 prefix コマンドで設定されたものが用いられる。
    また、オプションとして m_flag および o_flag を利用して、管理するホストがルーター広告以外の自動設定情報をどのように解釈するかを設定することができる。
    オプションでは、送信するルーター広告の送信間隔や、ルーター広告に含まれる情報の設定を行うこともできる。
  28. 動的フィルターによって管理されているコネクションのピーク値を表示、およびクリアするコマンドを追加した。

    ○動的フィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値を表示

    [書式]
    show ip connection peak
    [説明]
    動的なフィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値を表示する。
    ピーク値は以下の操作でクリアされる。
    • ルーターを再起動したとき
    • IPフィルターの設定を変更したとき
    • Web GUI に対応している機種の場合、ダッシュボードの[Live]-[動的フィルターセッション数]ガジェットで「ピーク値のクリア」を実行したとき
    • clear ip connection peakコマンドを実行したとき

    ○動的フィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値を表示

    [書式]
    show ipv6 connection peak
    [説明]
    動的なフィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値を表示する。
    ピーク値は以下の操作でクリアされる。
    • ルーターを再起動したとき
    • IPv6フィルターの設定を変更したとき
    • Web GUI に対応している機種の場合、ダッシュボードの[Live]-[動的フィルターセッション数]ガジェットで「ピーク値のクリア」を実行したとき
    • clear ipv6 connection peakコマンドを実行したとき

    ○動的フィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値をクリア

    [書式]
    clear ip connection peak
    [説明]
    動的なフィルターによって管理されているIPv4コネクションのピーク値をクリアする。

    ○動的フィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値をクリア

    [書式]
    clear ipv6 connection peak
    [説明]
    動的なフィルターによって管理されているIPv6コネクションのピーク値をクリアする。
  29. IPマスカレードで管理しているセッションのピーク値を表示、およびクリアするコマンドを追加した。

    ○IPマスカレードで管理しているセッションのピーク値を表示

    [書式]
    show nat descriptor masquerade session peak [nat_descriptor]
    [設定値及び初期値]
    • nat_descriptor
      • [設定値] :
        • NAT ディスクリプタ番号 (1..2147483647)
        • nat_descriptor 省略時はすべての NAT ディスクリプタについて表示する。
      • [初期値] : -
    [説明]
    IP マスカレードで管理しているセッションがピークを記録したときのセッション数と時刻を表示する。また、ピークを記録したときにセッション数の多かったホストを上位 5 件表示する。

    ピーク値は以下の操作でクリアされる。
    • ルーターを再起動したとき
    • NAT ディスクリプタの設定を変更したとき
    • clear nat descriptor masquerade session peak コマンドを実行したとき
    • Web GUI に対応している機種の場合、ダッシュボードの [Live]-[NATセッション数] ガジェットで「ピーク値のクリア」を実行したとき
    [ノート]
    静的 IP マスカレードエントリから派生して生成された IP マスカレードエントリは表示されない。

    本コマンドは、nat descriptor backward-compatibility コマンドで、type パラメータを 2 または 3 に設定した場合のみ使用可能である。

    ○IPマスカレードで管理しているセッションのピーク値をクリア

    [書式]
    clear nat descriptor masquerade session peak [nat_descriptor]
    [設定値及び初期値]
    • nat_descriptor
      • [設定値] :
        • NAT ディスクリプタ番号 (1..2147483647)
        • nat_descriptor 省略時はすべての NAT ディスクリプタをクリアする。
      • [初期値] : -
    [説明]
    IP マスカレードで管理しているセッションのピーク値をクリアする。
    [ノート]
    本コマンドは、nat descriptor backward-compatibility コマンドで、type パラメータを 2 または 3 に設定した場合のみ使用可能である。

■仕様変更

  1. リビジョン番号をRev.19系からRev.20系に変更した。

  2. 利用規約を改定した。

    改定履歴は、仮想ルーター vRX 技術資料の「利用規約」を参照してください。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/vrx/index.html#agreement

  3. IPIPトンネルで、L2TP/IPsecおよびL2TPv3に対応した。
    ただし、IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6 接続のサービスでは、契約形態により制限があるため、以下の技術資料をご確認のうえ、ご利用ください。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/ipoe_46/available_ipoe_46.html

  4. IPv6 IPsecトンネルの通信負荷に対するトンネル接続維持能力を向上させた。IPv6 IPsecトンネルで、接続する対向機器数が多い場合に効果が期待できる。

  5. IPv6の処理性能を改善した。

  6. FQDNフィルター機能の処理性能を改善した。

  7. vRXファイルシステムで、NFSによる外部ストレージをマウントするときにSunRPCポートを開放するようにした。
    また、NFSによってマウントされた外部ストレージがすべてアンマウントされたときにはSunRPCポートを閉じるようにした。

  8. MTUが1280未満のICMPv6 Packet-Too-Bigメッセージを受信したとき、IPv6フラグメントヘッダーを付けずに応答するようにした。

  9. SNMPで、「SNMPのインターフェース番号」と「vRXのインターフェース」との対応を変更した。

    詳細は、以下のFAQをご確認ください。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/SNMP/interface-number.html

  10. パケット処理能力に余裕がある場合に、CPUコア0以外をスリープ状態に移行させる機能を有効化した。

  11. SNMPのifTable、および、yrIfClassTableで、PP AnonymusのQoS向けのMIB変数を取得できないようにした。

  12. Luaスクリプト機能で、rt.httprequest関数のHTTPリクエスト設定テーブルのurlフィールドの最大文字数を半角255文字から半角2048文字に変更した。

  13. メモリー使用量を削減した。

  14. 起動処理を高速化した。

  15. 経路情報を削除するときの処理負荷を軽減した。

  16. 以下の環境で、1Gbps以下の基本ライセンスを適用またはQoSを有効化した状態における無通信時のCPU使用量を削減した。

  17. コンパクトモード時のIKEパケットキュー長の設定範囲を1,000以上4,000以下から6,000以上24,000以下に変更した。
    また、初期値を2,000から12,000に変更した。

  18. コンパクトモード時のIKE XAUTH, EAP-MD5認証に使用するユーザーおよびユーザーグループの最大設定可能数を1,000から6,000に拡大した。

  19. コンパクトモード時のVPN最大設定可能数とIPキープアライブ最大設定可能数を1,000から6,000に拡大した。
    なお、動作保証対象の最大設定数はいずれも1,000に据え置く。

  20. コンパクトモード時のフローテーブル最大エントリー数の設定上限を131,072から1,000,000に拡大した。

  21. コンパクトモードでの動作に必要な仮想RAMサイズを4GBから2GBに引き下げた。ただし、4GB未満の場合は動作保証対象のVPN最大設定可能数が100となる。

  22. 再起動またはシャットダウン中であることを示すメッセージを、ログイン状態の各種コンソールに加え、ログアウト状態のシリアルコンソールおよび仮想マシンコンソールにも出力するようにした。

  23. 有効期間外の基本ライセンスがインポートされているとき、以下のSYSLOGをライセンスの状態が反映されるタイミングにINFOレベルで出力するようにした。
    ただし、有効期間内の基本ライセンスがインポートされている場合は出力しない。

  24. 仮想マシンコンソールへのログイン・ログアウト時に出力されるSYSLOGに含まれるコンソール名称を"Serial"から"VM console"に変更した。

  25. 起動時にコンソールに表示される製品情報からイーサネットアドレスを削除した。

  26. OVAファイルをVMware ESXiへデプロイする際に選択する「デプロイタイプ」に以下を追加した。

  27. CONFIG保存中に再起動またはシャットダウンを行う際に、CONFIGが破損する可能性を低減した。

  28. Hugeグループのパケットバッファのサイズを最適化した。

  29. 動的フィルター機能の処理性能を改善した。

  30. IPv6 RAプロキシ機能で、RDNSSオプションに対応した。

    ○ルーター広告の送信の制御

    [書式]
    ipv6 INTERFACE rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    ipv6 pp rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    no ipv6 INTERFACE rtadv send [...]
    no ipv6 pp rtadv send [...]
    [設定値及び初期値]
    • INTERFACE
      • [設定値] : LANインタフェース名
      • [初期値] : -
    • PREFIX_ID
      • [設定値] : プレフィックス番号
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUEの列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        m_flag on、off managed address configurationフラグ。ルーター広告による自動設定とは別に、DHCP6に代表されるルーター広告以外の手段によるアドレス自動設定をホストに許可させるか否かの設定。
        o_flag on、off other stateful configurationフラグ。ルーター広告以外の手段によりIPv6アドレス以外のオプション情報をホストに自動的に取得させるか否かの設定。
        max-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最大間隔 (4-1,800秒)
        min-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最小間隔 (3-1,350秒)
        adv-default-lifetime 秒数 ルーター広告によって設定される端末のデフォルト経路の有効時間 (0-9,000秒)
        adv-reachable-time ミリ秒数 ルーター広告を受信した端末が、ノード間で確認した到達性の有効時間 (0-3,600,000ミリ秒)
        adv-retrans-time ミリ秒数 ルーター広告を再送する間隔(0-4,294,967,295ミリ秒)
        adv-cur-hop-limit ホップ数 ルーター広告の限界ホップ数(0-255)
        mtu auto、off、バイト数 ルーター広告にMTUオプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。autoの場合はインタフェースのMTUを採用する。
        rdnss rdnss、off、dhcpv6 ルーター広告にRDNSSオプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。rdnssの場合はRAのRDNSSオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。 ★
      • [初期値] :
        • m_flag = off
        • o_flag = off
        • max-rtr-adv-interval = 600
        • min-rtr-adv-interval = 200
        • adv-default-lifetime = 1800
        • adv-reachable-time = 0
        • adv-retrans-time = 0
        • adv-cur-hop-limit = 64
        • mtu = auto
        • rdnss = rdnss ★
    [説明]
    インタフェースごとにルーター広告の送信を制御する。送信されるプレフィックスとして、ipv6 prefixコマンドで設定されたものが用いられる。
    また、オプションとしてm_flagおよびo_flagを利用して、管理するホストがルーター広告以外の自動設定情報をどのように解釈するかを設定することができる。
    オプションでは、送信するルーター広告の送信間隔や、ルーター広告に含まれる情報の設定を行うこともできる。
  31. ipsec ike keepalive useコマンドで、send-only-new-saオプションにautoを指定できるようにした。また、当オプションの初期値をoffからautoに変更した。

    ○IKE キープアライブ機能の設定

    [書式]
    ipsec ike keepalive use gateway_id switch [down=disconnect] [send-only-new-sa=send]
    ipsec ike keepalive use gateway_id switch heartbeat [interval count [upwait]] [down=disconnect] [send-only-new-sa=send]
    ipsec ike keepalive use gateway_id switch icmp-echo ip_address [length=length] [interval count [upwait]] [down=disconnect]
    ipsec ike keepalive use gateway_id switch dpd [interval count [upwait]]
    ipsec ike keepalive use gateway_id switch rfc4306 [interval count [upwait]]
    no ipsec ike keepalive use gateway_id [switch ....]
    [設定値及び初期値]
    • gateway_id
      • [設定値] : セキュリティ・ゲートウェイの識別子
      • [初期値] : -
    • switch : キープアライブの動作
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on キープアライブを使用する
        off キープアライブを使用しない
        auto 対向のルーターがキープアライブを送信するときに限って送信する
        (heartbeat 、 rfc4306 でのみ有効 )
      • [初期値] : auto
    • ip_address
      • [設定値] : ping を送信する宛先の IP アドレス (IPv4/IPv6)
      • [初期値] : -
    • length
      • [設定値] : ICMP echo のデータ部の長さ (64..1500)
      • [初期値] : 64
    • interval
      • [設定値] : キープアライブパケットの送信間隔秒数 (1..600)
      • [初期値] : 10
    • count
      • [設定値] : キープアライブパケットが届かないときに障害とみなすまでの試行回数 (1..50)
      • [初期値] : 6
    • upwait
      • [設定値] : IPsec SA が生成されてから実際にトンネルインタフェースを有効にするまでの時間 (0..1000000)
      • [初期値] : 0
    • send
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on 新旧の SA が混在する場合、新しい SA のみに対してキープアライブパケットを送信する
        off 新旧の SA が混在する場合、新旧 SA の両方に対してキープアライブパケットを送信する
        auto★ 新旧の SA が混在する場合、対向からの古い SA に対するキープアライブパケットを受信した場合のみ新旧 SA の両方に対してキープアライブパケットを送信し、そうでない場合は新しい SA のみに対してキープアライブパケットを送信する
      • [初期値] : auto ★
    [説明]
    IKE キープアライブの動作を設定する。
    本コマンドは、動作するIKEのバージョンによって以下のように動作が異なる。
    • IKEv1

      キープアライブの方式としては、heartbeat、ICMP Echo、DPD(RFC3706) の 3 種類から選ぶことができる。第 1 書式は自動的に heartbeat 書式となる。
      heartbeat 書式を利用するには第 1 、第 2 書式を使用する。 heartbeat 方式において switch パラメータが auto に設定されている場合は、相手から heartbeat パケットを受信したときだけ heartbeat パケットを送信する。従って、双方の設定が auto になっているときには、 IKE キープアライブは動作しない。
      ICMP Echo を利用するときには第 3 書式を使用し、送信先の IP アドレスを設定する。オプションとして、 ICMP Echo のデータ部の長さを指定することができる。この方式では、switch パラメータが auto でも on の場合と同様に動作する。
      DPD を利用するときには第 4 書式を使用する。この方式では switch パラメータが auto でも on の場合と同様に動作する。
      その他、 IKEv1 で対応していない方式 ( 書式 ) が設定されている場合は、代替方式として heartbeat で動作する。このとき、 switchcountintervalupwait パラメータは設定内容が反映される。

    • IKEv2

      キープアライブの方式として、RFC4306(IKEv2 標準 ) 、 ICMP Echo の 2 種類から選ぶことができる。第 1 書式は自動的に RFC4306 方式となる。
      switch パラメータが auto の場合には、 RFC4306 方式のキープアライブパケットを受信したときだけ応答パケットを送信する。なお、 IKEv2 ではこの方式のキープアライブパケットには必ず応答しなければならないため、 switch パラメータが auto でも off の場合でも同様に動作する。
      ICMP Echo を利用するときには第 3 書式を使用し、送信先のIPアドレスを設定する。 オプションとして、ICMP Echo のデータ部の長さを指定することができる。この方式では、switch パラメータが auto でも on の場合と同様に動作する。
      その他、 IKEv2 で対応していない方式 ( 書式 ) が設定されている場合は、代替方式として RFC4306 で動作する。このとき、 switchcountintervalupwait パラメータは設定内容が反映される。

    [ノート]
    相手先が PP インタフェースの先にある場合、down オプションを指定することができる。down オプションを指定すると、キープアライブダウン検出時と IKE の再送回数満了時に PP インタフェースの切断を行うことができる。網側の状態などで PP インタフェースの再接続によりトンネル確立状態の改善を望める場合に利用することができる。

    キープアライブの方式として heartbeat を使用する場合、send-only-new-sa オプションを指定することができる。send-only-new-sa オプションに on を設定すると、鍵交換後の新旧のSAが混在するときに新しい SA のみに対してキープアライブパケットを送信するようになり、鍵交換時の負荷を軽減することができる。auto を設定すると、対向からの古い SA に対するキープアライブパケットを受信した場合のみこちらからも古い SA に対してキープアライブパケットを送信し、そうでない場合は on を設定したときと同様に動作する。★

    send-only-new-sa オプションに対応していないヤマハルーターとトンネルを構築する場合は、send-only-new-sa オプションを on に設定しているとトンネルがダウンするため、auto または off に設定しておかなければならない。

    length パラメータで指定するのは ICMP データ部分の長さであり、IP パケット全体の長さではない。
    同じ相手に対して、複数の方法を併用することはできない。
    また auto の指定は、vRXのRev.19.00.08 以前、Rev.19.01.09以前、RTX5000、RTX3500、RTX1220、RTX1210、および RTX830 では不可能。
  32. 以下のselectコマンドがエラーとなったとき、プロンプトがselectコマンドの対象を選択していない状態 (none) に遷移するようにした。

  33. ipv6 rtadv sendコマンドにprf_flagオプションを追加した。

    ○ルーター広告の送信の制御

    [書式]
    ipv6 INTERFACE rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    ipv6 pp rtadv send PREFIX_ID [PREFIX_ID...] [OPTION=VALUE...]
    no ipv6 INTERFACE rtadv send [...]
    no ipv6 pp rtadv send [...]
    [設定値及び初期値]
    • INTERFACE
      • [設定値] : LANインターフェース名
      • [初期値] : -
    • PREFIX_ID
      • [設定値] : プレフィックス番号
      • [初期値] : -
    • OPTION=VALUE : NAME=VALUEの列
      • [設定値] :
        NAME VALUE 説明
        m_flag on、off managed address configurationフラグ。ルーター広告による自動設定とは別に、DHCP6に代表されるルーター広告以外の手段によるアドレス自動設定をホストに許可させるか否かの設定。
        o_flag on、off other stateful configurationフラグ。ルーター広告以外の手段によりIPv6アドレス以外のオプション情報をホストに自動的に取得させるか否かの設定。
        prf_flag high、medium、low Default Router Preferenceフラグ。ルーター広告の優先度を示す設定。 ★
        max-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最大間隔 (4-1,800秒)
        min-rtr-adv-interval 秒数 ルーター広告を送信する最小間隔 (3-1,350秒)
        adv-default-lifetime 秒数 ルーター広告によって設定される端末のデフォルト経路の有効時間 (0-9,000秒)
        adv-reachable-time ミリ秒数 ルーター広告を受信した端末が、ノード間で確認した到達性の有効時間 (0-3,600,000ミリ秒)
        adv-retrans-time ミリ秒数 ルーター広告を再送する間隔(0-4,294,967,295ミリ秒)
        adv-cur-hop-limit ホップ数 ルーター広告の限界ホップ数(0-255)
        mtu auto、off、バイト数 ルーター広告にMTUオプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。autoの場合はインターフェースのMTUを採用する。
        rdnss rdnss、off、dhcpv6 ルーター広告にRDNSSオプションを含めるか否かと、含める場合の値の設定。rdnssの場合はRAのRDNSSオプションで割り当てられたサーバー群を通知する。
      • [初期値] :
        • m_flag = off
        • o_flag = off
        • prf_flag = medium ★
        • max-rtr-adv-interval = 600
        • min-rtr-adv-interval = 200
        • adv-default-lifetime = 1800
        • adv-reachable-time = 0
        • adv-retrans-time = 0
        • adv-cur-hop-limit = 64
        • mtu = auto
        • rdnss = rdnss
    [説明]
    インターフェースごとにルーター広告の送信を制御する。送信されるプレフィックスとして、ipv6 prefixコマンドで設定されたものが用いられる。
    また、オプションとしてm_flagおよびo_flagを利用して、管理するホストがルーター広告以外の自動設定情報をどのように解釈するかを設定することができる。
    オプションでは、送信するルーター広告の送信間隔や、ルーター広告に含まれる情報の設定を行うこともできる。
  34. ipsec ike local idコマンド、およびipsec ike remote idコマンドを設定したとき、SAの削除およびIKEの初期化を行うようにした。

  35. ip flow timerコマンドで、FIN/RSTビットのセットされたTCPパケットの寿命の初期値を5秒に変更した。

    ○フローテーブルの各エントリの寿命を設定する

    [書式]
    ip flow timer protocol time
    no ip flow timer protocol [time]
    [設定値及び初期値]
    • protocol
      • [設定値]
        設定値 説明
        tcp TCP パケット
        udp UDP パケット
        icmp ICMP パケット
        slow FIN/RST ビットのセットされた TCP パケット
      • [初期値]
        • tcp = 900
        • udp = 30
        • icmp = 30
        • slow =
          • 5 (RTX830 Rev.15.02.27 以降、RTX1300 Rev.23.00.05 以降、vRX (EC2) Rev.20.00.03以降, vRX (ESXi) Rev.20.01.03以降)★
          • 30 (上記以外)★
    • time
      • [設定値] : 秒数 (1..21474836)
      • [初期値] : -
    [説明]
    フローテーブルの各エントリの寿命をプロトコル毎に設定する。
    FIN/RSTの通過したエントリには 'slow' が適用される。
    NATや動的フィルターを使用している場合には、それらのエントリの寿命が適用される。
  36. tunnel templateコマンドを実行したときの処理時間を短縮した。また、tunnel templateコマンド実行時に進捗状況を示すメッセージを出力するようにした。

  37. 以下のコマンドで、仮想マシンコンソールの接続種別を"serial"から"vm-console"に変更した。

    user attributeコマンドでconnection属性を設定していた場合、リビジョンアップ後に connection属性に"vm-console" を追加しない限り仮想マシンコンソールからの接続ができなくなりますのでご注意ください。

    ○他のユーザの接続の強制切断

    [書式]
    disconnect user USER [/CONNECTION[no]]
    disconnect user [USER]/CONNECTION[no]
    [設定値及び初期値]
    • USER
      • [設定値] : ユーザ名
      • [初期値] : -
    • CONNECTION : 接続種別
      • [設定値] :
        設定値 説明
        telnet TELNET による接続
        serial シリアルコンソールからの接続
        vm-console 仮想マシンコンソールからの接続 ★
        remote リモートセットアップによる接続
        ssh SSH による接続
        sftp SFTP による接続
      • [初期値] : -
    • no
      • [設定値] : 接続番号
      • [初期値] : -
    [説明]
    他ユーザの接続を切断する。
    show status user コマンドで表示された接続状況からパラメータを指定する。
    無名ユーザを切断する場合は、第 2 書式で user を省略した形で指定する。
    パラメータを省略した場合は、指定したパラメータと一致するすべての接続を切断する。
    [ノート]
    自分自身のセッションを切断することはできない。
    CONNECTION パラメータの 'vm-console' は vRX VMware ESXi 版 Rev.20.01.03 以降で指定可能。 ★

    ○ユーザーの属性を設定

    [書式]
    user attribute [USER] ATTRIBUTE=VALUE [ATTRIBUTE=VALUE...]
    no user attribute [USER...]
    [設定値及び初期値]
    • USER
      • [設定値] :
        設定値 説明
        ユーザー名 登録されているユーザー名
        *radius RADIUS 認証でログインするすべてのユーザー
        * すべてのユーザー
      • [初期値] : -
    • ATTRIBUTE=VALUE : ユーザー属性
      • [設定値] :
        • administrator : 管理者モードを使えるかどうかを示す属性
          設定値 説明
          on administrator コマンドにより管理ユーザーに昇格することができる。また管理者パスワードを用いて SFTP 接続を行うことができる。
          off administrator コマンドにより管理ユーザーに昇格することができない。また管理者パスワードを用いて SFTP 接続を行うことができない。
        • connection : ルーターへのアクセス方法を示す属性
          設定値 説明
          off すべての接続を禁止する。
          all すべての接続を許可する。
          serial シリアルコンソールからの接続を許可する。
          vm-console 仮想マシンコンソールからの接続を許可する。 ★
          telnet TELNET による接続を許可する。
          ssh SSH による接続を許可する。
          sftp SFTP による接続を許可する。
        • host : ルーターへのアクセスホストを指定する属性
          設定値 説明
          IP アドレス 指定したホストからの接続を許可する。
          any すべてのホストからの接続を許可する。
          インタフェース名 指定したインタフェースからの接続を許可する。
        • multi-session : 複数接続を許可するかどうかを示す属性
          設定値 説明
          on 同一ユーザー名による TELNET、SSH での複数接続を許可する。
          off 同一ユーザー名による TELNET、SSH での複数接続を禁止する。
        • login-timer : ログインタイマーの指定
          設定値 説明
          120..21474836 キー入力がない場合に自動的にログアウトするまでの秒数。
          clear ログインタイマーを設定しない。
      • [初期値] :
        • administrator=on
        • connection=all ★
        • host=any
        • multi-session=on
        • login-timer=300
    [説明]
    ユーザーの属性を設定する。
    USERを省略した場合は、無名ユーザーの属性を設定する。
    USERに *radius を指定した場合は、RADIUS 認証でログインするすべてのユーザーの属性を設定する。
    USERにアスタリスク (*) を指定した場合は、すべてのユーザーに対して設定を有効にする。ただし、ユーザー名を指定した設定がされている場合は、その設定が優先される。
    すでに管理ユーザーに昇格しているユーザーに対して、このコマンドで administrator 属性をoffに変更しても、そのユーザーは exit コマンドにより一般ユーザーに降格するか、あるいはログアウトするまでは管理ユーザーで居続けることができる。
    connection 属性では、off、all 以外の値はコンマ (,) でつないで複数指定することができる。
    すでに接続しているユーザーに対して、このコマンドで connection 属性または host 属性により接続を禁止しても、そのユーザーは切断するまでは接続を維持し続けることができる。
    host 属性では、TELNET、SSH 及び SFTP で接続できるホストを設定する。指定できる IP アドレスは、1 個の IP アドレスまたは間にハイフン (-) をはさんだ IP アドレス (範囲指定)、およびこれらをコンマ (,) でつないだものである。
    multi-session 属性では、TELNET、SSH での複数接続の可否を設定する。この属性を off に変更しても、SSHと TELNET など、接続方法が異なる場合は同じユーザー名で接続することができる。
    すでに複数の接続があるユーザーに対して、このコマンドで multi-session 属性を off に変更しても、そのユーザーは切断するまでは接続を維持し続けることができる。
    無名ユーザーに対してはパスワード認証による SSH、SFTP による接続を許可することができない。公開鍵認証を使用する場合は SSH、SFTP による接続を許可することができる。
    無名ユーザーに対しては TELNET での複数接続はできない。
    TELNET、SSH、SFTP で接続した場合、login-timer 属性の値が clear に設定されていても、タイマ値は 300 秒として扱う。
    login timer コマンドの設定値よりも、本コマンドの login-timer 属性の設定値が優先される。
    [ノート]
    本コマンドにより、すべてのユーザーの接続を禁止する、またはすべてのユーザーが管理ユーザーに昇格できないといった設定を行った場合、ルーターの設定変更や状態確認などができなくなるので注意する必要がある。
    connection 属性の 'vm-console' は vRX VMware ESXi 版 Rev.20.01.03 以降で指定可能。 ★
  38. show environmentコマンドで、各コアのCPU使用率を常に表示するようにした。
    これに伴い、detailオプションを廃止した。
    また、show techinfoコマンドで、show environmentコマンドをdetailオプション無しで出力するようにした。

  39. show status licenseコマンドで、vrxオプションを指定したとき、ユーザーIDとインスタンスIDを基本ライセンスの下に表示するように変更した。また、オプションライセンスは基本ライセンスの一部として表示するように変更した。

  40. show status licenseコマンドで、表示される表の幅を55文字から78文字に変更した。

  41. import vrx license fileコマンドで、vrx userコマンドが未設定の場合に実行したときに表示されるエラーメッセージの内容を変更した。

  42. show status license vrxコマンドで、適用するライセンスが無いときに「ライセンスがありません。」または「No license.」と表示するように変更した。

  43. SSHサーバー機能で、セキュリティー強化のためsshd auth methodコマンドの初期値をallからpublickeyに変更した。
    明示的に設定を行わない限り、SSHサーバーのパスワード認証機能は使用できなくなる。

    ○SSH サーバーで利用可能な認証方式の設定

    [書式]
    sshd auth method all
    sshd auth method method [method]
    no sshd auth method [...]
    [設定値及び初期値]
    • all:パスワード認証、および、公開鍵認証を受け入れる
    • method
      • [設定値]:
        設定値 説明
        password パスワード認証を受け入れる
        publickey 公開鍵認証を受け入れる
      • [初期値]:publickey★
    [説明]
    SSH サーバーで利用可能な認証方式を設定する。
    パスワード認証より公開鍵認証が安全な認証方式である。
    [ノート]
    以下のリビジョンでは初期値が all となる。
    vRX Amazon EC2 版 Rev.19.00.08 以前
    vRX VMware ESXi 版 Rev.19.01.09 以前
  44. デプロイ時実行コマンドとして以下のコマンドを実行できるようにした。

  45. show status packet-bufferコマンドの出力フォーマットを変更した。

         表示例:
         \# show status packet-buffer large
         large group: 2048 bytes length
           parameters: max-buffer=40000
           39491 buffers in free list
           509 buffers are allocated
           allocation history:
             failures excluding on LAN interface: 0
          
  46. show nat descriptor addressコマンドの表示内容を変更した。

  47. nat descriptor staticコマンドで、重複するアドレス設定を許容し、重複したアドレスの場合は若い識別番号の設定を使用するように変更した。

  48. show copyrightコマンドの書式を変更した。

    ○サードパーティー製ソフトウェアの著作権情報を表示

    [書式]
    show copyright [DETAIL]
    show copyright detail [software]
    show copyright [DETAIL [license [version]]
    [設定値及び初期値]
    • software
      • [設定値]:表示対象とするソフトウェア名
      • [初期値]:-
    • license
      • [設定値]:ライセンス条文表示するライセンス名
      • [初期値]:-
    • version
      • [設定値]:ライセンスのバージョン番号
      • [初期値]:-
    [説明]
    搭載されているサードパーティー製ソフトウェアの著作権情報を表示する。
    detail オプションを指定すると、ライセンス条文を合わせて表示する。

    vRX シリーズ で一部ソフトウェアの著作権情報およびライセンス条文を表示するには、software パラメーターを指定する必要がある。対象のソフトウェア名は show copyright detail を実行すると表示される。
    [ノート]
    vRX シリーズ でサードパーティー製ソフトウェアに適用される一般的なライセンスの条文を表示するには、show copyright common-license を使用する。ただし、vRX Amazon EC2 版 Rev.19.00.01、Rev.19.00.08 は本コマンドの第 3 書式で確認する。★

    第 1 書式は、 RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300、RTX1220、RTX1210、および RTX830 で使用可能。 ★
    第 2 書式は、 vRX VMware ESXi 版 Rev.20.01.03以降、vRX さくらのクラウド版 Rev.20.02.03以降、vRX Amazon EC2 版 Rev.20.00.03以降で使用可能。 ★
    第 3 書式は、vRX Amazon EC2 版 Rev.19.00.01、Rev.19.00.08で使用可能。★
  49. ip keepaliveコマンドで、logオプションがonのとき、SYSLOGに出力されるip keepaliveコマンドの識別番号の表示を3桁から4桁に変更した。

  50. show environmentコマンドで、イーサネットアドレスの出力書式を変更した。

  51. show configコマンドを実行したとき、イーサネットアドレスが二重に表示されないようにした。

  52. 以下のコマンドで、対象インターフェースのMTUを表示するようにした。

  53. show status bridgeコマンドで、ブリッジインターフェースに収容されたLANインターフェースのMTUを表示するようにした。

  54. LANインターフェース名を指定する各種コマンドにおいて、仮想NICを装着していないLANインターフェースを指定できるようにした。

  55. show status ipv6 dhcpコマンドで、Infomation-Requestに対するReply内の以下の情報を表示するように変更した。

  56. show config listコマンドを実行したとき、内蔵フラッシュROM使用状況(項目名: Sects)を出力しないようにした。
    変更前は常に "000/000" と出力していた。

  57. 以下のコマンドで、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0でない経路を入力できるようにした。

  58. sip useコマンドで、設定をonからoffに変更したときに再起動を促す警告メッセージを表示するようにした。

  59. show ip/ipv6 connectionコマンドの表示内容を変更した。

  60. nslookupコマンドにオプションを追加した。

    ○nslookup

    [書式]
    nslookup host [server=server [edns=edns]] [type=type] [cache=cache]
    [設定値及び初期値]
    • host
      • [設定値] : IPv4 アドレス IPv6 アドレス ホスト名
      • [初期値] : -
    • server
      • [設定値] : 名前解決に使用する DNS サーバーの IPv4 アドレス、IPv6 アドレス
      • [初期値] : -
    • edns
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on 対象の DNS サーバーへの通信を EDNS で行う
        off 対象の DNS サーバーへの通信を DNS で行う
      • [初期値] :off
    • type
      • [設定値] :
        設定値 説明
        A IPv4 アドレスを取得する
        AAAA IPv6 アドレスを取得する
        A+AAAA IPv4 アドレスと IPv6 アドレスを取得する
        PTR IP アドレスからドメイン名を取得する
        auto host の設定値に応じて動作する
      • [初期値] : auto
    • cache
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on DNS キャッシュを優先して名前解決を行う
        off DNS キャッシュを無視して名前解決を行う
      • [初期値] : on
    [説明]
    DNS による名前解決を行う。 type を auto に設定したときは、host の設定値が IPv4 アドレスまたは IPv6 アドレスのときは A および AAAA を取得し、FQDN のときは PTR を取得する。 cache を on に設定したときであっても、dns cache use が off なら DNS キャッシュを使用しない。
    [ノート]
    AAAAレコードとIPv6アドレスのPTRレコードは、以下の機種およびリビジョンで使用不可能。
    RTX830 Rev.15.02.08以前
    RTX1210 Rev.14.01.32以前
    RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.25以前

    serverオプション、ednsオプション、typeオプションおよびcacheオプションは以下の機種およびリビジョンで使用不可能。
    RTX830 Rev.15.02.33以前
    RTX1210 Rev.14.01.42以前
    RTX1220 Rev.15.04.07以前
    RTX1300 Rev.23.00.16以前
    RTX3510 Rev.23.01.03以前
    RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.34以前
  61. show nat descriptor addressコマンドおよびshow nat descriptor interface addressコマンドで、IPマスカレードテーブルの表示内容を以下のように変更した。

  62. ip keepaliveコマンドで、以下を変更した。

    ○ネットワーク監視機能の設定

    [書式]
    ip keepalive num kind interval count gateway [gateway ...] [option=value ...]
    no ip keepalive num
    [設定値及び初期値]
    • num : 監視設定の識別番号
      • [設定値] :
        設定値 説明
        1..6000 vRX Amazon EC2 版 通常モード、vRX VMware ESXi 版 通常モード、vRX さくらのクラウド版 で設定可能
        1...3000 RTX5000、RTX3510 で設定可能
        1...1000 vRX Amazon EC2 版 コンパクトモード、vRX VMware ESXi 版 コンパクトモード、RTX3500 で設定可能
        1..100 上記以外の機種で設定可能
      • [初期値] : -
    • kind : 監視方式
      • [設定値] :
        設定値 説明
        icmp-echo ICMP Echo を使用する
      • [初期値] : -
    • interval
      • [設定値] : キープアライブの送信間隔秒数 (1..65535)
      • [初期値] : -
    • count
      • [設定値] : 到達性がないと判断するまでに送信する回数(3..100)
      • [初期値] : -
    • gateway : 複数指定可 (10 個以内 )
      • [設定値] :
        • IP アドレス
          • xxx.xxx.xxx.xxx (xxx は十進数 )
        • dhcp interface
          • RTX5000 と RTX3500 は Rev.14.00.29 以降で指定可
            設定値 説明
            interface DHCP にて与えられるデフォルトゲートウェイを使う場合の、DHCP クライアントとして動作する LAN インタフェース名または WAN インタフェース名
        • FQDN ★
          • ドメイン名を含んだホスト名
      • [初期値] : -
    • option=value
      • [設定値] :
        option value 説明
        log on SYSLOG を出力する
        3 状態変化、到達性の変化、ICMP Echo 送受信の SYSLOG を出力する
        2 状態変化、到達性の変化の SYSLOG を出力する
        1 状態変化の SYSLOG を出力する
        off SYSLOG を出力しない
        upwait 秒数 到達性があると判断するまでの待機時間 (1..1000000)
        downwait 秒数 到達性がないと判断するまでの待機時間 (1..1000000)
        length バイト ICMP Echo パケットの長さ (64-1500)
        local-address IP アドレス 始点 IP アドレス
        ipsec-refresh セキュリティ・ゲートウェイの識別子 (gateway_id) DOWN→UP または UP→DOWN に状態が変化した場合に、指定のセキュリティ・ゲートウェイに属する SA を強制的に更新 ( 複数指定する場合はカンマで区切る )
        ipsec-refresh-up セキュリティ・ゲートウェイの識別子 (gateway_id) DOWN→UP に状態が変化した場合のみ、指定のセキュリティ・ゲートウェイに属する SA を強制的に更新 ( 複数指定する場合はカンマで区切る )
        ipsec-refresh-down セキュリティ・ゲートウェイの識別子 (gateway_id) UP→DOWN に状態が変化した場合のみ、指定のセキュリティ・ゲートウェイに属する SA を強制的に更新 ( 複数指定する場合はカンマで区切る )
        gateway-selection-rule head ICMP Echo パケットを送信する際、該当する経路に複数のゲートウェイが指定されていても、必ず最初に指定されたゲートウェイへ送出する
        normal ICMP Echo パケットを送信する際、該当する経路に複数のゲートウェイが指定されていたら、通常の規則に従い送出ゲートウェイを選択する
      • [初期値] :
        • log=off
        • upwait=5
        • downwait=5
        • length=64
        • gateway-selection-rule=head
    [説明]
    指定したゲートウェイに対して ICMP Echo を送信し、その返事を受信できるかどうかを判定する。
  63. show copyrightコマンドで、detailオプションを指定して実行したときに表示されるRTproのURLの表記を「http:」から「https:」へ変更した。

  64. dns cache max entryコマンドで、最大エントリー数の上限を1024から8192に変更した。

    ○DNS キャッシュの最大エントリ数の設定

    [書式]
    dns cache max entry num
    no dns cache max entry [num]
    [設定値及び初期値]
    • num
      • [設定値] : 最大エントリ数 (1...8192) ★
      • [初期値] : 256
    [説明]
    DNS キャッシュの最大エントリ数を設定する。
    設定した数だけ、ルーター内部に DNS キャッシュとして上位 DNS サーバーからの返答を保持できる。設定した数を超えた場合、返答が返ってきた順で古いものから破棄される。
    上位 DNS サーバーから得られた返答には複数の RR レコードが含まれているが、DNS キャッシュの保持時間は、それらの RR レコードの TTL のうちもっとも短い時間になる。また、まったく RR レコードが存在しない場合には、60 秒となる。返答が得られてから保持時間を経過したエントリは、DNS キャッシュから削除される。
  65. show nat descriptor masquerade session summaryコマンドの出力書式を変更した。
    また、セッション数がピーク値を記録した日時も出力するようにした。

  66. cold startコマンドを実行したとき、vrx userコマンドが設定されている場合にライセンスを保持するか削除するかを確認するようにした。

  67. ip pp remote address poolコマンドで、dhcpを指定したときに、割り当てを行うLANインターフェースまたはDHCPスコープ番号を設定できるようにした。

    ○リモート IP アドレスプールの設定

    [書式]
    ip pp remote address pool ip_address [ip_address...]
    ip pp remote address pool ip_address-ip_address
    ip pp remote address pool dhcp [interface [type]] ★
    ip pp remote address pool dhcp scope scope_num
    ip pp remote address pool dhcpc [interface]
    no ip pp remote address pool
    [設定値及び初期値]
    • ip_address
      • [設定値] : anonymous のためにプールする IP アドレス
      • [初期値] : -
    • ip_address-ip_address
      • [設定値] : IP アドレスの範囲
      • [初期値] : -
    • dhcp: 自分自身の DHCP サーバー機能を利用することを示すキーワード
      • [初期値] : -
    • dhcpc : DHCP クライアントを利用することを示すキーワード
      • [初期値] : -
    • interface
      • [設定値] : LAN インタフェース名 省略時は lan1
      • [初期値] :
    • type
      • [設定値] :
        設定値 説明
        primary ip interface address に設定されている IP アドレスと同じネットワークから割り当てる
        secondary ip interface secondary address に設定されている IP アドレスと同じネットワークから割り当てる
        省略 自動選択
      • [初期値] :
    • scope_num
      • [設定値] : スコープ番号
      • [初期値] :
    [説明]
    anonymous で相手に割り当てるための IP アドレスプールを設定する。PP として anonymous が選択された場合のみ有効である。

    dhcpを設定した場合は、自分自身が DHCP サーバーとして動作している必要がある。自分で管理している DHCP スコープの中から、interface で指定した LAN インターフェースの type で指定した IP アドレスと同じネットワークの IP アドレスを割り当てる。type を省略した場合にはプライマリアドレスから割り当てを行い、失敗した場合にセカンダリアドレスから割り当てを行う。 ★
    dhcp scope を設定した場合は、scope_num で設定したスコープ番号の DHCP スコープ から IP アドレスを割り当てる。 ★
    dhcpc を設定した場合は、interface で指定した LAN インタフェースが DHCP クライアントとして IP アドレス情報のみを取得し、そのアドレスを割り当てる。取得できなかった場合は、0.0.0.0 を割り当てる。
    [ノート]
    ip_address として設定できる数は下記の通り。
    機種 リビジョン 最大設定可能数
    vRX シリーズ すべてのリビジョン 1040
    RTX5000 すべてのリビジョン 3104
    RTX3510 すべてのリビジョン 1104
    RTX3500 すべてのリビジョン 1104
    RTX1300 すべてのリビジョン 101
    RTX1220 すべてのリビジョン 101
    RTX1210 すべてのリビジョン 103
    RTX840 すべてのリビジョン 32
    RTX830 すべてのリビジョン 32
    第 3、第 4 書式は vRX VMware ESXi版 Rev.20.01.03 以降で使用可能。 ★
  68. IPv4 TCP/UDP通信で、hugeグループのパケットバッファを使用しないようにした。
    これに伴いhugeグループのパケットバッファの最大割り当て数に指定できる値を532固定から20以上80以下に変更し、デフォルト値を20にした。

    ○パケットバッファのパラメータを変更する

    [書式]
    system packet-buffer group parameter=value [parameter=value ...]
    no system packet-buffer group [parameter=value ...]
    [設定値及び初期値]
    • group : パケットバッファのグループを指定する。
      • [設定値] : グループ名 ( small, middle, large, huge )
      • [初期値] : -
    • parameter : 変更するパラメータを指定する。
      • [設定値] :
        設定値 説明
        max-buffer パケットバッファの最大割り当て数
      • [初期値] : -
    • value
      • [設定値] : 変更する値を指定する。
      • [初期値] :
        GROUP max-buffer
        small 45000
        middle 120000
        large 180000
        huge 20 ★
    [説明]
    パケットバッファの管理パラメータを変更する。
    パラメータにはVALUEの最小値から最大値の値を整数で指定できる。
    GROUP max-buffer
    small 45000..75000
    middle 120000..200000
    large 180000..300000
    huge 20..80 ★
    [ノート]
    本コマンドによる設定の変更を反映するには、ルーターの再起動が必要となる。

■バグ修正

  1. IKEv2でPKI証明書を利用した認証を行うとき、ペイロードの不一致により接続できない場合にリブートすることがあるバグを修正した。

  2. リモートアクセスVPN接続機能VPN機能で、クライアント側のIPアドレスをDHCPで割り当てる設定のとき、dhcp scope bindコマンドで割り当てるIPアドレスを指定しない設定があると、リブートするバグを修正した。

  3. IPsec SAの生成と削除を繰り返した場合にリブートする可能性を排除した。

  4. 起動した直後にコンソールから以下のコマンドを実行するとリブートすることがあるバグを修正した。

  5. マルチポイントトンネル機能でOSPFによる経路交換を行っているとき、トンネルのアップダウンにより動的にインターフェースの追加・削除が行われると、その後リブートすることがある可能性を排除した。
    ただし実機上でこの現象が発現することは確認できていない。

  6. ファストパスで、L2TPv3-raw over IPIPの通信をしたとき、リブートすることがあるバグを修正した。

  7. IKEv2を使用してIPsecトンネルを確立している場合、SAの更新処理が行われるときにリブートやハングアップが発生することがあるバグを修正した。

  8. IPv6機能で、複数のインターフェースにipv6 rtadv sendコマンドを設定し、RAでプレフィックスの更新通知を受信するとリブートする可能性があるバグを修正した。

  9. VRRPで、シャットダウントリガーによりマスタールーターが切り替わるとリブートすることがあるバグを修正した。

  10. L2TP/IPsec接続で、大量のクライアントを一斉に接続するとリブートすることがあるバグを修正した。

  11. 以下を繰り返し実行すると、リブートすることがあるバグを修正した。

  12. マルチポイントトンネルで、IPv6パケットを送受信するとリブートするバグを修正した。

  13. SNMPで、リブートすることがあるバグを修正した。

  14. L2TPv3で、l2tp remote end-idコマンドに対向と異なるend-idを設定したとき、リブートすることがあるバグを修正した。

  15. BGP機能を使用しているとき、近隣ルーター宛ての経路とBGPで受信した経路より優先度の高い経路を同時に削除するとリブートすることがあるバグを修正した。

  16. SNMPで、SYNTAXがOCTET STRINGのMIBオブジェクトの値を取得すると、取得に失敗したりリブートしたりすることがあるバグを修正した。

  17. Luaスクリプト機能で、ライブラリ関数rt.socket.dns.tohostname()を実行すると、リブートしたりハングアップしたりすることがあるバグを修正した。

  18. IPUDPを使用したデータコネクト拠点間接続で、データコネクトの切断時にファストパスのフローがあるとリブートすることがあるバグを修正した。

  19. NGN網接続機能で、リナンバリング時にリブートすることがあるバグを修正した。
    ルーター広告を送信するインターフェースが多い場合に発生する。

  20. ルーター稼働中にごく稀にリブートすることがあるバグを修正した。

  21. SYSLOG送信機能で、SYSLOGパケットの送出インターフェースがダウンしているときにSYSLOGパケットの送信が発生するとリブートする可能性を排除した。

  22. VPN機能で、対向から通常の通信では発生しない異常なパケットを受信したとき、リブートすることがあるバグを修正した。
    また、このようなパケットを受信したときには、以下のデバッグレベルのログを出力しパケットを破棄するようにした。

  23. SFTPサーバー機能で、一部のSFTPクライアントから接続されたときにリブートまたはハングアップするバグを修正した。

  24. IPsec機能で、既に設定されているipsec transportコマンドを変更または上書きするとリブートすることがあるバグを修正した。

  25. Luaスクリプト機能で、検索文字列に正規表現オブジェクトを指定したrt.syslogwatchの実行中に、瞬間的に大量のSYSLOGが出力されるとリブートすることがあるバグを修正した。
    なお、rt.syslogwatchにおいて未処理のSYSLOGが10万行を超えた場合、超過分のSYSLOGは処理対象から除外され、該当するSYSLOGの末尾には「(missed in rt.syslogwatch)」というメッセージが付加される。

  26. ルーターの再起動またはシャットダウンを行うとき、lan shutdownコマンドを設定したLANインターフェースがある状態で起動した場合にリブートするバグを修正した。

  27. IPsecで、SAの寿命満了によるSA削除とコマンド実行によるSA削除のタイミングが重なったときにリブートすることがあるバグを修正した。

  28. show status userコマンド実行時および通知メール送信時にリブートする可能性を排除した。

  29. lan shutdownコマンドを設定した状態で起動し、no lan shutdownコマンドを実行しないままclear status lanコマンドを実行するとリブートするバグを修正した。

  30. ngn typeコマンドをnttに設定したインターフェースで、不正な長さを指定したClassless Static Route Optionを持つDHCP ACKを受信したとき、リブートすることがあるバグを修正した。

  31. ipv6 routeコマンドで、不正なIPv6アドレスを設定したとき、リブートすることがあるバグを修正した。

  32. console characterコマンドをja.utf8に設定しているときに、コンソール上でシフトJISで対応していない文字コードを入力するとリブートするバグを修正した。

  33. queue class filterコマンドで、正しくない書式で設定しようとするとリブートすることがあるバグを修正した。

  34. 以下のタイミングでメモリーリークが発生するバグを修正した。

  35. mail notifyコマンドで、trigger routeキーワードを指定したときにメモリーリークが発生することがあるバグを修正した。

  36. ipsec transportコマンドを上書き設定するとメモリーリークが発生するバグを修正した。

  37. Luaスクリプトやwol sendコマンドの実行を繰り返すと、メモリーリークが発生するバグを修正した。

  38. IKEv2のIPsecトンネルにおいて、ipsec ike keepalive useコマンドでICMP Echo以外のキープアライブ方式を設定している場合、IKE SAの更新処理が行われる度にメモリーリークが発生するバグを修正した。

  39. メモリー使用率が100%に近い状態で、以下の場合にメモリーリークが発生するバグを修正した。

  40. VPNオプションライセンスがインポートされている状態でclear vrx licenseコマンドを実行したとき、メモリーリークが発生するバグを修正した。

  41. ステートレスDHCPv6クライアントまたはDHCPv6-PDクライアント機能で、SIP Servers IPv6 Address Listオプションが設定されたメッセージを受信したとき、メモリーリークが発生するバグを修正した。

  42. SSHクライアント機能で、sshコマンドを実行するときにメモリーリークが発生するバグを修正した。

  43. telnetコマンドで、接続に失敗するとメモリーリークが発生するバグを修正した。

  44. DHCPサーバー機能で、DHCP DISCOVERを一度に大量に受信したとき、ハングアップすることがあるバグを修正した。

  45. 再起動およびシャットダウン時にハングアップする可能性を軽減した。

  46. マルチポイントトンネルインターフェースのアドレスがゲートウェイに指定されている静的経路が、対象のトンネルの切断時に消失し、トンネルが再確立しても復元せずに当該経路の通信ができなくなるバグを修正した。

  47. IPマスカレード機能で、PPTPで使用されるGREパケットはIPヘッダー部の書き換えと共にGREヘッダー部を書き換えるが、PPTPの通信パケットとは認識されないGREパケットのGREヘッダー部を不当に書き換えることがあるバグを修正した。

  48. IKEv2のレスポンダーとして動作しているとき、イニシエーターからのIKE_SA_INITを2回以上受信すると、IKE_AUTH以降の処理で不正な値のresponderSPIを送信して接続できないことがあるバグを修正した。

  49. IPマスカレード機能で、UPnPのポートマッピングのリクエストまたはFTPのPASV/PORTコマンドに応じたNATエントリーの作成および削除が行われると、以後TCP以外のセッションまたはFTPセッションで正常に通信ができなくなることがあるバグを修正した。
    ただし、nat descriptor backward-compatibilityコマンドが1に設定されているときは本バグは発現しない。

  50. IPマスカレード機能で、PPTPの通信パケットとは認識されないGREパケットにポート番号が割り当てられることがあるバグを修正した。

  51. IKEv2のレスポンダーとして動作しているとき、イニシエーターからIDr無しのIKE_AUTHを受信した場合に認証エラーとなり、IKEv2の接続ができないことがあるバグを修正した。

  52. メール通知機能で、SMTP認証を有効にしたとき一部のメールサーバーに対してメールを送信できないバグを修正した。

  53. 動的フィルター機能で、ファストパスが有効かつNATまたはIPマスカレードが適用される通信において、動的フィルターセッションの削除に連動して、対応するファストパスのフローが削除されないバグを修正した。

  54. 動的フィルター機能で、ファストパスが有効かつNATまたはIPマスカレードが適用される通信において、動的フィルターセッションの戻り方向の通信が発生しているにもかかわらず、当該セッションがタイムアウトで削除されることがあるバグを修正した。

  55. 動的フィルター機能で、拡張パッシブモード(EPSV)で動作するFTP通信のパケットを正常に通過させられないことがあるバグを修正した。

  56. RAプロキシー配下のLANインターフェースで、RA受信により生成したIPv6アドレスが、暫定IPv6アドレスのままになることがあるバグを修正した。

  57. RAプロキシーで、RAによるプレフィックスのpreferred lifetimeが残り60秒になったとき、RSを送出するようにした。

  58. RAプロキシーで、IPv6 IPoE接続中のルーターを外してその回線に別のルーターを繋ぎ変えたとき、別のルーターですぐにIPv6 IPoE接続ができないバグを修正した。

  59. 複数のルーティングプロトコルから同一の経路を受信しているとき、OSPFの優先度が最も高く設定されていると、他のルーティングプロトコル由来の経路をbgpimportコマンドの設定どおりにBGPに取り込むことができないことがあるバグを修正した。

  60. 複数のルーティングプロトコルから同一の経路を受信しているとき、bgp exportコマンドでルーティングテーブルに取り込まない設定になっている BGP 由来の経路がshow ip route detailコマンドの結果に表示されることがあるバグを修正した。

  61. ファストパスで、ip tos supersedeコマンドの設定値によるtosフィールドの書き換えが行われない事があるバグを修正した。

  62. ファストパスで、PPインターフェースへ送信するIPv4パケットを処理すると、PPインターフェースで送信パケットの数がカウントされないバグを修正した。

  63. ファストパスで、トンネルインターフェースで受信した異なるトンネルインターフェースへ転送するパケットを処理したとき、受信パケットの数やサイズがカウントされないバグを修正した。

  64. ファストパスで、トンネルインターフェースで受信した異なるトンネルインターフェースへ転送するパケットを処理したとき、受信パケットの数やサイズがカウントされないバグを修正した。

  65. ファストパスで、IPIP(IPv6 over IPv4/IPv6)トンネル上に、IPsec、L2TPv3、L2TPv3/IPsecのいずれかのトンネルを使用している構成でパケットを処理すると、IPIPトンネルインターフェースの以下のMIB変数がカウントされないバグを修正した。

  66. ファストパスで、トンネルインターフェースで受信したIPv4パケットをL2TP/IPsecが設定されたトンネルインターフェースへ転送したとき、show status tunnelコマンドで表示される受信パケットの数やサイズがカウントされないバグを修正した。

  67. ノーマルパスで、ESPパケットの認証に失敗したときにsyslogメッセージ「digest is wrong」が出力されないバグを修正した。

  68. FQDNフィルター機能で、FQDNを完全一致条件で指定しても後方一致条件で判定されることがあるバグを修正した。

  69. データコネクトリモートセットアップ機能で、接続が1分で切れることがあるバグを修正した。

  70. L2TPv3を用いたL2VPNで接続先をドメイン名で指定しているとき、接続処理の開始後にドメイン名のIPアドレスが変更されると接続できないバグを修正した。

  71. IPv6 IPsecトンネルで、蓄積可能なIKEパケットのキュー長が、ipsec ike queue lengthコマンドの設定値の1/3になっているバグを修正した。

  72. ルーター起動時に、不正なタイムスタンプのSYSLOGが出力されるバグを修正した。

  73. 動的フィルターで、PINGとPING6のセッション終了時に出力されるSYSLOGのIDが0と表示されるバグを修正した。

  74. トリガによるメール通知機能で、SMTPSを指定するとメール通知に失敗することがあるバグを修正した。

  75. PPPoE接続中に以下の手段で設定変更をしたとき、設定変更後にPPPoE接続できなくなるバグを修正した。

  76. 複数のコンソールで、外部ストレージのマウントやアンマウント、ファイルアクセスなどを行うと、各操作が正しく処理されないことがあるバグを修正した。

  77. IPv6で、フラグメントされた近隣探索パケットを受信したとき、破棄せずに処理していたバグを修正した。

  78. IPv6で、上位層ヘッダーがないフラグメントパケットを受信したときの以下のバグを修正した。

  79. ルーター宛のIPv4フラグメントパケットの一部を一定時間内に受信できなかったとき、ICMP Time Exceededパケットを送信しないバグを修正した。

  80. SSHサーバー機能で、通信終了時の終了ステータスとして常に1を送信するバグを修正した。

  81. マルチポイントトンネル機能で、接続済みトンネルのSAポリシー定義(ipsec sa policyコマンド)を再設定すると、トンネルが二重に接続され、トンネル通信ができなくなるバグを修正した。

  82. IPv6で、ICMPv6 Time Exceededパケットを送信しないことがあるバグを修正した。

  83. DHCPv6のIRに対するReplyにReconfigure Acceptオプションが付与されていた場合、Replyを処理しないバグを修正した。

  84. OSPFまたはBGP機能を使用しているときに以下のコマンドを実行すると、処理に時間がかかることがあるバグを修正した。

  85. OSPFとBGPで、自分側アドレスが設定されており相手側アドレスが設定されていないトンネルインターフェースをゲートウェイとする経路を広告できないバグを修正した。

  86. BGPで、IBGP経路広告に含まれるMEDの情報がshow status bgp neighbor advertised-routesコマンドで表示されないバグを修正した。

  87. OSPFおよびBGPで、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0ではない経路の広告がデフォルト経路として取り込まれるバグを修正した。

  88. OSPFおよびBGPで、以下の条件をすべて満たすとき、削除された経路がルーティングテーブルに残ることがあるバグを修正した。

  89. マルチポイントトンネルで、トンネルの切断後にクライアントが再接続処理を開始しないことがあるバグを修正した。

  90. IPv6機能で、DHCPv6のIRに対するReplyを連続で受信したとき、DNSサーバー情報が取得できないバグを修正した。

  91. QoSで、以下のバグを修正した。

  92. SNMPで、SERIALポートからのログイン情報を表す以下の MIB 変数が SFTP からのログアウトを契機に不当に変更されるバグを修正した。

  93. IKEv2で、パケットのロスや遅延が発生しているとき、受信したIKEメッセージが認証エラーになることがあるバグを修正した。

  94. IPsec IKEv1メインモードで、トンネルアップした約30秒後にトンネルダウンすることがあるバグを修正した。

  95. SNMPで、使用できないLANインターフェースのifAdminStatusの値がUpを示す1になっているバグを修正した。

  96. L2TPv3で、拠点間接続にIPv6アドレスを使用したとき、WAN側のパケットをIPv4のパケットとしてカウントしてしまうバグを修正した。

  97. ブリッジインターフェース、LOOPBACKインターフェース、NULLインターフェースに適用されたIPフィルターが動作しないことがあるバグを修正した。

  98. フィルター型ルーティングまたはパケット転送フィルターを使用しているときに発生する以下のバグを修正した。

  99. ファイルシステム機能で、SMBプロトコルでマウントした外部ストレージ上のファイルを正常に操作できないことがあるバグを修正した。

    Rev.19.01.06で発生する。

  100. シリアルコンソールおよび仮想マシンコンソールでTELNETクライアントを動作させるとき、TELNETサーバーからのデータ受信および受信結果のコンソールへの描画が遅延することがあるバグを修正した。

  101. 生存通知2の認証に失敗したとき、不正なsyslogメッセージが出力されるバグを修正した。

  102. IPv4フラグメントパケットを経路情報に従って転送した後、同じ送信元アドレスでIPヘッダーのIDが同じパケットを受信したときに経路情報を無視して先のIPv4フラグメントパケットと同じ経路に送信することがあるバグを修正した。

  103. IKEv2で、Configurationペイロードを対向の機器から受信したときに拠点間接続が行えないことがあるバグを修正した。

  104. SFTPサーバー機能で、Put結果を示すSYSLOGメッセージが正しく表示されないバグを修正した。

  105. 上限速度が10Gbpsの基本ライセンスが適用されている状態で起動した場合、QoSを有効化したLANインターフェースで送信オーバーフローが発生するバグを修正した。

  106. pp anonymous接続で、同時に複数接続したときに2番目以降の接続でパケット転送フィルターが動作しないバグを修正した。

  107. RIPv2で、過去に受信した経路と宛先やメトリックが同じでネクストホップが異なる経路を同じ広告元から受信したとき、該当経路のゲートウェイが新しく受信した経路のネクストホップに更新されないバグを修正した。

  108. 以下のパケットをブリッジインターフェース経由で転送すると、IPv4パケットとしてカウントされるバグを修正した。

  109. Luaスクリプト機能で以下のライブラリ関数を使用すると、ルーターの動作が不安定になる可能性を排除した。

  110. ARP要求を受信したとき、そのARP要求の宛先IPアドレスが受信インターフェースと異なるインターフェースのIPアドレスだった場合に、ProxyARPが無効であってもARP応答してしまうバグを修正した。

  111. データコネクト拠点間接続機能でNGN回線を利用したとき、DHCP更新時に情報に変更が無いにもかかわらず経路情報が上書きされ、通信が切断することがあるバグを修正した。

  112. SNMPで、SNMPトラップのtimestampフィールドの値がBasic Encoding Ruleに従っていないバグを修正した。
    このため、特定のSNMPマネージャーでは表示が不正になることがあった。

  113. RIPv2で、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0ではない経路の広告がデフォルト経路として取り込まれるバグを修正した。

  114. ブリッジインターフェースで、ブリッジインターフェースに収容するとそのLANインターフェースにプロミスキャスモードが設定されるが、収容から外しても解除されないバグを修正した。

  115. SNMPで、PPインターフェースから送信したブロードキャストのパケットが、ユニキャストのパケットとしてカウントされるバグを修正した。
    具体的には、ifOutNUcastPkts、ifOutMulticastPkts、ifHCOutMulticastPktsではなく、ifOutUcastPkts、ifHCOutUcastPktsとしてカウントされる。

  116. Luaスクリプト機能で、フォーマット指定子"%Z"を指定してライブラリ関数os.date()を実行したとき、正しいタイムゾーンを取得できないバグを修正した。

  117. L2TPv3/IPsecで、以下の条件をすべて満たす場合に接続できないバグを修正した。

  118. PPPoE、L2TP、PPTP、またはモバイル接続(モデム方式)で、以下の条件をすべて満たすとき認証エラーになるバグを修正した。

  119. L2TP/IPsec接続で、ノーマルパス時にPPインターフェースのMTUに従ってパケットがフラグメントされてしまうバグを修正した。

    ○インタフェースの MTU の設定

    [書式]
    ip interface mtu mtu0
    ip pp mtu mtu1
    ip tunnel mtu mtu2
    no ip interface mtu [mtu0]
    no ip pp mtu [mtu1]
    no ip tunnel mtu [mtu2]
    [設定値及び初期値]
    • interface
      • [設定値]:
        • LANインタフェース名
        • WANインタフェース名
        • vRX シリーズ、RTX5000、および RTX3500 では指定不可能
      • [初期値]:-
    • mtu0,mtu1,mtu2
      • [設定値]:MTU の値 (64..1500;RTX5000、RTX3500 の LAN インタフェースは 64..9578、RTX3510、RTX1300 の LAN インターフェースは 64..10218)
      • [初期値]:
        • mtu0=1500
        • mtu1=1500
        • mtu2=1280
    [説明]
    各インタフェースの MTU の値を設定する。
    [ノート]
    実際にはこの設定が適用されるのは IP パケットだけである。他のプロトコルには適用されず、それらではデフォルトのまま 1500 の MTU となる。
    L2TP接続ではトンネルインターフェースやPPインターフェースのMTU設定は無視してカプセル化し、送信する物理インターフェースのMTU設定に従ってカプセル化後のパケットをフラグメントする。★

    ○IPv6 インタフェースのリンク MTU の設定

    [書式]
    ipv6 interface mtu mtu0
    ipv6 pp mtu mtu1
    ipv6 tunnel mtu mtu2
    no ipv6 interface mtu [mtu0]
    no ipv6 pp mtu [mtu1]
    no ipv6 tunnel mtu [mtu2]
    [設定値及び初期値]
    • interface
      • [設定値]:LANインタフェース名
      • [初期値]:-
    • mtu0,mtu1,mtu2
      • [設定値]:MTU の値 (1280..1500;RTX5000、RTX3500 の LAN インタフェー スは 1280..9578、RTX3510、RTX1300 の LAN インターフェースは 1280..10218)
      • [初期値]:
        • mtu0=1500
        • mtu1=1500
        • mtu2=1280
    [説明]
    IPv6 インタフェースの MTU の値を設定する。
    [ノート]
    ipv6 tunnel mtu コマンドは RTX5000 / RTX3500 Rev.14.00.29 以降、RTX1210 Rev.14.01.34 以降、RTX830 Rev.15.02.10 以降、および Rev.15.04 系以降で使用可能。
    L2TP接続ではトンネルインターフェースやPPインターフェースのMTU設定は無視してカプセル化し、送信する物理インターフェースのMTU設定に従ってカプセル化後のパケットをフラグメントする。★
  120. DHCPサーバー機能で、DHCP Request受信時に予約アドレスを割り当てられなかった場合にデバッグログに不正なIPアドレスを出力するバグを修正した。

  121. DHCPサーバー機能で、DHCP予約アドレスを範囲指定かつOUI(ベンダーID)設定にしたときに、複数のDHCP要求を同時に受信するとIPアドレスを割り当てられないことがあるバグを修正した。

  122. DHCPサーバー機能で、DHCPスコープ内で除外IPアドレスとしたIPアドレスに対してDHCP DECLINEを受信した後に、除外IPアドレスでなくなってしまうバグを修正した。

  123. DHCPv6機能で、リレーエージェントからのパケットを受信したときに、不正な内容のログが出力されるバグを修正した。

  124. QoSのクラス分けフィルターで、以下のバグを修正した。

  125. RIPv2で、過去に受信した経路と宛先が同じでメトリックとネクストホップが異なる経路を同じ広告元から受信したとき、show ip rip tableコマンドのゲートウェイが新しく受信した経路のネクストホップに更新されないバグを修正した。

  126. OSPFおよびBGP機能で、外部経路(OSPFおよびBGPの経路を除く)を広告しているとき、両方の機能を無効にして外部経路を削除(hidden状態への移行も該当)した後にどちらかの機能を有効にすると、その有効にした機能で削除した経路が広告されてしまうバグを修正した。

  127. PPインターフェースで、NATを適用していない状態かつIPCPによりIPアドレスが割り当てられている場合に、PPインターフェースのIPアドレス宛のTCP/UDP通信ができないバグを修正した。

  128. L2TP/IPsecで、NATを適用したインターフェースから受信したパケットをL2TP/IPsecトンネルへ転送するときにファストパスで処理できないバグを修正した。

  129. IPsec機能で、IPv6アドレスかつAHプロトコルを使用するときに通信できないバグを修正した。

  130. IPsec機能で、NATトラバーサルを利用したインターネット接続をしているとき、CPU使用率が高騰することがあるバグを修正した。

  131. IPIPトンネルで、IPv6アドレスをエンドポイントに設定したトンネルで最初にIPv4パケットを受信したときに、不正なIPv4ファストパスフローができるバグを修正した。

  132. 以下のトンネル機能を使ったファストパス通信で、ルーターの上位に存在する2台で冗長化されたFWが切り替わった時に、トンネルインターフェースを経由した通信が継続できないバグを修正した。

  133. 以下のパケットをLANインターフェースから送信すると、show ipv6 addressコマンドの出力に含まれる送信オクテット数が不正に増加するバグを修正した。

  134. no ipsec tunnelコマンドで、policy_idオプションに整数以外が指定できるバグを修正した。
    これにより、ipsec tunnelコマンドが意図せず削除されトンネルがダウンすることがなくなる。

  135. ospf export from ospfコマンドが設定されているとき、BGPで受信した経路がbgpexportコマンドの設定どおりにルーティングテーブルに取り込まれないことがあるバグを修正した。

  136. 以下のコマンドで、始点/終点アドレスにハイフンを含むFQDNを設定すると、正しく設定されないバグを修正した。

  137. 以下のコマンドで、IPIPトンネルのトンネル端点にホスト名を指定している場合、トンネル切断時に無関係なDNSキャッシュが削除されるバグを修正した。

  138. remote setup acceptコマンドで、tel_numパラメーターに不正な値を入力したとき、当該コマンドが削除されるバグを修正した。

  139. 大量のdhcp scopeコマンドを設定して起動すると、dhcp scopeコマンドが削除できないことがあるバグを修正した。

  140. 以下のコマンドが入力できるバグを修正した。

  141. ip reassembly hold-timeコマンドを設定したとき、MIB変数ipReasmTimeoutに反映されないバグを修正した。

  142. dhcp scopeコマンドで、既存のコマンドと重複するスコープを設定したとき、エラーと表示するが有効な設定として動作してしまうことがあるバグを修正した。

  143. wol sendコマンドを実行したとき、Wake On Lanパケットがディレクテッドブロードキャストアドレスではなくリミテッドブロードキャストアドレスへ送信されてしまうバグを修正した。

  144. 以下のコマンドで、実行時に表示されるメッセージの誤記を修正した。

  145. dhcp manual leaseコマンドでリース情報を追加したとき、不正なリース情報が設定されてしまうバグを修正した。

  146. bgp neighborコマンドで、gatewayパラメーターにPPインターフェースまたはTUNNELインターフェースを指定しているとき、当該インターフェースが一旦リンクダウンすると、再度リンクアップしてもネイバー関係を確立できなくなることがあるバグを修正した。

  147. 以下のコマンドで、ユーザー名に空の文字列が設定できてしまうバグを修正した。

  148. コマンドヘルプで、表示する文字列が不当に改行されることがあるバグを修正した。

  149. bgp export filterコマンドで、preferenceパラメーターによる経路選択が正常に動作しないことがあるバグを修正した。

  150. tunnel templateコマンドで以下のコマンドが展開されないバグを修正した。

  151. 以下のコマンドで、不正なオプションを設定することができるバグを修正した。

  152. ip INTERFACE intrusion detectionコマンドで、オプションに不正な文字列を指定した時、エラーが表示されないバグを修正した。

  153. ip routeコマンドで、フィルター型ルーティングの設定をしたとき、不適切なエラーメッセージが表示されることがあるバグを修正した。

  154. lan shutdownコマンドを実行したとき、以下のshow status lanのカウンター、およびMIB変数が正しくカウントされないことがあるバグを修正した。

  155. queue INTERFACE class propertyコマンドのBANDWIDTHパラメーターで、保証帯域と上限帯域の速度を数値とパーセンテージの組み合わせで設定できるバグを修正した。

  156. no ipv6 nd ra-rdnssコマンドで、登録されていないRDNSSオプション番号を指定したとき、エラーにならないバグを修正した。

  157. nat descriptor staticコマンドで、ネットマスクを設定したときにそのネットワークの先頭以外のアドレスが設定されていると、変換範囲が後ろにスライドしてしまうバグを修正した。

  158. ip pp remote addressコマンドで、IPアドレスを2つ以上設定したときにエラーにならないバグを修正した。

  159. dns server selectコマンドの以下のバグを修正した。

  160. import vrx license keyコマンドで、インポート済みの基本ライセンスに紐づいていないVPNトライアルライセンスをインポートするとき、不適切なエラーメッセージが表示されるバグを修正した。

    誤)エラー: 有効期限切れのライセンスです。
    正)エラー: インポートが許可されていないライセンスです。

  161. ip keepaliveコマンドで、識別番号を1,000以上で登録したときに発生する以下のバグを修正した。

  162. lan typeコマンドで、MTUに1280未満を設定したとき、IPv6のMTUに1280未満が適用されてしまうバグを修正した。
    この修正により、lan typeコマンドでMTUに1280未満を設定したとき、ipv6 INTERFACE mtuコマンドの設定値に関わらず、IPv6のMTUには1280が適用される。

  163. dns hostコマンドで、設定値に以下のキーワードを指定しているとき、IPv6のDNSパケットを受信するとパケットの送受信ができなくなることがあるバグを修正した。

  164. 以下のコマンドや経路変更時のログで、宛先が0.0.0.0かつネットマスクが0でない経路が「default」と表示されるバグを修正した。

  165. ngn typeコマンドが未設定のとき、DHCPv6-PDクライアントとしてルーターが送信するSolicitメッセージに不正なIA Prefixオプションが付与されるバグを修正した。

  166. no nat descriptor backward-compatibilityコマンドでNAT機能の動作タイプが変化すると、再起動により設定が有効になる前に、以下のコマンドで表示される動作タイプが変化後の値になってしまうバグを修正した。

  167. show arpコマンドのカウント数が不正な値になることがあるバグを修正した。

  168. show configコマンドで、ipv6 prefixコマンドのオプションの表示順が正しくないバグを修正した。

  169. show status ipv6 dhcpコマンドで、Information-Requestに対するReplyの応答状態を示す「state : reply」が複数行表示されてしまうことがあるバグを修正した。

  170. show status ipv6 dhcpコマンドで、実行時に表示される項目名の誤記を修正した。

  171. show environmentコマンドを実行したとき、セキュリティークラスにSSHパラメーターが表示されないバグを修正した。

  172. 以下のコマンドで、未指定アドレス(0.0.0.0や::)、またはリミテッドブロードキャストアドレス(255.255.255.255)を設定してもエラーにならないバグを修正した。

  173. TUNNEL2インターフェース以降のTUNNELインターフェースに対して以下のコマンドを設定したとき、ルーターを再起動しないとコマンドの設定が反映されないバグを修正した。

  174. PP2インターフェース以降のPPインタフェースに対して以下のコマンドを設定したとき、ルーターを再起動しないとコマンドの設定が反映されないバグを修正した。

  175. dhcp scope optionコマンドで、valueに255バイトを超える値を設定してもエラーにならないバグを修正した。

  176. dhcp scope optionコマンドで、オプション番号128を示すニーモニックが tftp_server_ip_address ではなく tfpt_server となっていたバグを修正した。

  177. dns server selectコマンドで、DNSサーバーの設定をIPアドレスで指定し、ednsオプションを設定してもDNSキャッシュに拡張情報が反映されないバグを修正した。

  178. clear log savedコマンドを実行したとき、リブート直前に退避したログだけではなくshow logで表示されるログが消去されるバグを修正した。

  179. 以下のコマンドのコマンドヘルプの誤記を修正した。


■更新履歴

Jul. 2026, Rev.20.01.03 リリース

以上