http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/Rev.08.03/relnote_08_03_92.html
Revision : 08.03.92
Release : Feb. 2012, ヤマハ株式会社

RTX1100/RTX1500/RT107e Rev.8.03.92 リリースノート


Rev.8.03.90 からの変更点


■機能追加

  1. NTT東日本/NTT西日本のフレッツ光ネクストにおけるインターネット(IPv6 IPoE/IPv6 PPPoE)接続に対応した。

    (参考情報)
    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/FLETS-HIKARI-NEXT/index.html

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  2. L2TP/IPsec機能に対応した。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/l2tp_ipsec/index.html

    また、本対応に伴いSNMPのインタフェース番号を変更した。

    http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/SNMP/interface-number.html

    外部仕様書を確認のうえご使用ください。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  3. QoSをIPv6に対応した。
    IPv6 over IPv6、IPv6 over IPv4、IPv4 over IPv6でトンネルQoSに対応した。

    ○クラス分けのためのフィルタ設定

    [書式]
    queue class filter num class1 [/class2] [cos=cos] ip src_addr [dest_addr [protocol [src_port [dest_port]]]]
    queue class filter num class1 [/class2] [cos=cos] ipv6 src_addr [dest_addr [protocol [src_port [dest_port]]]] ★
    no queue class filter num [class1 ...]
    [設定値と初期値]
    • num
      • [設定値] : クラスフィルタの識別番号
      • [初期値] : -
    • class1
      • [設定値] :
        設定値 説明
        1..100
        (RTX3000)
        クラス
        1..16
        (上記以外)
        precedence 転送するパケットのTOSフィールドのprecedence(0..7)に応じてクラス(1..8)を分けて優先制御もしくはシェーピング、 Dynamic Traffic ControlやCBQによる帯域制御を行う(RTX3000、RTX1500、RTX1100、SRT100、RTX1200のみ指定可能)
        dscp 転送するパケットのDSフィールドのDSCP値により定義されるPHBに応じてクラス(1-9)を分けて優先制御もしくは シェーピングやDynamic Traffic Controlによる帯域制御を行う(RTX3000、RTX1500、RTX1200のみ指定可能)
      • [初期値] : -
    • class2
      • [設定値] : 第2階層クラス(1..4)
      • [初期値] : -
         
    • cos
      • [設定値] :
        設定値 説明
        0..7 CoS値
        precedence 転送するパケットのTOSのprecedence(0..7)をToS-CoS変換としてCOS値に格納する
      • [初期値] : -
         
    • src_addr : IPパケットの始点IPアドレス
      • [設定値] :
        • A.B.C.D (A〜D: 0〜255もしくは*)
          • 上記表記でA〜Dを*とすると、該当する8ビット分についてはすべての値に対応する
        • * (すべてのIPアドレスに対応)
      • [初期値] : -
    • dest_addr : IPパケットの終点IPアドレス
      • [設定値] :
        • src_addrと同じ形式
        • 省略した場合は一個の * と同じ
      • [初期値] : -
    • protocol : フィルタリングするパケットの種類
      • [設定値] :
        • プロトコルを表す十進数
        • プロトコルを表すニーモニック
          icmp 1
          tcp 6
          udp 17
        • 上項目のカンマで区切った並び(5個以内)
        • * (すべてのプロトコル)
        • established
        • 省略時は * と同じ
      • [初期値] : -
    • src_port : UDP、TCP のソースポート番号
      • [設定値] :
        • ポート番号を表す十進数
        • ポート番号を表すニーモニック(一部)
          ニーモニック ポート番号
          ftp 20,21
          ftpdata 20
          telnet 23
          smtp 25
          domain 53
          gopher 70
          finger 79
          www 80
          pop3 110
          synrpc 111
          ident 113
          ntp 123
          nntp 119
          snmp 161
          syslog 514
          printer 515
          talk 517
          route 520
          uucp 540
        • 間に - をはさんだ2つの上項目、- を前につけた上項目、- を後ろにつけた上項目、これらは範囲を指定する。
        • 上項目のカンマで区切った並び(10個以内)
        • * (すべてのポート)
        • 省略時は * と同じ
      • [初期値] : -
    • dest_port : UDP、TCP のディスティネーションポート番号
      • [初期値] : -
    [説明]
    クラス分けのためのフィルタを設定する。

    class1にprecedenceを指定した場合、フィルタに合致したパケットは、そのパケットのIPヘッダのprecedence値に 応じたクラスに分けられる。RTX3000、RTX1500、RTX1100、SRT100、RTX1200 で指定可能である。

    class1にdscpを指定した場合、フィルタに合致したパケットは、そのパケットのIPヘッダのDSCP値により定義される PHBに応じたクラスに分けられる。RTX3000、RTX1500、RTX1200で指定可能である。

    cosを指定すると、フィルタに合致したパケットに付加されるIEEE802.1Qタグのuser_priorityフィールドには、 指定したCoS値が格納される。cosにprecedenceを指定した場合、そのパケットのIPヘッダのprecedence値に対応する 値がuser_priorityフィールドに格納される。cosパラメータは RTX3000、RTX1500、RTX1200、RTX1100、RTX810、RT107e で指定可能である。

    パケットフィルタに該当したパケットは、指定したクラスに分類される。このコマンドで設定したフィルタを使用するかどうか、 あるいはどのような順番で適用するかは、各インタフェースにおけるqueue interface class filter listコマンドで設定する。

    class1class2を「/」(スラッシュ)で連結して指定することができる。class2はRTX3000で指定可能。
    [ノート]
    RTX1500ではRev.8.03以降でdscpパラメータを指定することができる。
    RTX1200ではRev.10.01.29以降でdscpパラメータを指定することができる。

    対象機種: RTX1100, RT107e

  4. DNSフォールバック動作をルーター全体で統一することができるようにした。

    ○DNSフォールバック動作をルーター全体で統一するか否かの設定

    [書式]
    dns service fallback switch
    no dns service fallback
    [設定値と初期値]
    • switch
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on DNSフォールバック機能を使用する
        off DNSフォールバック機能を使用しない
      • [初期値] : off
    [説明]
    DNSフォールバック動作をルーターのすべての機能で統一するか否かを設定する。

    DNSでホスト名をIPアドレスに変換する場合、IPv4/IPv6いずれかをDNSサーバーに先に問い合わせ、 アドレスが解決できない場合に他方のアドレスを問い合わせる動作を、DNSフォールバックと呼ぶ。 ルーター自身が問い合わせる場合、IPv4を優先するかIPv6を優先するかは機能ごとにまちまちであった。 具体的には、HTTPリビジョンアップ機能ではDNSフォールバック動作ではIPv6が優先されるが、 その他の機能ではIPv4が優先されている。

    このコマンドをonに設定すると、ルーターのすべての機能でIPv6が優先されるようになる。
    [ノート]
    DNSリカーシブサーバーとして、LAN内のPC等の問い合わせを上位のDNSサーバーに転送する際には、 PC等の問い合わせ内容をそのまま上位サーバーに転送するため、DNSフォールバックの動作も PC等の実装がそのまま反映され、このコマンドの設定には影響を受けない。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  5. ntpdateコマンドおよび、SNTPサーバー機能で、IPv6に対応した。
    SNTPサーバー機能では、グローバルユニキャストアドレスからのアクセスのみ対応する。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  6. HTTPリビジョンアップ機能で、HTTPリダイレクトに対応した。

    http revision-up urlコマンドで指定されたURLへのHTTP要求に対して、以下のステータスコードが 応答として返された場合にはHTTPヘッダー内の "Location:" で指定されたURLを用いて HTTPリビジョンアップを行う。

    HTTPステータスコード

    対応したリビジョンアップ手段

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

■仕様変更

  1. DHCPサーバー機能で、1〜49、62〜254のオプション番号をdhcp scope optionコマンドで設定できるように変更した。

    ○DHCPオプションの設定

    [書式]
    dhcp scope option scope_num option=value
    no dhcp scope option scope_num [option=value]
    [設定値及び初期値]
    • scope_num
      • [設定値] : スコープ番号(1..65535)
      • [初期値] : -
    • option
      • [設定値] :
        • オプション番号(1..49,62..254)またはニーモニック ★
        • 主なニーモニック
          router 3
          dns 6
          hostname 12
          domain 15
          wins_server 44
      • [初期値] : -
    • value : オプション値
      • [設定値] :
        • 値としては以下の種類があり、どれが使えるかはオプション番号で決まる。例えば、'router','dns','wins_server'は IPアドレスの配列であり、'hostname','domain'は文字列である。
          1オクテット整数 0..255
          2オクテット整数 0..65535
          2オクテット整数の配列 2オクテット整数をコンマ(,)で並べたもの
          4オクテット整数 0..2147483647
          IPアドレス IPアドレス
          IPアドレスの配列 IPアドレスをコンマ(,)で並べたもの
          文字列 文字列
          スイッチ "on","off","1","0"のいずれか
          バイナリ 2桁十六進数をコンマ(,)で並べたもの
      • [初期値] : -
    [説明]
    スコープに対して送信するDHCPオプションを設定する。
    dns serverコマンドやwins serverコマンドなどでも暗黙のうちにDHCPオプションを送信していたが、それを明示的に指定できる。 また、暗黙のDHCPオプションではスコープでオプションの値を変更することはできないが、このコマンドを使えばそれも可能になる。
    [ノート]
    no dhcp scopeコマンドでスコープが削除されるとオプションの設定もすべて消える。
  2. IPsec認証方式のXAUTH認証で使用するユーザー数、ユーザーグループ数を1000に変更した。

    ○XAUTH認証に使用するユーザーIDの設定

    [書式]
    auth user userid username password
    no auth user userid [username ...]
    [設定値及び初期値]
    • userid
      • [設定値] : ユーザー識別番号 (1..1000) ★
      • [初期値] : -
    • username
      • [設定値] : ユーザー名
      • [初期値] : -
    • password
      • [設定値] : パスワード
      • [初期値] : -
    [説明]
    IKEv1のXAUTH認証に使用するユーザーIDを設定する。

    ○XAUTH認証に使用するユーザーIDの属性の設定

    [書式]
    auth user attribute userid attribute=value [attribute=value ...]
    no auth user attribute userid [attribute=value ...]
    [設定値及び初期値]
    • userid
      • [設定値] : ユーザー識別番号 (1..1000) ★
      • [初期値] : -
    • attribute=value
      • [設定値] : ユーザー属性
      • [初期値] : xauth=off
    [説明]
    IKEv1のXAUTH認証に使用するユーザーIDの属性を設定する。

    ○XAUTH認証に使用するユーザーグループの設定

    [書式]
    auth user group groupid userid [userid ...]
    no auth user group groupid [userid ...]
    [設定値及び初期値]
    • groupid
      • [設定値] : ユーザーグループ識別番号 (1..1000) ★
      • [初期値] : -
    • userid
      • [設定値] : ユーザー識別番号 (1..1000) ★
      • [初期値] : -
    [説明]
    IKEv1のXAUTH認証に使用するユーザーグループを設定する。

    ○XAUTH認証に使用するユーザーグループの属性の設定

    [書式]
    auth user group attribute groupid attribute=value [attribute=value ...]
    no auth user group attribute groupid [attribute=value ...]
    [設定値及び初期値]
    • groupid
      • [設定値] : ユーザー識別番号 (1..1000) ★
      • [初期値] : -
    • attribute=value
      • [設定値] : ユーザー属性
      • [初期値] : xauth=off
    [説明]
    IKEv1のXAUTH認証に使用するユーザーグループの属性を設定する。

    ○XAUTH によるユーザー認証の設定

    [書式]
    ipsec ike xauth request gateway_id auth [group_id]
    no ipsec ike xauth request gateway_id [auth ...]
    [設定値及び初期値]
    • gateway_id
      • [設定値] : セキュリティゲートウェイの識別子
      • [初期値] : -
    • auth
      • [設定値] :
        設定値 説明
        on 要求する
        off 要求しない
      • [初期値] : off
    • group_id
      • [設定値] : 認証に使用するユーザーグループの識別番号 (1..1000) ★
      • [初期値] : -
    [説明]
    IPsecの認証を行う際、Phase1終了後にXAUTHによるユーザー認証をクライアントに要求するか否かを設定する。

    group_idを指定した場合には、該当のユーザーグループに含まれるユーザーを認証の対象とする。
    group_idの指定がない場合や、指定したユーザーグループに含まれるユーザー情報では認証できなかった場合、 RADIUSサーバーの設定があれば RADIUSサーバーを用いた認証を追加で試みる。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  3. PAP認証で、Msg-LengthフィールドのないPAPを受理するように変更した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  4. OSPFで、セカンダリアドレスを使用できるようにした。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  5. 代理ARP機能が設定されているインタフェースでは、Gratuitous ARP要求を受信しても応答しないように変更した。
    また、senderIPが0.0.0.0のARP要求についても代理ARP機能では応答しないように変更した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  6. 以下のIPアドレスの設定時に重複をチェックしないように変更した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  7. ダウン状態にあるトンネルインタフェース宛へRIPngを送信しないようにした。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  8. 不正アクセス検知機能でUnknown IP protocolとして検知するプロトコル番号を143以上に変更した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  9. IPv4 over IPv6/IPv6 over IPv6のIPsecトンネルで、一つのSAでノーマルパスとファストパスの双方でパケットを送信している時に、 ノーマルパスのパケットにESPのシーケンス番号を付与してから実際にそれを送信するまでの間に、ファストパスのパケットの処理が 進んでしまい、ノーマルパスのパケットが追い越されてしまった際に、追い越されてしまう数によっては受信側での アンチリプレイチェックによりノーマルパスでのパケットが破棄されてしまうことがあった。そのため、ノーマルパスでの パケットを実際に送信する直前に再度シーケンス番号の確認を行い、必要であればシーケンス番号を付け直すように変更した。

    対象機種: RTX1100, RT107e

  10. PPTPで、パケットの圧縮タイプとしてMPPEを設定した場合、CCP Reset-Request送信後にCCP Reset-Ackが返ってこなくても、 FLUSHED bitがセットされたcompressedパケットを受信することによりCCP Reset-Ack受信時と同様の処理を行うようにした。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  11. 起動時のコンフィグ設定でsshd host key generateコマンドを読み込む際、SSHの暗号化されたRSA秘密鍵とDSA秘密鍵の復号に失敗した場合には、 RSA秘密鍵とDSA秘密鍵を再生成するようにした。
    この変更によって秘密鍵が再生成される場合には、起動時間が1分程度長くなる。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  12. show techinfoコマンドの結果に、以下のコマンドを追加した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  13. かんたん設定ページで、以下の変更をした。

    対象機種: RT107e

■バグ修正

  1. RIPv2で不正な経路を受信すると、その経路を破棄せずに経路テーブルに取り込んだり、リブートしたりするバグを修正した。
    本修正により、不正な経路を受信した場合、下記に示すようなログがDEBUGレベルのSYSLOGに出力される。

    Received illegal IP route X.X.X.X/X.X.X.X from X.X.X.X by RIPv2

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  2. OSPFで広告可能な外部経路として取り込まれている静的な経路について、 以下の条件を満たす設定を連続して1秒以内に行うと、リブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  3. BGPで24対地以上のネイバと接続した状態でbgp configure refreshコマンドを実行するとリブートするバグを修正した。
    この修正に伴い、bgp neighborコマンドを32個までしか設定できないようにした。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  4. 不正なフォーマットのICMPv6パケットを受信するとリブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  5. 不正なフォーマットのDNSパケットを受信すると、その後の動作が不安定になり、リブートしたり ハングアップしたりすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  6. PPTPの切断処理中にshow status pptpコマンドを実行すると、リブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  7. dhcp scope bindコマンドで、同一スコープ番号の設定に対して重複したMACアドレスを複数組登録すると、 起動時にメモリの不正なエリアを参照し、リブートしたりハングアップしたりすることがあるバグを修正した。

    例)
      dhcp scope bind 1 * 00:11:22:33:44:55
      dhcp scope bind 1 * ethernet 00:11:22:33:44:55
      dhcp scope bind 1 * aa:bb:cc:dd:ee:ff
      dhcp scope bind 1 * ethernet aa:bb:cc:dd:ee:ff
      

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  8. dhcp client hostnameコマンドやdhcp client client-identifierコマンドを設定した状態でshow status dhcpcコマンドを実行すると、 リブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  9. ルーターのTELNETサーバー機能に関する以下のバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  10. mail server popコマンドで認証パスワードを指定せずに設定するとリブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  11. ルーターを端点とするTCPの通信が行われると、稀にリブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  12. 折り返しパケットの通信が発生したときに、リブートする可能性を排除した。
    折り返しパケットの通信は、ファストパスではなく必ずノーマルパスとして処理される。

    対象機種: RTX1500

  13. ディレクティッドブロードキャスト宛のMagicPacketを受信した場合、ディレクティッドブロードキャストと同じ サブネットのIPアドレスが設定されたLANインタフェースで以下の設定がされているとリブートするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  14. 内部データベース参照型URLフィルターおよび外部データベース参照型URLフィルター使用時に「/..」を含むURLを参照すると、 正しく解析できなかったり、リブートしたりすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RT107e

  15. 内部データベース参照型URLフィルターおよび外部データベース参照型URLフィルター使用時にフラグメントされたHTTPリクエストを受信した場合、 先頭以外のパケットを先に受信するとリブートするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RT107e

  16. SNMP Getリクエストを受信したときのレスポンスに含む情報が2049バイト以上であるとリブートするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  17. ip pp remote addressコマンドが設定されたPPインタフェースが接続中のとき、GUIの[インターフェース]ページの 「詳細」ボタン、または「状態」ボタンを押すと、リブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  18. かんたん設定ページのウィザードで、ブラウザの「戻る」ボタンを使用してページを元に戻す動作を繰り返していると、 リブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  19. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[本体の設定(日付・時刻)]ページで、問い合わせ先NTPサーバーに 半角スペースのみを入力して設定を行うと、リブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  20. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[ユーザとアクセス制限の設定]ページからユーザーの登録画面を開くと、 稀にリブートすることがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  21. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページで、半角スペースや「&」「"」「>」「<」の いずれかを含む、2000文字程度以上の文字列をコマンドとして実行すると、リブートしたりルーターの動作が不安定に なったりするバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  22. IPsecのトランスポートモードで通信をするとメモリリークするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  23. OSPFで、下記に示すようにエリア全体の認証が有効になっているのにも関わらず、そのエリアに属する インタフェースの設定に認証鍵の指定がない場合、該当インタフェースからはHelloパケットが送信されない 仕様であるが、Helloインターバルに従ってHelloパケットの送信を試行する度にメモリリークが発生するバグを修正した。

    (MD5認証の設定誤りの例)
      ip lan1 ospf area backbone                    × md5keyがない
      ip lan2 ospf area backbone md5key=1,abc       ○ 正しい
      ospf area backbone auth=md5
    
    (プレーンテキスト認証の設定誤りの例)
      ip lan1 ospf area backbone                    × authkeyがない
      ip lan2 ospf area backbone authkey=abc        ○ 正しい
      ospf area backbone auth=text
      

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  24. SSHサーバー機能で、接続/切断を繰り返しているとメモリリークするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  25. queue class filterコマンドを上書きした場合および、no queue class filterコマンドで設定を 削除した場合にメモリリークするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  26. 外部データベース参照型URLフィルターでネットスター株式会社のデータベースに問い合わせを行うとメモリリークするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RT107e

  27. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[リビジョンアップの実行]ページからファームウェアのリビジョンアップを行うとき、 ファームウェアのダウンロードが完了している状態かつ内蔵フラッシュROMに書き込む前にリビジョンアップを中断すると、 メモリリークするバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  28. provider ntpdateコマンドを設定していない状態で、かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[本体の設定]ページから、 「日付と時刻の設定」のNTPサーバーへの問い合わせを実行すると、その後の動作が不安定になることがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  29. VLANインタフェースに対してPPPoEの設定をしているとき、PPPoE経由の通信が発生すると、 その後の動作が不安定になることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  30. LANインタフェースがリンクアップしており、そのインタフェースにIPアドレスが設定されていて implicit経路が存在する状態で、interface resetコマンドを実行し、直後にLANケーブルを抜くと implicit経路が削除されないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RT107e

  31. LAN分割のインタフェースがリンクアップしており、そのインタフェースにIPアドレスが設定されていて implicit経路が存在する状態で、LAN分割機能を無効にしてもimplicit経路が削除されないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  32. LAN分割機能を設定したとき、以下のコマンドの入力形式の"lan1"が自動的に分割されたインタフェースに変換されてしまうバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  33. PIAFS端末へコールバッグ接続するとき、通信速度が変更されると接続できなくなることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  34. anonymous接続で名前によるルーティングを設定している場合、PPPのLCPセッション確立後にLCP Configure Requestが再送されると、 PPPセッション切断後その相手先へ接続できなくなる可能性を排除した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  35. IPヘッダーに不正なタイムスタンプオプションが含まれているパケットを受信したとき、 IPオプションフィールドを不当に書き換えてしまうことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  36. フラグメントされた特定サイズのIPv6パケットを受信したとき、パケットが破棄されてしまうバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  37. フラグメントされたICMPv6パケットが転送されないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  38. IPv6マルチキャストパケットがファストパスで処理されるとき、パケットが破棄されてしまうバグを修正した。 本バグによってNTT東日本/NTT西日本のひかりTVが視聴できなくなっていた。

    ※ Rev.8.03.87以降のファームウェアで発生する。

    対象機種: RTX1100, RT107e

  39. ルーターのコンソールからIPv6アドレス宛に対するtelnetコマンドやrdateコマンドなどのTCPアプリケーションを実行したとき、 通信できないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  40. RAを送信するとき、パケットの送信元IPv6アドレスとして不正なアドレスが選択されることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  41. MLDv1のQueryメッセージに含まれるMRDフィールドに不正な値が設定されるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  42. queue interface typeコマンドの設定がpriorityまたはshapingになっているLANインタフェースで、 wol sendコマンドを実行してもMagic Packetが送出されないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  43. フィルター型ルーティング機能で、ip routeコマンドでフィルター型経路が指定されいてるゲートウェイより先に フィルター型経路が指定されていないゲートウェイが記述されている場合に、フィルター型経路が指定されているゲートウェイが 優先されず、フィルター型経路が指定されていないゲートウェイが選択されることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  44. PPPならびにIPsec XAUTHの認証やアカウンティングでRADIUSを使用する場合、Access-Request、Accounting-Requestの再送処理中に再接続を行うと、 不正なパケットが送信されたりパケットの送信間隔が設定値よりも短くなったりするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  45. IKEキープアライブで、キープアライブパケットを送信せずに失敗と判定してしまうことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  46. IPv6のIPsecでプロトコルタイプにAHを指定したとき、トランスポートモードで通信できないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  47. 経路指定があるRIPリクエストを受信した場合、その後の動作が不安定になる可能性を排除した。
    ヤマハルーターではこのようなリクエストを送信することはないため、ヤマハルーター間でRIPによる経路交換を行う場合は発生しない。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  48. OSPFでタイプ5(AS External)LSAのLink State IDを決定するときに、複数のLink State IDとバッティングした場合に 正しく経路が広告されないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  49. bgp export filterコマンドのpreferenceオプションが動作しないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  50. VRRPで、仮想ルーターのIPアドレスとしてVRRPグループに所属するVRRPルーターのうちの1台のIPアドレスを利用する場合、 マスタールーターがシャットダウンし、INITIALIZE状態になっても仮想ルーターのIPアドレス宛のARP Requestを受信すると ARPテーブルに登録してしまうバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  51. VRRPで、仮想ルーターのIPアドレスとしてVRRPグループに所属するVRRPルーターのうちの1台のIPアドレスを利用する場合、 マスタールーターのシャットダウンによりバックアップルーター経由の経路に切り替わった状態だとバックアップルーター配下の 端末の通信が行えなくなることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  52. VRRPで、マスタールーターが切り替わった直後にARP requestを受信すると、マスタールーターのみがreplyを返すべき ARP request(仮想IPアドレスに対するARP requestなど)に対しても、旧マスタールーターがreplyを返すことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  53. 一つの宛先ネットワークに対して複数のゲートウェイが存在するとき、最初のゲートウェイが ip interface vrrp shutdown triggerコマンドのroute形式のnexthopで設定したIPアドレスでなかった場合に、 2番目以降のゲートウェイにnexthopで設定したIPアドレスが存在していてもVRRPをシャットダウンしてしまう不具合を修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  54. FTPのPORT/EPRTコマンド、PASV/EPSVコマンドのレスポンスのマスカレード変換で、IPアドレス、ポート番号の変換により データ長が変化しシーケンス番号の変換が発生する場合、サーバーの応答の遅延などでコマンド、または、 レスポンスの再送が発生したときシーケンス番号の変換が行われないバグを修正した。

    ※ Rev.8.03.90のファームウェアで発生する。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  55. TFTPで設定ファイルに以下の設定を書き込んだ場合、ログインパスワードおよび管理パスワードとして 任意の文字列を用いてログインおよび管理ユーザーへの昇格を行うことができてしまうバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  56. 稀に起動直後から以下の機能が使用できないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  57. トンネルインタフェースに対するSNMPのMIB変数ifMtuに、ip tunnel mtuコマンドの設定値が反映されないバグを修正した。
    修正前は常に1280がセットされていた。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  58. LAN分割あるいはタグVLANを使用する場合に、以下のMIB変数にアクセスすると、それらのインタフェースの リンク状態やリンク速度、全二重通信と半二重通信の判別が正しくないことがあるバグを修正した。

    なお、タグVLANのインタフェースについてはvlan 802.1qコマンドが設定されていない場合には リンクダウンしているものとみなすようにした。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  59. snmp yrifppdisplayatmib2コマンド、およびsnmp yriftunneldisplayatmib2コマンドの設定が、 SNMP Getリクエストを受信したときの動作に反映されないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  60. SNMPでyrIfTunnelDisplayAtMib2 にアクセスできないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  61. SNMP GetリクエストでtcpConnTable以下のMIB変数にアクセスできないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  62. vlan interface 802.1qコマンドが1つでも設定されていると、LANインタフェースがリンクダウンしたときに 対応するすべてのタグVLANインタフェースに対するlinkdownトラップが送出されるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  63. 以下の機能でRADIUSを使用してPAPでパスワード認証を行なう場合、パスワードの長さが17文字以上あると認証できないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  64. RADIUS機能で、ルーターからRADIUSサーバーに送出されるAccess-RequestおよびAccounting-Requestに含まれる NAS-Port-Type属性の値が、着信ポートの種類によらず常にISDN Sync (2) となっているバグを修正した。
    着信ポートの種類と、対応するNAS-Port-Type属性の値は以下の通りとなる。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  65. RADIUS機能で、ISDN接続による認証を行う場合、PP切断時にルーターからRADIUSサーバーに送出される Accounting-Requestに、Calling-Station-Id属性が含まれないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  66. メール送信機能で、メール送信処理中に突然メールサーバーからコネクションを切断されると、 以下の不具合が発生することがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  67. メール送信機能で、メール送信処理中にメールサーバーから1600バイト以上のデータを受信すると、 CPU使用率が100%に達したまま下がらなくなるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  68. トリガによるメール通知機能で、Subjectを半角スペースと全角文字を混ぜた文字列で設定したとき、 正しくMIMEエンコードできないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  69. UPnPで、NOTIFYの送信間隔がCACHE-CONTROL(max-age=1800s)と同じ30分であったのを、規格に合わせてその半分の15分となるように修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  70. ルーターに設定しているパスワードの長さが32文字で、かつ暗号化してある場合、 パスワード認証において、最初の32文字が正しいパスワードと一致する33文字以上 の文字列を入力すると、認証に成功してしまうバグを修正した。
    以下の場合にパスワードは暗号化される。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  71. dns server selectコマンドのQUERYに半角スペースや「"」「#」「\」などの特殊文字を含んだ文字列を設定すると 正しく設定されず、再起動をすると設定が消えてしまうバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  72. ipv6 interface prefixコマンドで、autoが設定できてしまうバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  73. ipv6 filterコマンドのtcpflagオプションが動作しないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  74. bgp import filterコマンドおよびbgp export filterコマンドで、ip_address/maskパラメータを指定していなくても、 オプションパラメータを指定するとエラーにならないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  75. no ethernet interface filterコマンドで、フィルター番号が3つ以上指定されていると削除できないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  76. 以下のコマンドで、local-addrオプションに0.0.0.0や::が設定できてしまうバグを修正した。
    また、オプションを重複して指定してもエラーにならないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  77. ipinterface vrrpコマンドで、advertise-interval/down-intervalの各パラメータを重複指定しても エラーにならないバグを修正した。
    また、priority/preempt/ authの各パラメータを重複指定したときのエラーメッセージが不適切であったため、適切なメッセージに修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  78. queue class filterコマンドでmappingパラメータとcosパラメータを同時に設定できないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100

  79. auth user groupコマンドで、"ユーザーID-ユーザーID"という形式でユーザーIDを設定できないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  80. ユーザー名と接続種別を指定してdisconnect userコマンドを実行した場合、当該ユーザーがlogin userコマンドで 登録されていてもログインしていないと「指定されたユーザー名は登録されていません」というエラーメッセージが 表示されることがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  81. 日本語を入力できるコマンドが設定されていて、ターミナルソフトの設定とconsole characterコマンドの設定が ともにEUCに設定されているとき、以下のコマンドを実行すると、日本語の設定が文字化けするバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  82. プロンプトの文字数(末尾の空白1文字を含む)と入力したコマンドの文字数の合計が4095文字を超えている状態でCtrl+Eを押下すると、 カーソルの位置が終端に移動しないバグを修正した。

    ※ Rev.8.03.68以降のファームウェアで発生する。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  83. show status vlanコマンドの実行結果が正しく表示されないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  84. dhcp client hostnameコマンドでホスト名に128文字以上を指定したときに表示されるエラーの誤記を修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  85. 以下のコマンドのコマンドヘルプの誤記を修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  86. GUIの[ファイアウォール(動的フィルターの挿入)]ページで、動的フィルターの追加または変更をする場合に 表示される設定確認ページの誤記を修正した。
    "逆方向"と"順方向"の表示が逆になってしまっていた。

    対象機種: RTX1100, RTX1500

  87. GUIやかんたん設定ページの認証画面で、パスワードとして正しい文字列を入力しても、 ユーザー名とパスワードの文字数の合計が65文字以上であるとログインできないバグを修正した。

    対象機種: RTX1100, RTX1500, RT107e

  88. かんたん設定ページのウィザードで「CATVインターネット、またはPPPoEを用いない端末型ADSL接続」の プロバイダが設定をした場合、[詳細設定と情報]-[LANの設定]ページでプライマリIPアドレスとセカンダリIPアドレスの 設定を削除すると動作が不安定になることがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  89. かんたん設定ページからDNSサーバーアドレスを指定したプロバイダを登録すると、 DNSサーバー関連のコマンドが正しく設定されないことがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  90. かんたん設定ページでDNSサーバーアドレスを固定にしたプロバイダ設定に対し、ウィザードから設定を上書き修正すると、 dns server selectコマンドの設定が変更されてしまい、DNSの名前解決ができなくなることがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  91. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[基本接続の詳細な設定]-[PPPoEプロバイダの修正]ページで、 宛先ドメイン名を「なし」に変更すると、dns server selectコマンドの設定が削除されないバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  92. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[基本接続の詳細な設定]ページで、静的NATの設定されたプロバイダ設定を修正するとき、 NATを使用しない設定に変更すると静的NAT設定時に同時に自動設定されていたNAT用のフィルタが削除されずに残るバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  93. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[基本接続の詳細な設定]ページから各プロバイダの新規登録画面を開いたときの、 セキュリティレベルのデフォルト値が違っていたバグを修正した。
    プロバイダ情報の設定ウィザードから登録したときに設定されるレベルに合わせた。

    対象機種: RT107e

  94. かんたん設定ページの以下の設定項目に、半角スペースや「"」「#」「\」などの特殊文字を含んだ文字列を設定すると 正しく設定されないバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  95. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[IPv6の設定]ページで、IPv6プレフィックスの設定やIPv6ファイアウォール機能の設定を行うと、 設定されていたpp nameコマンドの接続相手名が書き換わってしまうバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  96. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[LAN設定]ページで、DHCPスコープを追加または変更する場合、 DHCPスコープ番号(識別番号)が4桁までしか入力できないバグを修正した。
    また、DHCPスコープ番号の入力欄を空欄のまま設定しようとした場合にエラーとならないバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  97. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページで、コマンドを実行して設定変更されたにもかかわらず 「設定に変更はありません」と表示されることがあるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  98. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページで、descriptionコマンドが実行できないバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  99. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページで、コマンドの入力がないまま設定の確定ボタンを押すと、 前回の実行結果が表示されてしまうバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  100. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページで、HTMLタグを含む文字列を コマンドとして実行した場合、実行結果の表示が乱れることがあるバグを修正した。

    ※ Rev.8.03.86以降のファームウェアで発生する。

    対象機種: RT107e

  101. かんたん設定ページの[詳細設定と情報]-[コマンドの実行]ページで、4096文字以上の文字列をコマンドとして実行すると、 それ以降かんたん設定ページにアクセスできなくなるバグを修正した。

    対象機種: RT107e

  102. かんたん設定ページで[詳細設定と情報]-[お買い上げ頂いた時の状態へ戻す]ページからルーターを工場出荷状態に戻した場合、 再起動後のデフォルト設定ファイル番号が0に初期化されないバグを修正した。

    対象機種: RT107e

■更新履歴

Feb. 2012,   Rev.8.03.92 リリース
May. 2012,   機能追加[3]のコマンドの説明を修正した
Apr. 2015,   バグ修正[9]の文面を修正した

以上