IPsec機能については、過去に大きな変更が2回あり、 コマンドや動作が変化しているため、注意が必要です。 最新版はリリース3というファームウェア群ですが、 過去にリリース1、リリース2というファームウェア群が提供された時期があります。 これらのリリースについて、まとめると次のようになります。
初期のIPsecの実装で、当時のInternet-Draftに基づいています。 提供された機種とリビジョンは以下のとおりです。
系列 | リビジョン | ハードウェア |
---|---|---|
Rev.3.00系 | Rev.3.00.09以降 | RT100i/RT102i/RT140ipe/RT200i |
Rev.3.01系 | Rev.3.01.07 | RT103i |
[リリース1の特徴]
中期のIPsecの実装で、当時のInternet-Draftに基づいています。 提供された機種とリビジョンは以下のとおりです。
系列 | リビジョン | ハードウェア |
---|---|---|
Rev.3.01系 | Rev.3.01.11以降 | RT100i/RT102i |
Rev.4.00系 | Rev.4.00.02〜Rev.4.00.14 | RT103i/RT140ipef/RT200i |
[リリース2の特徴]
後期のIPsecの実装で、RFC2401〜2409、RFC2451に基づいています。 提供された機種とリビジョンは以下のとおりです。対応している機種では、 できる限り、リリース3を使用してください。
系列 | リビジョン | ハードウェア |
---|---|---|
Rev.4.00系 | Rev.4.00.18以降 | RT103i/RT140ipef/RT200i |
Rev.4.02系 | Rev.4.02.01以降 | RT52pro |
Rev.6.00系 | Rev.6.00.01以降 | RT300i |
Rev.6.01系 | Rev.6.01.01以降 | RT140iepf/RT300i |
Rev.6.02系 | Rev.6.02.01以降 | RT105iep/RT140iepf/RT300i |
[リリース3の特徴]
[リリース3の注意点]
[関連ドキュメント]
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