RTシリーズのログに関するFAQ

ログはどれぐらい溜められますか？

1. console info

   console info onにすると、syslog info onに相当する ログ情報がコンソールに出力されます。
   ログの量は、端末ソフトやtelnetクライアントなどの ログの量に依存します。
   また、ログインタイマーによって、時間的に制限される場合もあります。
   

2. log
   • 以下の行数までメモリ(RAM)に蓄えられます。
     • vRX, RTX5000、RTX3510、RTX3500：20,000行
     • RTX1300、RTX1220、RTX1210、RTX1200、NVR510、NVR700W、RTX830：10,000行
     • RTX3000（Rev.9.00.56以降）、RTX810、FWX120、NVR500：3,000行
     • 上記以外の機種：500行
   • 外部メモリに対応している機種では、外部メモリ内にファイルとして保存できます。
   • show logコマンドで閲覧できます。
   • clear logコマンドで消すことができます。
   • パワーオフログ保存機能に対応していない機種では、電源を切ると消えてしまいます。
   • restartコマンドで再起動をしたときは消えません。
   • syslog notice、syslog info、syslog debugコマンドで制御された 情報が蓄積されます。
   • syslog debugで出力される情報は、障害解析のためのものです。
   • syslogとの違い
     →保存場所が本体内のメモリである。
3. syslog
   • syslog hostコマンドで指定されたホストにsyslogプロトコルで、 ログ情報を投げます。
     
   • syslog hostコマンドで指定されたホストがsyslogプロトコルを 解釈できれば、ログファイルに記録するでしょう。
     溜められる量は、ホスト側の記録形態に依存します。
   • 閲覧や消去は、ホスト側の機能になります。
   • 電源を切ったりrestartしても、消えません。
   • syslog notice、syslog info、syslog debugコマンドで制御された 情報が蓄積されます。
   • syslog debugで出力される情報は、障害解析のためのものです。
   • syslog debugを有効にした場合、ホスト側に大量のファイル容量が必要。
   • logとの違い
     →保存場所がネットワーク接続されたコンピュータのファイルである。

[ 参考情報 ]

• 外部メモリへのSYSLOG保存
• パワーオフログ保存機能
• リブートログ保存機能

[ FAQ for RT-Series ]
[ FAQ for Syslog / files / Intro / Install / Config ]