リブートログ保存機能
$Date: 2011/12/28 07:42:45 $
ルーターの設定間違いやファームウェアのバグなどにより意図しないリブートが発生した場合、ルーターのRAM上にはリブート直前のSYSLOGは保存されているため、リブート発生直後であれば原因の解析をすることができます。
しかし、再起動後の運用でもSYSLOGは常に出力され続けているため、SYSLOGはそのうち上書きされてしまいます。
本機能では、意図しないリブートが発生したときは、直前のSYSLOGをRAM上の退避用エリアに保存することで、再起動後でもリブート直前のSYSLOGを参照できるようになり、原因の解析をすることができるようになります。
退避されたログは、show log savedコマンドで確認することができます。show log savedコマンドはshow techinfoコマンドを実行した時も実行されます。
以下の操作により再起動をした場合、再起動直前のSYSLOGは退避ログとして保存されません。
(これらの操作をする前に保存されていた退避ログは消えずに残っています)
- restartコマンドにより再起動をしたとき
- リビジョンアップによる再起動をしたとき
退避されたログはclear logコマンドを実行しても削除されませんが、以下の操作をした場合は消えてしまいます。
- 電源スイッチをOFFにしたとき
- 電源ONの状態から電源ケーブルを抜いたとき
- 電源ONの状態で停電が発生したとき
- 工場出荷状態に戻したとき
| 機種 | ファームウェア |
| RTX810 | Rev.11.01.04 |
| NVR500 | Rev.11.00.16 |
| RTX1200 | Rev.10.01.36 |
show logコマンドに'saved'オプションを追加する。
○ログの表示
- [書式]
- show log [saved] [reverse]
show log external-memory [backup [FILEID]]
less log [saved] [reverse]
- [設定値及び初期値]
-
- saved
- [設定値] : リブート直前のログを表示する
- [初期値] : -
- reverse
- [設定値] : ログを逆順に表示する
- [初期値] : -
- external-memory
- [設定値] : external-memory syslog filename コマンドで設定しているファイルの中身を表示する
- [初期値] : -
- backup
- [設定値] : バックアップファイルの中身を表示する
- [初期値] : -
- FILEID
- [設定値] : YYYYMMDD_HHMMSS
- [初期値] : -
- [説明]
-
ルーターの動作状況を記録したログを表示する。
ログは以下の行数だけ保持することができる。
- RTX1200 ... 最大 10,000 件
- NVR500, RTX810 ... 最大 3,000 件
- 上記以外の機種 ... 最大 500 件
最大数を越えた場合には、発生時刻の古いものから消去されていく。最大数以上のログを保存する場合には、syslog host コマンドでログを SYSLOG サーバーに転送して、そちらで保存する必要がある。
意図しないリブートが発生したときは、'saved' を指定することでリブート直前のログを表示することができる。
このコマンドでは、通常は発生時刻の古いものからログを順に表示するが、'reverse' を指定することで新しいものから表示させることができる。
パワーオフログ保存機能のない機種では、ルーターの電源を切るとログは消去される。
- [ノート]
-
restart コマンドや TFTP によるファームウェアのバージョンアップなどで電源を入れたままルーターが再起動した場合でも、電源を切らない限りはログは保存される。
saved パラメータは、RTX1200 Rev.10.01.36以降、NVR500 Rev.11.00.16以降、RTX810 で使用可能。
external-memory を指定した場合は以下の制限がある。
- 外部メモリ内の暗号化したログファイルは表示できない
- リダイレクトを指定できない
external-memory を指定して、external-memory syslog filename コマンドが設定されていない場合は実行エラーとなる。
external-memory、backup パラメータは Rev.10.01.11 以降で使用可能。
[EOF]