RTシリーズのモバイル通信に関するFAQ
ダイヤルアップサーバの設定は正しい筈なのにPIAFSの着信を受けてくれません。
最終変更日 | 2022/Dec/28 |
文書サイズ | 5.3KB |
ダイヤルアップサーバの設定は正しい筈なのにPIAFSの着信を受けてくれません。
RTの設定とPIAFS端末側の設定が一致していない、あるいは、端末がPIAFSで発信していない可能性があります。
... TEL[01/1] InComing Call from 070XXXXXXXX ... TEL[02/1] InComing Call from 070XXXXXXXX ... TEL[03/1] InComing Call from 070XXXXXXXX
DDIポケットのPHS端末では、接続時に使用する通信方式(無線モデム、無線インターネット、32k PIAFS、64k PIAFS、等)を接続先の番号で指定しなければならない場合があります。
例えば、64k PIAFSで接続するためには「RTのISDN番号##4」にダイヤルしなければなりませんが、##4を付け忘れて「RTのISDN番号」にダイヤルすると、通信方式が無線モデムとなり、RTにはアナログ呼として着信するので、ダイヤルアップサーバとしては着信を処理できません。
PHS端末側で通信方式がPIAFSになるように番号を正しく指定して下さい。
... Detect call at BRI1 from 070XXXXXXXX/XXXX ... PP[??] Calling address is not match neither peers nor anonymous
pp select N
isdn remote address call/arrive YYYYYYYYYYY
で指定したPIAFS端末の番号が間違っている、あるいは、サブアドレスを指定している。
正しいPIAFS端末の番号のみをRTに設定して下さい。
RTが対応していないPIAFSの方式で着信した。
例えば、64k PIAFSに対応していないRTに64k PIAFSで着信させようとした。
RTが対応可能なPIAFSの方式、あるいは、無線インターネット方式で接続して下さい。
ファームウェアのリビジョンアップによりそのPIAFSの方式に対応可能な機器であれば、ファームウェアをリビジョンアップして下さい。
... Detect call at BRI1 from 070XXXXXXXX/XXXX ... Clear by no selected user
isdn local address ZZZZZZZZZZZ/ZZZZ
で指定したRTの番号あるいはサブアドレスとPIAFS端末で指定した番号あるいはサブアドレスが一致していない。
RTの番号とサブアドレスを正しく設定して、PIAFS端末からはその番号とサブアドレスを指定してダイヤルして下さい。
あるいは、RTもPIAFS端末も共にサブアドレスなしの設定にして、PIAFS端末からは番号のみを指定してダイヤルして下さい。
... Detect call at BRI1 from 070XXXXXXXX/XXXX ... Choice x as peer number あるいは ... Detect call at BRI1 from 070XXXXXXXX/XXXX ... Choice ANONYMOUSx as peer number
PIAFSとしては正しく着信しています。
着信後のトラブルの原因を調べて対処して下さい。
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