トリガによるメール通知機能に関するFAQ


メール通知機能の設定


作成日2005/Jun/09
最終変更日2005/Nov/09
文書サイズ 18kB


  1. GUIから設定できますか?
  2. SMTP認証を使用する場合の設定を教えてください
  3. POP-before-SMTPを使用する場合の設定を教えてください
  4. メールの送信元(From)/送信先(To)/サブジェクトの設定方法を教えてください
  5. メールの本文を英文にするにはどうすればいいですか?
  6. トリガの設定方法を教えてください
  7. 通知メールの内容にログを含めることができますか?
  8. 通知メールにログを添付させることができますか?
  9. mail templateコマンドの各パラメータには何が設定できますか?
  10. 設定例を教えてください
  11. show status mail serviceコマンドで表示される内容について教えてください

  1. GUIから設定できますか?
    [Answer]
    RTV01、RTX1210、RTX1200、RTX830、RTX810、FWX120、SRT100、NVR700W、NVR510で設定可能です。
    他の機種では設定できません。
    コンソールから設定してください。


  2. SMTP認証を使用する場合の設定を教えてください
    [Answer]
    例)
    メールサーバtest.example.com
    認証プロトコルCRAM-MD5
    IDtest_id
    パスワードtest_pass

    の場合は

    mail server 1 smtp test.example.com smtp-auth test_id test_pass cram-md5

    になります。


  3. POP-before-SMTPを使用する場合の設定を教えてください
    [Answer]
    例)
    メールサーバtest.example.com
    IDtest_id
    パスワードtest_pass
    POPサーバ認証pop

    の場合は

    mail server smtp 1 test.example.com pop-before-smtp
    mail server pop 1 test.example pop test_id test_pass

    になります。


  4. メールの送信元(From)/送信先(To)/サブジェクトの設定方法を教えてください
    [Answer]
    メールの送信元/送信先/サブジェクトの設定には、mail templateコマンドを使用します。
    mail templateコマンドのFromパラメータToパラメータSubjectパラメータを使用して、送信元、送信先、サブジェクトを設定してください。
    送信先は複数設定することが可能で、Toパラメータに複数のメールアドレスをカンマ( , )区切りで設定してください。

    例)
    送信元test@test.com
    送信先test1@test.com, test2@test.com
    サブジェクトThis is test.

    の場合は

    mail template 1 1 "From: test@test.com" "To: test1@test.com, test2@test.com" "Subject: This is test."

    になります。

    ※サブジェクトは設定を省略することが可能です。設定を省略すると、以下のサブジェクトが自動で付加されます。
    トリガ種別サブジェクト
    バックアップ時 Backup Info
    経路変更時 Route Change Info
    イーサネットフィルタログ発生時 Filter Info
    SIP Proxy機能における障害発生時 SIP Change Info
    冗長構成で動作状態が変化した時 Sip Proxy Redundancy Change Info
    状態メール通知実行コマンドを実行時 Status Info
    不正アクセスを検知時 Intrusion Info
    LANマップの異常を検知時 LanMap Info

    複数のトリガ種別に対応している場合は、’/’で区切られる形で複数のサブジェクトが付加されます。

    (例) バックアップ時と経路変更時に対応している場合

    "Mail for Backup Info/Route Change Info"


  5. メールの本文を英文にするにはどうすればいいですか?
    [Answer]
    メールの本文の設定を英語にするには、mail templateコマンドのContent-Typeパラメータを使用します。
    Content-Typeパラメータを

    "Content-Type:text/plain; charset=us-ascii"

    と設定することによって、メールの本文を英語に設定することができます。
    ただし、状態メール通知の場合は、console character asciiコマンドを設定してください。

    例)
    送信元test@test.com
    送信先test1@test.com, test2@test.com
    サブジェクトThis is test.
    本文の言語英語

    の場合は

    mail template 1 1 "From: test@test.com" "To: test1@test.com, test2@test.com" "Subject: This is test." "Content-Type:text/plain; charset=us-ascii"

    になります。

    ※本文を日本語に設定する場合は、以下のように設定してください。

    "Content-Type:text/plain; charset=iso-2022-jp"


  6. トリガの設定方法を教えてください
    [Answer]
    トリガの設定については、以下を参照してください。


  7. 通知メールの内容にログを含めることができますか?
    [Answer]
    mail templateコマンドの[notify-log=SW]オプションで通知メールにログを含めることができます。
    ただし、ログの取得は送信時に行います。
                                              |
                  バックアップ通知(*1) -----> |-┐ <- 最初のトリガ ==> notify-wait-time起動
                                              | |
                                              | |
                  バックアップ通知(*2) -----> | | <- 2個目のトリガ
                                              | |
                                              | |
                                              | |
      メール送信(ログの取得はこの時点) <===== |<┘ <- (notify-wait-time)時間が経過
                           (*1)(*2)の内容     |


  8. 通知メールにログを添付させることができますか?
    [Answer]
    RTV01のVoIP障害時にのみ添付させることができます。
    ログを添付させるには、以下の設定をする必要があります。

    mail notify 1 1 trigger sip level=1 packet-log=on


  9. mail templateコマンドの各パラメータには何が設定できますか?
    [Answer]
    From:
    • 送信元メールアドレスを設定します。
    • 送信元メールアドレスは一つしか指定できません。
    • メールアドレスはlocal-part@domainもしくはlocal-part@ipaddressの形式のみ対応していて、"NAME "等の形式には対応していません。
    To:
    • 宛先メールアドレスを設定します。
    • 宛先メールアドレスは複数指定でき、複数指定する場合はカンマ(,)で区切り、空白を入れてはいけません。
    • メールアドレスはlocal-part@domainもしくはlocal-part@ipaddressの形式のみ対応していて、"NAME "等の形式には対応していません。
    Subject:
    • 任意の文字列を指定できます。
    • 空白を含む場合は、ダブルクォーテーション(")でSubject:SUBJECT全体を囲む必要があります。
    • コンソールから設定する場合は、全角文字を指定できないので、Subjectを日本語で設定したconfigをTFTPでPUTすることにより、日本語でも設定することができます。
    • 設定を省略すると、"Notification for Backup/Route Change"というSubjectが自動で付加されます。
    Date:
    • "Date:[曜日], 日付 月 年 時:分[:秒] タイムゾーン"というフォーマットになります。なお、曜日と秒は省略することができます。
    MIME-Version:
    • 1.0しか対応していません。
    Content-Type:
    • type/subtypeは"text/plain"のみで、パラメータは"charset=us-ascii"および"charset=iso-2022.jp"のみ対応しています。
    • なお、charset= の設定により、送信されるメールの本文の言語を指定することができます。
      • "Content-Type:text/plain; charset=iso-2022-jp" ... 日本語
      • "Content-Type:text/plain; charset=us-ascii" ...... 英語
    • このヘッダを省略した場合(デフォルト)、メールの本文は日本語となります。
    notify-log=
    • 通知するメール内容にsyslogの内容を含むか否かを設定できます。
    • 'on'に設定した場合はメール送信実行時までのsyslogが添付されます。
    • リトライ時は、リトライ処理によるメール送信実行時までのsyslogとなります。
    notify-wait-time=
    • メール送信時に、実際に送信されるまでの待機時間を設定できます。
    • この値は、大量のメールが送信されないようにするためのタイマ値で、mail notifyコマンドで設定されたインタフェース群のうち、最初のバックアップが開始された後、一定時間内はメールを送信せず、その間に対象インタフェースに対してバックアップへの切り替わりや切り戻しがあった場合、それらの情報をまとめて、一定時間が経過したあとに通知させます。
    • この値は、メール送信に失敗した時のリトライ間隔の時間も併せ持ちます。
                                     |
         バックアップ通知(*1) -----> |-┐ <- 最初のトリガ ==> notify-wait-time起動
                                     | |
                                     | |
         バックアップ通知(*2) -----> | | <- 2個目のトリガ
                                     | |
                                     | |
                                     | |
                   メール送信 <===== |<┘ <- (notify-wait-time)時間が経過
                  (*1)(*2)の内容     |


  10. 設定例を教えてください
    [Answer]
    mail server name 1 MAIL_TEST1 ... <1>
    mail server smtp 1 MAIL_SERVER_ADDRESS smtp-auth USERNAME PASSWORD digest-md5 ... <2>
    mail template 1 1 From:from1@test.com To:to1@test.com Subject:mail_notify1 "Content-Type:text/plain; charset=us-ascii" notify-wait-time=15 notify-log=on ... <3>
    mail template 2 1 From:from2@test.com To:to2@test.com Subject:mail_notify2 notify-wait-time=60 ... <4>
    mail notify 1 1 trigger backup pp 1 ... <5>
    mail notify 2 2 trigger route 192.168.1.0/24 ... <6>

    以下に各設定について説明します。
    <1>
    • メール設定の識別名です
    • 任意の名称が設定可能です(省略可能)
    <2>
    • SMTPサーバの設定です
    • SMTP認証としてDIGEST-MD5を使用します
    <3>
    • メールテンプレート1の設定です
    • "from1@test.com"から"to1@test.com"宛に送信するメールで、「mail_notify1」というサブジェクトの英語、ログ付きのフォーマットです
    <4>
    • メールテンプレート2の設定です
    • "from2@test.com"から"to2@test.com"宛に送信するメールで、「mail_notify2」というサブジェクトの日本語のフォーマットです
    <5>
    • PP1インタフェースからバックアップインタフェースへ切り替わる、またはバックアップインタフェースからPP1インタフェースへ戻ったときに、メールテンプレート1のフォーマットでメールサーバ1経由でメールを送信する設定です
    <6>
    • 192.168.1.0/24の経路に対するゲートウェイが変更された場合、メールテンプレート2のフォーマットでメールサーバ1経由でメールを送信する設定です


  11. show status mail serviceコマンドで表示される内容について教えてください
    [Answer]
    show status mail serviceコマンドを実行すると、本機能で使用するメールサービスの状態が表示されます。
         # show status mail service
         Service  Template ID   Wait Time[sec]  Service Infomation
        --------------------------------------------------------------------------
        [   mail]      1          4 /  30      Waiting for backup/route Infomation ... <1>
        [   mail]      2         59 /  60        Connecting to Server ................ <2>
        [ backup]      1            -            Backup Infomation(1) ................ <3>
        [ backup]      2            -            Backup Infomation(1) ................ <4>
        [  route]      2            -            Route Information(1) ................ <5>
        [  route]      1            -            Route Information(1) ................ <6>
        [ backup]      3         20 /  30(retry) Backup Infomation(1) ................ <7>
    以下に各項目について説明します。
    <1>
    • テンプレートID=1 に対して設定したバックアップ切り替え、または経路変更が発生し、他のトリガを受け付けている状態を表しています。
    • Wait Timeの分子(4)は残りの待機時間を表し、分母(30)はmail templateコマンドの[notify-wait-time=SEC]オプションで設定した時間となります。
    • 分子の数が0になると、メールの送信処理が開始されます。
    <2>
    • テンプレートID=2 に対して設定したバックアップ切り替え、または経路変更が発生した内容をメール送信するために、メールサーバへ接続しようとしている状態を表しています。
    • Wait Timeの分子(59)は接続タイムアウトになるまでの残り時間を表し、分母(60)はmail server timeoutコマンドで設定したタイムアウト時間を表しています。
    • 分子の数が0になると、メールサーバへの接続タイムアウトと判定され、リトライ処理に移行します。
    <3>
    • テンプレートID=1 に対するバックアップ切り替えが1件発生していることを表します。
    • Service Infomationのカッコ内の数字が発生件数を表しています。
    <4>
    • テンプレートID=2 に対するバックアップ切り替えが1件発生していることを表します。
    • Service Infomationのカッコ内の数字が発生件数を表しています。
    <5>
    • テンプレートID=2 に対する経路変更が1件発生していることを表します。
    • Service Infomationのカッコ内の数字が発生件数を表しています。
    <6>
    • テンプレートID=1 に対する経路変更が1件発生していることを表します。
    • Service Infomationのカッコ内の数字が発生件数を表しています。
    <7>
    • テンプレートID=3 に対するバックアップ切り替えが1件発生していて、何らかの原因によりメール送信に失敗してリトライ処理に移行していることを表します。
    • Wait Timeの分子(20)はリトライするまでの残り時間を表し、分母(30)はmail templateコマンドの[notify-wait-time=SEC]オプションで設定した時間となります。
    • Service Infomationのカッコ内の数字が発生件数を表しています。

    なお、show status mail serviceコマンドでテンプレートIDを指定すると、指定したテンプレートIDに関する情報のみを表示させることができます。


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