4.30 SYSLOG ファイルのファイルサーバーへの保存設定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]

SYSLOG ファイルのファイルサーバー (NFS、または SMB) への保存について設定する。

ファイルサーバーは mount コマンドでマウントされている必要がある。本コマンドが設定されている場合であっても、ファイルサーバーがマウントされていない状態では SYSLOG は保存されない。

name には mount コマンドで指定したプレフィックスからはじまるパスを含めた SYSLOG ファイルの名前を指定する。
  • (例) server:/syslog/log.txt

crypto および password を指定した場合、SYSLOG は暗号化して保存される。暗号化する場合は name に .rtfg 拡張子を含めるか、拡張子を省略した名前を指定する。拡張子を省略した場合は自動的にファイル名に .rtfg 拡張子が追加される。 暗号化しない場合は name に .rtfg 拡張子を含むファイル名は指定できない。

SYSLOG ファイルが size で指定したサイズに達すると、バックアップファイルを作成する。バックアップファイル名は name で指定したファイル名にバックアップ日時 (_yyyymmdd_hhmmss) を付加したものとなる。
  • yyyy ... 西暦 (4 桁)
  • mm ... 月 (2 桁)
  • dd ... 日 (2 桁)
  • hh ... 時 (2 桁)
  • mm ... 分 (2 桁)
  • ss ... 秒 (2 桁)

バックアップファイルの数が num で指定した数に達した場合、もしくは空き容量がなくなった場合は、最も古いバックアップファイルを削除してから新しいバックアップファイルを作成する。

以下の設定については、syslog file コマンドの設定に従う。
  • SYSLOG をファイルに書き出す間隔
  • SYSLOG をファイルに書き出す行数

syslog file コマンドの interval オプションで指定した時間が経過、または line オプションで指定した行数だけ SYSLOG が出力されたとき、ファイルサーバーの SYSLOG ファイルに SYSLOG を書き出す。

[ノート]

暗号化して保存したファイルは、PC 上で RT-FileGuard を使用して復号することができる。

[適用モデル]

vRX Amazon EC2 版, vRX VMware ESXi 版