マクロを設定する。
このコマンド入力後はマクロ入力状態になるので、マクロの内容を入力していく。マクロの最後には、eom で指定した終端文字列だけを入力すれば、マクロ入力が終了する。
マクロ入力中でも、Ctrl-C を入力すればコマンドを中断できる。
-v オプションを指定すると、マクロを実行するときに実行する各行について、環境変数とエイリアスの展開前の内容を表示しながら実行する。
-x オプションは、環境変数とエイリアスを展開した後の行を表示しながらマクロを実行する。
name に使用できる文字は、半角の英大文字、英小文字、数字、アンダースコア(_)のみで、先頭は必ず英文字でなければならない。
実行例は以下の通り。
# macro sample <<EOM show ip route show ip connection EOM #
複数行からなるコマンドに対応していないため、schedule at コマンドからは実行できない。
Lua スクリプトの rt.command() で複数行からなるコマンドを実行する場合には、各行を改行文字('\n')で連結した文字列をコマンドとして渡す。改行文字は '\n' でなくてはならず、'\r' や '\r\n' ではエラーとなる。
実行例は以下の通り。
rtn, err = rt.command("macro sample <<EOM\necho This is sample\nEOM")