4.44 LAN インタフェースの動作タイプの設定

[書式]


[設定値及び初期値]


[説明]

指定した LAN インタフェースの速度と動作モードの種類、およびオプション機能について設定する。


mtu
インタフェースで送受信できる最大データ長を指定する。データ長には MAC ヘッダと FCS は含まれない。

指定できるデータ長の範囲は 64~1500 の範囲となる。

インタフェースの mtu を設定して、かつ、ip mtu コマンドまたは ipv6 mtu コマンドが設定されずデフォルトのままの場合、IPv4 や IPv6 での mtu としてはインタフェースの mtu が利用される。一方、ip mtu コマンドまたは ipv6 mtu コマンドが設定されている場合には、インタフェースの mtu の設定にかかわらず、ip mtu コマンドまたは ipv6 mtu コマンドの設定値が mtu として利用される。インタフェースの mtu も含めてすべて設定されていない時には、デフォルト値である 1500 が利用される。


○オートクロスオーバー機能
LAN ケーブルがストレートケーブルかクロスケーブルかを自動的に判定して接続する機能。この機能が有効になっていると、ケーブルのタイプがどのようなものであるかを気にする必要が無くなる。

[ノート]

LAN インターフェースが使用できる場合、本コマンドの実行後、LAN インタフェースのリセットが自動で行われ、その後に設定が有効となる。

[適用モデル]

vRX Amazon EC2 版, vRX VMware ESXi 版