SSH クライアントの公開鍵を格納したファイル (authorized_keysファイル) に設定を追加する。
本コマンドを実行する場合、無名ユーザ以外は事前に login user コマンドでユーザを登録しておく必要がある。登録されていないユーザに対して本コマンドを設定するとエラーになる。
userを省略した場合は、無名ユーザに対する設定となる。
sshd authorized-keys filename コマンドで指定した authorized_keys ファイルに対して設定を追加する。authorized_keys ファイルやディレクトリが存在しない場合は、新規に作成する。
コマンド入力後にプロンプトに応じて公開鍵を1つ入力する。入力した公開鍵が、authorized_keys ファイルに追加書き込みされる。公開鍵は、"(公開鍵の種類) (base64 エンコードされた鍵本体) (鍵のコメント)"の順に記載する。4094文字まで入力できる。
公開鍵のフォーマットは、sshd authorized-keys filename コマンドと同様である。
authorized_keys ファイルを削除または初期化したいときは、delete コマンドを使用する。