2.1.2 CONSOLE ポートからの設定

ここでは、Windows XP の『ハイパーターミナル』を使用する場合を例に説明します。シリアルケーブルの接続は事前にすませておきます。

  1. [スタート]メニューから[マイコンピュータ]を選び、「システムのタスク」欄にある「システム情報を表示する」を選びます。「システムのプロパティ」ウィンドウが開いたら、[ハードウェア]タブを押します。

  2. [デバイスマネージャ]をクリックします。

    「ポート (COM と LPT)」アイコンをダブルクリックして開き、「通信ポート」の「COMx」という表現部分を調べます。通常は「COM1」の場合が多いでしょう。この COM ポート番号は、手順 5 で必要になるために覚えておきます。



  3. 「デバイスマネージャ」ウィンドウを閉じます。
  4. [スタート]メニューから[すべてのプログラム]-[アクセサリ]-[通信]-[ハイパーターミナル]を選びます。「接続の設定」ウィンドウが開いたら、名前欄に適切な名前を入力して[OK]をクリックします。

  5. 「接続方法」欄から、手順 2 で調べた COM ポートを選択して[OK]をクリックします。

  6. 「COMx のプロパティ」ウィンドウが開いたら、[ビット/秒]を 9600、[データビット]を 8、[パリティ]をなし、[ストップビット]を 1、[フロー制御]を Xon/Xoff にして、[OK]をクリックします。

  7. 「Password:」と表示されたら、ログインパスワードを入力してから Enter キーを押します。

    ※TELNET 複数セッション機能対応機種で設定した名前ありユーザでログインする場合は、何も入力せずに Enter キーを押します。次に「Username:」と表示され、ユーザ名の入力待ち状態となります。ここで、設定したユーザ名を入力して Enter キーを押し、続いてユーザパスワードを入力します。

    何も表示されないときは、1 度 Enter キーを押します。
    「>」が表示されると、コンソールコマンドを入力できるようになります。
    以下の例は、NVR500 にログインした場合の表示です。



    注:
    • help と入力してから Enter キーを押すと、キー操作の説明が表示されます。
    • show command と入力してから Enter キーを押すと、コマンド一覧が表示されます。
  8. administrator と入力してから、Enter キーを押します。
  9. 「Password:」と表示されたら、管理パスワードを入力します。

    「#」が表示されると、各種のコンソールコマンドを入力できます。

  10. コンソールコマンドを入力して、設定を行います
  11. 設定が終わったら、save と入力してから Enter キーを押します。

    コンソールコマンドで設定した内容が、本機の不揮発性メモリに保存されます。

  12. 設定を終了するには、quit と入力してから Enter キーを押します。
  13. コンソール画面を終了するには、もう 1 度quit と入力してから Enter キーを押します。