CONSOLE ポートから設定を行う場合は、まず NVR500 の CONSOLE ポートとパソコンをクロスタイプのシリアルケーブルで接続します。シリアルケーブルの両端のコネクタはパソコンに適合したタイプをご使用ください。
パソコンではターミナルソフトを使います。Windows をお使いの場合には、ターミナル機能のあるソフトウェアを用意してください。macOS をお使いの場合は、OS に付属の『ターミナル』アプリケーションを使用します。
TELNET で設定を行う場合は、パソコンでは TELNET アプリケーションを使います。Windows をお使いの場合は OS に付属の『TELNET』ソフトウェアを使用します。macOS をお使いの場合は、OS に付属の『ターミナル』アプリケーションで telnet コマンドを実行します。
コンソールコマンドの具体的な内容については、本書の第 3 章以降をご覧ください。
コンソールコマンドは、コマンドの動作をよく理解した上でお使いください。設定後に意図した動作をするかどうか、必ずご確認ください。
コンソールに表示される文字セットは初期値ではシフト JIS です。これは、console character コマンドを使用して端末の文字表示の能力に応じて選択できます。いずれの場合でもコマンドの入力文字は ASCII で共通であることに注意してください。
セキュリティーの観点から、コンソールにキー入力が一定時間無い時には、自動的に 300 秒 ( 初期値 ) でログアウトするように設定されています。この時間はlogin timer コマンドを使用して変更することができます。
新たに管理ユーザーになって設定コマンドを実行すると、その内容はすぐに動作に反映されますが、save コマンドを実行しないと不揮発性メモリに書き込まれません。