https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/docs/relnote/ap/Rev.24.00/relnote_24_00_05.html
Revision : 24.00.05
Release : Mar. 2024, ヤマハ株式会社

Rev.24.00.05 リリースノート


WLX222 Rev.24.00.04 からの変更点


■機能追加

  1. 適応型ローミングアシスト機能を追加した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx222/adaptive-roaming-assist.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

  2. アクセス制御機能を追加した。

    https://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx222/access-control.html

    外部仕様書をよくご確認のうえ、ご利用ください。

■仕様変更

  1. 仮想コントローラーのWeb GUIで、WLX322とWLX323に対応した。

  2. HTTPリビジョンアップによるファームウェア更新時、ファームウェアの「現在のリビジョン」と「更新可能なリビジョン」を表示するようにした。

  3. RADIUSサーバー機能で、証明書のZIPファイルにパスワードを設定するか否かを選択できるようにした。

  4. 設定送信後に自動チャンネル変更機能が起動するように変更した。

  5. APの起動後に、接続中の端末のチャンネルを変更するか否かを選択できるようにした。

  6. フォロワーAPに対する設定送信のリクエストがフォロワーAPに届かずに失敗したときに、2回まで再送を行うようにした。

  7. 自動チャンネル変更機能で、チャンネルの自動再選択を「状況に応じて定期的に再選択する」にしたときの処理を変更し、再選択にかかる時間を短縮した。

  8. メール通知機能で、通知内容を以下の設定にしたとき、通知されるメールの内容にメールを送信したAPの情報も含めるように変更した。

■バグ修正

  1. 工場出荷状態のとき、APのWeb GUIの[保守]-[ファームウェア更新]でヤマハWebサイトからファームウェア更新すると、エラーが発生するバグを修正した。

  2. 仮想コントローラーのWeb GUIの[基本設定]-[クラスターAP管理]-[AP情報設定]の「名称」または「設置場所」に、' または \ を含む文字列を設定したとき、ネットワークの設定が適切に反映されなくなるバグを修正した。

  3. 内蔵RADIUSサーバーと外部RADIUSサーバーで認証するVAPがそれぞれ設定されているとき、クラスターが再構成されると、外部RADIUSサーバーで認証するVAPに接続できなくなるバグを修正した。

  4. 以下のすべての条件に該当するとき、リーダーAPが切り替わった後にRADIUSサーバー機能およびDHCPサーバー機能が機能しないことがあるバグを修正した。

  5. YNOエージェント機能で、YNOマネージャーと接続したあと長時間経過すると、YNOマネージャーとの接続が切れることがあるバグを修正した。

  6. MACアドレスフィルタリング機能で、MACアドレスリストをCSVファイルからインポートすると、大文字と小文字で同一のMACアドレスを指定することができるバグを修正した。

  7. RADIUSサーバー機能で、RADIUS認証が成功しているにもかかわらず、RADIUSサーバーに到達できない旨のログメッセージ<0220>が表示されることがあるバグを修正した。

  8. フォロワーAPのL2MSエージェント無効化機能で、フォロワーAPに対するL2MS運用制限を「制限する」にしている状態でリーダーAPが切り替わったとき、切り替わる前のリーダーAPがLANマップに表示されたままになることがあるバグを修正した。

  9. メール通知機能で、RADIUSサーバーの証明書発行通知の送信元メールアドレスに、本来メールアドレスとして不正な文字を設定できるバグを修正した。

  10. 同時に複数のレポートファイルを取得しようとしたとき、リブートする可能性を排除した。

  11. 仮想コントローラーのWeb GUIの[トップ]-[クラスターAP一覧]からAPの手動追加をするとき、新しいAPのMACアドレスに 00:00:00:00:00:00 または ff:ff:ff:ff:ff:ff を指定できないバグを修正した。

  12. 仮想コントローラーのWeb GUIの[トップ]-[クラスターAP一覧]で、端末数によるソートが適切に行われないバグを修正した。

  13. 仮想コントローラーのWeb GUIの[拡張機能]-[メール通知]-[SMTPサーバーの設定]/[POPサーバーの設定]で、設定不可能な文字を設定したときに表示するエラーメッセージの誤記を修正した。

  14. ロギング機能で、以下のログメッセージが出力されないことがあるバグを修正した。

  15. WDSリピーター機能を使用しているとき、APのWeb GUIの[トップ]-[無線情報]または[保守]-[システム / ステータス情報]-[無線情報]にWDS接続している無線モジュールの情報が正しく表示されないバグを修正した。

  16. LAN-無線連動機能により無線が停止したとき、実際に有効なVAPが存在しないにも関わらず、APのWeb GUIの[トップ]-[無線情報]または[保守]-[システム / ステータス情報]-[無線情報]の「無線状態」が有効と表示されるバグを修正した。

  17. 仮想コントローラーのWeb GUIの[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]で、Radio Optimization機能を「使用する」に設定しているとき、ローミング検出による自動切断で常に「切断する」が選択された状態になるバグを修正した。なお、このバグはあくまで表示上の問題であり、実際の動作には影響しない。

  18. VAPを無効にしたとき、そのVAPに設定されているVLAN IDに関する以下のコマンドがコンフィグ上から消えないことがあるバグを修正した。

  19. CLIからコマンドを設定したとき、"killall: alarm: no process killed"と表示されることがあるバグを修正した。

  20. wlan-controller l2ms restrictionコマンドが、規定値のときにもコンフィグ上に表示されるバグを修正した。

  21. 5GHz(1)または5GHz(2)モジュールのチャンネルに、チャンネル幅40MHzの140+144が設定されているとき、仮想コントローラーのWeb GUIの[無線設定]-[共通]-[基本無線設定]または[無線設定]-[個別]-[詳細設定]-[基本無線設定]で、「5GHz(1)基本」または「5GHz(2)基本」の「チャンネル」に「自動」と表示されるバグを修正した。


■更新履歴

Mar. 2024, Rev.24.00.05 リリース

Apr. 2024, バグ修正[21]を追加

以上