コンフィグおよび発行済み証明書のデータは、失われると運用に大きな支障をきたす重要なデータです。
それらの重要データは初回の設定時や設定変更時に必ずバックアップしていただきますようお願いいたします。
重要データのバックアップを行うための詳しい手順は以下のページをご参照ください。
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/AP/docs/wlx402/how-to-backup-data/index.html
無線LANコントローラー機能で、WLX313へのWPA3とEnhanced Openの設定送信に対応した。
※WLX402はWPA3とEnhanced Openには対応していない。
Web設定画面の[グループ設定]-[無線設定]-[SSID管理]-[VAP 設定]の「認証方式」と「暗号化方式」で設定できる
○WPA3の事前認証を使用するか否かの設定
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 使用する |
off | 使用しない |
○無線のセキュリティの設定
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
open | オープン認証(認証なし)。暗号化方式にnoneを設定すると暗号化なし。暗号化方式にwepを設定するとWEP暗号化。 |
eopen | Wi-Fi Enhanced Openを使用する★ |
open-eopen | オープン認証とWi-Fi Enhanced Openの両方に対応する★ |
shared | shared-key 認証 (共有キー認証、暗号にWEPを使用) |
wpa-psk | WPA-PSK(WPAパーソナル)を使用する |
wpa2-psk | WPA2-PSK(WPA2パーソナル)を使用する |
wpa3-sae | WPA3-SAE(WPA3 パーソナル)を使用する★ |
wpa2mixed-psk | WPA-PSK、WPA2-PSKの両方に対応する |
wpa3mixed-sae-psk | WPA2-PSK、WPA3-SAEの両方に対応する★ |
wpa-eap | WPA-EAP(WPAエンタープライズ)を使用する |
wpa2-eap | WPA2-EAP(WPA2エンタープライズ)を使用する |
wpa3-eap | WPA3-EAP(WPA3エンタープライズ)を使用する★ |
wpa2mixed-eap | WPA-EAP、WPA2-EAPの両方に対応する |
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
none | 暗号化しない |
wep | 暗号化方式にWEPを使用する |
aes | 暗号化方式にAES(CCMP)を使用する |
mixed | TKIPとAESの両方に対応する |
aes-gcm-256 | 192bit 暗号を使用する★ |
auth (認証方式) | crypt (暗号化方式) | ||||
---|---|---|---|---|---|
none | wep | aes | mixed | aes-gcm-256 | |
open | ○ | ○ | − | − | − |
eopen | − | − | ○ | − | − |
open-eopen | − | − | ○ | − | − |
shared | − | ○ | − | − | − |
wpa-psk | − | − | ○ | ○ | − |
wpa2-psk | − | − | ○ | ○ | − |
wpa3-sae | − | − | ○ | − | − |
wpa2mixed-psk | − | − | ○ | ○ | − |
wpa3mixed-sae-psk | − | − | ○ | − | − |
wpa-eap | − | − | ○ | ○ | − |
wpa2-eap | − | − | ○ | ○ | − |
wpa3-eap | − | − | ○ | − | ○ |
wpa2mixed-eap | − | − | ○ | ○ | − |
RADIUSサーバー機能で、EAP-TLS認証方式を使用するとき、Windowsのコンピューター認証を使用するか否かを選択できるようにした。
Web設定画面の[拡張機能]-[RADIUSサーバー]の「EAP-TLSを使用したコンピューター認証」で設定できる。
○EAP-TLS認証方式でコンピューター認証を使用するか否かの設定
[設定値] :
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 使用する |
off | 使用しない |
無線LANコントローラー機能で、代替Controller-APの自動代替動作中に以下の自動制御またはユーザー操作が行われると、その後Controller-APが復帰して自動代替動作が解除されたとき、無線LANコントローラー機能が正しく動作しなくなるバグを修正した。
無線LANコントローラー機能で、代替Controller-APが昇格したController-APから設定送信したとき、以下の設定が反映されないバグを修正した。
無線LANコントローラー機能で、代替コントローラーに指定したMember-APに個別設定で変更したチャンネルと送信出力を設定送信したとき、個別設定の設定が送信されず、グループのチャンネルと送信出力が送信されるバグを修正した。
Web設定画面の[グループ設定]-[無線設定]-[個別無線設定]で、設定値を既定値から変更したとき、その変更した設定を含むグループ設定または無線構成を削除できないバグを修正した。
Web設定画面の[拡張機能]-[RADIUSサーバー]の[ユーザー管理]-[ユーザー情報管理]-[ユーザー情報]-[かんたん接続]-[かんたん接続]の「ダウンロード」ボタンで、ユーザーIDが以下のすべてに該当するRADIUSユーザーのかんたん接続ファイルがダウンロードできないバグを修正した。
Web設定画面の[グループ設定]-[無線設定]-[SSID管理]-[VAP 設定]で、「インターフェース動作モード」が「WDSアクセスポイント」のとき、既定の無線構成以外の無線構成では「WDS ステーション MACアドレス」欄が表示されず設定できないバグを修正した。
RADIUSサーバー機能でエラー表示に関する以下のバグを修正した。
PSK(事前共有鍵)が未設定で、かつ認証方式に「WPA2-PSK」または「WPA-PSK / WPA2-PSK」が設定されているVAPがあるとき、Web設定画面の[グループ設定]-[設定送信]で、設定送信すると不当なエラーが表示されるバグを修正した。