[LANマップ] マルチプルVLANページ

$Date: 2023/11/10 08:12:31 $

  1. 1. 概要
  2. 2. ページ構成
  3. 3. 詳細
    1. 3-1. マルチプルVLAN グループの設定
    2. 3-2. マルチプルVLAN グループの設定の確認
  4. 4. 関連情報

1. 概要

エージェントスイッチのポートを複数のマルチプルVLAN グループに分けて、グループ間の通信を遮断することができます。 ポートを複数のグループに分けるだけでなく、ひとつのポートを複数のグループに参加させることもできます。 たとえば、「サーバーやルーターなど全グループと通信を行う必要がある端末が接続されるポートは、全てのグループに重複して参加させる」といった使い方をします。

なお、マルチプルVLAN ではグループが異なっても同じ IP アドレスが割り振られます。

マルチプルVLAN はエージェントスイッチのみに設定することができます。マルチプルVLAN に対応しているエージェント、およびエージェントごとに設定可能なグループの最大数は以下の通りです。

対応エージェント グループの最大数
SWX2220P-26NT 26
SWX2220P-18NT 18
SWX2221P-10NT 10
SWX2220-26NT 26
SWX2220-18NT 18
SWX2220-10NT 10
SWX2210P-28G 28
SWX2210P-18G 18
SWX2210P-10G 10
SWX2210-24G 24
SWX2210-16G 16
SWX2210-8G 8
SWX2200-24G 24
SWX2200-8G 8
SWX2200-8PoE 8

2. ページ構成

マルチプルVLAN画面全体
  1. 1
    マルチプルVLAN グループ設定一覧
    マルチプルVLAN のグループごとの参加ポートの状態を、表の形式で表示します。
    表の横方向はエージェントスイッチのポート、縦方向はマルチプルVLAN グループを表し、表内の各ポートアイコン ( ポートアイコン ポートアイコン ポートアイコン 等 ) を押すことで各グループに参加させるポートを選択することができます。
    リンクアグリゲーションに所属するポートは、ポート同士でまとめられ表の右端に表示されます。
    ポート番号の上部には、論理インターフェース名のラベルが表示されます( 例: sa1 )。 saX はスタティックリンクアグリゲーションの論理インターフェース名です。
  2. 2
    「表示するグループを選択」ボタン
    「マルチプルVLAN グループ設定一覧」の表に表示するグループを選択することができます。
  3. 3
    「全グループを変更前の状態に戻す」ボタン
    各マルチプルVLAN グループに参加させるポートの編集内容を変更前の状態に戻します。
  4. 4
    「確定」ボタン
    各マルチプルVLAN グループに参加させるポートの編集内容を設定に反映します。
  5. 5
    現在のマルチプルVLAN 設定内容
    設定済みの、マルチプルVLAN グループごとの設定内容を表示します。左側のプルダウンリストで選択したグループに対する各ポートの参加情報が、右側のスイッチ画像内に表示します。
  6. 6
    ツリービュー
    マップページで表示されるものと同一です。 ツリービュー内から、マルチプルVLAN に対応しているエージェントのアイコンを押すと、「マルチプルVLANの設定ビュー」内に対象となるエージェントの「マルチプルVLAN グループ設定一覧」を表示します。
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    接続機器ビュー
    マップページで表示されるものと同一です。 エージェントスイッチのどのポートにどのような機器が接続されているかが確認できるため、マルチプルVLAN グループ設定時の参考にすることができます。

3. 詳細

3-1. マルチプルVLAN グループの設定

マルチプルVLAN グループの設定を行う対象のエージェントスイッチを「ツリービュー」から選択すると、「マルチプルVLANの設定ビュー」内に「マルチプルVLAN グループ設定一覧」が表示され、グループごとの参加ポートの設定を行うことができます。

表内の黒いポートアイコン ( ポートアイコン ) は、そのポートがそのマルチプルVLAN グループに参加していない状態を表しています。 表内の各ポートアイコンを押すと、対象のグループに対する対象のポートのを参加状態を変更でき、参加状態になったポートアイコンは、グループに対応した色に変化します ( 例: ポートアイコン ポートアイコン ) 。参加状態のポートアイコンを再度押すと、参加していない状態に戻ります。 また、ポートアイコンに ポートアイコン マークが付いているポートはアップリンクポートを表しています。

最後に、「確定」ボタンを押すと、設定を反映します。

なお、表内のポートアイコンだけでなく、以下のボタンを押すことでもポートの参加状態を変更することができます。

  1. 表上端の行の「ポート番号」ボタン
    そのポートをすべてのマルチプルVLAN グループに参加させます。すでにすべてのグループに参加している状態のときは、すべて参加しない状態に戻します。
    論理インターフェースに所属するポートのグループ参加状態を操作すると、同じ論理インターフェースに所属するすべてのポートに対しても同様の操作が反映されます。
  2. 表左端の列の「グループ番号」ボタン
    そのマルチプルVLAN グループにすべてのポートを参加させます。すでにすべてのポートが参加している状態のときは、すべて参加しない状態に戻します。
  3. 表左上の
    ボタン
    左上から斜めにずらして、各ポートをそれぞれ別のマルチプルVLAN グループに参加させます。すでにすべてが参加している状態のときは、すべて参加しない状態に戻します。

3-2. マルチプルVLAN グループの設定の確認

すでに設定済みのマルチプルVLAN グループは、「マルチプルVLANの設定ビュー」下部に表示されているスイッチ画像で確認することができます。 左側のプルダウンリストから確認したいグループを選択することで、そのグループに参加しているポートが、グループに対応した色に変化します。

ここに表示される設定内容は、「確定」ボタンを押して実際にエージェントスイッチに反映済みの設定内容です。現在「マルチプルVLAN グループ設定一覧」で編集中の内容は表示には反映されません。


4. 関連情報


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