YAMAHA NetVolante Online Help コンソール設定を併用する場合の注意事項

かんたん設定(Webによる設定)では、かんたんに設定できるように 専用の機能拡張をしている部分があります。 このためコンソールコマンドによる設定を併用する場合には、 いくつかの注意事項があります。

providerコマンド」について
  • かんたん設定専用に拡張されたコマンドです。 コンソールから操作しないでください。
プロバイダ接続設定の接続相手(pp)」について
pp nameコマンド, provider lan/lan1/lan2 nameコマンド」について
  • プロバイダ接続設定, LAN間接続設定, リモートアクセスサーバ設定 などの設定情報と識別名を登録するためのコマンドです。
  • pp nameコマンドでは、64文字まで設定可能です。
  • かんたん設定では、決まった書式に従って、以下のような情報を設定します。

    前半の32文字まで設定内容などの識別情報 (識別IDから":"まで)
    後半の32文字までユーザの設定したタイトル名

  • 基本的な書式

    • ":" 設定情報とタイトル名の区切り
    • "/" パラメータの区切り
    • コンソールコマンドにより類似の設定がされてしまった場合は、 動作保証できません。

    設定パラメータなし<設定ID>:<タイトル名>
    n個の設定パラメータあり<設定ID>/<パラメータ1>/.../<パラメータn>:<タイトル名>

  • 設定IDとかんたん設定の対応例

    設定IDかんたん設定
    PRVプロバイダ接続設定
    WANLAN間接続設定
    RASリモートアクセスサーバ設定

mail-checkコマンド, mail-transferコマンド」について
  • メール着信確認機能、メール転送機能のためのコマンドです。 かんたん設定で利用している登録サーバをコンソールから操作しないようにしてください。
  • mail-check serverコマンドの識別名は、64文字まで設定可能です。
  • かんたん設定では、決まった書式に従って、以下のような情報を設定します。

    前半の32文字まで設定内容などの識別情報 (識別IDから":"まで)
    後半の32文字までユーザの設定したタイトル名

  • 基本的な書式

    • ":" 設定情報とタイトル名の区切り
    • "/" パラメータの区切り
    • コンソールコマンドにより類似の設定がされてしまった場合は、 動作保証できません。

    設定パラメータなし<設定ID>:<タイトル名>
    n個の設定パラメータあり<設定ID>/<パラメータ1>/.../<パラメータn>:<タイトル名>

  • 設定IDとかんたん設定の対応例

    設定IDかんたん設定
    ADDメール処理機能

静的フィルタのフィルタ番号(ファイアウォール機能)」について
  • 本機のフィルタ機能の番号はほぼ無制限(1〜2147483647)に利用できますが、 かんたん設定では、各接続先ごとに100個ずつ(0番〜99番)設定できるように しています。以下にかんたん設定の利用する接続先ごとのフィルタ番号と コンソールコマンドレベルでのフィルタ機能のフィルタ番号との対応を 示します。

  • フィルタ番号の対応

    かんたん設定の利用形態 コンソールコマンドのフィルタ番号
    LANインタフェースの割り当て領域 100000〜199999
    各接続先の静的フィルタ番号
    (0番〜99番)
    LANポート100000〜100099
    WANポート101000〜101099
    PPインタフェースの割り当て領域 200000〜299999
    各接続先の静的フィルタ番号
    (0番〜99番)
    PP01200000〜200099
    PP02201000〜201099
    PP30229000〜229099
    専用線231000〜231099
    ANONYMOUS232000〜232099
    フィルタ型ルーティングの割り当て領域 500000〜599999