26.6 クラス毎のキュー長の設定

[書式]

[設定値及び初期値]

[説明]

インタフェースに対して、指定したクラスのキューに入れることができるパケットの個数を指定する。指定を省略したクラスに関しては、最後に指定されたキュー長が残りのクラスにも適用される。

DiffServ ベース QoS の場合、dthreshold-middthreshold-high パラメータで指定した値が AF PHB の廃棄優先度が中と高に対応するキューに積むことができる閾値となる。閾値は、クラスのキュー長に対する割合 (%) として表す。

dthreshold-high を省略した場合は、dthreshold-mid と同じ値となる。廃棄優先度が低に対応する閾値は常に 100% である。dthreshold-middthreshold-high パラメータは、RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300、RTX1220、RTX1210 で指定可能である。

[ノート]


dthreshold-middthreshold-high パラメータは RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300、RTX1210、RTX1220 で指定可能。
WAN インタフェースは Rev.14.01 系以降のファームウェアで指定可能。

RTX5000、RTX3510、RTX3500 でqueue interface length secondary コマンドで第 2 階層クラスのキュー長が指定されている場合は、queue interface length secondary コマンドで設定されたキュー長が優先して適用される。

[適用モデル]

RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830