[書式]
- queue interface length len1 [len2...lenN] [drop-threshold=dthreshold-mid[,dthreshold-high]]
- queue pp length len1 [len2...len16]
- no queue interface length [len1...]
- no queue pp length [len1...]
[設定値及び初期値]
- interface
- [設定値] : LAN インタフェース名、WAN インタフェース名
- [初期値] : -
- len1..lenN
- [設定値] :
- クラス 1 からクラス 16 のキュー長 (1..10000)
- RTX5000、RTX3500 の場合はクラス 1 からクラス 100 のキュー長 (1..10000)
- RTX3510 の場合はクラス 1 からクラス 250 のキュー長 (1..10000)
- [初期値] :
- 600 (RTX5000、RTX3510、RTX3500)
- 200 (RTX1300、RTX1220、RTX1210、RTX830)
- len1..len16.
- [設定値] : クラス 1 からクラス 16 のキュー長 (1..10000)
- [初期値] : 20
- dthreshold-mid
- [設定値] : AF PHB の廃棄優先度が中の場合のキューサイズの閾値 (1%..100%)
- [初期値] : 75%
- dthreshold-high
- [設定値] : AF PHB の廃棄優先度が高の場合のキューサイズの閾値 (1%..100%)
- [初期値] : 50%
[説明]
インタフェースに対して、指定したクラスのキューに入れることができるパケットの個数を指定する。指定を省略したクラスに関しては、最後に指定されたキュー長が残りのクラスにも適用される。
DiffServ ベース QoS の場合、dthreshold-mid、dthreshold-high パラメータで指定した値が AF PHB の廃棄優先度が中と高に対応するキューに積むことができる閾値となる。閾値は、クラスのキュー長に対する割合 (%) として表す。
dthreshold-high を省略した場合は、dthreshold-mid と同じ値となる。廃棄優先度が低に対応する閾値は常に 100% である。dthreshold-mid、dthreshold-high パラメータは、RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300、RTX1220、RTX1210 で指定可能である。
[ノート]
dthreshold-mid、dthreshold-high パラメータは RTX5000、RTX3510、RTX3500、RTX1300、RTX1210、RTX1220 で指定可能。
WAN インタフェースは Rev.14.01 系以降のファームウェアで指定可能。
RTX5000、RTX3510、RTX3500 でqueue interface length secondary コマンドで第 2 階層クラスのキュー長が指定されている場合は、queue interface length secondary コマンドで設定されたキュー長が優先して適用される。
[適用モデル]
RTX5000, RTX3510, RTX3500, RTX1300, RTX1220, RTX1210, RTX830