$Date: 2022/02/18 07:22:55 $
本機能はLTE/3G(W-CDMA)の携帯電話通信網を使用し、インターネット等に接続するための機能です。本機能を利用することで、固定回線がない場所でも携帯端末を接続することなくルーター本体のみでインターネット接続が可能になります。本機能は発信のみに対応し、着信での利用はできません。
内蔵無線WAN機能のスペックは以下になります。
対応キャリア | NTTドコモ、KDDI ※1、ソフトバンク ※1 |
---|---|
通信方式 | 3G/LTE |
通信方式選択 | 自動選択/3G固定/LTE固定 |
バンド |
LTE Band 1(2100MHz)/3(1800MHz)/19(800MHz)/21(1500MHz) ※1 Band 8(900MHz)/11(1500MHz)/18(800MHz) 3G Band 1(2100MHz)/6(800MHz)/19(800MHz) ※1 Band 8(900MHz)/9(1700MHz)/11(1500MHz) |
通信速度 | LTE 最大DL:150Mbps / UL:50Mbps 3G 最大DL:14Mbps / UL:5Mbps |
※1 内蔵無線WANモジュールファームウェアの更新が必要になります。
内蔵無線WAN機能は以下の機種およびファームウェアでサポートしています。
機種 | ファームウェア |
---|---|
NVR700W | Rev.15.00.02以降 |
内蔵無線WANモジュールファームウェアの更新機能とNTTドコモ以外のキャリアへの対応は以下の機種およびファームウェアでサポートしています。
機種 | ファームウェア |
---|---|
NVR700W | Rev.15.00.10以降 |
以下の通信事業者のSIMカードに対応しています。
通信事業者 | SIM種類 | SIMサイズ ※3 |
---|---|---|
NTTドコモ及びそのMVNO事業者 | LTE/3G用 ※1 | 標準SIM (mini SIM) |
KDDI及びそのMVNO事業者 ※2 | LTE用 | 標準SIM (mini SIM) |
ソフトバンク及びそのMVNO事業者 ※2 | LTE/3G用 ※1 | 標準SIM (mini SIM) |
※1 3G専用のSIMカードはご利用になれません。
※2 内蔵無線WANモジュールファームウェアの更新が必要になります。
※3 標準SIMを提供していない通信事業者をご利用される場合は、
こちらを必ずお読みください。
動作確認済みSIMカードについてはこちらを参照してください。
※ここに記載される情報は特定の環境で基本動作や接続動作を確認したものであり、 全ての環境で機能・性能・信頼性を保証するものではありません。
内蔵無線WANモジュールファームウェアの更新、及び通信キャリアの変更についてはこちらを参照してください。
データ通信(パケット通信)の契約が従量制である場合、あるいはデータ通信が定額制の契約の対象外である場合、長時間通信したり大量のデータをやりとりすると高額な料金が発生します。ご使用にあたっては、通信料金について十分ご注意ください。
通信時間や通信量を、接続毎あるいは累積で監視して警告を出したり接続を制限する機能もあります。必要に応じてご利用ください。
本体側面のアンテナ端子に付属の外部アンテナ2本を取り付けます。
詳細は取扱説明書をご確認ください。
以下の手順でSIMカードを挿入してください。
「設定例」を参考に設定してください。
設定が完了すると内蔵無線WANモジュールの電源が入り、しばらくすると電波状態に応じて本体前面のWWANランプが点灯します。
(ルーターの電源投入時もWWANランプに電波受信レベルが表示されるまでにはしばらく時間がかかります)
本機能は携帯通信網を使用するため、本機を設置する際にはなるべく電波状態の良い場所をお選びください。電波受信レベルは本体前面のWWANランプを参考にしてください。WWANランプでの電波受信レベルの表示は以下を参照してください。
通信状態 | 3G/ LTE |
| ANT1 |
| | ANT2 |
| | | ANT3 |
| | | | ANT4 |
|
3G接続 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | (ANT1〜4は電波受信レベルに応じて点灯) |
LTE接続 | ■ | ■ | ■ | ■ | ■ | (ANT1〜4は電波受信レベルに応じて点灯) |
未接続 | □ (消) |
■ | ■ | ■ | ■ | (ANT1〜4は電波受信レベルに応じて点灯) |
電波受信レベル |
||||||
非常に良い | ■ (緑/橙/消) |
■ | ■ | ■ | ■ | |
かなり良い | ■ (緑/橙/消) |
■ | ■ | ■ | □ (消) |
|
良い | ■ (緑/橙/消) |
■ | ■ | □ (消) |
□ (消) |
|
あまり良くない | ■ (緑/橙/消) |
■ | □ (消) |
□ (消) |
□ (消) |
|
圏外 | □ (消) |
■ | □ (消) |
□ (消) |
□ (消) |
|
内蔵無線WANモジュール電源OFF/ SIMカード未挿入/ 内蔵無線WAN機能の設定不備 |
□ (消) |
□ (消) |
□ (消) |
□ (消) |
□ (消) |
内蔵無線WANモジュールの電波受信レベルは、本体前面のWWANランプ以外に以下の手段でも確認することができます。よりよい受信レベルを得られる設置条件を探すときや、過去の受信レベルの履歴を確認するときに活用することができます。
一般的なモバイルデータ通信の設定例を以下に示します。通信事業者や契約プランに応じて適宜変更して使用してください。
ip route default gateway pdp wan1 ip wan1 address pdp # WAN1アドレスを内蔵無線WANモジュール経由で取得 ip wan1 nat descriptor 1 wan1 bind wwan 1 # wwan 1をWAN1にバインド指定 wwan select 1 wwan auth myname USERID PASSWORD # ユーザーIDとパスワード(任意) wwan auth accept chap # 認証タイプの指定 wwan auto connect on # 自動接続 wwan disconnect time TIME # TIME秒間パケットの送受信がなければ切断 wwan disconnect input time TIME # TIME秒間パケットの受信がなければ切断 wwan disconnect output time TIME # TIME秒間パケットの送信がなければ切断 wwan access-point name APN # アクセスポイント名の設定 wwan access limit length LENGTH # 累積データ長での通信制限をかける wwan access limit time TIME # 累積時間での通信制限をかける wwan enable 1 nat descriptor type 1 masquerade nat descriptor address outer 1 primary dns server pdp wan1 # DNSサーバーアドレスを内蔵無線WANモジュール経由で取得 wwan-module use on # 内蔵無線WANモジュール機能の有効
携帯通信網には、以下のコマンドで接続・切断することができます。
SIM カードの接続先設定情報を APN 設定リストに登録しておけば、 リストの設定を順番に試して自動的に網に接続する Lua スクリプトの例です。 何種類もの SIM カードを利用することがある場合、設定情報をリストに登録しておくだけでどの SIM カードを挿しても網に接続できます。
SIMカードには「PINコード」という4〜8桁の暗証番号が設定されていて、契約時は初期値に設定されています(PINコードの初期値については契約先の通信事業者にお問い合わせください)。PINコードは内蔵無線WAN機能を使用するときにユーザーを認識するために使用され、第三者による無断使用を防ぐための暗証番号です。
PINコードの初期値を変更してPINコード認証を使用する場合は以下の手順を実施してください。
PINコード認証が無効(PINコード認証を実施しない)になっているSIMカードの認証を有効にするにはenable wwan pin-authコマンドを実行します。
(例)SIMカードに設定されているPINコードが"1234"の場合
# enable wwan pin-auth pin code:1234 PINコード認証を有効にしました
PINコード認証が有効(PINコード認証を実施する)になっているSIMカードの認証を無効にするには、disable wwan pin-authコマンドを実行します。
(例)SIMカードに設定されているPINコードが"1234"の場合
# disable wwan pin-auth pin code:1234 PINコード認証を無効にしました
SIMカードに設定されているPINコードをwwan pin codeコマンドでルーターに設定します。
(例)SIMカードに設定されているPINコードが"1234"の場合
# wwan pin code 1234
SIMカードに設定されているPINコードを変更する場合には、change wwan pin-codeコマンドを実行し、現在設定されているPINコード(Old pin code)と新しいPINコード(New pin code)を指定します。 PINコードを変更するためにはPINコード認証が有効でかつ認証が通っている必要があります。PINコードを変更した後はwwan pin codeコマンドで新しいPINコードを設定してください。
(例)現在設定されているPINコード"0000"を新しいPINコード"1234"に変更する
# change wwan pin-code Old pin code:0000 New pin code:1234 SIMカード上のPINコードをNew pin codeに変更しても良いですか?(Y/N)Y PINコードを変更しました
PINコード入力を3回連続して間違えてロック状態になった場合には、unlock wwan pin-codeコマンドを実行し、PINロック解除コード(Pin unlock code)と新しいPINコード(New pin code)を指定してロック状態を解除します。PINコードを変更した後はwwan pin codeコマンドで新しいPINコードを設定してください。
(例)PINロック解除コード"87654321"を入力し、新しいPINコード"1234"を設定する
# unlock wwan pin-code Pin unlock code:87654321 New pin code:1234 SIMカード上のPINコードをNew pin codeに変更しても良いですか?(Y/N)Y PINロック解除に成功しました
従量制サービス等で接続時に、意図せずに高額な料金が発生しないよう通信時間とデータ長に上限を設定することができます。上限値は以下のコマンドで設定可能です。コマンド未設定時には初期値で制限がかかります。
上限に達した場合、通信中であれば通信を強制終了し、それ以後は発信・接続できません。 通信制限を解除するにはclear wwan access limitationコマンドを発行するか、システムを再起動してください。
さらに上記コマンドでは通信時間やデータ量を一定期間累積し、累積値を見て警告を発したり制限をかけることも可能です。累積期間はwwan access limit durationコマンドで設定できます。警告が発生しているかどうかはshow status wwanコマンド、またはshow status wan1コマンドで確認できます。
累積による制限がかかった場合でも、累積期間内の通信時間やデータ量が時間の経過に伴い上限値を下回った場合には制限が解除されます。制限値に達したかどうかや、警告の発生・解除などはログ表示します。
また、以下のコマンドでは通信がない状態を検出して回線を自動で切断することができます。各コマンドはそれぞれデータ受信がない状態、データ送信がない状態、データ送受信がない状態が一定時間続くと回線を自動で切断します。コマンド未設定時には初期値で回線が切断されます。
内蔵無線WANに関する情報(接続状態やトラフィック量など)は、SNMPで取得することができます。
yamahaRT(1.3.6.1.4.1.1182.2) : +- yamahaRTInterfaces(1.3.6.1.4.1.1182.2.3) +- yamahaRTInterfaces(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.0) [TRAP] | +- yrIfIsdnStatusChange(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.0.1) : : : | +- yrIfWwanModStatTrap(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.0.10) | +- yrIfNumber(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.1) : : +- yrIfWwanTable(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27) | +- yrIfWwanEntry(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1) | +- yrIfWwanIndex(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1.1) | +- yrIfWwanStatus(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1.2) | | 接続状態 | +- yrIfWwanLastCallInterface(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1.3) | | 最後に接続したインターフェース | +- yrIfWwanReceived(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1.4) | | 受信パケット数 | +- yrIfWwanTransmitted(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1.5) | | 送信パケット数 | +- yrIfWwanLastCallTime(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1.6) | | 最後に接続した日時 | +- yrIfWwanLastCallConntTime(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.27.1.7) | 最後に接続したときの通信時間 | +- yrIfWwanModTable(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28) | +- yrIfWwanModEntry(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1) | +- yrIfWwanModIndex(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.1) | +- yrIfWwanModPower(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.2) | | 無線WANモジュールの電源 | +- yrIfWwanModImei(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.3) | | IMEI | +- yrIfWwanModMsisdn(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.4) | | 電話番号 | +- yrIfWwanModNwStat(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.5) | | ネットワーク状態 | +- yrIfWwanModRAT(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.6) | | 無線通信方式 | +- yrIfWwanModAntLevel(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.7) | | アンテナ本数 | +- yrIfWwanModIpAddress(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.28.1.8) | IPアドレス | +- yrIfWwanDisplayAtMib2(1.3.6.1.4.1.1182.2.3.29)
SNMPの詳細は以下の文書を参照してください。
ルーターの操作で確認した内蔵無線WANモジュールの電波受信レベルに応じてSNMPトラップを送信することができます。取得した電波受信レベルのアンテナ本数が任意に設定した閾値以下であった場合にトラップを送信します。
例えば、アンテナ本数の閾値が2であった場合、ルーターの操作で確認した内蔵無線WANモジュールの電波受信レベルのアンテナ本数が2、1、0、圏外であった場合にトラップが送信されます。ただし、電波強度トラップの送信が許可されていない場合はトラップは送信されません。
以下のコマンドでトラップ送信の設定を行うことができます。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 内蔵無線WANモジュールを使う(電源ON) |
off | 内蔵無線WANモジュールを使わない(電源OFF) |
内蔵無線WANモジュールを使うか否かを設定する。onに設定されている時は内蔵無線WANモジュールに電源が供給され機能が有効になる。
本コマンドで内蔵無線 WAN モジュールへの電源供給を設定してから実際にモジュールが使用できる状態になるまで、最大で数十秒掛かる場合がある。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 内蔵無線WANモジュールの無線通信機能を有効にする |
off | 内蔵無線WANモジュールの無線通信機能を無効にする |
内蔵無線WANモジュールで無線通信機能を有効にするか否かを設定する。offに設定されている時、内蔵無線WANモジュールは電波を出さない。
本コマンドは、wwan-module useコマンドにより内蔵無線WANモジュールに電源が供給されている場合に有効となる。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 電波受信レベルの取得を許可する |
off | 電波受信レベルの取得を許可しない |
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 出力する |
off | 出力しない |
trans | 圏内、圏外の遷移が発生したときだけ出力する |
設定値 | 説明 |
---|---|
1..3600 | 秒数 |
off | 定期的に取得しない |
設定値 | 説明 |
---|---|
1..1000 | 回数 |
infinity | 無制限 |
電波の受信レベルを取得する際の諸設定を行う。wwan-module signal-strength goコマンドによる取得では、本コマンドの設定が適用される。
また、INTERVALオプションでは、秒数及び回数をカンマで区切って指定することができる。INTERVALオプションで秒数及び回数を指定した場合は本コマンド設定後、指定回数に応じて定期的に取得する。定期的に取得した結果はshow status wwan-module signal-strengthコマンドで確認できる。
なお、データ通信の開始直前と終了直後は本コマンドの設定に関係なく取得される。定期的に電波の受信レベルを取得する場合、SYSLOGオプションにtransを指定していると、電波レベルが圏外から圏内、または圏内から圏外へと遷移したときだけSYSLOGに出力する。onを指定した場合には、取得した受信レベルを毎回SYSLOGに出力し、それに加えて、電波レベルが圏外、圏内への遷移が発生したときも出力する。
内蔵無線WANモジュールの電波の受信レベルを取得する。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | SYSLOGを出力する |
off | SYSLOGを出力しない |
内蔵無線WANモジュールに対して発行したATコマンドをSYSLOGに出力する否かを設定する。
併せてsyslog debug on の設定が必要となる。
設定値 | 説明 |
---|---|
usb1 | USB1インターフェース |
wwan-module | 内蔵無線WANインターフェース |
指定したインターフェースに接続された携帯端末または内蔵無線WANモジュールに、ATコマンドを直接発行する。
内蔵無線WANモジュールを再起動する。
設定値 | 説明 |
---|---|
module-info | 内蔵無線WANモジュールの内部情報を表示する |
radio-info | 内蔵無線WANモジュールの無線接続状態を表示する |
pdp-info | 内蔵無線WANモジュールのモバイルネットワーク接続状態を表示する |
設定値 | 説明 |
---|---|
detail | 内蔵無線WANモジュールの動作状態を詳細情報も含めて表示する。 |
内蔵無線WANモジュールの動作状態を表示する。INFOの指定を省略した場合は全ての情報を表示する。
detailはRev.15.00.03以降のファームウェアで使用可能。
wwan-module signal-strengthコマンドの設定で定期的に電波の受信レベルを取得した場合、取得結果を最大256件表示する。256件を超えた場合は古い情報から削除される。このコマンドでは、通常は取得時刻の古いものから順に結果を表示するが、reverseを指定することで新しいものから表示させることができる。
設定値 | 説明 |
---|---|
wan1 | WANインターフェース名 |
設定値 | 説明 |
---|---|
usb1 | USBポート |
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号 |
指定したWAN インターフェースについて実際に使用するインターフェースを設定する。内蔵無線WANインターフェース番号にはwwan selectコマンドで設定したインターフェース番号を記載する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号 |
none | 内蔵無線WANインターフェース番号を選択しない |
内蔵無線WANインターフェースの設定や表示をグループ化する際のインターフェース番号を設定する。以降プロンプトには、console prompt コマンドで設定した文字列と番号が続けて表示される。
none を指定すると、プロンプトに番号を表示しない。
この操作コマンドは一般ユーザーでも実行できる。
no wwan select コマンドはwwan select none コマンドと同じ動作をする。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号 |
all | すべての内蔵無線WANインターフェース |
内蔵無線WANインターフェースを使用できる状態にする。工場出荷時、すべての内蔵無線 WAN インターフェースは disable 状態なので、 使用する場合は必ずこのコマンドで enable 状態にしなければならない。
必ず、1. wwan disable、2. disconnect、3. wwan の設定変更、4. wwan enable、5. connect の手順を踏んで設定を変更する。
wwan enable コマンドを実行すると内部情報の初期化が行われる。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号 |
all | すべての内蔵無線WANインターフェース |
内蔵無線WANインターフェースを使用できない状態にする。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 常時接続する |
off | 常時接続しない |
内蔵無線WANインターフェースについて、常時接続するか否かを設定する。また、常時接続での通信終了時に再接続を要求するまでの時間間隔を指定する。常時接続に設定されている場合には、起動時に接続を実施し、通信終了時には再接続を行う。接続失敗時あるいは通信の異常終了時にはTIMEに設定された時間間隔を待った後に再接続の要求を行い、正常な通信終了時には直ちに再接続の要求を行う。SWITCHがonに設定されている場合には、TIMEの設定が有効となる。TIME が設定されていない場合にはTIMEは60になる。
内蔵無線WANインターフェースで使用するアクセスポイント名(Access Point Name)を設定する。
wwan access-point name mopera.net
設定値 | 説明 |
---|---|
pap | PAPによる認証を行う |
chap | CHAPによる認証を行う |
none | 認証プロトコルを使わない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、携帯電話通信網への接続時に使用する認証タイプを設定する。
内蔵無線WANインターフェースにおいて、携帯電話網への接続時に使用するユーザー名とパスワードを設定する。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 内蔵無線WANから自動発信する |
off | 内蔵無線WANから自動発信しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、自動接続するか否かを設定する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-21474836 | 切断までの時間(秒) |
off | タイマを設定しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、データ受信がない場合の切断までの時間を設定する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-21474836 | 切断までの時間(秒) |
off | タイマを設定しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、データ送信がない場合の切断までの時間を設定する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-21474836 | 切断までの時間(秒) |
off | タイマを設定しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、データ送受信がない場合の切断までの時間を設定する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-2147483647 | 送受信するパケットデータ長の上限値(バイト) |
off | 制限しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、1回の接続で送受信するパケットのデータ長の上限値を設定する。上限に達した場合は通信を強制的に切断する。ALERTを指定して上限に達する前に警告を発生させることができる。警告はログに表示される。
LENGTH、ALERT パラメータの後ろに 'k' または 'M'、'G' をつけると、それぞれ k バイト または M バイト、G バイト として扱われる。バイト数は、1024バイトが1kとして計算される。
内蔵無線WANモジュールのパケット通信は128バイトごとに課金されるが、ルーターと内蔵無線WANモジュール間で送受信されるデータが128バイト単位である保証はない。例えばルーターが 512 バイト(128 バイト×4)のデータを送受信したとしても、4 パケット分の通信料金である保証はなく、携帯網ではそれより多くのパケットに分割されて送受信されている可能性がある。
したがって、本コマンドで設定するデータ長はあくまで目安にしかならないので注意が必要である。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-2147483647 | 通信時間の上限値(秒) |
off | タイマを設定しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、1 回の接続の通信時間の上限値を設定する。上限に達した場合は通信を強制的に切断する。本コマンドはwwan disconnect timeコマンドとは独立して動作する。ALERTを指定して上限に達する前に警告を発生させることができる。警告はログに表示される。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-2592000 | 通信制限の累積対象期間(秒) |
off | 過去の全期間を対象とする |
内蔵無線WANインターフェースにおいて累積通信時間や累積データ長に基づく通信制限を行う場合に、本コマンドにより累積期間を設定する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-2147483647 | 送受信する累積パケットデータ長の上限値(バイト) |
off | 制限しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、送受信するパケットの累積データ長の上限値を設定する。上限に達した場合は通信を強制的に切断し、その後の通信もブロックする。
LENGTH、ALERT および ALERT_CANCEL パラメータの後ろに 'k' または 'M'、'G' をつけると、それぞれ k バイト または M バイト、G バイト として扱われる。バイト数は、1024バイトが1kとして計算される。
累積値は、show status wan1コマンドで、現在までの累積パケットデータ長を確認できる。ALERTで警告値を設定すると、その警告値を上回った時にログに表示することができる。またwwan access limit durationコマンドで累積期間を設定している場合には、ALERT_CANCELで指定した警告解除値を下回った時にログに表示することができる。警告解除値を指定しない場合は、期間累積のデータ長が0になるまで警告を解除しない。
警告値は上限値よりも小さく、警告解除値は警告値よりも小さくなければならない。内蔵無線WANモジュールのパケット通信は128バイトごとに課金されるが、ルーターと内蔵無線WANモジュール間で送受信されるデータが128バイト単位である保証はない。
例えばルーターが512 バイト(128 バイト×4)のデータを送受信したとしても、4パケット分の通信料金である保証はなく、携帯網ではそれより多くのパケットに分割されて送受信されている可能性がある。したがって、本コマンドで設定するデータ長はあくまで目安にしかならないので注意が必要である。offを設定したときは警告が表示される。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-2147483647 | 累積通信時間の上限値(秒) |
off | タイマを設定しない |
内蔵無線WANインターフェースにおいて、累積時間の上限値を設定する。上限に達した場合は通信を強制的に切断し、その後の通信もブロックする。本コマンドはwwan disconnect timeコマンドとは独立して動作する。
累積値は、show status wwanコマンドで、現在までの累積通信時間を確認できる。ALERTで警告値を設定すると、その警告値を上回った時にログに表示することができる。また、wwan access limit durationコマンドで累積期間を設定している場合には、ALERT_CANCELで指定した警告解除値を下回った時にログに表示することができる。累積通信時間が警告値に達している間は再接続できない。警告解除値を下回ると再接続できる。警告解除値を指定しない場合は、期間累積の接続時間が0になるまで警告を解除しない。UNITでminuteを指定すると、接続時間を分単位で算出する。秒単位は切り上げられる。
警告値は上限値よりも小さく、警告解除値は警告値よりも小さくなければならない。wwan access limit durationが設定されている場合、UNIT=minuteを指定しても、期間内累積時間は、秒単位で加算される。offを設定したときは警告が表示される。
設定値 | 説明 |
---|---|
auto | 通信方式を3G/LTEの自動選択に設定 |
3g | 通信方式を3Gに固定 |
lte | 通信方式をLTEに固定 |
設定値 | 説明 |
---|---|
1,6,8,9,11,19 | 3Gのバンド番号 |
設定値 | 説明 |
---|---|
1,3,8,11,18,19,21 | LTEのバンド番号 |
内蔵無線WANで使用する通信方式(RAT)とバンドを設定する。バンドは設定したいバンド番号をコンマ区切りで指定する。 通信方式のみ指定した場合、バンド設定には指定した通信方式のバンド番号の初期値が設定される。 通信方式をautoにし、かつバンド設定も行う場合、3G_BAND, LTE_BANDのそれぞれに少なくとも1つ以上のバンドを指定しなければならない。
本コマンドで設定を変更する場合、網に接続していない状態で変更することを推奨する。 網に接続した状態で設定を変更した場合、網と切断されることがある。
通信方式を3Gに固定した場合、通信事業者によっては接続できない場合がある。
特定のバンド番号のみを設定する場合は、通信事業者がサービスを実施しているバンドを確認してから設定することを推奨する。
本コマンドはRev.15.00.03以降のファームウェアで使用可能。
3Gのバンド番号 8,9,11 及びLTEのバンド番号 8,11,18 はRev.15.00.10以降のファームウェアで使用可能。
内蔵無線WANで使用するSIMカードにPINコードが必要な場合に本コマンドで設定する。
PINコード認証を行うか否かはenable wwan pin-auth, disable wwan pin-authコマンドで設定する。
SIMカードに登録されたPINコードと本コマンドの設定が一致せず3回連続して失敗すると、自動的にPINロック状態になる。
PINロックの解除はunlock wwan pin-codeコマンドで可能。
SIMカードのPINコード認証を有効にする。PINコード認証を有効にする時に、PINコードの入力が必要となる。
PINコード認証を有効にした場合は、wwan pin codeコマンドを設定する必要がある。設定しない場合は次回の PINコード認証でエラーとなる。
PINコードの入力を3回連続で間違えると、自動的に PINロック状態になる。
PINロックの解除はunlock wwan pin-codeコマンドで可能。
#enable wwan pin-auth pin code:0000 PIN コード認証を有効にしました
SIMカードのPINコード認証を無効にする。PINコード認証を無効にする時に、PINコードの入力が必要となる。
PINコード認証を無効にした場合は、wwan pin codeコマンドの設定は不要になる。
PINコードの入力を3回連続で間違えると、自動的に PINロック状態になる。
PINロックの解除はunlock wwan pin-codeコマンドで可能。
#disable wwan pin-auth pin code:0000 PIN コード認証を無効にしました
SIMカードに設定されている PINコードを変更する。PINコードを変更する時に、旧PINコードと新PINコードの入力が必要となる。
PINコードを変更した場合は、wwan pin codeコマンドに反映する必要がある。反映しない場合は次回の PINコード認証でエラーとなる。
PINコードを変更する場合は、PINコード認証が有効状態のSIMのみ変更可能。
PINコードの入力を3回連続で間違えると、自動的に PINロック状態になる。
PINロックの解除はunlock wwan pin-codeコマンドで可能。
#change wwan pin-code Old pin code:0000 New pin code:1234 SIM カード上の PIN コードをNew pin codeに変更しても良いですか?(Y/N)Y PIN コードを変更しました
PINロック状態を解除する。PINロック状態を解除する時に、PINロック解除コードと新PINコードの入力が必要となる。
入力した新PINコードは、wwan pin codeコマンドに反映する必要がある。反映しない場合は次回のPINコード認証でエラーとなる。
PINロック解除コードの入力を10回連続で間違えると、完全にロック状態になる。
完全ロック状態になった場合は、使用できなくなるため注意が必要である。
#unlock wwan pin-code Pin unlock code:12345678 New pin code:0000 SIM カード上の PIN コードをNew pin codeに変更しても良いですか?(Y/N)Y PIN ロック解除に成功しました
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号(省略時は現在選択してる番号) |
内蔵無線WAN接続の状態を表示する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号(省略時は現在選択してる番号) |
wwan access limitコマンドによって発信制限がかかったインターフェースに対し、制限を解除して再び発信できるようにする。
電源の再投入でも発信制限は解除される。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号(省略時は現在選択してる番号) |
指定した内蔵無線WANインターフェース番号に関するアカウントを表示する。
設定値 | 説明 |
---|---|
1-30 | 内蔵無線WANインターフェース番号(省略時は現在選択してる番号) |
指定した内蔵無線WANインターフェース番号に関するアカウント情報および通信履歴をクリアする。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 対象の DNS サーバーへの通信を EDNS で行う |
off | 対象の DNS サーバーへの通信を DNS で行う |
DNSサーバーアドレスを取得するインターフェースを設定する。
このコマンドでインターフェース名が設定されていると、DNSで名前解決を行うときに、指定したインターフェースで
内蔵無線WANモジュールから取得したDNSサーバーアドレスに対して問い合わせを行う。
内蔵無線WANモジュールからDNSサーバーアドレスを取得できなかった場合は名前解決を行わない。
他のコマンドでもDNSサーバーが設定されている場合は、最も優先順位の高いコマンドの設定が使用される。
DNS サーバー を設定する各種コマンドの優先順位は、本章冒頭の説明を参照。
edns オプションを省略、または edns=off を指定すると、対象の DNS サーバーへの名前解決は DNS で通信を行う。
edns=on を指定すると、対象の DNS サーバーへの名前解決は EDNS で通信を行う。
edns=on で名前解決ができない場合、edns=off に変更すると名前解決できる場合がある。
EDNSはバージョン 0 に対応。
この機能は指定したインターフェースが 内蔵無線 WAN モジュールとBind されていなければならない。
edns オプションは以下の機種およびリビジョンで使用可能。
NVR700W は Rev.15.00.17以降。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | 鳴らす |
off | 鳴らさない |
内蔵無線WAN機能に関連するアラーム音を鳴らすか否かの設定する。
設定値 | 説明 |
---|---|
on | トラップを送信する |
off | トラップを送信しない |
設定値 | 説明 |
---|---|
0..3 | トラップ送信対象となる電波強度のアンテナ本数閾値 |
省略時 | 圏外 |
内蔵無線 WAN モジュールの電波強度トラップを送信するか否かを設定する。 自動/手動に関わらず、ルーターが電波強度を取得した時にトラップ送信が許可されており、 電波強度のアンテナ本数が閾値以下であった場合にトラップが送信される。
トラップは yrIfWwanModStatTrp が送信される。
アラーム鳴動パターンの一覧を以下に示します。
状況 | 鳴動パターン |
---|---|
SIMカードが未挿入の状態で内蔵無線WANモジュールが起動されたとき | ピー、ピー |
SIMカードのPIN認証に失敗したとき | ピー、ピー、ピー、ピー |
内蔵無線WANモジュールの初期化が完了し、網に接続する準備が出来たとき | ピピ(高音→高音) |
内蔵無線WANモジュールの初期化に失敗したとき | ピー、ピー、ピー、ピー |
使用できないSIMカードが挿入されているとき (PINロック、PIN完全ロック状態など) |
ピー、ピー、ピー、ピー |
状況 | 鳴動パターン |
---|---|
内蔵無線WANモジュールが網に接続したとき | ピピ(低音→高音) |
内蔵無線WANモジュールが網への接続に失敗したとき | ピピ(高音→低音) |
内蔵無線WANモジュールが網から切断したとき | ピピ(高音→低音) |
内蔵無線WANモジュールが網からの切断に失敗したとき | ピピ(低音→高音) |
本機能において出力されるSYSLOGメッセージの一覧を以下に示します。
レベル | 出力メッセージ | 内容 |
---|---|---|
INFO | [WWAN-MODULE] Power on | 内蔵無線WANモジュールの電源がONになった |
[WWAN-MODULE] Power off | 内蔵無線WANモジュールの電源がOFFになった | |
[WWAN-MODULE] Recovery processing was carried out | 内蔵無線WANモジュールの電源OFF -> ONによる再起動処理が実行された | |
[WWAN-MODULE] Initialization completed | 内蔵無線WANモジュールの初期化が完了した | |
[WWAN-MODULE] SIM detected | SIMカードがルーターに挿入された | |
[WWAN-MODULE] SIM removed | SIMカードがルーターから抜去された | |
[WAN1] WWAN module can't be prepared. Call request is rejected | 内蔵無線WANモジュールが起動されていないときに発呼要求した | |
[WAN1] Calling APN with wwan-module1 | 設定された接続先にアクセス中 | |
[WWAN] Obtained XX.XX.XX.XX: WAN1 primary | 網に接続し、IPv4アドレスの獲得ができた | |
[WAN1] Disconnecting, cause [STRING.] | 網からの切断を要求した | |
[WAN1] Disconnected, cause [STRING.] | 網からの切断が完了した | |
[WWAN] Signal strength (0-3): 3 [|||] (wwan-module1) | 電波受信レベル取得要求に対する結果(圏内時、レベルに応じた数値(0-3)が表示される) | |
[WWAN] Signal strength (0-3): - [No service] (wwan-module1) | 電波受信レベル取得要求に対する結果(圏外時) | |
[WWAN] Signal strength (---): ERROR MESSAGE | 電波受信レベル取得要求に対する結果(エラー発生時) | |
[WWAN] Limitation alert by LIMIT TYPE | LIMIT TYPEによる通信量制限時に、設定した警告値に達した | |
[WWAN] Limitation alert canceled by LIMIT TYPE | LIMIT TYPEにおける期間累積監視に関する警告が解除された | |
[WAN1] Call request is rejected due to time limitation | 累積時間によって発信制限がかかった | |
[WAN1] Call request is rejected due to length limitation | 累積データ長によって発信制限がかかった | |
[WAN1] Connection closed due to time limitation | 累積時間到達によって、網から切断された | |
[WAN1] Connection closed due to length limitation | 累積データ長到達によって、網から切断された | |
[WWAN-MODULE] Initialization failed | 内蔵無線WANモジュールの初期化に失敗した | |
[WWAN-MODULE] Temperature of a WWAN module is high. Call request is rejected | 内蔵無線WANモジュールが高温で制限が掛かったため、発呼できない | |
[WWAN] Recovery processing was started | 内蔵無線WANモジュールの再起動処理を開始した(以下のケースで出力される)
|
|
[WAN1] Recovery processing was started | 発呼要求が失敗したため、内蔵無線WANモジュールの再起動処理を開始した | |
[WWAN-MODULE] SIM not inserted | ルーターにSIMが挿入されていない | |
[WWAN-MODULE] It is waiting for the input of the PIN1 code | PINコード認証が有効になっているにもかかわらず、PINコードの設定がない | |
[WWAN-MODULE] It was PIN1 locked | PINロック状態でPINロック解除(PUK)コードを要求されている | |
[WWAN-MODULE] It is waiting for the input of the PIN2 code | PIN2コードの入力を要求されている | |
[WWAN-MODULE] It was PIN2 locked | PIN2ロック状態になっている | |
[WWAN-MODULE] PIN1 code passed, but can't use this SIM | PIN1コードを送信しても、内蔵無線WANモジュールが利用可能にならなかった(PIN2も要求された等) | |
[WWAN-MODULE] The input PIN1 code is wrong | 設定されているPINコードが間違っている | |
[WWAN-MODULE] The input PIN1 code is wrong, and PIN1 locked | 設定されているPINコードが間違っているため、PINロックされた | |
[WWAN-MODULE] Can't use this SIM | SIMカードが完全ロック状態になっている | |
[WWAN] Invalid RAT or Band settings | 内蔵無線WANモジュールに対して、不正な通信方式、バンド設定が行われた | |
DEBUG | [WWAN-MODULE] SEND [COMMAND] | ベンダーユニークコマンド、またはATコマンドを送信した |
[WWAN-MODULE] RECV [RESULT-STRING] | ベンダーユニークコマンドに対するリザルト、またはATコマンドに対するリザルトを受信した | |
[WAN1] Idle timer is expired | 送受信アイドル監視タイマが満了した | |
[WAN1] Send idle timer is expired | 送信アイドル監視タイマが満了した | |
[WAN1] Receive idle timer is expired | 受信アイドル監視タイマが満了した | |
[WAN1] Timer to wait connection is expired | 接続待ちタイマが満了した | |
[WWAN-MODULE] Temperature rose | 内蔵無線WANモジュール内の温度が温度制御閾値の上限を越えた | |
[WWAN-MODULE] Temperature fell | 内蔵無線WANモジュール内の温度が温度制御閾値の下限を下回った | |
[WWAN-MODULE] Received datagram is broken | 受信データが壊れていて、パラメータの取得に失敗した | |
[WWAN-MODULE] Received NDP entry is broken | 受信データが壊れていて、パラメータの取得に失敗した | |
[WWAN-MODULE] I/F diagnostic check is running | 内蔵無線WANモジュールとのインターフェースに問題が見つかったため診断中 |